目が覚めたら闇の中。
そして聞こえるのは無数の嬌声、喘ぎ声。
全身に柔らかい人の肌の感触を感じる。
急速に意識が鮮明になる。熱い快感を感じる。
女性の匂いがする。顔が柔らかな胸に挟み込まれている。
状況が理解出来ない。ペニスは厚い粘膜に包まれ、締め付けられ、扱かれている。
じゅぽっ、ぬぷっ、じゅぽっ、ぬぷっ、じゅぽっ、ぬぷっ…
快感に体が貫かれ激しく身をよじる。
そのまま顔を覆っていた女性を押しのけた。
…この世のものとは思えない光景が広がっていた。
橙色の灯りの下で無数の男女が交わっていた。
見渡す限り全てが人の海だった。
皆が快楽を求め快楽に溺れているように見える。
よく見ると廃人のようになりながらも犯されている男性や女性がたくさんいた。
そして自分の状況を見た。
数人の美しい女性にまとわりつかれ、愛撫され、犯されている。
今まで感じたことの無いほど熱い欲望を感じていた。
じゅぽっ、ぬぷっ、じゅぽっ、ぬぷっ、じゅぽっ、ぬぷっ…
大きくそそりたったペニスを何度もいやらしいヴァギナが飲み込む。
飲み込まれ咀嚼されヒダがからみついてくる。粘膜が性感帯をすりあげる。
体中が愛撫される。柔らかくどこまでも魅力的な柔肌が体中に押し付けられる。
じゅぽっ、ぬぷっ、じゅぽっ、ぬぷっ、じゅぽっ、ぬぷっ…
俺の上で腰を踊らす女性の豊かで白い胸がいやらしく揺れる。
じゅぽっ、ぬぷっ、じゅぽっ、ぬぷっ、じゅぽっ、ぬぷっ…
それを見ながら…自分がどうしてこの場にいるのか思い出す間も無く、快感がピークに達する。
どぴゅっ!!どくっ、どくっ、どくっ…!!
全身から力が抜ける…。それでもペニスは硬く張り詰め…快感が続く…。
豊かな胸を片手で抱えて女性はなおも俺の上で腰を動かす。長く伸びた赤毛が揺れる。
周りに居る女性たちがもっと精液を出すように甘い声でねだりながら体を押し付けてくる。
ペニスは更に硬く張り詰める。すぐにでも射精が出来そうなぐらい高まってくる。
俺の上で赤毛の女性がいやらしく笑う…………魔を払う力がエネルギーとなって精液に溶けていく……
あぁ…すごく気持ちが良い…もう出そうだ……だが……何かひっかかる……
魔…? …夢魔……くぅっ……思考が……まとまらない……耐えねば……
…そう…そうか……俺……俺はこの夢魔を倒すように指令を受けた神父……
じゃあこれは……夢魔に見らせられてる淫夢か……!!
追い詰めたと思ったところで淫夢に引きずり込まれた……
状況は最悪…精神が快楽の溺れかけている……聖なる力もだいぶ奪われた…
次の射精までにもそれほど時間はなさそうだ…それまでにこの夢魔をイカせて淫夢から抜け出さないと…。
だが……これは……厳しい……っ…
何人もの女が俺の体を刺激して精液を搾り取ろうとしてくる…
俺と結合してる夢魔の感触はとろとろと絡み付いてきて俺を快楽で溶かしいてく…
これだけの淫夢を作り出せる相手とは思わなかった……油断した。
これは気持ちよすぎる。女性の甘い声、甘い匂い、そして何よりも甘い快感。
まともに相手を責められない。
赤毛の夢魔がこちらを見下ろしていやらく腰をくねらす…膣の中でペニスが内壁に舐めまわされる。
たまらない快感に全身が震える…俺はなんとか反撃しようと下から腰を突き上げた。
より甘い声で夢魔が喘ぐ…その声が俺を更に興奮させる。
ひたすら下から突き上げる。それに合わせて夢魔は腰を捻らせ快感を貪り食う。
快感が増幅する!! ペニスから限界以上の快感が流し込まれる!!
どぴゅっっ!!どく、どく、どくっ…!!
っあ…聖なる力と体力が精液に溶かされ奪われていく…
快感が流しこまれ力が流れ出る……
射精がとまらない……奪われていく……力が……
夢魔は腰を動かし続ける……精液が溢れ出る……ようやく射精が収まる…そしてより強くペニスが張り詰める…
だいぶ力を失った…次に射精すればもう勝ち目は完全になくなるだろう。
そうなれば、魂が堕落しこの夢魔に使役されるか死んで地獄に堕ちるかだ。
そんなのはごめんだ…俺はまとわりつく女性達を腕から払って、夢魔の腰を押さえつけた。
そしてこちらのテンポで捻りを加えて膣の内壁を抉ってやる。
途端に夢魔の声が切羽詰ったものに変わった。
こっちが受ける快感も半端無いが…このまま責めれば勝てる…そう思えた。
周りに居た女性が全員、俺の体を舐め始めた。
体中を襲うぞくぞくした快感に思わず夢魔の腰を抑えてる手を離しそうになってしまう。
手を離して向こうのペースで動かれたらもう勝ち目はない…!!
美しい女性が夢魔を抑えてる手を舐めてくる…指の間に舌を這わされる…!!
全身がチロチロ…レロレロ舐められる…腰の動きに集中できなくってきた…っ。
夢魔への責めが段々おろそかになっていく…俺にだけ快感が蓄積されていく…。
なんとか手は離さないでいるが、このまま続ければ確実にこちらが先にいってしまう。
体中が舐められペニスは熱い膣の中で脈打つ……ついに手を離してしまった。
その途端に夢魔は激しく腰を上下に動かす。
じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ…!!
突如として与えられる許容量を越した快感になすすべもなかった。
精液がペニスから溢れ出そうになる…それを必死に耐えるだけ。
歯を食いしばり全身から汗が流れる。全身の筋肉を緊張させる。
目は見開き、淫らな赤毛の夢魔を睨み付けた。
そして…がむしゃらな最後の反撃を試みる。
全身を勢いよく弓なりにそらして夢魔の奥深くまでペニスを突き立てる。
その衝撃に夢魔の動きが止まる。その顔は快感と驚きに歪んでいる。
俺は夢魔を達せることだけ考えてそのまま何度も突き上げた。
絶頂はすぐに訪れた。
淫夢に引きずりこまれる前に追い詰めていたのだから当然といえば当然だ。
夢魔の体が震える…そして周囲の淫らな饗宴は消え去り、誰もいない廃屋に変わった。
そこではグッタリとした夢魔が俺の上にしなだれかかっていた。
奪われた分以上に奪い取ってやった…性技はともかく、そういう能力ではこちらが上だ。
既にこの夢魔にはなんの力も残っていない。人から精を奪うことなど出来ず、太陽に晒されれば消えてしまう矮小な悪魔だ。
狂いそうなほどの情欲は収まっていた。
夢魔を組み伏せて自分の好きなようにペニスを突き立てる。
「お前の負けだ夢魔」
夢魔は一瞬で力を奪われた快感の余韻から醒める。
蒼白な顔で助けを求めてきた。
俺はそれを無視して好きなように夢魔を犯す。
一突きするごとに夢魔はよがり残りの力も流出させていく…
搾り取るだけ力を搾り取ってやる。
そして祝詞を唱え…今まで我慢していた分を一気に夢魔の中に注ぎ込んた。
どぷっ!!どくどくどくっ…
聖なる祝詞が込められた大量の白濁が夢魔の中に注ぎ込む。
夢魔は突然与えられた熱い快感に歓喜の声を上げた。
精液に込められた祝詞が抵抗力を失った夢魔の体を熱く侵食する。
祝詞により夢魔の自我が消失していく。それには素晴らしい快感が伴う。
夢魔はその快感によがり狂い…消滅した。
任務は終了だ。
最近どうも夢魔の数が増えている…純潔であるからこそ力をだせる神童たちが狙われないか心配だ。
今日も生き残れたことを神に感謝し、俺は教会へ帰還した。
俺はこのとき気づくべきだった……
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