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試合前

俺は剣士だ。闘技場での賞金で生きている。
自慢じゃないが腕は立つ。確かな重みと速さを兼ね揃えた斬撃で何人もの強者を切り倒してきた。
大陸でも5本の指に入る程の実力があると自負している。
だから今回、賞金増額の代わりにハンデが付きのトーナメントの話を聞いたときも喜んで参加した。

なんでも、試合前に待合室で女とイカせ合いをしなくちゃならないらしい。
試合開始の時間になるか、女をイカせるかするまで精液を搾り取られる。
そこで体力を消耗すればするほど試合で不利になるってわけだ。
ちなみに試合で勝てば通常の2倍の賞金。女をイカせて勝てば通常の4倍の賞金。
女も俺をイカせる度に報奨金がもらえるそうだ。そして更に試合に俺が負ければ多額の報奨金がもらえるらしい。
で、主催者は魔術を使ってその様子を遠くから見てる、と。
まったく…金持ちの考えてることはわからない。

第1試合前、待合室に黒いローブを着た女が入ってきた。
「こんにちは、剣士さん。
これからたーっぷり精液抜いてあげますから、楽しんでくださいね」
胸の大きいブロンドの女だった。かわいらしい顔つきで正直かなり好みだった。
こんな女としっぽり楽しんで賞金4倍とは良い話だ。
「ふふ、大きくしちゃってますね〜。服の上からでもよーくわかりますよ?」
気がつくと女は腰かけている俺の足もとでスボンの上からペニスを撫でまわしていた。
ぞくぞくと快感が走る…いつの間にここまで移動した?
…まぁいいか…少しこのまま楽しませてもらおうか。
手際よく女は俺のスボンからペニスを取り出す。
「すごいビンビンですねー。剣士さんはどんな風に精液を抜いて欲しいですかぁ?
こんな風に手でシコシコするのが好みですかぁ?」
女は両手でそそり立ったペニスにカウパーを引き延ばしていく。
ヌラヌラと濡らされたペニスを奇麗な指がさわさわと撫で上げる。
そうかと思うときつく握ってリズミカルに扱いてきた…!!
これちょっと…まずい…こんなに上手いとは思わなかった。
今にも精液が吹き出そうだ。
女に反撃しようと胸に手を伸ば…せなかった。
「ダメですよ? 剣士さんは大人しく精液吐き出してればいいんです」
指がより強くペニスに絡みつき激しく扱き立ててくる…!!
だめっ…だっ…!!

ドビュッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクン…

大量の精液が噴き出し全身が快感に震える。
それと同時に強い疲れを感じた。
濃厚な精液が女の顔にかかる。
口元についた精液が桃色の舌に舐めとられる。
「剣士さんの濃厚ザーメン頂いちゃいました。
次は口で抜いてあげますからさっきよりもっと濃いの出してくださいね」
このままじゃ不味い…この女をなめていた。
イカせるか我慢しきるかして体力を温存しないと…。
「いただきまぁす」
くぅっ…ペニスが女の口に飲み込まれた。
舌と粘膜がペニスに絡みつき滑る。
ペニスにしゃぶりつく唇がたまらなくいやらしい。
これは…我慢し通すのは無理…だな。
女をイカせることに専念しよう。
ローブをはぎ取り胸を鷲掴みにする。その豊満さと柔らかさに情欲が加速する。
掌に硬くなった乳首の感触が伝わる。
荒々しく下から上に引き上げるようにして揉んでやる。
「んんっ…ん…」
女がくぐもった嬌声をあげる…胸を乱暴にされるのが好きか…このまま責め落としてやる。
「っ…ぷはっ…だめです…よ」
女の口がペニスを開放した。
そのまま掌に胸を押しつけるようにして上体が少し上がってきた。
「あんっ…そんなに胸が好きなんですか剣士さんは…」
上目遣いで可愛らしい顔が俺を覗き込む。
そして視界の中では俺の掌で乳房がいやらしく形を変える。
「なら…こうしてあげます」
突如としてペニスが今までとは違う柔らかい感触に包まれる。
ペニスは大きな胸に両側から挟みこまれ、柔らかく揉みしだかれていた。
柔らかくて強烈な快感が染み込んでくる。
胸の谷間でカウパーを垂れ流して膨張しているペニスが見える。
気持ちがいい…限界だった。

ドブッ、ドブッ、ドビュッ…

谷間の中で強烈な射精が起きて谷間に精液が溜まる。
「ふふ、ちょっと早いんじゃないですか?
胸でこんなふうにされたかったんですね」
ヌルヌルになった谷間でパイズリが続行される。
体が倦怠感と快感に支配される。
もはや、されるがままだった。
精液に濡れた乳房に根元から鬼頭まで弄りつくされる。
きもちいい…疲れたけど…すごいきもちいい……
精液が迸る。谷間から精液が溢れた。
「うわ、すごいですねぇ。気持ち良さそうに涎なんかたらしちゃって」
体がだるい……気をしっかりもたないと…
…ヤバイ…あぁ…
でも…!!
精液が迸る。もう女の胸は精液まみれだ。
乳首にドロドロした精液がからみついてる。
パイズリは終わらない……あぁ…このまま死んだっていいぐらい気持ちがいい……

試合開始10分前を告げる鐘が鳴った。

「あ、残念ですけど時間です。
こんなに出したんだからいくら大陸で五本の指に入るほどの剣士さんでもアッサリ死んでくれますよね?
では後ほどお会いしましょう」
女は胸についた精液を手ですくって全て舐めとり、ローブを着て部屋から出た。
一人待合室に残された俺は鏡を見てみた。
眼にはくまが出来ていて、少しコケた疲れた顔をしている。
全身がだるかった…女にいいようにイカされて…くそっ…負ければ死ぬ可能性もあるというのに俺は…!!
後悔しても遅い。まだ快感があとを引いているが…集中してそれを打ち消す。
勝つことだけを考える。剣を持つ…あぁ剣さえ重く感じる…。

よろよろと闘技場に出て愕然とした。
大戦相手はさっきの女だった。
「どうも、剣士さん。
そんなによろよろで戦えそうですか?
強者を嬲り殺せる…楽しい試合になりそうですね」
試合前に来るのは対戦相手なのか…。
試合開始の鐘が鳴る。大勢の観客が試合を見つめている。
彼らはこのハンデのことを知らない。
そんな状況で負けるわけにはいかない。
女が駆け寄ってくる…黒いローブがはだけて散々俺から精液を搾り取った白い胸が垣間見える。
意識がそこに集中してしまう。
視界の隅で短剣が光った。
右腕に浅く切り込まれ痛みが走る。
咄嗟に引かなければ致命傷になっていた。
普段ならかすりもしないどころか近づかれる前に切り伏せていたはずなのに…畜生が…!!
まるで力が入らない体に無理やり力を漲らせて、追撃しようと飛び込んでくる女に素早く剣を振り下ろす。

「実力の違いを知れよ馬鹿が」

第一試合はからくも勝利となった。

試合終了後、急いで待合室に戻り傷の手当をする。
そして失われた体力を回復するべく回復液を一本飲み干した。
完全とは言えないが次の試合に支障が出ない程度に体力が回復した。
出来れば毎回試合直前に飲みたいが、試合開始10分前を告げる鐘が鳴ってからは一切の薬を使用してはならない。
魔術で監視されてるから隠れて飲むことも出来ない。
体力を保ったまま対戦するためには女をイカしてしまうのが一番ってことになるのか…。
めんどう話に乗ってしまったな…。
そして次の第二試合で戦う女が待合室に入ってきた。
時間なかったんですけど、久し振り書いてみました。
自分的には短くエロくできた気もします。
別バージョンも書いてみようかな。

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