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わたしの彼は淫魔ハンター(アリス勝利ver)

「アリス!!!」

家のドアを乱暴に開け、任務から帰ってきたウィルが部屋に飛び込んできた。

「アリス! 無事か!?」

「あ…ウィル……」

わたしのウィルが帰って来た。
ウィルの顔を見るだけで、ウィルの声を聞くだけで、
わたしの下腹部がキュンと疼くのが分かった。
早く、ウィルと愛し合いたい。早く、ウィルを犯したい。

「アリス…!? …この感じは…淫魔化…してるのか?」

「ふふっ…意外に早かったわね、ウィル?」

「マリア!!! 貴様、アリスを淫魔化したな!?」

「ええ」

「許さない…! 許さないぞ、マリア!!
 よくも、アリスを…!!!」

「うふふ…何を怒っているの?
 淫魔化はアリスちゃんが望んだことなのよ?」

「何だと!? そんな馬鹿なことがあるか!
 自ら淫魔化を望むなんて…!!」

「本当だよ、ウィル。これは、わたしが望んだこと」

「アリス、一体、何を言って…?」

「いつもわたし、ウィルにイかせてもらってばかりだったよね。
 だから、今日はそのお礼をしたいの。
 今日は、わたしがウィルを…イかせてあげる」

「アリス!!!」

「ウィル、大好き。いっぱい気持ち良くなって…」



「アリス…! …んっ、んむぅっ!!」

わたしはウィルに抱き付くと、そのまま彼の唇を奪った。
すぐに舌を彼の口腔内に進入させ、そのまま舌を動かし、舐め回した。
彼は初め戸惑っていたが、すぐに体勢を立て直し、反撃してきた。
互いに舌を絡み合わせ、相手に唾液を流し込み、そして相手の唾液を飲み込む。
いつもなら、30秒もしない内にわたしの方が脱力して、
彼に好き放題に口腔内を蹂躙され、そのままキスだけで1〜2回イかされる所だが、
今日は互角…いや、わたしの方がやや圧倒していた。

「ぷはあっ! はあ…はあ…」

やがて、我慢できなくなったウィルがキスから逃れ、呼吸を貪る。
わたしはその隙に彼をベッドに押し倒した。
いつもは、わたしの方が下になることの方が圧倒的に多いので、
彼を上から見下ろすのは新鮮な感じがした。

「アリス…」

まだ少し彼は混乱しているみたいで、わたしが彼の顔をじっと見ている間、動かなかった。

「ウィル…」

わたしは愛しい彼の名前を囁くと、ゆっくりと顔を相手の方に近付けていき、
ぺろっと耳を舐めた。

「ふわっ!?」

彼が普段聞いたこともないような可愛らしい声をあげるのを聞き、
わたしは上機嫌で、彼の耳を責め立ていく。
耳に息を吹きかけ、舌で舐め回し、耳たぶを甘噛みした。
十分に彼の耳の味を堪能した後、次は頬を舐め、唇をかすめ、首筋に吸い付いた。
ウィルはわたしの所有物だとばかりに首筋にキスマークを付けていく。

「う…く…アリス…」

ここまで、ほとんどわたしにされるがままだったウィルがついに反撃に出た。
わたしの背中と腰に手を回し、優しく撫で擦ってくる。

「ん……」

いつものわたしなら、それだけで脱力…とまではいかないが動きが鈍る所。
でも、淫魔化した今のわたしには、少し物足りなかった。
彼の愛撫に身を任せつつ、首筋に舌を這わせながら、今度は手を彼の胸に這わせる。
服の上から胸に這わせた手が突起を、乳首を見つけたので、指先でクリクリしてみた。

「うっ…」

途端に、ウィルが気持ち良さそうな声をあげた。
その声がもっと聞きたくて、わたしは片方を舌でもう片方を指で弄っていく。
服の上からでも、彼は十分に感じてくれているようで、わたしは嬉しかった。
もっと感じてもらおうと、服の中に手を入れ、捲り上げた。
そして、露わになった彼の胸を舌と手で愛撫していく。

「ひゃうっ!」

ウィルがわたしの胸を掴んだので、声が出てしまった。
そのまま乳房を優しく揉みしだかれ、思わずうっとりしてしまいそうになる。

「もう、今日はわたしがウィルを気持ち良くするって言ったでしょ?
 大人しくしてて…」

お返しに、彼の股間に手を伸ばした。
そこは既にテントを張っていて、わたしの手で撫で回してあげると、
嬉しそうにビクビクと震えるのが分かった。

「ん、しょっと…」

わたしはウィルの体の上で方向転換して、彼のズボンからペニスを取り出した。
すると、ムワッと牡の匂いが放たれ、わたしの鼻を刺激した。

「すううぅぅ………はああぁぁ………。
 ああ、ウィルの匂いがするよぉ…」

「や、やめろ、アリス! そんなこと…」

いつものわたしなら、ペニスの匂いを嗅ぐなんて、恥ずかしくてとてもできないが、
淫魔化したことで自分のしたいことが躊躇なくできるようになっているようだ。
わたしが深呼吸して彼の匂いを堪能しているのを見て、彼は制止の声を上げた。
恥ずかしがっているような感じの声だった。
いつもはわたしが恥ずかしがることの方がほとんどなので、
立場が逆転したことに、わたしは気分を良くした。

ウィルのペニスを手で掴み、そのままゆっくりと扱き上げた。
彼のモノは太くて固くてそして熱かった。
手の動きは休めずに、先端にチュッと口付ける。

「うっ…」

彼の呻き声が聞こえたので、チュッチュッと何度も口付けてあげた。
キスするたびに彼のモノが嬉しそうにピクピク震えて、とても可愛らしかった。

「あっ…」

彼の手がわたしのお尻を揉み解していくのを感じ、思わず声を漏らす。
そのままお尻を自分の顔の方に持って行き、先程のお返しとばかりに、
彼は下着の上からわたしの大切な所に口付けた。

「ああっ…!」

そのままペロペロとわたしの股間に下を這わせ、お尻を揉んでいた手の内の片方を前の方に回し、
わたしの下腹部を撫で擦った。下半身からビリビリ痺れるような感じが伝わってくる。

「ん…れろ…ぺろぺろ…ちゅうっ……んはぁ……んっ…んんっ……」

わたしも彼のペニスに舌を這わせて対抗する。
竿を舐めしゃぶり、裏筋を舌でくすぐり、亀頭に舌を押し付けた。
さらに片手でペニスを扱き、もう片手で玉袋を優しく揉んであげた。



そのまましばらくの間シックスナインの体勢でわたし達が戦いを続けていると、
彼の先から我慢汁が、わたしの膣から愛液がにじみ出てきた。

「気持ち良いんだ…ウィル? ふふっ、嬉しいよ…」

「アリスこそ、こんなに下の口から涎を垂らして、感じてるんだろう?」

「うん、感じてる。でも、ウィルにはもっと感じてもらいたいな……はむっ」

そう言って、わたしはウィルのモノを頬張った。
彼のペニスは大きいので、わたしの口には全部は入りきらない。
でも、頑張ってできるだけ多くの部分を口の中に入れた。
ウィルに気持ち良くなって欲しいから。
ウィルにイって欲しいから。

「んっ…じゅぼっ…ずっ…ずちゅうぅ…んぷ…んんんっ……」

彼のモノを咥えたまま、わたしは激しく頭を振った。
少し苦しいけど、これで彼が気持ち良くなってくれるのなら、いくらでも我慢できる。

「くうっ…アリス…!」

ウィルも負けじと下着をずらし、わたしのアソコに直接むしゃぶりついてきた。
わたしの羞恥心を煽るかのようにわざと大きな音を立てて愛液をすすり、
クリトリスの方も指で弄ってきた。

「んん〜〜〜!!!」

下半身から伝わる強烈な快感に思わずペニスを吐き出して喘ぎそうになるが、
ぐっと堪えて、ペニスへの攻撃を続行する。

「ううっ…!!」

ウィルが切羽詰まった声を上げ、ペニスがビクビクと断続的に震え始めた。
彼がイきそうなのを直感的に悟り、わたしはラストスパートをかけた。
激しく頭を振りながら、唇、舌、頬肉、全てを駆使してペニスに快楽を与えていく。

「アリス! うっ!! くうっ!!!」

「お願い、射精して! ウィル、わたしで…わたしの口でイって!!
 んんっ…じゅぶぶ…じゅるるる……ずずずっ……んうんっ…!!!」

「うわあああぁぁぁ!!!」

ウィルが大声を上げたと思った次の瞬間、わたしの口の中に熱い粘液が吐き出された。
それは、ウィルの精液。
彼が絶頂に達した証。
彼がわたしで気持ち良くなってくれた証。
わたしは一滴も零すまいと、咽喉を鳴らし精液を飲んでいった。
ウィルの精液は、熱くて濃くて粘り気があり、そして何よりも美味しかった。
以前、彼に出してもらった(わたしの体にかけてもらった)精液を
手で掬い取って飲んだことがあるが、その時は正直に言ってあまり美味しくなかったのだが、
淫魔化したことで、味覚が変わったようだ。

「うぅ…はぁ……」

長かった射精も終わり、ウィルが満足そうな気だるげな吐息をついた。
わたしは彼の出してくれた精液を全て飲み干していた。

「やっと…やっと、あなたをイかせることができた…。
 わたし、すごく嬉しい…。幸せだよ…。
 ウィルは…どうだった? その…気持ち良かった?」

「…あ、あぁ……気持ち、良かったよ…アリス」

ぼんやりとした表情で、ウィルはそう答えた。

「そう…気持ち良かったんだ。えへへ…嬉しいな」

彼の答えを聞いて、わたしはものすごく満ち足りた気分になった。



「これからは、わたしがウィルを気持ち良くしてあげる。
 今まであなたがわたしにしてくれた御礼だよ。
 だから、遠慮せずに、受け取ってね…」

「アリス…?」

「ふふっ…ウィルの…まだこんなに元気…。
 もっと、わたしに気持ち良くして欲しいんだよね?
 大丈夫…。あなたはじっとしてて、全部わたしに任せて、ね」

大量の精液を吐き出したにもかかわらず、ウィルのモノはまだ固く、立派にそそり立っていた。
そっとペニスを両手で掴むと、彼の脈動が伝わってきた。
そのまま両手をゆっくりと動かし、彼のモノを扱き上げていく。
今までわたしの口の中に入っていたので、竿に付着した唾液がローション代わりになっていた。
わたしは少しずつ手コキのペースを上げていった。

「んっ、んっ、んっ、んしょっ、んしょっと…どう? わたし、上手くできてるかな…?」

片手で竿を扱き続けながら、もう片手を上のほうに持っていき、
亀頭や雁首を撫で回してあげる。
すると、先端から先走りのお汁が出てきたので、指で塗り広げてあげた。
彼の先走りとわたしの唾液が混じり合って、ものすごくエッチな感じがした。

「うくっ…!」

ウィルが押し殺したような呻き声を上げた。

「ウィル…我慢しなくて良いんだよ。気持ち良いなら、声を出しても良いよ。
 わたしも、あなたの喘ぎ声、聞きたいな…」

今度は、玉袋に手を伸ばし、優しく揉み解してあげた。

「ここに…ウィルの精液が詰まっているんだね…」

わたしはコロコロと玉を転がして弄んだ。
その間も当然休まずに竿は扱き続けている。

「あ…う……アリ…ス……俺…もう……!」

ウィルが切羽詰った声でわたしに呼びかけてきた。
ペニスの方もビクンビクンと震えている。
彼の限界を悟った私は、手の動きを激しくした。
精液を搾り出すように、根元から先端まで力を込めて何度も何度も激しく扱き上げた。

「いいよ、ウィル…。たくさん、射精して…!
 わたしの体にいっぱいかけて…!!」

「アリス…! …っ…ああぁぁっ!!」

ウィルは大声を出しながら、精液を噴き出した。
白濁液がわたしの顔を、胸を、体を、髪を、真っ白に染め上げていく。
彼の熱と匂いが私の体を包んでいく。
もっと彼に気持ち良くなって欲しくて、もっとわたしを彼の精液で満たして欲しくて、
わたしは射精中のペニスを扱き続けた。

「うわあっ! ああっ! ふわああぁぁ!!」

ウィルはわたしが聞いたこともないような可愛い声を上げながら、精液を出し続けた。
その声を聞くと、わたしの胸とアソコがキュンとなった。
長く続いた射精もやがて終わりを迎える。
射精が収まった頃には、わたしの全身は精液塗れになっていた。
彼がわたしの手で気持ち良くなってくれた、その証に全身を包まれて、
わたしはとても幸せだった。



「う…うぅ……はあ…はあぁ……」

大量に精液を吐き出したウィルはぐったりと脱力して、荒い息をついていた。
けれど、ウィルの股間のモノはまだまだ元気で、固さを失わず、なおもそそり立っていた。

「すごい…ウィルの…まだ、あんなにも……。
 淫魔ハンターってすごいんだね」

「はあ…はあ……アリス…」

「うん、分かってるよ、ウィル。…一つになろう?」

ウィルが全てを言う前に、わたしは彼の上に跨り、ペニスをわたしの膣口に導いた。
そのままゆっくりと腰を落とし、彼のモノを下の口で飲み込んでいく。

「んっ…あなたの…やっぱり…大きいよ……うぅん…」

ゆっくり時間をかけて、ようやく全部を膣内に収めることができた。

「ふ、深い…こんな奥まで…届いてる……んっ……」

目を閉じて、下半身に集中して、彼のモノの形、大きさ、太さ、固さ、そして熱さを味わう。
普段は気持ち良すぎて、余裕がなく、すぐに快感に翻弄されてしまうので、
ゆっくり彼のモノを感じるのは、実はこれが初めてだった。
彼のペニスの脈動とわたしの膣の脈動が、お互いの鼓動が、重なり合うのが、感じられた。
しばらく、その感覚に身を委ねた後、目を開けて、彼の様子を窺ってみた。

「ふわ…ああ……」

ウィルは気持ち良さそうな顔、快感に溺れたような顔、恍惚とした顔をしていた。
彼のこんな表情を見るのは、初めてだった。
わたしが彼をちゃんと感じさせている、気持ち良くさせていることが改めて分かって、
わたしは嬉しかった。

「ウィル…そろそろ動くね…」

わたしは緩やかにうねうねと腰を動かし始めた。
ウィルとつながったまま、前後または左右に腰を揺らめかせた。
わたしの膣と彼のペニスが擦れて、気持ち良い。
彼もわたしの膣内を楽しんでくれているようだった。

続いて、わたしはゆっくりと腰を持ち上げていった。
わたしの膣口から、わたしのいやらしい愛液に塗れた彼のペニスが姿を現していく。
彼の目は結合部に釘付けとなっていた。
彼の熱い視線を股間に感じながら、抜けてしまうギリギリの所で腰を止める。
わたしの中に埋まっていたものが無くなって、少し寂しい感じがした。
だから、それを埋めるべく、もう一度、腰を落として、彼のモノを咥え込んだ。

そのまま、わたしは上下運動を続けていく。
初めは緩慢な動きだったが、だんだん速度が増していった。

「あん、あっ、あっ、あっ、ああん、ねえ、ウィル、気持ち良い?
 わたしの中、気持ち良い?」

「あう、あっ、うっ、くっ、うわっ、うわあぁ!?
 あ、アリスの中…き、気持ち良い…よ…」

「嬉しい! なら、もっと動いてあげるね…」

ウィルの言葉に気を良くしたわたしは、腰の動きをさらに激しくする。
上下に動くだけでなく、奥まで咥え込んだ状態で腰を大きく回してみたり、
亀頭だけ入れた状態で、前後左右に揺さぶってみたりした。
彼の引き締まった胸を見ると、乳首が勃っていたので、弄ってあげると、
ウィルは女の子みたいな声を上げて悦んでくれた。

「うわあ! だ、ダメだ…!! アリス…俺…俺……!!!」

そうこうしている内に、ウィルの性感が限界まで高まってきたらしく、彼が切羽詰った声を上げた。

「あ……イきそうなの、ウィル?
 …うん、良いよ…。そのまま、わたしの膣内に射精して…!
 わたしを、ウィルでいっぱい満たして…!!」

わたしは膣の締め付けを強め、激しく腰を振り乱しながら、ウィルを絶頂へと導く。
わたしと彼がつながっている所が奏でる淫らな音楽がいよいよクライマックスを迎え、
彼のモノがわたしの中でぐぐっと大きくなった。

「アリス……イ、イくっっ!!!」

わたしの膣内がウィルの熱い精液で満たされていく。
ペニスの先から噴き出される精液がわたしの子宮口を叩くのが、心地良い。
わたしは腰の動きを止め、彼の絶頂を受け止めた。
目を閉じて、わたしの体が彼で満たされていくのを感じていく。
初めて彼の精液を、彼の絶頂の証を膣内で受け止めることができて、
わたしは、女に生まれてきたことと彼に出会えたことに感謝した。

「やっと、ウィルに膣内射精してもらえた…。
 わたし、あなたに中出ししてもらうのが夢だったの…。
 その夢が叶って、わたし、とっても幸せだよ…」

わたしはウィルとつながったまま、彼の顔にわたしの顔を近付け、そっと口付けた。

「ウィルが今までわたしをイかせてくれた分、わたしがあなたをイかせてあげる…。
 ウィルが今までわたしを愛してくれた分、何倍にもして返してあげる…。
 これから、ずっと、一緒だよ、ウィル…。
 ずっと、永遠に、あなたと…愛し合いたい…」



わたしはウィルが好き。ウィルを愛している。
だから、わたしはウィルをイかせたい。
今までは、ウィルがわたしを気持ち良くしてくれていたけれど、
これからは、わたしがウィルを気持ち良くしてあげる。
ウィルの望むがままに、わたしの望むがままに。

ウィル…大好きだよ。
せっかくなので、アリス勝利verも書いてみました。
前置きは省略して、途中からとなっています。

BFでもなく、逆レイプでもなく、ただのらぶらぶ和姦になってしまいましたとさ。

補足:マリアは途中で空気を読んで帰ったみたいです。

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