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少年の旅 第九章

「ん・・」
暖かい・・目を閉じて、何かに抱きついてる。・・顔が突然柔らかい物にあたった。・・柔らかい・・暖かくてポヨポヨしてる・・僕は無意識の内にその柔らかい物質に顔を埋めていった。そしたら周りから笑い声が聞こえてきた。
そういえば・・僕は何をしてたんだろう?・・確かリンと一緒に港を出て・・淫魔に襲われて、リンが淫魔化してしまって・・!僕は目を開けると、僕は誰かの胸に顔を埋めていた。慌てて離れようとするけど、首に腕を回されているみたいで離れる事ができない。
「目が覚めたのですね。ごめんなさい。お礼のつもりが・・部下達は皆歯止めがきかなくて。お詫びに今度は私が相手をしてあげますね。」
女王は僕を抱き締めて、胸を口に含ませてきた。僕は否応無しに母乳を飲まされた。飲んじゃダメだ・・マーメイドの母乳はホレ薬の効果があるのに・・魅了されたら絶対に虜にされちゃうよ・・僕は何とか母乳を飲むのをやめようとするけど、体が言うことを聞いてくれない・・
「うふふふ・・私のミルクは部下のミルクと違って遅効性なんですよ。でもそのかわり部下のミルクの効果は一度中に出せば消えてしまいますが、私のは速くても一日は効果があります。大体薬の効果が現れるのは2,3分後ですね。それまで私の体を堪能してくださいね。」
僕は女王の膣にペニスを挿入した。胸を愛撫ですると母乳の量が増えるかもしれない・・母乳の効果が出てくる前に短期で終わらせるしかない。でも女王の中はとても狭くて、僕のペニスもうまく奥に入らない・・その上ギュギュと僕のペニスを強く締め付けてくる。気持ちいい・・ダメだこのまま挿入していったら、締め付けに堪えられなくて女王の中に出しちゃう。僕は腰を引いてペニスを抜こうと女王は腰を突き出して、僕のペニスを抜けないようにする。
「抜いてはなりません。出すのです。・・ほら胸の感触・・もっと楽しんでいいんですよ。」
女王は僕の手を導いて、自分の巨乳を揉ませてきた。女王の胸は大きく僕の手では両手を使わないと揉みきれなかった。
「そろそろ・・薬の効果が出る頃ですね・・」
「!」
僕は母乳を飲むのを止めさせられ、頬に手を添えられて上を向かされた。そこには女王の優しい笑顔があった。年上の女性が見せる包容力がある笑みだ。綺麗だ・・さっきもマーメイドの中で最も綺麗な女性に見えていたけど・・今はこの世界中何処を女王・いやエレンより綺麗な女性はいない。エレンは薬の効き始めた事がわかると、ペニスを一気に根元まで挿入した。
「ふあぁ・・」
「気持ちいいですか?うふふ・・もっと感じて下さい。私の体で・・」
僕はそう言われて、エレンの胸に顔を埋めた。子供が母親に抱かれて眠るかのように、僕はエレンの胸に甘えていた。エレンはそんな僕の姿を見て、クスっと微笑んで腰を動かし始めた。
「んぁ・・気持ちいいよ・・」
「ほら、甘えてばかりいないで・・貴方も腰を動かしてください。」
「うん・」
僕もエレンの動きに合わせて腰を動かし始めた。動かし始めるとエレンは満面の笑顔を僕に向けてくれた。笑うとますます綺麗に見える・・僕はそんなエレンの顔が見たくて、腰の動きを速めていった。
「あん・・そんなに慌てないで下さい・・ゆっくりと私の動きに合わせてください。そうすればもっと気持ちよくなれますから・・ね。」
エレンの言葉に従って、僕は腰の動きをエレンに合わせた。そしたら、エレンの言う通りさっきよりずっと気持ちよくなってきた。僕はペニスがエレンの膣から抜けないよう、エレンにしっかりと抱きついた。もう我慢できない・出る!
ドビュルルルルルルル!!ビュルルルル!
「あん!・・美味しい・・以前飲んだ精液よりずっと・・もっと出して下さい!」
エレンは射精している間は腰を激しくグラインドさせて、僕を感じさせてくれた。僕が離れないよう力強く抱き締めていた。射精が終わると、ペニスは小さくなっていくのが分かった。
「うふふ・・心配することはありません・・すぐに大きくしてあげますよ。」
エレンは僕の頬に両手を添えて、目を閉じてゆっくりと顔を近づけて来た。僕も目を瞑って、エレンのキスを受け入れた。舌が入ってきて僕の舌に絡めてきた。さらに僕の口内にあった唾液を吸って、自分の唾液を飲ませてきた。・・美味しい・・母乳とは違う甘さがあった。エレンの唾液を飲んだらペニスが硬くなってきた。
「んっ・・んちゅ・うん・・」
「ちゅ・・うん・・・はぁ・・気持ち良かったですか?私のキス・・」
「気持ちいいよ・・」
「クス・・厭らしい子。またここをこんなに硬くして・・もう一度私の中に出したいのですか?」
「出したいよ・・」
「ふふ・・ダ〜メ♪出させてあげません。」
エレンは腰を動かしてくれるけど、僕はイキそうになると腰の動きを止めて、締め付けてもくれない。
「意地悪しないでよ・・」
「じゃあ私を姉と呼んでくれたら、出させてあげましょう。」
「そんな・・」
何だか僕は姉と呼ぶことに本能的に危険を感じた・・だけど姉と呼ばなかったらエレンはずっと焦らしてくる。僕は我慢できなくなってしまった。
「姉・・さ・」
「んっ?なぁに聞こえませんよ?」
「姉さん・・イカせて・」
「良く言えました。いい子ですね・・では私の中に出して下さいね。」
エレンは腰を激しくグラインドさせてきた。僕はさっきからイク寸前で止められていたので、快楽に堪えきれず身を震わせて、エレンの中に出してしまった。
「嗚呼・・美味しい・・何度出されても飽きない美味しさです。」
僕はエレンに抱きついていた。何だか喉が渇いてきた何か飲みたい・・僕は前を向くとエレンの豊満な乳房があった。僕は顔を近づけて、エレンの胸をしゃぶり始めた。
「きゃ!・・もう・・そんなに飲みたかったなら言ってくださればいいのに・・」
エレンが僕を胸元に抱き寄せると、僕の顔はさらにエレンの胸に埋まっていった。息苦しいけど・・気持ちいい・・母乳を飲んでいたら何だか目の前が暗くなってきた・・もうダ・・メ。
「・・気絶してしまいましたか・・無理もありません。この海では男性の体力は低下しますし、私のミルクを沢山飲んでしまったのですから・」













僕は気が付くと浜辺にいて、エレンが膝枕をしていてくれた。
「目が覚めましたか?ここは貴方が来たがっていた北の大陸です。」
僕は身を起こしてエレンの方を向いた。陸地なら僕の方が圧倒的に有利だ。万が一勝てなくても逃げる事はできる。僕が身構えるのを見て、クスとエレンが笑った。
「今は闘うつもりはありませんよ。ちょっと貴方に教えておく事があるのです。」
「何?大陸の地形なら知ってるよ。」
「そんなことではありません。貴方も聞いているかもしれませんが、貴方が私達淫魔にとって、悪魔のような存在であり、繁栄へと導いてくれる英雄だという意味分かりますか?」
「僕はリーリア・・サキュバスの女王を封印できるから、淫魔にとって悪魔みたいな存在なんでしょ?それは分かるけど・・何で英雄とも言われるの?」
僕が首を傾げると、エレンは溜息をついて話してくれた。
「やはり知りませんでしたか。淫魔でも人間でも精によって、子供ができるのは知ってますよね。」
僕はコクリと頷いた。
「もし人間の女性や淫魔の虜となって子を宿してしまったら・・貴方はリーリア様・そして私達淫魔の女王を倒すことはできなくなります。そしてその瞬間貴方の精液には凄まじい魔力があり、それを中に出されたり、飲んだりすれば、私達淫魔の力は最大まで跳ね上がります。」
「跳ね上がるって言っても・・どのぐらいまで?」
僕はエレンに聞くと、エレンは簡潔に説明してくれた。
「簡単に言えば虜になった貴方の精液を下級淫魔が飲むと、女王以上の力を手にします。それを女王が飲めば、どのような力になるかは想像がつきません。そしてその力を手に入れた時・・この世界は淫魔によって支配されるのです。・・理解できましたか?理解できたのなら、今後女性の中に出すのは極力避けたほうがいいですよ。・・では私は失礼しますね。魔界くればまた会うことがあるかもしれませんよ。うふふ・・」
そう言ってエレンは海に帰っていった。そんなことがあったなんて・・とりあえず今後は気を付けないと・・迂闊に女性の中にペニスを挿入して出してたら、いつ妊娠させてしまうかわからない。サキュバスでも特に膣淫魔には気をつけないと・・
僕は近くに置いてあった服を着た。エレンが置いて行ってくれたのかな?・・確かここはカール帝国の国境付近か・・確かこの国は今鎖国状態に近いから、ハンターの支部もないし、情報もあまりない。何が起こるかわからないから気を付けないと、とりあえず帝都が近いからそこで情報を集めよう。
よければ感想を・・

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