「お嬢様、早くしないと学校に遅れますよ」
「ふにゃ・・・」
聞きなれた声に体を揺らされベットの上でミナリは目を覚ます。
「うーん、もうそんな時間」
「そうですよ、ほら早くしてください」
ベットからもそもそとミナリが這い出すと手早く薫はミナリの着替えを行う着替えが終わるとすでに朝食の用意されたテーブルの上にちょこんと座り寝ぼけ眼で口をあけると、そこへ薫が食事を口へと運びこむ。
「ほら、しっかり目を開けてくださいこぼれますよ」
「う〜ん・・」
はあ〜、とため息をついた薫は口の周りを吹きながら食事を口へと運ぶ
と、そのとき。
「・・・ん!?」
急にミナリの意識が覚醒しあわてた声を出す、それをすでに見透かしていたように薫はあわてて口を押さえた。
「だめですよ〜お嬢様、しっかりと食べてくださいね〜」
「んー!、んんんー!」
薫がミナリの苦手なセロリを口の中に入れたのだった。薫はそのまま耳元で優しくささやく
「僕に勝つまでは約束を守ってもらいますからね・・・」
息をやさしく耳に吹きかけながら薫はささやく。そのとたんミナリは背筋にぞくりとした快感が走り小さく体を震わす。
「ほら、早く食べないと、遅れちゃいますよ」
そう囁くあいだじゅうもずっと息を吹きかけるのを止めない。
「んう、んんう・・・・」
口を押さえられたまま小さな悲鳴を漏らすミナリ。やがてどうにか口の中の物を全て飲み込むと、ようやく薫はミナリの口から手を離す。
「ほら、お嬢様キチンと食べれたじゃないですか、さ、早くお支度をしてください」
少し涙目で自分をにらむ少女の視線を思いっきり無視しながら薫は鞄をミナリに手わたす。
「おぼえてなさいよ、ぜーったい、マイッタッテ言わせてやるんだから」
「はいはい、ほら、早くお外に出てくださいもう、真木野が待ってますよ」
ぐいぐいと手を引っ張りながら薫はミナリを玄関へと連れ出す、その間中もミナリは少年のことをずっと睨み続けていた。
どうにか運転手の真木野にミナリを押し付けるとフーッとため息を吐いて、次の仕事をするべく薫は屋敷の中へと戻っていった。
「さてと、じゃいよいよ本番に行きますか」
はー、いつもより重たいため息を薫は、はいた。
それはある意味最も気の重い作業であった、彼にとって見れば自分の刑を言い渡される前の囚人のそれに近いものがあった。
ちらりと腕時計を見たその時屋敷に来客を知らせるチャィムが鳴り響く。
薫はいやいや振り向くと、
そこには薫のよく見知った人物がいた。
「こんにちは、薫ひさしぶりね」
九流ハヅキー薫の姉がそこにいた。
「とりあえず、用が終わったらさっさとお帰りいただけると助かります」
薫はぶっきらぼうにそう告げる
「まあ!久しぶりに会えたのにずいぶんな言い方ね、姉さんのそんなに嫌いなの?」
「はい」
あっさりと躊躇う事無く薫は言い放つ。
「そんな、せっかくかわいい弟の仕事振りを見に来たのに」
「そうですか、じゃとっととはじめますか」
そういうと、くいっと顎でそばの部屋を示すと上着を脱ぐ。
「もう・・・・気の早い、まあいいわ」
ガチャリと薫がドアノブを回し部屋に入ると、床の上に大きめのマットが引かれていた。
「僕も忙しいですから、とっととはじめてさっさとお引取り願いますね」
「もう・・なんでいつもそんなに冷たいの?」
そう言いながらハヅキはするすると着ているものを脱いでいく、全裸になったハヅキは見事なプロポーションであった。白い肌にお椀形をした形のよい胸しっかりと縊れた腰周り、普通の男なら呆然と見とれるだろう
「じゃあ、決着の方法はいつもどうりで」
そんな姉の全裸を見ながら表情一つ変えずに薫は着衣を脱いで行く。
「いいわ、じゃあ私が勝ったら・・・・」
「そんなことは100パーセントアリマセン」
そういうと薫は素早くハヅキの体に抱きつき背後に回りこむ、そして腰に手を回すと優しく首筋の舌を這わせる。
「あ、あはあ・・・」
ハヅキは体をびくりと振るわせる、薫はそのままハヅキの上半身のいたる所をくまなく愛撫し続ける。その度にハヅキは切なげな声を上げ身を振るわせ続ける、やがて薫の指先はゆっくりと胸元に近づいた。
「は、あうう」
さらに切なそうな声を上げるハヅキ
「す、すごいわ・・・・おねえちゃん負けちゃいそう・・・・」
その瞬間指先がハヅキのピンと張った乳首の先端を摘み始める
「ああ、意地悪・・・手加減して・・かおる・・・・」
「もういい加減下手なお芝居は止めたらどうですか、ハヅキさん」
「あらやだ・・・・わかってたんだ」
それまでの恍惚としていた表情は完全に消え、微笑を浮かべるハヅキ。
「でもまあこの程度やってくれなくちゃ面白くないからね」
声にもだいぶ余裕が感じられる。
「僕のほうもこの程度で参られてたら困ってたんだけど」
そう言う薫の手に段々と力が入ってくる、そして片方の手はハヅキの股間へと伸びてゆく、そしてそのまま陰裂に指を滑り込ませる。
「あ!、ふう・・ん」
今までとは違う声色の嬌声がハヅキの口から漏れる、そのまま背後から豊かな
ピップの谷間に薫は自らの物をぐいと押し付ける
「ああ、ああ・・・す、すごい、今度はほんとに負けちゃいそう・・・・」
「それはよかった、じゃあとっととお帰り願えるわけだ」
「もう、意地悪そのちょっとSッぽいところ変わらないわね・・ミナリ様にもそうなの?」
「な!?」
思わぬところを突かれた薫がひるんだその瞬間さっとハヅキは薫の手を逃れる
「くっ、しまった」
もう一度ハヅキを捕らえようとしたその瞬間薫の股間に素早くハヅキの手が伸びる、
「くっ」
身をよじって交わすより早く、ハヅキの手は薫の股間をゆっくりと攻め立てる
「ふふふ残念ね薫これが入ってきたらちょっと危なかったかも・・・このままじわじわ、イタブッテアゲル」
薫も素早くハヅキの股間に手を伸ばそうとするがスルリかわされその度に自分自身の物を強く握られる。
「無駄な抵抗しちゃだめよ薫・・・どう、相手に自分の弱点を握られて無様に逝かされちゃう気分って?」
「あんたが僕を?はっ、さっきからまるでナメクジに体を舐められてる様で気持悪くてしょうがないんだけど」
「・・・強がり言って・・じゃこれを受けてもまだそう言えるかしら?」
そう言うが早いかするりと股間に顔をうずめると、舌先を使い先端をぺろりとなめるそして久しぶりに味わう弟の味に身を振るわせた。
「・・おいしい・・・」
そのままジュプジュプと音を立てて夢中で唇を擦りつける、さらに舌と顔を小刻みにゆすり薫の物の全てを嘗め尽くす。
「すごい・・おいしいわよ薫」
「く、まずい・・・あの時みたいにやってみるか・・・」
「させないわ」
薫が強引に口から引き抜こうとした瞬間、ハヅキは腰に手を絡めるとぐいと薫を抱き寄せた。さらに右手を使い薫の睾丸をゆっくりといじり始める、さらに残った左手を薫の菊門へと滑り込ませる。薫はその快感にびくりと体を振るわせる。左手はそのままゆっくりと薫の前立腺を刺激する。
「勝負あったわね薫」
実際には声に出して喋った訳ではないがそう言いたげに薫に目を向ける。前のときのように強引に引き剥く事も出来ない。情け容赦のないフェラチオは薫の物を激しく攻め立てる。そして左右の指先は、前立腺と睾丸を攻め立てる。普通の男なら・・いや鍛えた漢でも
二桁以上の回数は逝かされているだろう攻撃に薫は必死に絶えていた。
「くそ・・・このままじゃ本当にまずい・・・・何か方法は・・・」
その時薫ははっとひらめくとそのままぐいとさらにハヅキの喉の奥にと自分の物を押し込んだ。そして頭をがっしりと摑みそのまま鼻をつまむ
「?・・!?・・・!!」
初めは何を意味するのか解らなかったが、やがて苦しくなったハヅキはもがき始めるそして少し暴れ力がぬけた後ハヅキを開放する。
「はぁはぁはぁ・・・」
荒い息づかいを繰り返しすハヅキを薫は一気に押し倒す、そして限界まで達していた自分の物をハヅキの少女の割れ目に押し込む。
「きゃ、あ、あうう!!」
ハヅキもまた今までの攻めで体は興奮の絶頂にあった、その上薫の反撃によりかなりの体力を消耗しそこへ来て薫の物を挿入されたのだからたまらない。
太ももを大きく開いて首を左右に激しく振り続ける、薫の物がズンズンと、ハヅキの熱くなった肉壁をそぎおとすように攻め続ける。
「ああああ、す、すごい、すごいは、薫、いいい!!!」
髪を振り乱し叫ぶハヅキ、だが薫もまた先ほどまでの攻めでもう限界はまじかだった。その上ハヅキの肉壷はしっかりと薫の物をくわえ込むとぐいぐい締め付け続けるそして、ハヅキは最後の力を振り絞ると薫を追い込むために激しく腰を動かし始めた。
「くっ、す、すごい・・・、これはまずいかもしれない」
薫がつぶやいた瞬間ぞくりと体の中が沸騰するような、衝撃に襲われた。
「う、くくぅぅ!!」
「はは・・・危なかった、やっと薬が効いてきたみたいね・・・」
「そ、そんな・・・・」
外と内から押し寄せる快楽の波に薫は必死で抗おうとする。
「無駄よ、薫・・・ここに来る前に体中にたっぷり塗っておいたの、口から入る以外ではこうかがでないくすりをね・・・」
「ううう、くうくう・・・・」
薫は口からよだれを垂れ流し、ほとんど人事不肖に陥りかけていた。
「もう、終わりって所ね・・・薫、これでようやくこっちにくるのね・・・」
そうハヅキが言った瞬間薫の瞳にハット光が戻る。
耳元に顔を近づけると薫はそっとつぶやいた。
「お願い・・・ねえさん、逝くときは、いっしょに逝こう・・・」
「!?・・・うれしい・・もちろんよ薫」
そう言うとハヅキは薫を追い込むべく最後のラストスパートをかけた。
やがて
「ねえさん!!もうだめ!」
「うれしい!!薫、私ももうダメ!!!!ああああ!!!」
ハヅキがドゥと愛液を噴出して薫のペニスに浴びせかける。
だが、
「え?なに?どういうこと?」
自分の子宮に浴びせかけられるであろう薫の精液が来なかった。
「・・・残念だったね、僕はまだ平気だよ」
「!?嘘よ!!あれほど感じていて!?あれは絶対演技じゃなかったわ!!」
「ああ、実際あぶなかったよ」
薫はそう言うとハァッとため息をつくそしてハヅキの目の前で自分の物をしごくとそれをマットにぶちまける。
「ああ、ひ、ひどいわ・・・」
ハヅキは切ない声を上げそれを見る。
「ハヅキ、君が言った言葉のおかげで正気を取り戻すことが出来たよ、ありがとう」
「ど、どういうこと!?」
「ドウでもいいよ、じゃ、さっさと帰ってくれるかな?いつまでもいられると邪魔だし」
そういうと服を着替えてドアをガチャリと開ける。
「・・・・・わかりました・・・でも、次こそはーーーーーー」
「はいはい」
ハヅキの言葉の途中で乱暴に部屋から洋服を外に放り投げる。
そしてくるりと背を向けてその場から立ち去る
薫は部屋から走って出て行くハヅキをチラリと背中越しに見ると
「ここで戻ることになったら今朝以上にお嬢様にうらまれちゃうだろうからね・・・」
ぼそりとつぶやいた。
終わり
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