スタジアムでのイカせあい。
制限時間の中で相手をイカせた回数だけ相手から金を50万巻き上げられる。
対戦者は大勢の観客とイッた瞬間を見極める最新鋭のカメラに囲まれる。
暴力と逃げ回る行為にはペナルティが与えられる。
試合直前に何度もイケるように避妊効果もある興奮剤を飲まされる。
そんなエロティックなスタジアムでのワンシーン。
クレマという女性がいる。
この女性はスタジアムで試合に参加している中で最も謎の多い人物だろう。
淫らでミステリアスな印象を与える女性だ。
今回、彼女と試合することになった男も強くそれを感じていた。
どこから責めていいかわからず彼女に見蕩れてしまう。
そうしてる間にもクレマが近づいてくる。
バランスの取れたその体つきは限りなく淫らで美しく…見るものを魅了する。
男のペニスからは既にカウパーがこぼれ始めていた。
すぐそば側までクレマが寄ってくる。
男を欲情させ陶酔させる女の匂いがうっすらと香る。
美しい手が男の胸板をなぞる。
「これはある種の遊戯なのですから…何も考えずにたくさん精を流してくださいね」
華奢な指先があばらを撫でたり乳首をいじったりしてくる。
それだけで男の全身が震える。間近で顔に見つめられると何も抵抗が出来なかった。
女に触れられたとろから快楽が染み込んできて、そこから体が蝕まれていく。
女の手が男の下腹部へとゆっくり滑っていく。
そして硬く隆起するそれを捉えた。
五本の指がゆっくりと竿を撫でる。
指でカウパーを絡めとりペニス全体に延ばしていく。
どんどんカウパーは溢れ出しすぐにペニス全体がカウパー塗れになる。
今度は指で輪を作る。カリ首を心地の良い強さで締め付ける。
そしてもう片方の手が根元からペニスを扱き始めた。
「あっ、っ、あああっっ!!!!」
とても我慢できる刺激じゃなかった。ぬるぬるとスムーズに手が動かされ狂おしい快感に全神経が集中する。
瞬く間に大量の精液が迸る。どろどろのそれが勢い良くクレマの腹部や胸にかけられる。
絹のようになめらかで艶やかな肌に精液がまとわりつく。
「気持ちいいでしょう?
こうして一回精を出すごとに金銭と生命力の一部を失ったとしても、
それを良しと思えるぐらい快楽というのは素晴らしいものですよ。
今日はもっといっぱい精を出しましょう…あなたが人生で最も精を失った日にしましょう」
射精したにもかかわらずペニスはさっきよりも硬く張り詰めている。
クレマは変わらずペニスを扱く。
指でしっかりと締め付けて根元から捻りのある動きで精液を搾り出す。
精液がペニスに塗されて、より熱く、よりぬるぬると男は責められる。
その甘味で強烈な快感が男の神経を焦がす。
負けじと男はクレマの胸を揉みしだいた。
多くの女を感じさせてきた熟練したいやらしい手つきで胸を優しく揉み、硬くなってきた乳首をこねくり回す。
美しい嬌声が漏れ出す。それが男を更に高める。
クレマの手から与え続けられる快感の嵐に男は再び絶頂を迎えた。
一度目とほぼ同じ量の精液が噴出する。クレマの体に男の精液がかけられ染み込んでいく。
ここで男は逃げるか反撃するべきだった。
しかし、それは出来なかった。今まで感じたことが無い快感に男は溺れていた。
一度クレマの手から与えられる快感を味わうとずっとそれを味わっていたくなった。
両手で男のペニスを弄びながらもクレマは男の顔を見つめる。
快感に歪み快楽に溺れていく男の顔を満足げに見つめ続ける。
そうしてる間にも手は多彩な動きを織り交ぜてペニスから精液を搾り出す。
少しずつねっとりした愛撫から激しい愛撫へと変わっていく。
男は何度も何度も精を放つ。全身が脈打って精液を生成する。そしてすぐに女の手に搾り出される。
情けない喘ぎ声をあげて目の前の怪しい女性に精液を吐きかける。
それが何度も繰り返される。
もう男は立っていることが出来なくなった。
7度目の射精と共にその場に崩れ落ちる。
「もう疲れてしまいましたか…わたしの体中が貴方の精で塗れてしまいましたよ。
それでも…まだ足りませんよ。貴方もまだまだしたいでしょう?
試合前の薬のおかげで死ぬまで快楽を楽しめるんですから。
限界を超えた快楽を楽しみましょう」
仰向けに倒れた男の足の間に屈んでペニスを撫でまわす。
両手で交互に根元から先端に搾り上げる。
噴水のように精液か迸りクレマの顔にかかる。
クレマは口の周りにかかった精液をいやらしく舐め取る。
男は完全にクレマの、快楽の虜だった。
自分の命が危険に晒されてることにも気づいていたが、快楽を貪ることしか考えられなかった。
強烈な快感と強い疲労で少しも動けなかった。短時間でひどくやつれてしまった。
体中の細胞が精液となって流れ出てしまったような感覚がする。
それにもかかわらず快感を求め精液を搾られ続けている。また何度も射精する。意識が混濁する…
すると唐突に今までとは別種の快感が男を貫いた。
「ぐあぁぁぁっ!!!!」
クレマがペニスの先端を舐り強く吸い出していた。
男に流れる体液を直接吸いだすように多量の精液が吸い出される。
今まで手の快楽に酔っていた心が暴力的な快感に叩き起こされる。
クレマは男の顔を見つめながらたっぷり精液を吸いだして、ペニスを開放した。
「わたしは優しいので…最後に正気に戻してあげましたよ」
試合終了のベルが鳴った。
「貴方は自分がどういう状況かわかりますか?
わたしに触ることも出来ないで…13回も精を漏らしてしまったんですよ。
1回出すごとに50万…つまり650万支払うんです。払えますよね?」
一瞬で男の顔が屈辱と後悔に歪んだ。払えない額じゃない。
だが、いいようにイカされてそんな大金を払うのは我慢ならなかった。
「ふふ…そういう顔も素敵ですよ。
で、ここからが大事なんですけどね…」
クレマは落ち着きを取り戻し始めていたペニスを握る。
それだけで男の顔は快楽に溺れていたついさっきの顔に戻る。
ペニスは再び硬く張り詰めた。
クレマは男の顔に顔を寄せて囁く。
「たくさん濡れてるのにわたしはまだほとんど気持ちよくしてもらってないんですよ…。
ですが…この場はもう試合時間が終わったため退場しなくてはいけません。
そして貴方はすぐに医務室に運ばれるはずです…精を流しすぎましたからね。
それでも加減しましたから…しっかり休養をとれば問題ないでしょう」
ゆっくりとペニスを握った手を動かす。
散々精液を撒き散らした後にもかかわらず精液が今にも溢れ出そうになる。
快感が再び臨界点を超えそうになる。
その瞬間クレマは手を離す。イク寸前で刺激を止められてペニスがわななく。
寸止めされた激しいもどかしさに男はうめき自分でペニスを扱こうとする。
だが、大量の射精で疲れた体はペニスまで手を動かすこともかなわなかった。
「もし、貴方がわたしの中を味わいたいなら…医務室で赤毛の看護婦にその趣旨を伝えると良いでしょう。
そしたら体力が回復した際に貴方をわたしの屋敷に招待いたしましょう。
そして…貴方が望む通りに私の中を堪能させてさしあげましょう……
本当に死んでも良いと思えるほどの快楽を差し上げましょう……
屋敷の女がみなで貴方をおもてなしいたしましょう………
ふふ…もちろん、その代償は頂きますが」
そう言い終えると立ち上がりスタジアムを退場した。
後日、この男は全財産を失った上に家族もろとも社会的に死亡した。
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