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初めてのお仕事〜中編〜

僕は淫魔に一直線に駆け寄ると、目の前で揺れる双乳に素早く手を伸ばした。
優しく鷲掴みにすると僕の指はずぶずぶとめり込み、同時にある種の反発感を持って迎えられた。
みずみずしい触り心地と芯のある弾力は、間違いなくこのおっぱいが一級品であることを証明している。
こんなおっぱいに挟まれたら抵抗の余地なくイってしまっていたことは確実だ。
「あはっ、やっぱりおっぱいが好きなんだ♪いいよ、好きにして……♪」
淫魔は余裕を見せ付けているのか、一向に動く気配を見せない。
ここがチャンスだ。
一気に快感を与えてよがらせてやる!淫魔ハンターをなめたことを後悔しろ!
「うっ……ううん……そう、そうやって優しく……ね?」
僕はゆっくり円を描くようにおっぱいを揉み始めた。
時には下から掬い上げるように、時には荒々しく揉みしだくように、時には擽るように。
僕のおっぱい責めにより、淫魔の顔が少しずつ紅潮してくる。
「あうっ……気持ち……い…………ひゃうんっ!!」
僕の愛撫ですっかり固くなってしまった乳首をこりこりしてやると、淫魔の喘ぎ声が一層高くなった。
やはりおっぱいが武器であると同時に性感帯であるらしい。
「ねえ……キス……しよ…♪」
淫魔の左手が僕の頬に添えられ、正面を向かされる。
そこにはかわいらしく目を瞑って、ゆっくりと僕に唇を近づけてきている淫魔の姿があった。
「んっ……んむぅ………」
僕は淫魔の唇に僕のそれを重ねた。
すかさず淫魔のぽってりとした舌が僕の口の中に入り込もうとする。
僕はそれをやんわりと押し返し、逆に僕の唾液を淫魔の口に流し込んでやる。
淫魔はそれをおいしそうに嚥下し、今度は僕の口に唾液を送り込んでくる。
「んぅ……ちゅっ……」
「ちゅ、ちゅ……んはぁ……」
辺りに湿った水音が響く。
しばらく僕と淫魔の舌は、互いに艶かしく蠢き、絡み合ってキスの主導権を奪い合っていた。
そして、何度目かの絡み合いの直前。
僕はタイミングを見計らって淫魔の乳首を軽く捻りあげた。
「んんんんあぁっ!!」
淫魔が予想外の刺激に思わず声をあげてしまう。
それに伴って今まで舌の侵入を許さなかった淫魔の口が、開いた!
「んんーっ!!」
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅるる……」
僕の舌はすかさず淫魔の口の中に入り込んでいた。
今まで侵入を拒まれていた分の憂さ晴らしをするかのように、僕の舌は淫魔の口内を犯し始めた。
淫魔の呼吸がだんだんと乱れだしていく。
更におっぱいを揉む手を加速してやると、ついに淫魔が気持ちよさそうな喘ぎ声を上げ始めた。
手は力なく僕の頬に添えられたままで、僕を押し返そうともせず快感を受けるがままになっている。
ぴくりぴくりと体を断続的に震わせていて、これだけでもイってしまうのではないかとさえ思える。
僕は止めをさしてやろうと、淫魔の股間に手を伸ばそうとした瞬間――

「んああああっ!?」

突然、僕の下半身に腰がぬけそうなほどの快感が走った。
予期せぬ快感に僕は一瞬びくりと体を硬直させてしまう。
その瞬間を見逃さず、今度は淫魔の舌が僕の口の中に侵入してきた。
「んんっ!?んんーーーーっ!!」
まるで今までの舌使いが嘘だったかのように、激しく僕の口内で暴れ、犯す。
しかしその動きは乱暴なようだが的確で、僕が脱力するところをピンポイントで責めてくる。
そして相変わらず僕の下半身には痺れるような快感が送り込まれていた。
僕はなんとかおっぱいを揉んで反撃しようとするも、上と下とから送られる快感で力が全く入らず淫魔のおっぱいに手を添えるだけでも精一杯だ。
僕の口内を認識できないほどの速さで犯しつくした淫魔は、やがてゆっくりと舌を引き抜いた。
にゅぽん、という音がして唇が離れると、二人の口の間には濃厚な唾液の糸が引いていた。
口元には全く力が入らず、注がれた淫魔の唾液が口の端からたらたらとこぼれていく。
視線を動かして下半身を見てみるといつの間にかズボンを脱がされていて、今さっきの催眠で我慢汁塗れになったぼくのおちんちんを淫魔の右手が優しく包み込み、そのむちむちの太ももに尿道口を滑らせていた。
既にスパッツの一部は我慢汁でてらてらと光っており、それが潤滑液となって普段なら痛みを感じるその刺激も今はただ気持ちいいだけのものとなっていた。
敏感な尿道の粘膜への刺激に、僕は腰を震わせてひたすら耐える。
「ほらほら、私の太もも気持ちいいでしょ?くすっ、ちょっと自分が有利になったって思うとズボンを脱がされるのにも気付かないなんて……あなた、本当にハンターなの?」
「ひゃっ……あううっ……」
逃げようと思っても、淫魔の左手が僕を力強く抱きしめていて逃れることができない。
それどころかあのおおきなおっぱいが僕の胸に押し付けられてしまう。
僕が身を震わせるたびに、つんとした乳首の刺激とむにゅむにゅとしたおっぱいの感触が変化していき、僕は更に興奮させられてしまう。
「というかあの程度の演技も見破れないなんて……あなた、ハンターどころか一般人じゃん♪」
そんな、あれが演技だって!?
それじゃあ僕はまんまと淫魔の演技に騙されたっていうのか!?
「まあ、私としては簡単に上質の精液が搾れて嬉しい限りなんだけどね♪じゃあそろそろイってみようか?」
「あ、ああああうっ……!!」
それまでぼくのおちんちんを握っているだけだった淫魔の手が、しゅにしゅにとおちんちんを扱きあげてきた!
今までは亀頭への責めだけだったから射精せずに済んでいたけれど、そんなことされたら……!
「ふふふ……ほらほら、おちんちんがビクビクいってるよぉ?もうだめなんでしょ?私の太ももに濃い精液いっぱいかけてぇ!!」
淫魔の手の動きが一層素早くなる。
「ああっ……もう……我慢できなぃ……イくぅ!!」
「ふふっ……だ〜め♪」
「…………えっ?」
イく!と思った瞬間、淫魔の手の動きがぴたりと止まった。
精液が開放されないぎりぎりのところで刺激が中断され、おちんちんが苦しそうに暴れだした。
イかされなかった安堵感と、寸止めされたもどかしさが僕の中でぐるぐると渦を巻く。
「……ね〜え♪」
決して萎えさせないように、緩やかに亀頭を太ももに擦りつけながら淫魔が尋ねてくる。
僕は淫魔を直視できずに視線を逸らすが、淫魔はむりやり僕の顔を正面に向ける。
「…………なんだよ」
僕は出きるだけぶっきらぼうに答える。
あっさりと淫魔の策にはまり、更に寸止めまでさせられた僕の心は恥ずかしさで一杯だ。
しかし、淫魔は更に僕に恥辱の言葉を投げかけてくる。
「今回はさ、見逃してあげるから………私の前でオナニーして見せてくれない?」
「なっ……!!」
一瞬で僕の顔が真っ赤になる。
敵である淫魔の目の前でオナニーだって!?
冗談じゃない!!
「ほら、私としてもこんなにあっさり勝っちゃっても面白くないし〜、あなたも仕切りなおしってことで♪ねえ、いいでしょ?」
「バカにするな!何で僕が淫魔の目の前でオナニーなんか!!」
「あっそう。じゃあイかせちゃうね」
淫魔は短くそう言うと素早く指をおちんちんに絡みつかせ、扱き始める。
巧みな指技にあっというまに射精欲がぶり返し、すぐに発射寸前の状態にさせられてしまう。
「あ……う……イ、イくう!!」
「だ〜め♪」
しかし最後の決定的な一押しが足りず、決して射精させられることはない。
もどかしさに僕の腰が跳ね上がる。
「もう一度よく考えてみて?これはあなたにとって悪い話じゃないんだよ?私がイかせたのなら呪縛にかかっちゃうけど、自分でイく分には呪縛にはかからない。ということは、あなたは一回出した有利な状況で私と戦えるんだよ?ここで私にイかされるのと、一回だした後で私と再戦するのと、どっちがいいのかはわかるでしょ?」
ぐにぐにとおちんちんを弄びつつ、淫魔が囁きかけてくる。
確かに悪い条件ではなかった。
でも淫魔の目の前でのオナニーは僕にとってすごく抵抗があった。
誇りをとるか、命をとるか……
「……………………」
「…………ああ〜、もう!!じれったいなあ!!もうイかせてやるぅ!!」
「なっ…ちょっ!!」
淫魔は痺れを切らしたのか、突然猛烈な勢いでおちんちんを扱き始めた。
「ああっ、だめぇ!!!!」
二回も寸止めされたおちんちんはあっという間に登りつめてしまう。
今回は寸止めしてもらえないという恐怖感が僕の口を無意識の内に開かさせていた。
「わかりましたぁ!!オナニーしますぅ!!させてくださいぃ!!!」
その言葉を聞いて、淫魔がぱっと顔を輝かせる。
「わ〜い、やったあ!!じゃあ、早く見せて♪」
淫魔は僕を解放すると、しゃがみこんで上目遣いに僕を見上げてきた。
僕はその視線に耐えられず、目を逸らしたままゆっくりとおちんちんを扱き始める。
「こら!ちゃんと私を見ながらオナニーするの!!じゃないと、イかせちゃうよ?」
「ううっ……」
イかせちゃうよ、と脅されると僕にはもう選択肢はなかった。
にやにやと笑みを浮かべる淫魔の顔を見つめながら、僕は手を動かし続ける。
我慢汁塗れのおちんちんは、僕が手を動かすたびににちゅにちゅと音を立てる。
「気持ちいい?ハンターなのに淫魔の目の前で公開オナニーして気持ちいいんだ?」
「…………」
「ほら、質問にはちゃんと答える。イかせちゃうよ?」
「う……気持ち、いいです……」
淫魔は僕の答えに満足げに肯く。
「ふふっ……私の演技に騙されて、太ももにおちんちんこすり付けられてだらだら我慢汁垂れ流した挙句、私に見つめられながらオナニーをして情けなくイっちゃうんだね、変態のハンターさん♪ほら、もうおちんちんがぴくぴくしてきたよ……♪そろそろイっちゃいそうなんだよね?」
「あ……もう…………」
無意識の内に扱きあげる手のスピードが速くなっていく。
お腹の中がきゅ〜んと切なくなっていく。
「イく?イっちゃう?オナニーでイっちゃう?私にじろじろ見られながらの公開オナニーでイっちゃうの?」
もう淫魔の質問に答えている余裕など無かった。
出したい。
出したい。
出したい。
寸止めされた分、その誘惑は強烈だった。
「ああっ!!だめぇ!!イっちゃうぅ!!!」
最後の刺激にしようと強烈なしごきをおちんちんにくわえようとした瞬間、
「はい、すと〜っぷっ!!」
僕の手が淫魔の手に無理やり押さえつけられた。
「え?えっ?」
僕は困惑しながらもおちんちんを扱きあげようと手を動かそうとする。
しかし、淫魔の手に掴まれた僕の手はびくともしない。
僕は淫魔を請うような視線で見つめた。
「ねえ、折角だからおねだりしてみてよ。射精のおねだり♪」
「えっ?」
「そうだなあ〜……『僕はハンターなのに、淫魔の目の前でおちんちんを扱きまくって汚らしい精液をぴゅっぴゅって飛ばしちゃうのが好きな変態ハンターです。どうか僕の変態おちんちんからとっても濃厚なちんぽみるくがたっぷり噴き出すところをじっくり観賞してください』って射精の前に言うの♪」
「ええっ!?そんな………できないよぉ………」
「出来ないの?じゃあ、イかせちゃおっと♪」
淫魔は僕の手を拘束したまま空いているもう片方の手で亀頭を包み込む。
そのままぐりぐりと動かされると下半身に甘い痺れが溜まっていく。
このままでは本当にイかされてしまう!!
「ああっ!!ごめんなさいぃ!!言いますからぁ!!!」
「そう、いい子だね。じゃあ、私の目をじっと見て……おちんちんを扱きながら言うんだよ?」
そう言って淫魔の手が僕の手から離れる。
僕はすぐにおちんちんを扱き始めた。
言うべきセリフは一回聞いただけなのに、何故かもう覚えてしまっていた。
僕は出きるだけその意味を考えないようにして、言葉を紡いでいく。
「僕はっ……ハンターなのにっ……淫魔の目の前でおちんちんを扱きまくってっ……汚い精液をどぴゅどぴゅって飛ばしちゃうのがぁああっ!!もうだめえっ!!」
まだセリフの途中なのに僕はイきそうになってしまう。
「イっちゃだめ!!もしイっちゃったらイったばかりの敏感おちんちんを直後責めしちゃうよ!?」
淫魔が激しい言葉を飛ばしてくる。
僕は肛門に力を入れ、腰を引いて必死に射精を我慢しながらセリフを続ける。
「飛ばしちゃうのが好きな変態ハンターですうっ!!どうか……僕の変態おちんちんからっ……とっても濃厚なちんぽみるくっ……たっぷり出るところをっ……心行くまで観賞してくださいいぃっ!!!ああっ、だめえっ!!イくイくイくイくイくイくぅ!!!!」
「あはっ、本当に言っちゃった…♪いいよっ、イっちゃえ!!」
「ああっ、イくうううううぅ!!」

どぴゅーーっ、どぴゅっ、どぴゅどぴゅぅ!!

僕のおちんちんからとんでもない量の精液が飛び出した。
それは目の前にしゃがんでいた淫魔に降り注いでいく。
「あはっ、おいし♪」
淫魔はそれを口で直接受け取り、体についた分を手で集めて舐め取っていく。
僕はそんな淫魔の仕草を見つめながら、射精が終わった後もしばらくの間ぼ〜っとしていたのだった。

                                続く
自分的にツボだったリクエストがあったので思わず書いてしまいましたよ。といっても、うまくかけたかどうかはわかりませんが……

最初の予定では前・中・後編で終わらせる予定だったんですが、2回戦に突入になったのでどうもそれじゃあ終わらない予感……。まあ、こうなってしまったので引き続きリクエストはお受けしますよ。相変わらず叶えられるかどうかはわかりませんが。

次回の投稿はちょっと間が空きそうですね。では。

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