2030

少年の旅 第十一章

目を覚ますと・・朝だった。僕は身を起こすと、隣のベッドにユアンがいなかった。トイレにでも行ってるのかな?と思い大して気に止めなかった。暫くすると朝食の準備ができたと、メイドが伝えに来て三人の女性に連行された。
昨日同様テーブルの端に座ったけど、何人かの女性がちょっかいをだしてきた。僕は朝食を食べると部屋に連れて行かれた。部屋に戻ってもユアンは部屋にはいなかった。そして昼食の時も、夕食の時も、入浴のから戻ってきても、ユアンは部屋にいなかった。僕はさすがに何かあったんじゃないかと思い、廊下にいたメイドに聞いてみた。
「もう少し待って下さい。そうすれば騎士隊の皆さんが説明してくれます。」
それから2時間ほどしたら、部屋に一人の女騎士が部屋に入ってきた。僕を騎士に地下室に連れて行かれた。そして階段を下りていくと、広間に出た。そこにユアンがいた。
「ユアン!」
「ルゥ・・来ないで・・早く・逃げて・・」
「これからこの者を快楽の間に連れて行く!参加したい者は、快楽の間に来い!」
「ユアン!ねぇ快楽の間ってなんなの!?」
僕は近くにいた、女騎士に聞いた。そしたら信じたくないことを聞かされた。
「これからあの子にSEXしてもらうのよ。私達全員と・・この国には男がいないでしょう。だから子が生まれない。それだといずれ国が滅んでしまう。そうならないために可愛い男の子を外で捕まえて、皆の中にだしてもらうの。そうすれば妊娠するでしょ。」
「何で子供なの!?」
「何故子供かと言うと、力がないから抵抗されないし、私達が無理矢理犯されることもないでしょう。だから幼い男の子を捕まえてくるのよ。分かった?じゃあ私も参加したいからこれで・・」
そんな助けないと!僕は騎士達を尾行して、快楽の間に向かった。騎士達が部屋に入るのを見て、僕もその部屋に入った。そしたら、そこには確かにさっき沢山の人が入ったはずなのに、この部屋にはシルヴィアとセアーネしかいなかった。
「あの子は貴重な種子返すわけにはいきません。諦めてください。」
「やだ!ユアンはどこにいるんだ!」
「あの子はここから二つ奥の部屋にいます。ここは婚姻の間・・ここで交わったものは結ばれると言われています。そして次に出産の間があります。その部屋で交わった者達は子宝に恵まれると言われています。次が堕落の魔・・そこで交わった男性はその部屋にいる女性全員の虜になります。そしてその奥が快楽の間です。そこでは男性は無限に射精することができ、沢山の女性を妊娠させるには最高の間です。」
そんな事させない!僕は奥の扉を開けようとしたけど鍵がかかっている。
「鍵はここです。」
セアーネの左手には赤色の鍵があった。シルヴィアも青色の鍵を持っていた。多分両方とも快楽の間に行くには必要なんだ。僕はセアーネから鍵を奪おうとしたら、弄ばれただけだった。
「私に勝つか、私を満足させたら鍵を差し上げましょう。」
「分かったよ。」
「では私は奥の部屋で待っています。二人で楽しい時を過ごして下さいね。」
シルヴィアも同じ鍵を持っていたみたいだ。僕は身構えると、セアーネを睨みつけた。セアーネはクスっと笑い、鎧を脱ぎ始めた。鎧を脱ぐのを見て、僕は昨夜のことを思い出した。彼女の裸を見たら、また魅了されてしまう。そうなったら勝ち目が無い!セアーネが服を脱ぎ始めた。僕は慌てて目を閉じて、彼女の裸を見ないようにした。
「目を閉じてどう闘うのですか?今は目を開けても大丈夫ですよ。」
僕は目をゆっくり開くとセアーネは色っぽい黒い下着をつけていた。そうか・・裸を見たら、魅了されちゃうから下着を着けている時なら魅了されないんだ。でも下着を取られてたら、魅了されちゃう・・彼女が下着を外す前に勝負を決めないと・・でもショーツを穿いているから、挿入はできないし・・ブラジャーがあるから、胸を直に触ることもできない・・どうやって責めよう・そうだ!どちらか一枚だけ残したらいいんだ!
問題はどっちを取るか・・彼女は胸が大きいから胸を揉まされたりしそうだし・・よし!ショーツを脱がしてしまおう、そしてペニスを挿入して、彼女をイカせるんだ。
僕はセアーネに少しづつ近づいて行った。セアーネの所まで行くと、彼女は両手を横に広げ、足を肩幅ぐらいまで開いていた。どうやら僕が何をしようとしたか分かっていたみたいだ。どちらの下着も取りやすい姿勢をしている。
僕はショーツを掴むと少しづつ下に下げていく、ショーツを脱がせるとセアーネは微笑んでいた。
「その下着差し上げますわ。オナニーをする時にでもお使い下さい。」
「い!いらないよ!」
僕は大きな声で言うと、セアーネはクスクスと笑った。
「冗談ですわ。さあ、挿れて下さい。」
僕は服を脱いで、彼女の膣にペニスを近づけると、セアーネは僕にこう言ってきた。
「実は私、今日排卵日なんです。」
排卵日・・僕の頭にその言葉が過ぎった。そしてエレンに子を宿すと、力が失われるという事を思い出して、慌ててセアーネから離れた。
「あら?挿れてくれませんの?・・胸を触りたいんですね。」
セアーネはブラジャーのホックを外して、ブラジャーを外そうとした。
「あっ!ダメ!」
僕が言った時にはもう遅かった。僕は彼女の体を見ないよう、目を閉じた。でも目を開けないと彼女の何をしようとしているのか、どこに居るのかさえ分からない。
「目を閉じたままで、私に勝てる気ですか?・・愚かですね。」
そうだ声や彼女の香水の匂いで、どこにいるのか分かる。僕は神経を研ぎ澄まして、彼女の居場所を探った。そして、前からいい香りがしてきた。僕は前に手を伸ばすと何かあった。僕はそれを掴んだけど、これは・・
「私の下着がそんなに欲しかったのですか?・・うふふ・・構いませんよ、ブラジャーも差し上げます。」
「いらないよ!」
僕はセアーネが着けていたブラジャーを捨てると、セアーネがどこに居るのか探り始めた。
「どこを見ているのですか?」
突然僕は後から抱き締められた。さっき僕がブラジャーを捨てた時に、後に回り込んだみたいだ。腕ごと抱き締められて、抵抗することができない。力では彼女には勝てないし、背中に彼女の豊満な乳房が押し付けられてるせいで、力がうまく入らない・・
セアーネは僕が抵抗できないと分かると、耳を舐めてきた。さらにペニスに手を伸ばして、手コキをし始めた。セアーネは僕の顔を横に向かせると唇を奪ってきた。彼女の唾液を流し込まれ、僕の唾液を吸ってきた。僕はキスの快感を堪えることができず、セアーネの手の中でイッてしまった。
「さあ、目を開いて・・私を見てください・・」
僕は彼女の誘惑に負けちゃダメだと、理性を働かせていた。そしたら突然セアーネが僕を突き飛ばして、仰向けに寝かせてきた。
「そんなに見たくないなら、開けなくて結構です。」
僕のペニスが突然柔らかい物に挟まれた。多分セアーネが胸で挟んできたんだ。そのまま胸を上下に動かして、パイズリを始めた。昨日より挟む力が強いよ・・四方八方から胸の快感が襲ってきて、逃れる事ができない。
「あっあっ!もうダメ・・イッちゃうよ!イク!」
僕がそう言った途端、セアーネがペニスを胸から解放した。・・あれ・・イケない・・何で?・・
「私を見てくれたら、イカせてあげます。」
「そんな・・」
「いやならいいのですよ。そのまま目を閉じていても・・ただし・・見てくれるまでイカせてあげません。」
僕のペニスが突然、暖かいもの包まれた。舌で僕のペニスを舐めてきている・・今度はフェラを始めたんだ。さっきイキそうになったから、ペニスがビクビクしている。・・ああ・・出る・・
出ると思ったらセアーネは僕のペニスを口から抜いた。僕がセアーネの裸を見るまで焦らす気だ。
「まだ見てくれないのですか?・・では次は・・」
「待って!・・見るよ・・見るから・・」
僕は目を開けようとしたら、僕の顔に何か乗せられた。
「見る?・・まるで嫌々私を見るみたいではありませんか・・そんなに嫌なら見て欲しくありません。」
「見させて下さい・・貴女の綺麗な姿を・・僕に見せて下さい・・」
「うふふ・・そうですか・・そこまでして見たいのなら、見せてあげましょう。」
僕の顔に乗せられた物がどけられると、僕は身を起こして目を開いた。そこには手を腰にあて、優しく微笑んでいる。セアーネの姿があった。僕は昨日同様白い大きな胸に目を奪われていた。
「また胸ばかりを見て・・本当に胸が大好きなんですね。さあ・・いらっしゃい・・」
セアーネは両手を広げて僕を誘ってきた。僕はセアーネに近づいて行き、彼女に抱きついた。セアーネは僕を包み込むように抱き締めてきた。僕の顔に彼女の豊満な乳房が押し付けられた。僕は胸に顔を埋めてセアーネに甘えていた。
「うふふ・・胸に甘えて赤ちゃんみたいですよ・・そんな子には母乳を飲んでもらいましょうか。」
セアーネは僕の口に胸を含ませて、母乳を飲ませてきた。僕は赤ん坊みたいに、母乳を飲み、時折母乳を飲むのをやめてセアーネの顔を上目使いで見ていた。そんな行動が彼女の母性本能を刺激してしまったようだ。息を荒くして、さっきより強く僕を抱き締めてきた。まるで母親が子を守るようみたいに・・
「もう我慢できません・・貴方ものを・・私にください・・」
セアーネは僕のペニスを掴むと、自分の性器へと導いた。ペニスの先端が膣に触れると、濡れているのがわかった。セアーネは僕のペニスをゆっくりと中に挿れていった。根元まで挿入すると、僕を押し倒した。
「んっ!・・全部挿いってしまいましたね・・うふふ・・もうイキそうなのですか?・・構いませんよ・・イキたくなったら、遠慮なく私の中に出して下さい。では動きますよ。」
彼女は腰を前後に動かし始めた。僕はずっと彼女の乳房に顔を埋めて、母乳を飲み続けていた。美味しい・・もっと飲みたい・・僕は彼女の背中に手を回した。セアーネの腰の動きは少しづつ激しくなってきた。気持ちいい・・もうダメ・出ちゃう!セアーネはイキそうだと分かると、今までより強くペニスを締め付けてきた。
ドビュルルルルルル!!ビュルルルルルル!
「嗚呼・・出てますよ・・私の中に・」
僕は母乳を飲むのをやめて、彼女に抱きついた。何だか眠くなってきた・・僕は彼女の胸に甘えながら、そのまま寝てしまった。


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