(4階か、少しは慣れてきたみたいだけどまだまだ先は長そうだ)
サウは下り階段の終わりまで辿り着き、4階に来た
(それにしても1階からここの地形は全く変わらないな、まるでループしてるみたいだ)
周りを見回すが、やはり特に変わったところは見受けられない
(いや、自分のいるところを自覚しないとな、ここはこのダンジョンの地下4階だ、何処まで続いてるかはわからないが…行くしかない)
前を見据える
敵が、現れた
全身が緑で覆われている女性、しかし異質なのはそれだけでなく、本来髪が生えている頭のところに雑草のようなものが乱れて生えている
敵は全裸なのだが、アソコからはかなりの量の愛液が流れている、何か特殊な作用があるのか、何にしろあんなところにペニスを入れたらただでは済むまい
「人は私をドリアードと呼びます…」
女……ドリアードはぼーっとした表情でサウを見据え、少しずつ近づいてくる
「ここに…栄養を与えてください…」
いやらしく愛液が流れているアソコを指で広げて見せつけるドリアード、そのポーズに感化されペニスが起ってしまう
「あなたも…私を欲しています…」
「何だと…」
「だって…それ、切なそうですよ?」
ペニスを指差すドリアード
「だがお前は倒す、負けてたまるか」
構えるサウ
「そうですか…じゃあ行きます」
言うとドリアードは頭を下げ草木をサウに向ける
直後、草木から2本のつたがサウに向かって飛び出した!
「ッ!?」
突然の事に避けられない、つたはサウの両足にからみつき、そのまま引き寄せてくる
「うあ……」
バランスを崩し転ぶサウ、そのままズルズルとドリアードに引き寄せられていく
ドリアードの手が届くところまで引き寄せられると、そのまま騎乗位に持ち込むドリアード
「離せ…ッ!」
「まずは、これを味わってください…」
騎乗位になっただけでまだ挿入してはいないが、丁度ペニスの真上にドリアードのアソコがある
そしてアソコから出てくる愛液が、ピチャピチャとペニスの先端に落ちる
「ぐぁ…!」
愛液がペニスに染み込んでくる感触がたまらない
「な、何を…!」
「この世界のドリアードは精液直接体内に入れることを糧とします、だからこの“蕾”は男の人に快楽だけを考えてもらうように出来てるんです」
「何っ」
「そしてこの“蕾”から溢れる“花の蜜”…蜜はただのローションなんかではなく、ねっとりと、絡みついて…たまらないんじゃないですか?」
「ふざけ…うあっ」
“蜜”を浴び歓喜するペニス、だらだらと蜜とは違う液がペニスの先端から流れる
「もう我慢汁もどんどん溢れてますね、蜜でこれですから蕾にペニスを入れたら…どうなるんでしょう?」
ドリアードは人差し指を頬にあて考える仕草をする
「くっ…やめろ…」
「その表情、いいです…胸がドキドキします」
両腕で自分の体を抱くような感じで顔を赤らめるドリアード、そしてサウの両腕を掴む
「もっといい表情で、鳴き声を聞かせてください…」
直後、ゆっくりと挿入してくる!
「あああああああっ!!」
悶えるサウ、蕾は凝縮を繰り返しペニスをゆっくりと弄ぶ
そしてその凝縮から更に蜜が生まれ、亀頭から尿道へと入っていく感触
「うああぁ…」
喘ぐサウの耳に体を更に密着させ、耳に口を寄せる
「我慢しなくていいんです…栄養を下さい」
「っ!」
そして耳に舌を入れられた瞬間、何かが弾けた
ドピュピュピュピュピュピュッ!!!
ドリアードの中へと迸る白濁液、激しく吸引する蕾
「ああ…満たされます……」
目を瞑り恍惚の表情で更に強くサウを抱きしめるドリアード
サウに反応はない、黙って快楽に身を任せているのか、気絶しているのか
ピュッ、ピュッ、ピュッ……
残りカスを全て吸い取ると、ドリアードは蕾からペニスを抜き取り、立ち上がる
サウのペニスは蜜と精液でトロトロな感じだ
「はぁ……はぁ」
フラフラしながら、なんとかサウも立ち上がる
「私の蕾の中で意識を失わないなんて…凄い精神力ですね」
微笑みながらドリアードは言う
(あの“蕾”にペニスを入れたら最後だ…気持ちよすぎる)
さっきのとろけるような快感を思い出し、またペニスが起ってくる
「ついでに体力も凄い…もう起ってきてますね、そんなにもう1回味わいたいんですか?」
(冗談じゃない、蕾以外のところに弱点はある筈だ…それを探し当てないと)
「なら、希望通り…養分を頂きます」
再び二本のつたがサウの足首を狙い飛びかかる
「くっ!」
横っ飛びで回避、だが追撃してくる
「なら!」
足を狙うつた、足を退いて上半身が前に出るように転ぶ
狙いどおり、後方に行った足を見失ったつたを手でつかむ
「あっ!?」
つたを捕まれては身動きが取れないドリアード、つたを戻すしかない
だが手でつかんでれば足首の時とは違いバランスを保ち、立ち上がることもできる
「これでっ!」
つたの引き寄せで立ったまま近づき、そのままドリアードを押し倒す
「正常位の体制なら、蕾も怖くない」
「……」
押し黙るドリアード、今のうちに弱点を探さないと
胸を揉み、乳首を弄ぶ
「あんっ……やめてぇ……」
顔を紅潮させ首を振る、ここが弱点のようだ
サウは勢いにのり、更に乳首を口に含み、吸う
「はあん…」
脱力していくドリアード、あと少しでイカせそう
勝利を確信した時だった、だが
「……油断は、禁物、です」
ドリアードが、ゆっくりと微笑む
次に喘いでいたのは
「あぐっ…」
サウだった、さっき手に掴んでいたつた、離していた間に、それがアナルを攻撃している
中から来る快感に、脱力し、ドリアードの体に倒れる
「さて…」
上下逆転、サウのペニスはドリアードの右手に捕らえられている
「このまま一気に蕾で吸い取って楽にしてあげてもいいんですけど…遊んであげます」
左手で自分のアソコを軽くなぞり、蜜をつける
「受けてください」
そしてその左手でペニスをしごいてきた
「……っ」
手に着いている蜜がローションの役割を果たす、しかもその効力は通常のローションの比ではない
更に左手で玉袋をやわやわと揉んでくる
さっき中に入れたほどの大ダメージではないが、快感があるのにはかわりない
反撃したいが、騎乗位の上にさっきのつたがまた足にからみついている、脱出は難しい
「気持ちいいですか?」
ドリアードは左手でペニスをしごきつつ、玉袋にキスしてきた
チューチューと吸われるのが気持ちよく、力が抜けてくる
「もう限界でしょう?我慢汁もこんなに出て…」
先端を指先でなぞり、糸を引いてるのを見せる
実際限界が近い、指で亀頭を愛撫してくるのがたまらない
「ぐっ……もう」
「イキそう?でもイカせてあげません」
ドリアードはパッと手からペニスを離してしまう、後に残るのは射精感を失ったどうしようもない疼きと切なさ
「何…」
「言ったでしょう?“遊んであげる”って…あなたの精神まで屈服させます、完膚なきまでに」
言うと再びドリアードは左手でペニスをしごいてくる
「うぐあっ……よせ……」
「イカせてほしければ「イカせてください」って言ってくださいね?耐えれますか?」
射精前のくすぐったさがギリギリこみあげないところでドリアードは手を離す
それを何回も繰り返してくる
「頑張りますね…でももう限界でしょう?私の草からは脱出不可能、これは無間地獄…いえ、天国と言った方がいいですか?」
「うっくっ……」
サウも必死に耐えていたが、理性を失うのにそう時間はかからなかった
「イカせて、くれ……」
「はい、よく言えました、ご褒美です」
ドリアードはペニスを口に含むと舌をペニス全体に絡めて吸引してくる
「ああああああああああああああっ!!」
行き場のなかった疼きを暴発させるかのごとく、ペニスから激しく精液が飛ぶ
ドリアードはそれを目を瞑りコクコク飲む
「我慢しただけあって、たくさんの栄養……美味しいです」
全部飲んだドリアードはそのまま騎乗位の体制になる、一気に三発目を奪い取り終わらせる気らしい
だが、それは紛れもない“油断”だった
「ひゃうん!」
喘ぐドリアード、サウは下から胸を揉み、乳首を指先で転がしていた
「さっきは快楽で全く動けなかったが…射精した直後の今なら別だ、足だけしか封じなかったのは君のミスだったな」
「まさか…狙っていたの、ですか……!?」
頬を紅潮させながら言うドリアード
「ドリアードというのは敵の中でも特に精液を欲する部類、精を栄養と言うぐらいだからな、だが、それによる極度の満足感による油断…それがお前の敗因だ!」
「あ、ひゃあああああああああああっ!!」
絶頂を迎えたドリアード、白い光に包まれる
「まさか…私が負けるなんて…」
「お前は強かった、一度の戦いで2回イったのはお前が始めてだ」
「それは光栄です…お礼と言っては何ですが、最後にいいことを教えてあげます」
「…」
「このダンジョンを作った者…ですが、我らは“女王”と呼んでいます」
「……女王、そいつがこのダンジョンの親玉なのか」
「そうですね、そしてこの下、5階にいるのが女王直属の部下“四天王”が一人、サラマンダー様です」
「四天王?」
「四天王…名前の通り4人の女性から成り立つのですが、いずれも精鋭揃いの強敵」
「……」
「いくらあなたでも…四天王相手では苦戦は免れません、心してかかることですね……」
「……やってやるさ、そして必ず勝ってみせる」
サウは決意のある声で言い、ドリアードを見据える
「そうですか、その信念があれば、あるいは…気をつけて進んでください」
そして、ドリアードは消えていった
「ドリアードをも倒すとは、こりゃ本物かもしれねぇな……」
サウがいる一つ下の階、扉を背にサラマンダーはいた
赤に燃える瞳、そして、笑う
「いいだろう、このサラマンダーが直々に手前の実力を見てやるよ」
引き締まった肢体が、ゆっくりと動いた
続く
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