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セックスバトルダンジョン 2 再up

降りる階段の途中、サウは考えていた
一階で倒したあのバニーガールはまだ人間の形のほうが強い女だったが
ここは異形の女がいる洞窟を言われているぐらいだ、姿が変質した女もいるに違いない
そいつらがどんな特殊な力を持っているのかわからないが……
(いずれにせよ、気をひきしめていかないとな)
サウは気合を入れ直すように心の中で言う
この洞窟は地下何階まであるかわからない
負けてきた男達はみなこの洞窟の中で起こった記憶が抹消されるためである
しかし、「時間の流れ」が違うということが一つわかっている
この洞窟で流れる時間は地上の世界で流れる時間の10分の1の早さなのだ
つまりここの10秒は、向こうの1秒ということになる
そのため時間のことを気にする必要はないと言っていい




2階に辿り着いた、1階とほぼ同じの広間である、地面も天井も床もやわらかい
1階に着ていたものはそのままにしてきたが、異形の女相手に壁になるとは思えない
(なら、防御力は下がるが、確実にダメージを与えられる体制にしておいた方がいいな)
女も恐らく全裸でないと完璧な攻撃力は出せないと思う
それに正々堂々と戦いたいという心がサウの中にはあった
やがて、敵が向こうの扉から現れた
1階のバニーガールと違い、最初から全裸の女性だ、ふわふわした長い髪をしている
だが
「……?」
サウは相手の姿に少なからず驚いていた
女の体は全体が少し薄い水色だった、明らかに普通の人間とは違う
そして奥の方の扉などがその体を通して透けて見える
「ゴメンなさい、驚かせちゃいましたか?」
礼儀正しい言い方で微笑みながら、その女性は言った
「いや、しかし君は…」
「えーと、一応スライムガールって名前なんですよ、聞いたことありません?」
スライムガール
なるほど、噂には聞いたことがある、ゼリーのようなぷにぷにした肌を持っており
触れただけで男によってはその感触に病みつきになり、ほとんど簡単にイカせられてしまうとか
レベルの高いスライムガールならば、男の体を自分の体に取り込み、全身愛撫も出来るらしい
反撃は不可能、捕まったらイカされるまで脱出できない凶悪な技である
なるほど、異形の女という感じが出てきた
(明らかにさっきのバニーガールとはレベルが違う…慎重にいかないとな)
構えるサウ
「そんなに緊張しなくても、私はそこまで力のあるスライムガールじゃないんで大丈夫ですよ?」
「君は俺を今からイカせようとするんだろ?なら倒すだけだ」
「そうですか、じゃあ行きますよ?」
スライムガールも準備OKという感じだ
「来い…!」
戦いが始まった、先に仕掛けたのはスライムガール、高く飛び上がり勢いに任せてサウに強く抱きつく
フニュニュ、と柔らかい音がサウの耳に響く
「……うっ」
確かにスライムガールの肌の質感は普通の人間とは比べ物にならなかった
柔らかく、少しひんやりしたなんとも言えない感じがたまらない
サウはたまらずその場に座り込んでしまう
「私の体、どうですか?」
スライムガールはサウの首筋を優しく舐めたり耳に息を吹きかけたりと言ったじらす攻撃をしてくる
サウも負けじとスライムガールのアソコを手で責めようとする
が、ぷにぷにした体のせいで思うように指が入らない
「無駄ですよ、私は自分の体を自由自在に変質化できるんです」
スライムガールは得意げに微笑むと、少し体を下にずらしその小さな口をサウの乳首につけ
激しく吸引したり舌先でチロチロ舐めてくる
気持ちよさで自分の攻撃の手を休めてしまうサウ、更にスライムガールは交互に乳首を責めてくる
「力を抜いて…楽になって……」
スライムガールは更に右手でサウのアナルを責め、左手でペニスを掴んできた
そのままゆっくりとペニスをしごく
「うぐっ……」
指先の質感もまた普通の女性では考えられないものであり、思わず声を漏らしてしまう
更に前立腺を責められ力も抜けてくる、我慢汁が少しずつ亀頭から出てきた
「気持ちいいんですね?でもまだまだこんなものじゃありませんよ?」
指先で我慢汁をすくい取り、舐め取るスライムガール
「普通の女性の性技でも、スライムガールなら更にそれを強化できるんです」
アナルから指を抜き、体の向きを変え、シックスセンスの状態に持ち込む
「行きますよ?」
直後、スライムガールはペニスを口に入れた
「くあっ!?」
電撃のような快感に、思わず身がビクンと跳ねるがスライムガールはしっかりと上位で押さえ込む
確かに普通の女性のフェラとは違う、弾力と言うか、冷たさと言うか…明らかに異質で、桁違いの快感だ
更に舌で裏筋や尿道口などを弄ぶ
「くっそ…!」
負けじとサウも舌をアソコにいれようと反撃する
だが指の時と同じように、なかなかダメージにならない
それでも必死に舌をアソコに這わす、しっかり当てるとスライムガールの体がブルブル震える
(効いてはいる、らしいな…)
「抵抗しないで、私に精液をください♪」
「!?」
何故口にペニスを含んでいるスライムガールが喋れる!?
「言いましたよね?自由に自分の体を変質化できるって……つまり口を二つ持つことも可能なんです」
しかし二つ目の口は見えない、背中あたりにでもあるのか?
「でも、あんまり形状を変化しすぎると逆に快感がなくなりますからね、この姿でじっくりと責めてあげます」
だんだんフェラ攻撃を受けていくにつれ、深い脱力感がサウを襲い、しだいに攻撃できなくなっていく
そして舌先で尿道口に激しく円を描くように責められた時、ついにサウの限界が訪れた
「もう限界ですか?いいですよ…いっぱい出してぇ!」
「――――――――――――っ!」
ドピュドピュドピュッ!!
ペニスから白い液が迸る、スライムガールはそれを美味しそうにコクコク喉を鳴らしながら飲んでいる
「美味しいわぁ、あなたの精液……」
「………っ」
一度出してしまえばもうその余韻に浸るしかない、サウは何も言えなかった
ピュッ、ピュッ……
残りカスまで執拗に舌で責められ、吸い取られた快感に完全にサウは脱力しきっていた
スライムガールは立ち上がり、サウに微笑む
「ごちそうさま、気持ちよかったですか?」
「……くそ……ったれ…」
力が入らずあお向けのままスライムガールを睨むサウ
「体は降伏しましたが、心までは降伏してないみたいですね……そういう強い人、好きですよ」
スライムガールはそのまま出口の扉へと向かう
「少し休憩したら二回戦と行きましょうか、また新しい快感を教えてあげます、楽しみにしててください」
そしてスライムガールの気配はなくなった



(自由自在に体を変質出来る女か…)
体力も回復し、近くの壁を背に座り込みサウは考えていた
(どうやって勝つ?弱点を隠すことができるってことは、こっちに勝ち目はない…)
しかしサウの頭の中で何かが閃く
(待てよ?でもアソコを攻撃した時ダメージがあるみたいだったな……もしかしてアソコだけは変質できないのか?だったら……)
決意し、サウは立ち上がる
(推察の領域から出てないが、やってみる価値はある……あとは俺の技量次第だ……)




「覚悟はできたみたいですね」
数分後、再びスライムガールとサウは対峙していた
「行くぞ…」
「その目…何かを狙ってるみたいですね、なら今度はあなたからいらっしゃい?」
挑発するような微笑み、言われた通り、今度はサウから飛び出した
抱きつき、押し倒し、そしてアソコに舌を這わせようとする
「焦っちゃダメですよ?」
だがスライムガールは形状を変化させあっさりとサウの押さえから抜け出す
立ち上がるサウ、だが凄まじい速さでスライムガールはサウの背後に回る
「くっ!」
振り返るサウ、スライムガールは微笑み
「待ってました♪」
サウの両手を掴み、そのまま押し倒す
体全体のプヨプヨ感で、引き剥がそうとしてもより強くじっとりと絡みついてくる
「手、口と来たら……次はここですか?」
自分の胸を見つめながらスライムガールは言う
少し大きめの、Dカップぐらいの胸、更にスライムの質感で威力は倍増する
サウは後ろに這って逃げようとする
「逃がしませんよ?じっくり味わってください」
サウのペニスを掴むとそのまま胸の谷間に導く
「ぐっ…」
乳圧が直接襲い掛かる、硬直するサウ
その間に両手を腰に巻きつけ固定し逃げられないようにする
更に形状変化によって両手が手錠の片方のような感じになる、腰が手首と言ったところか
「いつまで耐えれるか、楽しみです」
ゆっくりとグラインドを始めるスライムガール
「……」
無言で耐えるサウ、さっきのフェラで多少は質感にも慣れたのか、冷静ではある
しかし脱出できない状況に変わりはない、このままではジリ貧である
「へぇ、常人にしては思ったよりずっと早く慣れましたね」
スライムガールは攻撃があまり効いてないのに随分余裕そうだ
「なら、これならどうです?」
直後、スライムガールは先端を舌で弄ってきた
“谷間の百合”というやつである
「うくっ!?」
「ウフフ、さすがにこれは効くみたいですね、どんどん喘いでください♪」
スライムガールは微笑むとよりいっそう舌の攻撃を激しくする、もちろんグラインドによる胸のしごきも忘れない
「く…」
抜け出したいが、固定の手錠がビクともしない
どんどん先端から我慢汁が出てくる
「そろそろイキそうですか?でもまだ試したいことがあるんですよね…行きますよ」
亀頭を口に含むスライムガール
「………!?」
未知なる感じに思わずスライムガールを見る
(唾液を、尿道口に入れてる!?)
直後、ちゅーーーっと激しい吸引が始まる
「うわあああっ!?」
快感に、身悶える
「こうされると気持ちいいんですね?このまま出しちゃってください♪」
二の口で何処からかスライムガールの声がする
我慢で精一杯、かろうじて意識を繋ぎとめている
だが、限界が近い
(もう、ダメだ…気持ちよすぎる……)
闘志がなくなり、快感に身を任せたくなる
だが、その時だった





あきらめるな!!






何処からか、声がした
わからない、わからないが
その時だけ、快感が消えた
「………うおおおおおおっ!!!」
「……えっ!?」
手錠が消え、自由になる
立ち上がるサウ
「そんな……もうイク寸前だった筈じゃ……」
スライムガールはこの事態に驚愕を隠せない
「俺は…負けるわけにはいかないんだ!」
サウはスライムガールを押さえ、自らのペニスをスライムガールのアソコに定める
そして、挿入
「はあうっ!?」
スライムガールの悲鳴
(やっぱり、ここが弱点か!)
そのまま激しく腰を振る
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
「こ、こんなことが……!?」
スライムガールも中で反撃してくるが、サウの怒涛の攻撃の前ではそれもあまり効果がなかった
「あ、ああああああああああああああっ!?」
そして、スライムガールは絶頂を迎えた





「信じられない…あの状態から逆転できるなんて……」
スライムガールは光と共に消えていく中、言う
「まさかあなた……」
「………?」
「……いえ、なんでもないわ、この先、私より強い敵がたくさんいるわ、気を抜かないことね」
それだけ言って、スライムガールは完全に消えていった



「……何故あの時、俺はあんな力を……」
一人になったサウは考えるが、考えたところでわかる問題でもなかった
「それもこの先に進めばわかる、か……?」
心を決め、サウは奥深くへと進むことにした





続く
(原文)
もうちょっと物語性も入れたいと思ってるんですが、どうなることやら、やれるところまで頑張ってみようとは思います
感想を下さった方、最後まで読んで下さった方、ありがとうございました

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