「早く杜若紫の試合が見たいんでね。さっさと終わらせてやるよ」
男…葉山が無造作に茜に歩み寄っていく。
「……」
茜はほっぺたを膨らませたままで葉山を睨むと、すっと近づいてきた葉山の足元にしゃがみこんだ。
「うおっ!?」
オレは我知らず声を上げて、股間を押さえていた。
股間が火を噴いたような… いや、股間が爆発したかのような衝撃だった。
茜の乳、その揺れっぷりのエロさは半端ではなかった。
ただしゃがむだけの動きで余すことなくさらされる、柔らかさと弾力とボリューム。
抑えた指の隙間から、不覚にも粘液が溢れ出すのをどうすることもできなかった。
応援席から見ていたオレでさえこうなのだ。
至近距離から正面で見せ付けられた葉山は…
あの不躾な目をいっぱいに見開いて、茜の胸を凝視していた。
その股間が天へ跳ね上がり、先走りを散らすのがはっきり見えた。
茜の胸が、葉山の股間へ突き出されていく。
誘われるように、葉山のチンポが茜の胸に突き出されていく。
は、と我に返った葉山が、慌ててチンポをかばうように両手を茜の胸に伸ばした。
「葉山くん!?」
「おい、一樹っ!!」
花園学院の応援席にざわめきが走る。
が… 時すでに遅し。
「おっほぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
世にも間抜けな悲鳴が上がった。
茜のオッパイを握り締めた葉山は、茜の指にアナルを貫かれていた。
「あれぇ? 全国でも最強レベルって聞いてたんだけどなぁ…」
茜が葉山を見上げて笑う。
…茜のあんな顔、始めてみた。
人間ってあそこまで人間を見下せるものなのか。
「こんな初歩的な犯され方しちゃって。まるでド素人じゃん…」
「なっ……」
葉山の惚けきった表情が我に返る。
その顔に、ありありと怒りの表情が浮かんだ。
「てめぇ… 調子に乗るなよ…!」
茜を睨みつけ、握り締めた乳房を揉みしだこうとした葉山は、しかし次の瞬間、
「アッーーーーーーーーー!!!」
悲鳴を上げて反り返った。
茜がアナルにねじ込んだ指を捻ったのだ。
「なぁに? まだ指一本だよ?」
犬のように舌を突き出して喘ぐ葉山に、茜が容赦なく笑いかける。
茜を見下ろす葉山の顔が、ぐにゃりと歪んだ。
その表情は、狼狽を通り越してすでに……
絶望。
「さすがは、去年の全国中学生大会の準優勝者ですねぇ」
紫センパイが、頬に手を当ててにこにこと笑った。
「あれだけで、彼我の戦力差を正確に把握してしまうなんて」
……え?
今なんて言ったの、先輩?
あいつが… なんだって!?
「ほら、オッパイ揉んでよ。BFするんでしょ?」
絶望した男に、茜はさらに言葉を紡ぐ。
「それとも犯して欲しいだけなの? ヤダなぁ、勘違いクンの相手は…」
「うっ……」
葉山の瞳孔がぐり、と回る。
血走った目で茜を睨むと、葉山は絶叫した。
「嘘だ! このオレが!! そんなハズねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
そして咆哮とともに、茜のオッパイを揉みしだいた。
五指が乳房に食い込み、掌が乳首を摩り尽くす。
「へぇ…」
「ほぉ…」
「おやおや」
スピード、パワー、テクニック。うちの部ではまず見られない鮮やかな手さばき。
男衆が思わず唸らされた愛撫を受けて、茜はわずかに… しかしたっぷりと、絶妙な間を取って顔を上げ、囁いた。
「へたっぴー」
葉山の指が止まった。
茜は致命的な言葉を吐いた唇から、さらに舌をちろりと突き出す。
葉山の顔がくしゃくしゃに歪んだ。
茜の舌がチンポに迫っていく。急く様子も無く無造作に。
手に乳房、アナルに指。逃れる術はどこにも無い。
無様な泣き笑いを晒したまま、葉山は下腹に力を込めると、茜のオッパイを必死にいじくりまわした。
「ウソだ… ありえねぇよ… ウソだ…」
繰り返し呟きながら、葉山は茜の乳を揉む。
その指は時に茜のオッパイに埋もれ、またある時は茜のオッパイに弾かれる。
その度に葉山のチンポは反りを増し、無防備な裏筋を茜に晒していく。
「ああっ… あああっ… 待ってくれ… このオレが… こんなハズじゃっ…!!」
亀頭からカウパーを、目尻から涙を溢れさせ、葉山が子犬のように震える。
その震えるチンポを、茜が、
「べ〜〜〜っ、だ♪」
舐め上げた。
「はひゃぁぁぁぁぁ!?」
どぴゅっ
どぴゅどぴゅっ
どぶどぶどぶどぶっ!!!!
俺たちと同い年の男子の中では全国最強のはずの男が、
大量の精液を吹き上げて白目を剥き、泡を噴いてベッドに崩れ落ちた。
「そ… それまで! 勝者、と…鳥子茜!!」
試合時間24秒。失神KO勝ち。それが茜のデビュー戦だった。
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