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セックスバトルダンジョン 1 再up

とある時代に、一つの村がある
フォルク村と呼ばれるこの村には、ある伝統があった
この村の男達は、二十歳になるまでにある修行を積まなければならない
その修行とは…「セックスで戦うため」の修行である
そして二十歳になれば、村から程ないところにある洞窟に行く
この洞窟には、謎の秘宝があり、それを二十歳になった男達は取りに行く
(ただ、複数の人が二十歳になれば生まれた年の早い順から一人一人その洞窟に赴く)
さっき言った「セックスで戦うため」の修行だが
この洞窟は地下へ潜っていくのだが、1階1階に女型の異形の魔物がおり
その女とタイマンで「バトルファック」をし、勝利すれば先へ進めるのだ
ただ、異形の女達は何かと特殊な能力を持っており、男が不利なため
男の方は2回まではイってもいいルールになっている
しかし、この伝統が始まってもう50年経つが
未だに最深部まで辿り着いた男はおらず、途中で脱落し、強制ワープで地上に返されている
(女や二十歳に満たない男、二十歳でも村の男じゃない、この試練を終えた男が入ろうとすると入り口にバリアーのようなもので入れない仕掛けになっている)
そして今年も、一人の男がこの試練に挑戦する……




「………」
男が一人、薄暗い洞窟を降りていく
優男な感じだが、その目には何か決意の炎のようなものがある
彼が今年、この洞窟に挑戦する唯一の男、サウである
修行時代では村で屈強の女戦士達を倒していた、かなりの強者である
彼はこの試練を攻略する気でいた



やがて、広い広間に出た
自分の降りてきた階段以外に、出口は少し奥の方にある扉しかない
恐らくあの奥の方が次の階に通じているのだろう
階段を下りている時は周りの壁や地面などは固かった
だがこの空間は床も壁も天井も、なにやらフワフワしたやわらかいもので出来ている
(なるほど、ここで戦うってわけか…それにしてもこんな仕掛け、一体誰がやったんだろうな?)
自分が立っている地面もフワフワしており、すこしめり込む感じがする
「よく来たわね、あなたが今年の試験者の最初の人ってわけね」
突然の声、ハッと前方を見ると向こうの扉の方から女が近づいてくる
(異形の女か!?)
姿を確認してみると人間の女体に近いが、ゲームのRPGの酒場なんかにいそうな
いわゆるバニーガールの格好をしている
「ああ、だけど俺が最初で最後らしい」
「なるほど、じゃあじっくり味わって食べてあげなきゃね……」
バニーガールが微笑む、すると後ろの階段への道に壁のようなものが出来る
(逃げ道はなくなったってわけか)
サウも覚悟を決める、着ていたシャツとパンツを脱ぎ捨て全裸になる
「それじゃあ行くわよ、私の体で存分にイっちゃいなさい…」
バニーガールはゆっくりと近づいてくる、合わせてサウも近づく
手を出したら届きそうなところまで来ると、サウはバニーガールに飛びかかり押し倒す
「随分積極的なのね、興奮しちゃうわぁ…」
サウはかまわず胸を揉む、バニーガールは特に抵抗もしてこない
サウも興奮してきたのか少しずつペニスが起っていく
(……なんだ?)
抵抗してこないことに違和感を覚える、しかしそれが一瞬のスキを生んだ
バニーガールは両手でサウの顔をつかむとそのまま自分の顔に引き寄せ、唇を奪った
(……っ!?)
いきなりの出来事で抵抗できないサウ、更にバニーガールはそのまま横に回転し上下関係を逆転させる
「フフ、行くわよ?」
唇を離すとバニーガールはサウを押し倒す格好で強く抱きしめる、そして
「……くうっ!」
「どう?気持ちいい?」
快感はやってきた、網タイツの足コキでペニスをしごいているのだ
「フフ、足コキで気持ちいいなんて…変態さんねぇ?」
「くそっ…」
なんとか離れようとするが主導権は完璧に相手にある、しかもここまで密着されていると責めにくい
考えてるうちにも体は快楽を受けつける
網タイツごしの足コキというのが逆に新鮮で、気持ちいい
「ほぉ〜ら、もう我慢汁が出てきた、いつでもイっちゃっていいのよ…?」
(くうっ………)
何か甘い匂いもする、だんだんと抵抗する力が抜けてくる
「フフ、もうイキそう?じゃあたくさん出してね」
トドメといわんばかりにペニスに擦り付ける足をよりいっそう強める
「うわあああああっ!!」
ドピュッ!ドピュッ!
サウのペニスから精液が迸った
「フフフ、たくさんイったわね」
バニーガールはサウを解放し立ち上がると、ペニスやその周りについた精液をペロペロと舐めとる
異形の女は男の精液をエサとしているのだ
「くそっ…だがまだ1回負けただけ!」
サウは立ち上がると後ろからバニーガールの体を抱きしめる
そして右手で乳首、左手でマンコを優しく責めていく
レオタードは露出が多い分、攻撃力が高いのだが防御力が低いという特徴をもつ
「はうっ……」
こんなに早く体力が回復することがバニーガールには予想外だったらしく、突然の攻撃に
回避も不可能だった
何とかバニーガールが離れようとするが、ある程度ペースを持っていけば大抵の相手は抵抗する力が失せ
快感に身を任せていく、男でも女でも同じこと
右手は左、右と時々入れ替えて乳首を攻撃する
耳に口を寄せ、言葉責めも忘れない、いくら異形とは言え、意志はある
「気持ちいいかい?抵抗しなくていいよ」
「くうっ……」
だんだん抵抗する力を失うバニーガール、そしてついに
「はああああああぁぁぁっ!!」
悲鳴に近い声を上げて、絶頂を迎えた
絶頂を迎えると、白い光に包まれながら異形は消えていく
「フフ、、なかなか体力のある男ね…気に入ったわ」
捨て台詞なのか、光の中でバニーガールは言う
「でも、体力だけでここの最深部まで行けるなんて、思わないことね……」
そしてバニーガールは完璧に消え去った



「やってやるさ……行けるとこまで」
全裸のまま、サウは次のステージへと向かう扉を開けた




続く(かもしれん)
(原文)
BFを前から読んで、自分も書いてみたくなって思いつくままに書いてみましたが、浅はかさを思い知った感じです
最後まで読んで下さった方ありがとうございました。

(再UP者・青より)
海月のコメントの通り、一氏のダンジョン再UPさせていただきました。
パスは一応あっしの名前のローマ字表記訓読みとさせていただきやした。
手元にあるのは14までです。
物書き様がたには申し訳ないですが、一気にupさせていただきやす。

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