「くそっ誰が女なんかに頭を下げるか」
「ふうん、女なんか、ね。あなたは男が女より上等な存在だと思っているの?」
転校してきてすぐにこの学校の異様な雰囲気にきづいた。男子生徒も男の先生も
まるで奴隷のように女の言うことを聞いているのだ。従順に。みっともないくらい。
そしてそれは俺にも言いつけられた。女に逆らってはならないと。
おれは男尊女卑とは言わないが男が女に負けることはカッコ悪いと思っている。
だから決して女に従わなかった。時には喧嘩沙汰になったが一歩も引かなかった。
そうこうしているうちに一ヶ月ほど経ったら女からのアプローチがぱったり無くなってしまった。
不審に思いつつも一週間もすると俺の主張が通ったのだと思い気にしなくなっていた。
そんなある日
「女生徒様の命によりあなたを拘束します」
突然数人の男子生徒に体を掴まれ抵抗することもできないまま、空き教室へと連行された。
連れて行かれた部屋の中には机もイスも何も無かった。ただ不自然に中央に、保健室にあるような
ベットがあることを除けば。案の定、俺はそこに仰向けに寝かされた。
驚いたことにベットには鉄製の輪っかが四つ、備えつけられていてそれで俺の両手と両足は拘束されてしまった。
やや高めの枕のおかげで部屋を見渡すことはできるのがせめてもの救いか。
「あんたらよう、女の命令聞いてこんなことしてなんになるの?」
俺は愚痴の一つも零したのだが誰もそれに答えることなく部屋から出て行ってしまった。
これから何が起こるのか?女の陰謀らしいが…暴力に訴えるつもりか。
ふん、いいさ。そんなことで俺は信念を曲げはしない。それくらい覚悟は決まっていた。
しばらくすると廊下の方が騒がしくなってきた。未だ入ってくる気配は無いが2人や3人いるといった感じではない。
10人以上、聞き覚えのある声がするのでクラスの女子全員が集まっているのだろうか。
「あの子達ちゃんと用意できたみたいね」
「あとでご褒美あげないと」
「さあ、みんな行くわよ」
そんな声の後ぞろぞろと女たちが入ってきた。
全員が入り終わると扉が閉められ、リーダー格の女が言った。
「この部屋がなんて呼ばれているか知ってる?ここは奴隷開発室。あなたのような聞き分けの無い、
男は女に勝ってると思っているような勘違い君を矯正するための部屋なのよ」
「ふん、どうする気だ?拷問にでもかけるつもりか、そんなのにおれは屈しない」
「そんなに警戒しなくても怪我をさせたりしないわ。暴力で押さえつけてもあなたの心は折れないでしょうね。
今からするのは気持ちいいこと。これだけ女の子がいるんですもの。わかるでしょ」
「暴力じゃない?色仕掛けか!」
「色仕掛け?失礼ね。これからするのはバトル。ここにいる女の子とあなたの。ただし性的な、ね。
あなたが気にしなければいいことよ。あなたがここにいる女の子に負けないっていうのなら
別になんでもないはずよ。あなたは強いんでしょう?」
そう言いながら周りの女が俺の上着を脱がせ始めた。
「くっ俺は戦うなんてまだ言ってな…」
「あんまり筋肉ついてないね。ちゃんと食べてるの?」
「女の子より弱そう」
「さあ、じゃあまずは用意をしなくっちゃね」
俺の意思は無視され、戦いは始まってしまった。
女たちは次々に制服の上着を脱ぎ始めている。年頃の女の子の下着姿があらわになる。
制服の下に篭っていた若い女のエキスが溢れ出す様に。
部屋の空気が変った―――本当にそんな感じがした。
部屋の空気という空気が女たちのいやらしい匂いで満たされたのではないか。
そんな雰囲気にあてられたのか俺も少し変な気分になってきた。
そんな状況で俺の体を取り囲んでいる少女たち
「何を期待してるのかな?ズボンのここ、パンパンに膨らんでるよ」
「やだあ、おちんちんすっごい勃起してるぅ」
「こんなにたくさんの、しかも美人の女の子に囲まれて興奮しちゃった?」
「苦しそうね。おちんちん楽にしてあげる」
そう言うや、女の一人がチャックを下ろしてしまった。
「うわあ!もうびんびんね」
「見られてると気持ちいいんでしょ…この変態!」
「言ってごらんなさい。僕は見られるとどうしようもなく気持ちよくなるんですって」
くそっ。俺はそんな男じゃない。ないはずなのに恥ずかしいのに興奮してしまう。
「今から男の弱さというのを教えてあげるわ。すぐに惨めに、情けなく射精させてあげる」
「あんまり待たせてもかわいそうね。みんな裸になりましょう!」
そういうと目の前で女たちは下着もスカートも全てを脱ぎだした。
生まれたての女の姿で埋め尽くされる。皆一様にいやらしいスタイルをしていて。
部屋中に群がっている裸の女、女、女!
うっやばい!!!
「え?まさか」
「すごい!この子私たちの裸を見ただけで射精しちゃった」
ちがうこれは我慢汁だ!
「もしかして、あなた童貞だったの?」
「そんなので女のこと馬鹿にしてたんだ。頭に来るというよりあきれちゃったわ」
ちがう今のは我慢汁だ!
「うふふ、そんなに焦って否定しなくてもみんなわかってるって。そうねこれは我慢汁。
でもすぐに白〜くなっちゃうから。いったいどこまで我慢できるのかしらね」
そう言うと女は堂々と裸で仁王立ちになった。俺の目の前に女の秘所がさらされる。
「ほら、ほら舐めたいんでしょう?恥ずかしがらなくていいから
言ってみな。舐めさせてあげないけど」
「こっちも見てー!私のおっぱいいやらしい形してるでしょう」
「わたしのおっぱいも見てー。すごく柔らかいでしょう。触りたいんでしょう?
残念ね。わたしたちが揉み合ってるのをうらやましそうに眺めるだけだね」
女たちは次々に痴態を見せつけはじめた。ある者はオナニーを始め
またある者は俺の耳元で喘ぎ、俺の顔の傍で豊満な乳房を振りながら
そのくらくらする甘くいやらしい体臭を嗅がせるものもいた。
「どう女の子っていい匂いがするでしょう?」
次々に女たちが俺を誘惑してゆく。それぞれの違った魅力に飽くことなく射精感が高められていく。
しかし、誰一人として直接ペニスを触ることはおろか俺の肌にふれることさえしない。
なぜだ?
「あらあ我・慢・汁が我慢できなくなってるねぇ。すっごい次から次に溢れてる」
「クスッどうしたのぅ?まさかイきたいのぅ?触られても無いのにぃ?」
「触りたい?揉みたい?こすりつけたい?でもね、駄目よ、駄〜目」
「どう?みんないやらしいでしょう。こんなに女たちがあなたの前で淫らにしてるのに
何も出来ないなんて切ないよね。口惜しいよね」
「フフいまあなたの右手の拘束を解いたらどうなるのかしらね」
!
まさか!!!やめろ!
容赦なく右手の縛めを解かれてしまった。
くうぅっ!
こんな状態で右手が自由になったらどうなるか。
俺の思いとは裏腹に、心が、体が射精を求め
右手はしばらく宙をさまよい…しっかりとペニスを握り締めた。
「さあこれだけの女の前で情けなくしごきなさい」
「でも出しちゃ駄目だよ。こんなに女の子がいるのに誰にも何にも
してもらえないでひとりエッチでイっちゃうなんて男として最低だからね」
「我慢できなくて射精しちゃったらお終いだよ?」
「あーあやっぱり男の子なんだもんねーしょうがないよねー」
「どうせ我慢なんて出来ないんでしょ」
「わあ、すごい。必死でおちんちんこすっちゃってるよ」
「ふふっ、そこまで言うならオナニーやめてごらんなさいよ」
「”女なんか”の前でオナニーしてるよ。今のあなたすごくみっともないねー」
「ふふっ恥ずかしいなー。」
裸の女たちが口々に俺をばかにしている。しかし俺はもうイきたくてイきたくて
どうしようもなかった。右をみても左をみても女の体がいっぱいでたまらない。
情けないと言われようとも、この気持ちは射精しなければ収まらない。
「どうしたの?イっちゃいそう?イっちゃうの?」
「出す時はちゃんと言ってね。僕は馬鹿にしていた女に負けてイっちゃいますって」
ああ来るよ精子が登ってくる!イくよ!
ああイイ!このまま…このまま…
ぐあああああがああああああああああああああああ!!!!!!
俺は最後の理性の力を振り絞り必死にペニスから手を放した。
「はあはあ…女なんかに…女なんかに…」
???虚ろな意識の中下腹部に軽い重みを感じていた。軽いのに重い?ぼんやりと眺めるといつの間にか
腹の上に女が跨っていた。お腹に陰毛のざらざらした感触と男とは違う何もついていない女の股間の
感触が伝わってくる。はじめての感触。彼女は何も言わずそっと俺を抱きしめた。
背中に手が回される。ふわんと甘い香りが鼻をくすぐる。そのあと柔らかいなにかが顔を覆った。
あれだけ触りたかった女の体。女のおっぱい。いつの間にか俺の左手も解放されていて誰だか知らないが
俺の手を彼女の背中にあてがった。俺は背中からおしりから貪るように撫で回す。
体全体が密着していた。女の体ってとてもあたたかい。
快感、羞恥、興奮、感激あらゆる感情が脳へと駆け上がる。
言葉にすると長く感じるが実際彼女が俺を抱きしめたのは俺が放心してから一瞬の出来事だったろう。
そこに耳元で彼女の一言
「頑張ったね。もうイっていいよ」
その瞬間、彼女のお尻の後ろで屹立していた俺のペニスから精液が噴出した。虚空へと撒き散らされる精液。
今まで射精した中で一番長いのではないかと思うくらい何度も繰り返される痙攣。
びゅびゅぴゅ。
「うわほんとに出しちゃった」
「全然射精が止まらないね」
「見たあ?今の顔、すごいゆがんじゃってたよ」
「必死で貪ってるんだもん。すけべだね」
「ふふ、気持ちよかったね、よかったね」
周りの女が口々に騒いでいる。だが構わなかった。やさしく抱きしめられての射精なら仕方ない。
そんなことを思いながら腹上の彼女を見た。
彼女は冷ややかな目で俺を見下ろしていた。
「アレだけ偉そうなことを言って、ちょっと優しい言葉で抱きしめてあげたらぴゅっぴゅっしちゃうの?
ほんと男って最低ね」
「なっ。まさか今のは」
「演技よ演技。ここにいるみんなわたしの演技を知ってるの。あなた以外みんなね」
俺は恥ずかしさでかっとなってしまった。射精の瞬間、彼女を可愛いと思ってしまったから。
だが次第に悔しさがこみあげてきた。
「こんなの対等じゃない!一方的にみんなでなぶるなんて!」
「はあ?対等な戦いじゃなかったですって?ふふ本とにそうかしら?あなたは誰にも触れなかったけど
わたしたちもあなたに触れなかったわ。あなたは女の子の裸を見てすぐに勃起しちゃった。
私たちはあなたの裸をみてもペニスをみてもなんとも思わなかった。
あなたは私たちのオナニーを見て興奮したけど私たちはあなたのオナニーを
見ても情けなくしか見えなかった。あなたは私に抱きしめられて射精しちゃったけど私はあなたを
抱きしめても全然イかされなかった。わかる?男は女から体だけでイかされちゃう存在なの。
性的に圧倒的に弱いのよ。あなたは弱いの。よく覚えておきなさい、今日のことを」
「もう、一回惨めに射精しちゃったからね。いまさら何を言っても説得力無いわよ」
「まだ、何か文句あるの?みんな、ちょっと厳しく教えてあげましょう」
それからも俺は解放されず、男の性を弄ばれ続けた。
ああ、俺の信念ってなんだったっけ。何かあったような――。
まあいいや、俺は弱いし。女に依存しないと生きていけない存在だ。
「これからは女子に逆らっちゃだめよ。逆らったりしたら今日より酷い辱めを受けるからね。
でもちゃんと言うことを聞いていたらたまにご褒美をあげるからね」
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