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3人の男と1人の女

しまった…。
住居が奴らにバレてるとは不覚だった。
しかも囲まれるまで気づかないなんて。
「こんばんは、エミリー。
僕たちがどういうものか分かりますよね?
今夜は同胞たちの仇を取りに来たんですよ。
死ぬまでよがり狂わせてあげるから覚悟するといいですよ」
確かに私は多くのインキュバスを倒した。
「ふん、死ぬのはあんたたちの方よ。
私の体中に精液たくさん出させてあげる」
私は精一杯の虚勢を張る。
膝が震えそうになるのを必死に抑える。
「強がらなくていいんですよエミリー。
この数の上級インキュバスを一度に相手するのは
君は初めてでしょう?」
その通りだった。

私はハンターの中でも強い方だ。上級のインキュバスも何度か倒したことがある。
しかし、今ここにいる上級インキュバスの数は3人。
しかも先ほどから私に話しかけてくるリーダー格の男は
以前私が敗北した相手だ。
インキュバスは犯した女性の精神を快楽で破壊する。
絶頂を迎えるたびに精神がズタズタに引き裂かれていくのだ。
普通の女性は少しでもインキュバスに犯されれば、
たちまち絶頂を繰り返し、壊されてしまう。
壊された女性の一部はサキュバスにされてしまう。
私はこの男に敗れ、乱暴に犯され、治療が不可能なレベルまで壊されれるところだったが、
仲間たちが助けに来てくれたおかげでなんとか生き延びた。
それから私はまた成長したという自負があるが、この状況で生き残れるかは自信がなかった。
インキュバスを倒すためには自身の理性が残ってるうちに射精させるしかない。
強い意志の力が残っているときであればあるほど大きなダメージを与えられる。
反対に快楽におぼれてる時にインキュバスをいかせても敵の快感を満たすだけだ。
インキュバスにいかされると精神を破壊されていくため、少しでもいかされると勝率は大きく下がる。
インキュバス3人に一度もいかされずに、何度も射精させるというのは難しい。
上級なら尚更だ。

「さぁ、どうかしら?
インキュバスはどれも盛ったサルみたいなものだから
上級も下級も関係ないんじゃない?
みんな同じように始末してあげ…きゃっ!!」
リーダー格の男に気を取られている間に敵の一人が後ろに回っていた。
私は大柄な男に後ろから抱き締められ、胸を揉みしだかれる。
触れ合った肌から快感が刷り込まれていく。
お尻に熱くそそり立ったペニスが擦りつけられる。
「無駄話はやめましょう?
今夜はあなたが人間としての一生を終える特別な日なのですから」
「んんっ!?」
リーダー格の男がキスをしてくる。
私の理性の鎧を脱がすように舌と唇が私の口を蹂躙していく。
反撃するべく舌を絡ませ、相手の体を撫でまわすがどうにも分が悪い。
インキュバスの体液は強烈な媚薬なのだ。
前後から受ける愛撫もあって、私の体は素手に熱く火照り、ぼーっとしてきていた。
そのうちリーダー格の男が私の体の最も熱いところに指を這わせ始めた。
私の体が小さく震える。やばい。もう気持良すぎる。
「おやおや、もういやらしい汁をこんなに垂らしてしまって。
絨毯が汚れてしまいますよ?」
男の指が愛液をかき出すように蠢き、
クリトリスに塗りたくるように円を描く。
後ろの男は胸を揉みながら乳首を爪で弄り始めた。
体がジンジンと熱い。このままだと間違いなく私は負ける。
必死の思いで意識を集中し、私は前後の男のペニスに手を伸ばした。
「私を気持良くしてくれる前に一発手で抜いてあげる」
鼻にかかったような甘ったるい声で私は言う。演技ではなかった。
二人の男のペニスを逆手でしっかりと握り、的確に快感を与えるべく動かし始める。
手に熱く固いヌルヌルした感触が伝わる。どちらのペニスもとても太いのが分かる。
私は自分の体が更に熱くなった気がした。
「っ…」
後ろの男が小さくうめき声をあげた。
このまま攻めれば勝てるかもしれない。
私は手コキには自信があるのだ。
最初は敵のペースに呑まれてしまったが、
この男に負けてから私は成長した。こっちのペースで戦えればそう簡単には負けないはずだ。
敵の愛撫も激しくなってきていたが、勝つ見込みがあると思うと今の快感も耐えられる気がした。

「上手いじゃないですかエミリー…成長しましたね。
一対一なら僕の負けだったかもしれません。
でも三対一ではどうでしょう?」
突然後ろの男が私を抱えたまま後ろに倒れ込んだ。
「くふっ!!」
衝撃でペニスを手から離してしまう。
それと同時に私の腕が掴まれ、強引に頭の上に持ってこさせられる。
そばで見てるだけだった男が私の腕を拘束していた。
男は黙って私の口元に血管の浮き出たペニスを押しつけてくる。
「上達した技術をその男にも味わさせてあげてくださいよ。
その間に僕たち二人が天国を見せてあげますから」
相手のペースに乗せられるのは危険だが、そうするのが最善の手段に思える。
拘束してくる男を倒せば、あとは一気に攻められるかもしれない。
問題はそれまでになるべく高ぶらされないようにすること。
少しでも早く拘束してくる男を倒す…!!
「へへっ、こいつはいいや」
拘束してくる男は下品に笑った。
私は突き出されたペニスに舌をからませ、しゃぶりつく。
口の中にインキュバスの熱い媚薬が広がっていく。
私はなるべくされを飲まないように口の端から零しながら、情熱的にペニスを攻める。
それでも防ぎきれなかった媚薬が私の体の奥を更に熱くしてくる。
前後の男の愛撫はずっと続いている。
硬く勃起した乳首はクニクニと抓まれ、クリトリスも小刻みな動きで愛撫されている。
あそこから愛液が絶えず流れだしているのが分かる。
中に欲しくてたまらない…また前みたいに壊れそうになるまで犯されたい…
「ふふっ、良い表情になってきましたね。
そろそろ入れてあげましょう」
膣の入口に硬くて巨大なモノがあてがわれる…やばい…
巨大なものが滑り込むように入ってくる…少しずつゆっくり…私の中に入ってくるっ…
快感が私の理性を激しく揺さぶっている。
だが…このまま負ける気はない。私の理性は堅牢だ。堅牢なんだ。
二度と負けるものか。
私は憎い男のペニスが奥まで到達する前に擦りつけるように腰を動かし、
ペニスを一気に奥まで飲み込んだ。
「っ…まだ堕ちそうもありませんね。
でも安心してください、確実に堕としてさしあげますから」
男は膣の内壁にペニスをひっかけるようにして力強く私の体を犯す。
男が動くたびに強烈な快感が私を貫くが、負けじとこちらも腰を動かし膣を締める。
このままなら勝負は五分…
「っ!?」
一瞬、何が起きたか分からなかった。
焼けるような熱い衝撃が体に走る。
アナルが後ろの男のペニスに貫かれていた。
「くふぅっ、っ、んんっ!!」
リズミカルに前後からペニスが突き刺される。
体の中がバラバラに砕け散ってしまいそうだ。
気持ち良い。気持良すぎる。
このままじゃまた…壊されてしまう。
怖い。壊されるが怖い。快感で自分が自分でなくなりそうだ。
もう勝つのは無理だ。いかされてしまう。
逃げたい。気持ち良い。逃げたくない。
助けを叫びたくとも口はペニスに塞がれている。
気づけば進んでカウパーを飲みほしている。
次々溢れ出てくる媚薬に魅了され、必死にペニスに奉仕していた。
世界が回っている。
ペニスで心も体もぐちゃぐちゃにされる。
大きな波が来た。
もう…
「!!!!!!!!!!!!!!!!」
声にならない絶叫をあげる。
体が弓なりに反りかえる。快感で私という人間が白く塗りつぶされていく。
男たちは更に激しくペニスを突き込んでくる。
痙攣し愛液をまき散らしだらしなくよだれを垂らしながら私は歓喜にうち震える。
終わらない絶頂が私の心を破壊していく。
そのうちに男たちは自身の欲望を吐き出しはじめた。
インキュバスの濃厚すぎる白濁液が口内、子宮、腸に勢いよくぶちまけられる。
最も強力な媚薬が私の体に一瞬で浸透する。
何回も熱い精液が注ぎ込まれる。
過剰な快感が私の体を限界を超えて熱くする…。
私は人間としての一生を終えた。


***


誰かの声がする。
体が熱い。疼く。
辺りから美味しそうな匂いがする。
私はゆっくりと目を開けた。
「目が覚めたかいエミリー?」
「エミリー…?」
「あなたの名前ですよ。
あなたは僕の種子でサキュバスとして生まれました。
僕はあなたの父であり主であるわけです。
あなたには私の右腕として活躍してもらいます。分かりますか?」
私は黙って頷く。
よくわからないが、きっとそういうことなのだろう。
それよりも体が疼いて苦しかった。
「ふふ、食事をとらないといけませんね。
あなたの体についた精液を舐めてみてください」
そう言われて気づいた。
私の体は大量の精液で汚れていた。
これから美味しそうな匂いがしてたのだ。
私は大きめの胸に絡みついた精液を指で掬い、舐めてみた。
「美味しい…」
「でしょう? 意識すれば肌からも吸収出来ます。
やってみてください」
言われた通り肌に意識を集中してみた。
みるみるうちに精液が肌から染み込んでくる。
精液にまみれていた全身がすっかり綺麗になった。
少しだけ疼きも改善された気がする。
「えぇ…でも」
「足りませんか? では自分で手に入れてみてください。
やり方はわかるでしょう?」
そう言って父と名乗る男は私の後ろを指差した。
二人の知らない男が縛られている。
二人とも痛そうなぐらいペニスが勃起していた。
私は何をすれば良いのか悟った。
ゆっくりと男たちに近づき二人のペニスを握る。
そしてゆっくりと扱き始めた。
すぐにカウパーが溢れ、びくびくと震え始める。
二人は父に向って裏切り者だの話が違うだの喚いていたが、
次第に荒々しい息で喘ぐだけになった。
私は自分の白い体を見せつけるようにくねらせながら
ペニスをより激しくしごいていく。
もうすぐ御馳走にありつける興奮で思わず舌舐めずりをしたとき、
両方のペニスから大量の精液が噴き出した。
精液が私の腕や胸、それと顔を汚していく。
私は急いで片方の男のペニスにしゃぶりつき精液を吸い上げた。
男はガクガクと痙攣しながら命を放出していく。
私は口内に放出される命のエキスを味わい飲み干していく。
体に力が漲り、より自分が淫らになっていく気がした。
やがて男は動かなくなり、射精も止まった。
私はもう一人の男のペニスからも精液を残さず吸い出した。
この男も精液を出し切ると崩れ落ちた。
大きな満足感が私を包み込んだ。
だが…もっと多くの精液が欲しい。
父の方を見る。
「満足しましたか。では今度は人間を襲いに行きましょう。
あなたに食べていただきたい人間がたくさんいるのですよ」
人間…美味しそう。
でも、そんなことより。
今すぐおかわりが欲しい。もっともっと精液が飲みたい。
男を犯して壊したい。
疼きがまた激しくなってきた。
「どうしたんですか?
人間を食べに行きますよ?」
人間はさぞ美味しいんだろうと思う。
でも。
そんなことよりも。
目の前のあなたがとても美味しそうなんですが。
食べてもよろしいでしょうか?

父と名乗る男が理性を失い私に命を注いでいく様は最高だった。
本スレより転載。
しばらくゲーム作ってました。
すでに3回も挫折しましたが、
今度こそ作り上げたいと思います。
いつになるかは分かりませんが。

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