俺は辺境の村にいた。
その理由はこの村の周辺に住むといわれる魔竜を倒す為である。
これまで数え切れないほどの冒険者達が挑戦しことごとく失敗してきた魔竜退治。
だがそれも今回で終わりをつげる。
俺が魔竜を倒し英雄となることによって・・・
「ほう〜、兄ちゃんは魔竜退治に来たのかい。」
俺は村で唯一存在する宿屋の主人にそう話しかけられた。
「ああ。」
俺は短くそう答える。
「そうかい。それにしてもたいしたものだ。
兄ちゃんあんた相当強いだろう?兄ちゃんには強いオーラを感じる。
今まで魔竜退治に来た冒険者の中でも一番強いオーラをな。
兄ちゃんならもしかしたら魔竜を倒せるかもしれねえ。」
宿屋の主人は気味が悪いほど俺を褒め称えてくる。
だが俺自身、褒められて悪い気はしない。
「まあとにかく今日はここでしっかり休んで英気を養ってくれ。
特に兄ちゃんには一番のサービスをさせてもらうよ。
何せ魔竜を倒し英雄になるかもしれない男だからなワハハハ!!」
宿屋の主人はそう言いながら、陽気な笑い声をあげている。
どうやら俺は相当主人に気に入られたようである。
そしてその晩・・・
「なるほど、これが主人の言う一番のサービスとやらか。」
俺の宿泊する部屋に少女がいた。
その少女は主人がこの宿屋の看板娘と豪語するだけあって
とても可愛らしく純朴そうな少女だった。
そしてそんな少女が主人の命令を受け、夜中に俺の部屋にいる。
それはつまり・・・まあそういうことなんだろうな。
ちなみに俺は自分の部屋に夜中、可愛らしい少女と二人きりで何もしないほど
紳士ではない。
というわけで俺は少女をベットに押し倒し、乱暴に服を脱がし始めるのだった。
「あ、ああん♪す、すごい・・こ、こんなの・・は、はじめて・・だよぉ・・」
少女はマ◯コに俺のペ◯スをぶち込まれ、恍惚の表情を浮かべながら
アンアン喘いでいた。
少女は俺の知る限りでも最低十回はイっている。
だがそんな状態にもかかわらず少女は膣内から俺のモノを決して離そうとはしない
とんでもない淫乱少女だった。全く女というものは見かけによらない。
「やれやれ・・・とんでもない淫乱女だなお前は
そんなに俺のコレが欲しいのかクククク・・・」
俺は嘲笑を交えながら少女を言葉で口撃する。
「あ、ああ・・い、いいのぉ・・も、もっともっと激しく突いてぇ・・・
もっともっと・・・メチャメチャにしてぇ・・・」
だが少女は俺の言葉が聞こえないかのように喘ぎまくっている。
俺のちん◯を欲しがっている。俺のテクニックにメロメロになっている。
「全くどうしようもない淫乱女だな。仕方ねえから今日はお前の気が済むまで
犯し尽くしてやるよ。どうだ嬉しいだろワハハハハ!!」
俺は少女の子宮を掻き回すかのように再び激しく腰を動かし始める。
「あっ、あっ、あああ・・・き、気持ちいいよぅ・・・・
だ、だめ・・ま、またイっちゃう・・ああ・・ああああああ!!」
少女は電気を打たれたかのようにビクンと身体を大きく震わせる。
どうやらイってしまったようだ。これで多分十一回目の絶頂。
しかし俺はかまわず少女を犯し続ける。
「おらおら休んでる暇など無いぜ。このまま何度もイき続けろよ。
天国に逝っちゃうぐらいにな。アハアハハハハ!!」
「い、いいよぅ・・貴方のお、おちん◯ん・・もっともっと・・欲しいのぉ♪」
こうして俺と少女の饗宴は夜明け前まで続くのだった。
「やれやれ情けない姿だな兄ちゃん。正直あんたを買いかぶりすぎてたよ。」
翌朝、宿屋の主人は悲惨な状態でベットに寝ている俺に呆れたような
さげずむような口調で話しかけてきた。
俺は少女と数時間にわたり交わり続けたせいですっかり腰が立たなくなり、
さらに十回以上の射精のせいで激しく衰弱していたのである。
多分この状態だと最低あと三日はベットから抜け出せないだろう。
「・・・あ、あの少女は?」
俺はやっとのことで声を絞り出し、主人にそう尋ねる。
「ん?あいつか?あいつは朝飯の材料調達に森へ元気に出てったよ。」
主人はあっさりとそう答えた。
(なっ!?そ、そんな馬鹿な。あの少女は俺の四倍以上はイってるはずだぞ!!
俺ですらこうなのに、あの少女がまともでいられるはずは・・・)
俺は主人の言葉に絶句しショックを受ける。
これが本当なら俺はもう・・・。
「まあ何にせよ女と性交したぐらいで立てなくなる男に魔竜など倒せるはず
ないわな。動けるようになったら魔竜退治など諦めてさっさと帰りな。
ああ期待して損した。」
宿屋の主人は冷たくそう言い放ち、俺の部屋を出て行く。
俺は何も言い返せない。主人の言う事の方が正しいからである。
少女に体力で劣る男に魔竜など倒せるはずがない。
だがそれ以上に俺にはもう魔竜に立ち向かう気力を一人の少女によって
全て奪われてしまったのである。
そして数日後、俺は逃げるようにこの辺境の村を出ていくのだった。
私が森の中でそれを見つけたのは三年前のことである。
私は森の中で全身傷だらけで倒れている竜を見つけた。
そして何故か私にはその竜が魔竜であることがすぐに分かった。
そしてその竜がとても優しい心を持った竜であることを・・・
私は今日も森へやってきていた。
そして魔竜は私の姿を見たとたんに素早く近寄ってきて頬をすり寄せてくる。
この三年で魔竜はすっかり私に懐いてしまっていた。
「うふふ、今日も元気そうだね良かった〜♪
そうそう、昨日も君を狙う冒険者をまた一人潰しといたから♪
これでしばらくは安全だね。」
魔竜は私の言葉が分かるのだろう。嬉しそうに私の顔をペロペロと嘗め始める。
「あん♪もうくすぐったいよ・・でも本当にかわいいな♪」
少女は魔竜の身体を優しく撫でる。その身体には無数の傷跡が残っている。
こんな可愛い竜を冒険者達の下らない功名心のために
これ以上傷つかせるわけにはいかない。
だから私は魔竜を守り続けることに決めた。
私なりの方法で魔竜を狙う冒険者達をメタメタになるまで叩き潰すのだ。
そして今日も静かな森の中で可愛らしい少女と魔竜がじゃれ合っている。
可愛らしい少女は魔竜を狙う冒険者にとって、もっとも恐ろしく凶悪な守護者。
この少女がいる限り、冒険者達は魔竜を傷つけるどころか出会う事も出来ない
だろう。
これからもずっとずっと・・・
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