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快楽主義

はぁ……
もうやだよこんなの…
僕のうえで女の人が激しく乱れてる。
気が狂いそうなほど気持ちいいけどさ、僕に寝る時間をちょうだいよ。
いくらねだったって精液なんかあげないよ。
君らはかわるがわる僕の上で乱れて達して消えていく。
もうどれだけ長い間こんなことが続いてるんだろう。
極上の淫魔に犯し殺されたくて淫魔の呪を受けたのに…毎晩犯しにやってくるのは低級淫魔ばっか。
君たちがどんなに淫らに乱れて僕を気持ち良くしてくれたところで、僕はちっとも嬉しくない。
僕はハンターでもなんでもないけど、君たちごときにイカされて死ぬのは我慢ならないんだ。
僕はとびっきり極上の淫魔に犯されて殺されるのが夢なんだ。
そのためにはどんなことだってする。
何度も何度も飽き飽きするほど繰り返される君たちとのえっちなんてたやすく耐えてみせるよ。
僕は誰よりもMで変態的なところがあるかもしれないけど、妥協は嫌いなんだ。
安易な刺激で達したくない。最高の淫魔の中も外も僕の精液でいっぱいにして死にたいんだ。
僕は快感を誰よりも強く求めてるんだ。快楽のファンなんだよ。
だから僕が一番気持ち良く感じる騎乗位で君たち下級淫魔の相手をしているんだ。
君達にヌカれちゃだめだけど、可能な範囲で最大限に気持ちよく犯されたいからね?
でも、それも繰り返されると本当に飽き飽きしてくるんだよ。
毎晩毎晩代わる代わるに淫魔が犯しにやってきては、僕が下から突き上げると達してしまう。
気持ちいいことは確かに間違いなく気持ちいいんだけどさぁ、これは睡眠妨害以外の何物でもないね。
夜は君たちの相手をしなきゃいけないから寝れなくて昼はぐっすり。
なんとかして最高の淫魔を探したりしたいのに全然行動出来ないよ。
うまいこと向こうから来てくれたりしないかなぁ…
あ、君ももうイッちゃいそうだね。
バイバイ。イッちゃって消えちゃって。
これで今夜は何人目かな…忘れちゃったや。
もう夜中の4時過ぎかぁ…まだ少し来るのかな。

僕が寝てるベッドのすぐそばの空間が歪む。
そしていつもと同じように淫魔が現れた…けど…
あぁ…これは嬉しいこともあるもんだね。
「お前が呪を利用して淫魔を葬っている男か。何者だ」
見てすぐに分かった。この人は上級淫魔だ。放ってる淫気が今までの下級とは違う。
鋭い目つき、気高さと淫美さを感じさせる不思議な雰囲気、そんなイメージと反して柔らかそうで美味しそうなふともも…
毛の生え方も素敵だねぇ。へそのラインが美しい。胸も大きめで形がよくて張りがありそう。
白くて滑らかな肌にブロンドが似合うね。
「答えろ」
あぁ…ぞくぞくしてきたよ…!!
「僕の名前はリガス。ちなみに父親は女遊びに走って性病で死んじゃった。
母親は今夜も酒場で剣士様やらちょっとした金持ちやらをたらしこんでるんじゃないかな。
生活費はおじい様の遺産でまかなってるよ。
使い切れないぐらいたくさんあるんだ」
「そんなことはどうでもいい。
なぜ自ら呪いにかかったか答えろ」
「せっかく自己紹介してあげたんだから、君も自己紹介してよ。
これから僕のことを犯してくれる人がどんな人か知りたいなぁ」
「今までそんなことを聞かずに淫魔を殺してきただろう!!」
そう言ってから上級淫魔は少し考えるようなしぐさをして続けた。
「だが…いいだろう。教えてやる。
私は上級淫魔、スリート。
さぁ、質問に答えろ」
やっぱり上級淫魔だ。呪い殺されるはずの人間に次々仲間を殺されて痺れを切らしたわけだね。
「ただただ最高に気持ち良くなりたくて自ら呪われたんだ。
彼女たちが消えてしまったのは彼女たちがが与えてくれた快感が
僕のニーズにはほど遠かっただけの問題だよ」
怒り出すかと思ったけど…この上級淫魔スリートは予想に反した反応をした。
「ふはは…面白い子ねぇ。
もう形式的な質問はおしまい。正直あなたがいくら下級を殺そうがかまいやしないのよ。
ただ興味が有ったから味見しにきただけ。下級は邪魔だから呪は解いてあげたわ。
あなたが味わったことのないほどの素晴らしい快楽を与えてあげる」
先ほどまでの雰囲気とは全く違うや。まるで別人みたい。
淫らな表情で僕を見つめ、僕の体にまたがった。
上級淫魔の滑らかな肌の感触が僕を夢心地にしてくれる。
「自ら淫魔に犯されるくせして一度も淫魔に堕ちたことのないあなたの実力…たっぷり確認してあげる」
ぬぷぅっ!!
上級の体に慣れる間もなくあっつくてドロドロしててヌルヌルしててたくさん絡みついてくる魔性の膣にペニスが飲み込まれちゃった。
あぁあぁっ…すごいや…こんなに気持ちいいなんて…!!
今にも精液が溢れ出そう…ペニスが限界まで膨張してる…
「もう駄目なの? リガス君もっと私を楽しませてよ」
スリートは僕の上でリズミカルに腰をくねらしている。
僕は快感の渦に飲み込まれる。出してしまいたい。
でも、出来るだけこの感覚を長く感じていたい。
だから僕は堪え切る。
快楽を長く堪能するために。
そして更なる快感を得るために。
「ん? 持ち直したみたいだね?
じゃあこれはどうかな?」
上体を倒して僕に覆いかぶさってくる。
柔らかい胸が僕の薄い胸板に吸いついてる。
ぷりっとした唇が僕の唇に重ねられる。
その状態で腰がグリグリ動かされる。
いいよ…あぁ…あああっ…こういう快感を僕は求めていたんだ…
僕の命が濃縮されて下腹部に集まっていく…もう出ちゃいそうだよぉ…
出したら…死んじゃう…今まで以上の快楽と引き換えに…あぁぁぁっ…ぞくぞくするっ…!!!
「低級を何匹倒そうと所詮人間ね。
さ、出しちゃいなさい。全部搾りだしてあげるから」
すっごい気持ちいいよ…だけど…これよりも更に上の快楽があるんだ…それを考えたら…ね?
僕はスリートの体にゆっくり手を回してがっしり掴む。
そして今まで下級淫魔をイカせてきたときと同じように激しくペニスを膣の奥深くへ突き込んだ。
「あぁんっ!! なに…どうしてまだ抵抗出来るの…!?」
僕が並の人間よりずーっと快楽への執着心が強いから…かな?
そんなこと淫魔に説明してやらないけど。
僕の意志を砕こうと腰をグライントしてくるスリート。
快感がどうしようもなく我慢を削り取っていく。
でも僕はまだイカない。
ひるむことなくペニスで突き上げる。
そのたびにスリートは淫らに乱れていく。
僕もスリートも絶頂へと近づいていく。
そのうちスリートの動きが鈍くなった。
勝った。
もう自分で動けなくなってる。快楽に耐えることしか出来なくなってる…上級淫魔が。
ふふふ…すごい快感…とどめに硬くなったペニスで中をグリグリしてあげる。
「だめっ…そこっ…だめぇっ…!!!!」
スリートは絶頂に達した。
呆けたような顔で快楽に溺れながらやがて消えた。
上級淫魔を倒したのだから、次はもっと強い淫魔が訪ねてくるかもしれない。
あるいは、呪いが解かれたのだから自分から強い淫魔を探しに行くのも良いかもしれない。
あぁ…今よりもっとすごい快感が味わえるなんて…楽しみで楽しみで考えるだけでイッちゃいそうだよ。

本スレより転載。

自分が書きたいもの書いちゃった感があるけど、あんまえろくないような。

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