時に西暦20XX年、魔獣の侵攻に対し、人類は巨大ロボット:スカリオンと、天才エースパイロットである少年カイト・M・斑鳩に最後の望みを託していた。
いつも通りに格納庫で作業をしていたメカニックのジャンがふと目を上げると、そこには三人の愛らしい猫娘がいた。
「ソバカス君、み〜つけたっ♪」
キャッキャッと、かしましく笑う三人の美少女に、一瞬唖然としてしまったジャンだが、すぐに自分の立場と今の状況から考えて、もっとも適切と思える行動に出た。すなわち、コンソールデスクの引出から、支給された自衛用のセミオート9ミリを取り出し、照準を定めたのだ。
だが猫娘たちは、まるで怯むことなくジャンに近づいてくる。
「う、動くな。これ、本物の銃だぞ。ちゃんと弾だって入ってるんだ・・・っ」
それを聞いても、猫娘たちはクスクスと笑うばかり。
「おい、聞こえなかったのか? こっち来るなよっ、本当に撃つぞ・・・、当たったら痛いなんてもんじゃ済まないんだからな・・・」
態度を見れば一目瞭然と言うべきだろう。彼が引金を引けないことは、もはや明らかだった。
一人が顔を寄せて銃身をペロリと舐める。
「やめろよ、危ないじゃないか・・・!」
とっさに銃口を上に向けてしまうジャンの慌てっぷりに、猫娘たちは大笑い。ましてや拳銃は安全装置がかかったままなのだ。
「優しいんだね、ソバカス君」「女の子は撃てないなんて、漢の鏡ですニャ〜♪」「ご褒美にキスしてあげる」
「あっ、ちょっと、そんな・・・うぁ・・・・・・・ンン」
キスと呼ぶのが躊躇われるほどの濃厚な口付けに、ジャンは思わず喘いでしまった。
猫娘たちがカワイイ舌をちょこんと出して、自分の顔をペロペロと舐めまわしている。一人に唇を奪われ、あとの二人は耳の孔に息を吹きかけながら舌を侵入させている。クチュクチュペロペロという嫌らしい響きが、鼓膜の至近距離から聞こえてきて、逃げることができない。まるで、脳みそが直接犯されて、脳細胞が蕩けていくようだ。
「お・・・お前ら、何のつもりだよ、こんなことして。。。俺なんか食べたって美味くないぞ。。」
「食べたりしないから大丈夫だよ、ソバカス君」「そうですわ、あたしたち、あなたにちょっと質問したいことがあるだけなの」「あっ、でも別の意味でなら、食べたいかも。。にゃはww」
先ほどまで唇を奪っていた猫娘が、この中ではどうやらリーダー格らしい。
彼女の指示で、三人の美少女たちが新たなフォーメーション組む。
ジャンは足を広げた格好で椅子に座らされて、後ろからリーダーの猫娘に抱きしめられた。
「ねぇ、ソバカス君。教えて欲しいことがあるのよ」
猫娘の唾液でヌメる自分の耳元。そこに甘〜く囁かれるだけで、心臓が爆発しそうなくらいにドキドキする。
「ソバカス君は、この基地で一番凄腕のメカニックでしょう。ということは、スカリオンの整備にも詳しいわけよね・・・」
「だ・・・ダメだよ、そんな。。。いくら拷問されたって、機密情報を漏らしたりするもんかっ!!」
少年は思わずそんなことを口走ってしまった。拷問もなにも、現状は、ただ単純に銃を撃てずに猫娘の愛撫に身を任せているだけではないか。それが、いったいどうすれば「拷問」と解釈できるのだろう。
うっかりそんなことを叫んだ自分がとてつもなく恥ずかしい。それに、肌をくすぐるような美少女たちの吐息に、全身の血流が、媚薬作用のある麻薬にでもなってしまったかのようだ。
「あれ〜。。。ソバカス君ってば、もしかして拷問されちゃいたいのかにゃ〜」
一番年下らしい猫娘が、ちょっぴり意地悪そうにそんなことを言う。そんな殺人的に可愛らしい小悪魔の笑みを見せられた少年は、自分の中の何かが覚醒しそうな予感を感じ、眩暈がしてきた。
恥ずかしさのあまり、何も言い返せない少年に、猫娘たちは容赦なくこう告げた。
「そっかー、ソバカス君。。やっぱり女の子に拷問されちゃいたいんだ。このヘ・ン・タ・イ君」
カーキ色の作業服のファスナーが、ゆっくりゆっくりと下げられていく。
「女の子に脱がされちゃうのって、恥ずかしいでしょう?」「中はどうなっちゃっているのかにゃ〜?なんだか、固くて熱くなっているものがあるみたいけど、これはいったい何なんでしょうねw」
下半身を二人の猫娘に押さえつけられ、少しずつ服を剥がれていく。
倒錯的な官能の匂いが、初心な少年を狂わせるのに、そう時間はかからなかった。
「むぅー・・・、なんだかパンツが膨らんでるにゃ〜。。。ソバカス君、もしかしてオチンチンを虫にでも刺されちゃって腫れちゃったのかなw」「あら、それは可愛そうですわ。摩ってさしあげたら、少しは痛みがやわらぐでしょうか♪」
トランクスの布越しに、猫娘たちから触るか触らないかの微妙なタッチで撫で摩られる。
間接的に、そんなやり方で触られてたって、もちろん十分な刺激は得られない。
ただ、視覚的な興奮と、同じ年頃の美少女たちに逸物を撫で撫でされてしまっているという状況が少年を心理的に苛み、快楽の底なし沼へと追い詰めていく。
焦れったさで、欲求の焔にはますますと油が注がれ、満たされない性欲に牡の象徴は憤怒するかのようにカウパー液を吹き上げた。
「こんなんじゃ足りないよねぇ〜。。パンツの上からじゃ、満足なんてできないよねぇ。。ちゃんと触ってほしいでしょう?」
下半身を責める二人組と連携攻撃するかのように、少年を後ろから抱きしめて耳元に頬を寄せている猫娘が、言葉責めを開始した。
「直に触ったら、すごいんだよ〜。。オチンチンの痒いところを、猫のツメで優しくかじってあげようか? それともプニプニの肉球にオチンチンを包まれてモミモミされながら昇天したい?」
プニプニの肉球でモミモミ!!!!!
猫ちゃんのツメで痒いトコを!!!!!
うおぉぉぉぉぉっっっっっっっ!!!!!!!!
初心な童貞男子が、誘惑に耐えられるはずがあるまい。
少年は、一も二もなく、欲望のまま、何度も何度も肯首した。
その心は、もはや猫の手で竿にナニをしてもらうことで一杯だ。
「でも、その前にあたしたちのお願いも聞いてくれるでしょう? スカリオンの構造データが見たいの。そこのコンソールパネルからファイルを取り出して。それと、担当メカニックである君の意見も聞きたいな」
「ダメだよ。そんな仲間を裏切るなんて、絶対・・・って、うわっっ」
下着の上からペニスを弄っていた二人が、社会の窓のボタンを外して、中から金玉を一つだけ取り出した。さっきまで見事にテントを張っていたトランクスの形が崩れて、ペニスの形がしっかりと浮き上がってしまう。なんとも卑猥で無様な姿だ。
「拷問ごっこなら付き合ってあげるわよ。でも、ソバカス君、本当は負けちゃうのが好きなんでしょう?」
片方の睾丸だけが甘噛みされる。
少年に見せつけるように前歯できゅるきゅると締めてから、唇をすぼめて球体を全体的にねっとりと弄り、それからまた前歯で挟むと、舌を小刻みにレロレロさせて、抵抗できない牡の生殖器官にむしゃぶりついた。
「そ・・・そんな、もう我慢できないよ。。早く、早くちゃんと・・・・・・・」
「可愛いよ、ソバカス君。オチンチンに触ってもらえず、泣いちゃいそうな男の子って、すごく女心をソソられちゃう♪」
「ぅぅ・・・・・・ひ、ひどいよ、こんなのって・・・・・・・・」
「あれれ〜、何だかさっきよりもオッキしてきちゃったみたいw ふふん、どこまで大きくなるか、もっともっと虐めてあげちゃおっかにゃ〜♪」
トランクスの中で苦しげにもたげる逸物が、布越しにツンツンとツメで小突かれる。
ジャンは、右手には拳銃を握り締めているというのに、何の抵抗もできず、ただ女の子たちにいいように嬲られてしまっていた。
ペロペロとしゃぶられる金玉からのくすぐったい刺激で、今にも射精しそうなほど肉棒も精管もガチガチしているのに、最後の一押しをしてもらえず、快感地獄で喘ぐことしかできないのだ。
「さぁ、もう我慢できないでしょう? スカリオンのデータを渡すだけでいいの。そうすれば、君の精液を、一滴残らず、あたしたちが飲んであげちゃう♪」
だが、少年はなかなか陥落しなかった。
メカニックとしての軍人としての誇りが、裏切りを許さなかったのだろう。
だが、猫娘たちは、もちろんそんな少年よりも一枚も二枚も上手だった。
「そーいえば、ソバカス君、昨日、オペレーターの女の子にフラれちゃったんだって? フフ、驚くことないでしょう、あたしたちの諜報力をちょっとしたものなのよ。可哀想に、つらかったでしょう。だって、ずっとずっと前から彼女のことを思って、やっとのことで告ったのに、あっさりと断られちゃったんだもん」
少年は無言で猫娘を見た。
「あたしたちが慰めてあげるよ、ソバカス君。嫌なことは忘れて、あたしたちとエッチなこと、もっともっと、いっぱいしようよ」
「ダメだ、絶対にダメだ。。。だって、そんなこと・・・・・・」
「ねぇ、知ってる。あのジンジャーって女の子、昨日あなたをフッた後で、パイロットのカイト・M・斑鳩に告ってたんだよ」
「う、嘘だ・・・そんなの、信じるもんか・・・・・・・」
「カイト君、二号機パイロットのブロンドの女の子とも、巨乳の少佐殿とも、反戦活動家の幼馴染ともヨロシクやっちゃってるくせに、あのジンジャーちゃんともラブラブなムードだったわよぉ」
「嘘だよ、だって、そんな・・・・・・・・あいつ、俺がジンジャーに片思いしてるって知ってたくせに、友達面して、相談にものってたくせに・・・」
思わずこぼした涙を、猫娘がやさしく舐める。
「あいつ、最低だよね。あたしはあんな奴より、ソバカス君の方が、ずっとカッコイイと思うんだけどなぁ・・・」
「そうそう、人間の女って、見る目がないもんね〜。。。あたしもあんな、中二病丸出しの気違いパイロットなんかより、ソバカス君が大好きだニャン♪」
「あのイカレ小僧、自分が強いって勘違いしてるんだよね。でも本当のところ、強いのはスカリオンだし、スカリオンが強いのは、メカニックのソバカス君が優秀だからなのにねぇ・・・」
「お願い、ソバカス君、あたしたちを助けて欲しいの。知ってるでしょう、あの女ったらしの最低男は、『魔獣を一匹残らず抹殺しなきゃ、世界は平和にならない』って、いつもいつもバカの一つ覚えみたいに言ってるんだよ。あたしたち、死にたくないの」
猫娘たちが、矢継ぎ早に少年に決断を促した。
「やっぱり僕にはできないよ・・・。いくらなんでも、仲間を裏切るなんて」
「弱虫」
「蛆虫」
「最低」
「大っ嫌い」
「ソバカス君のこと信用してここまで話したのに」
「ひどい、あたしたちのこと、裏切るんだ。ソバカス君て、そういうことできちゃう人だったんだ」
浴びせ掛けられる罵詈雑言の数々に少年の心は傷ついた。
それは、先ほどまでの甘美なマゾ的快楽とは、まったく異なる絶望的な心境であった。
美しい少女たちから拒絶され、悲しみに打ちひしがれる若い魂にとって、性欲が生み出す幻想的効果は、あまりにも危険な麻薬となる。
苦渋するジャンをいたぶるかのように、もう一つの金玉が取り出された。
トランクスからはみ出した二つの睾丸が、二匹の猫娘によって左右から同時に舐めあげられる。
薄くて敏感な袋の皮膚を、ザラザラとした猫の舌がじわじわと侵食する。
淫らな二つの木の実の中で、ドロドロとした雄の欲望が渦巻き、少年の理性を蝕む。
「どう、イキそう? イッちゃいそう? でも、イカせてなんてあげないよ。だってソバカス君はあたしたちの敵だもん」
「ごめん、ごめんよ、だけど、僕だって・・・・・・」
「今さら言い訳なんていいよ。どうせ、もうソバカス君は敵なんだし」
「そんな・・・・・・」
「そんなに竿をモミモミして欲しいの? そんなに肉球プニプニがして欲しいんだ。ホント、最低。拳銃も撃てないくせに、オチンチンは撃ちたいわけ? フンっ、どうせそんな汚いチンチン、入れて欲しがる女の子なんているはずないし、いっそ切っちゃったら?」
「ごめん、謝るよ。君たちを期待させて。助けになれず、悪いと思うよ。だから、お願いだから、僕をそんな目で見ないで・・・」
懇願する少年に、猫娘たちは内心でほくそ笑みながら、しかし表向き容赦しなかった。
「分ったよ、渡すよ。ファイルを渡す。スカリオンの弱点を全部君たちに教えてあげる。だから、お願いだから、僕のこと嫌わないでっ!!」
ジャンは号泣しながら、そう叫んだ。猫娘に嫌われることに耐え切れず、とうとう少年は悪魔に魂を売ってしまったのだ。
「ソバカス君、大好き」と猫娘が囁いた。
その言葉に、ジャンの胸は今まで感じたことのない歓喜に包まれた。
ファイルを渡したジャンは、自分の考えつく限りのスカリオン攻略方法を猫娘たちに解説した。
「さすがだね、ソバカス君。これで、あの俺様TUEEEEEって感じの勘違い野郎にお灸を据えてやることができる」
「気に病むことないんだよ。だって悪いのはあの気違いパイロットなんだもん。ソバカス君は悪くないよ」
「そうだよ、ソバカス君。本当の勇者って言うのは、巨大ロボットでめちゃくちゃにビームをぶっ放す奴なんかじゃなくて、女の子を銃で撃てなかった君みたいな男の子のことをいうんだよ」
「さあ、ご褒美をあげる。猫ツメでカキカキされるのと、肉球でプニプニされるの、どっちがいい?」
「プニプニ!! 肉球プニプニ!! 肉球プニプニで僕のチンチンを揉んで、それでイカせてっ!!!」
「じゃあ、リクエストにしたがって、ソバカス君を肉球プニプニで、天国に連れて行ってあげちゃうニャー♪」
肉棒が猫のやわらかい肉球で包まれる。
ザラザラとしていて、それでいてしっとりと暖かく、ふっくらと優しい感触。
そんな極上の感触に少年は酔いしれた。
その快楽を、もっともっと、いつまでも味わいたくなり、少年は必死に射精をこらえたが、すぐに限界がやってきた。
「ダメだ、もう、もうっっっっっ」
絶頂を迎える少年のエキスを求めて相争うかのように、三人の猫娘が亀頭に顔を寄せて、いっせいにカリ裏を舐め上げた。
三つの舌が奏でる協奏曲のようなくすぐりに、たまらず肉槍が痙攣した。
「ぁぁ、イクよ、イクっ・・・・うあぁぁっ。。んんっっ・・・・ア」
若い牡の欲望が、弧を描いて飛散する。
いつものオナニーよりも、大量の白濁液が、亀頭から断続的に噴き出し、愛しい猫娘たちの顔だけでなく全身にシャワーのように浴びせ掛けられた。
ハァハァと肩で息をする少年。
だが、そんな射精直後の肉棒を萎えさせてなるものかと、猫娘たちは寸時もおかずにペロペロと亀頭への攻撃を再開した。
「ちょっ・・・ちょっとタンマ・・・・ダメだって、あっ、、あっ・・・・ムリ。。ほんと、少しだけ休憩って・・・・・・ぅぁぁ」
「フフッ、可愛いにゃ〜、ソバカス君。データをありがとう」
リーダー格の猫娘が、コンソールからのコピーデータを収録したメディアを胸元にしまいながら呟いた。だが、彼女には少年の精液は一滴もかかっていないし、他の猫娘もいなかった。
現実のジャンは、今は使われていない地下倉庫の一角に監禁されていた。
「お礼に3日くらい解けない催眠術をかけてあげたから、しばらく、そこで猫ちゃんたちと戯れているといいニャ」
ニャーニャーと愛らしい鳴き声をあげながら、そそり立つ肉棒に舌を這わせる何匹もの三毛猫たち。
睾丸が一つずつ舐められ、胸の突起にも、脇にも、内股にも、果ては肛門にまで、およそ男の性感帯になりそうな部分は、余さず猫たちにペロペロと犯られている。
「あっ、そんなダメだよ、猫娘。。。あぁ、もうっ・・・」
猫に犯され続け、もう何度目かも知れぬ吐精をする少年。
そのエキスはもはや白濁の精液ではなく、残りカスのような透明の何かになっていた。
そして、三日後に自力で脱出したジャン。
ひどい目にあったにもかかわらず、心の中は猫娘のことでいっぱいだった。
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