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淫魔の洞窟 第二十五章

先に進むと、妙な場所に出た。辺りは妙に薄暗いし、何か女性が泣いているような声がする。歩いてると、目の前に見覚えがある人がいた。そう僕から大事な物を盗んだ淫魔だ!
「久しぶりね坊や、ちゃんと50階まで辿り着けたんだ。」
「ねえ約束通りペンダント返してよ。」
「はいはい、分かってるわよ。返すって言っても、ここじゃ邪魔になるから、貴方の家に置いとくわよ。ついでに女王様の指輪もね。」
そういえば、指輪を取り返してくれって、依頼されてたんだったけ?とりあえず、今度地上に戻ったら、返す事にしよう。
「ここの女性は手強いわよ、貴方もここまでかしらね。それじゃ、私はまた上で一仕事してくるから、またね坊や。」
また何処かに盗みに行ったみたいだ。とりあえず先に進む、牢屋があった。覗いてみると一人の女性が泣いていた。金髪の長い髪に、青い瞳、白い翼、白い服、白い肌、間違いない天使だ!この世界では天使は時々天界から、地上に降りてくる。そして、天使は恵まれぬ人々に幸福を与え、天に戻って行くらしい。
だけど中には天界に帰る前に、人間や淫魔に捕まってしまい、犯されたりすることがあるらしい。淫魔に捕まってしまった天使は、快楽で使命を忘れてしまい、男を犯す事にしか、興味がなくなってしまうらしい。
ちなみにクリスみたいに、時々淫魔にも黒じゃなくて、白い翼をしてる人もいるけど、あれは突然変異みたいだ。
この人はまだ自分の使命を覚えてるのかな・・僕は天使に話し掛けてみて、まだ使命を覚えているなら、助けようと思った。
「あの大丈夫ですか?」
「えっ!?男の子・・ということは淫魔じゃありませんね・・ああ助かりました。申し訳ありませんが、ここから出してもらえませんか?扉はそこのレバー引けば開きます。」
「分かった。」
よかった。この人はまだ自分の使命を覚えてるみたいだ。僕はレバーを引くと、沢山の扉が開く音がした。そしてそれと同時に、後から悪寒がした。
「くすくす・・久しぶりなんですよ。貴方みたいな可愛い男の子は・・」
「もしかして、あんたは淫魔の仲間なの?・・」
「ええ、私は彼女達に出会い、素晴らしい経験をしたんですよ。初めは抵抗があったんですけどね。何日も何日も、男性とSEXができなくて、泣くほど辛かったんですから」
僕は天使に背を向けて、走り出した。さっきの扉が開いた、音からして全ての牢屋が開いたに違いない、何人いるか分からないし、天使の能力も不明だ。さらに僕はエルフと闘った時に、若返ってしまい弱体化している。ここは逃げるしかない。
「あっ待ってください!」
僕は彼女の言葉を無視して、全力疾走した。何メートル走ったのかな?体力も元の体の時より落ちてるみたいだ。後を見ると、さっきの天使はいないどうやら逃げ切る事ができたみたいだ。
「大分お疲れですね。私が癒してあげましょう。」
「えっ!?」
前を見ると、さっきの天使が立っていた。逃げる体力も残ってなかったので、抱かれてしまった。彼女の体から、凄くいい香りがする。抵抗する力が入らなくなり、近くの牢屋に連れて行かれた。
牢屋の扉は鍵をかけられてしまい、逃げられなくなった。牢の真ん中に、ベットがあった。僕はそこに仰向けに寝かされた。彼女は僕を抱き起こして、自分の膝の上に僕を乗せた。僕は脚を彼女の腰に回して、胸に顔を埋めてしまった。服を着ていたから気付かなかったけど、結構胸も大きいようだ。
天使は僕が逃げられないように抱き締めると、翼で僕と自分を包み込んだ。殆ど密室に近いため、彼女の体からする、匂いの逃げ場がなくなり、どんどん匂いの強さは増していった。突然、天使は自分の羽を一枚、抜き取り、僕の腕に刺した。
「痛っ!何するんだよ!」
「ごめんなさい。でもねこうすると、とっても良い事があるんですよ。私達の羽には、男性の精巣の働きを、急速に速める効果があるの。羽だけではなく、母乳や愛液にも、母乳や愛液は遅効性ですが、羽は即効性ですよ。」
「うっ・・んあ!」
「くす、もう効いてきましたね。さあどうして欲しいですか?胸で挟みましょうか?口でしてあげましょうか?それともここに挿れたいですか?」
「どれも嫌。」
「そう・・そうですか。では私は貴方を見ているだけにしましょう。」
天使は僕を放して、ベットの近くに置いてある椅子に座り、僕を見ている。長い間翼に包まれてた訳じゃないけど、外の空気を吸うと安心できた。牢から出ようにも、鍵がかかってるから出れないし、どうしよう・・・考えていたら、なんだか体が疼いてきた。
「どうやら精子が溜まってきたようですね。とても射精したいんじゃないんですか?」
「うう・・そんなこと・・ない」
ペニスが精子を放ちたくて、ビクビクしている。僕は暫く我慢したけど、我慢できずに、自慰を始めてしまった。すると天使が立ち上がって、僕の後に回り込み僕の両手を掴んだ。
「あっ!」
「射精したくないって、言ったじゃないですか。男の子なら言った事はちゃんとやりなさい。」
両手を掴まれて自慰もできなくなった。振り解こうとしたけど、腕に力が上手く入らなくて、逃れる事はできなかった。
「うう・・・イカせて・・」
「ダメです。貴方が射精したくないって言ったんですから、私はそれを手伝ってるだけです。」
「許して・・お願いだから・・僕を犯してよ・・」
「うふふ・・最初から、素直にそう言えばいいんですよ。ではどこに出したいですか?」
「むっ、胸に・・」
僕がそう言うと、天使はシックスナインの体勢をとった。膝を立ちになって、僕の顔を足で挟んで、動かないようにして、自分の性器を僕に見せ付けてきた。そして僕のペニスを胸で挟んで、上下に動かした。
5分も立たないうちに、ペニスから精液が発射された。天使はペニスを口に含んで、全て飲み干した。
「んふふ・・ありがとう御座います。とっても美味しかったですよ。では私はこれで失礼しますね。」
「えっ!もういいの!?」
「私達天使は満足すれば、その時点で男性を解放します。私は今ので満足ですよ。なにより、もう一度貴方の精液を飲むと、イッてしまいそうなんです。」
天使はそう言うと、牢から出て行った。僕も直に牢屋を出た。ここは簡単に突破できそうだな。などと思っていると、牢を出たら、いきなり左の通路から天使が5人程来た。
「男の子・・男の子・・精液頂戴・・」
しかも様子が変だ。さっきの天使と違って、言葉もうまく喋れてないし、僕を完全に獲物としか見てない。両手をこっちに伸ばして、ゆっくり近づいて来る。僕は捕まると何されるか思うと、恐くなって逃げだした。幸い右からは誰も来てない。
突き当たりに行くと、また右左に道が分かれていた。だけど今度は、両方から天使3、4人ほどが来ている。みんな両手を伸ばして、ゆっくり僕に近づいて来る。
「吸わせて・・精液・・沢山・」
後からはさっきの天使が来てるし、逃げられなくなった。僕はこのまま捕まるぐらいなら、強行突破しようと思った。右からは3人しかいないので、右の通路を選んだ。だけど男に飢えている彼女達が、簡単に僕を逃がしてくれるはずがなかった。
僕が突撃してくると、真ん中にいた天使が、僕の肩を掴んで、動きを止めた。そして素早く肩から頬へと、手を移し、僕にキスをした。
抵抗できなくて、そのまま押し倒された。すぐに他の天使達が集まってきて、ペニスを触り始めた。ペニスだけじゃなくて、玉袋なども触られた。しかもさっき刺された羽の効果がまだ残ってるみたいだ。もう我慢できない・・出る!
ビュルルルルル!!ビュッビュッ!!
僕の精液は噴水のように、大きく宙に舞い、彼女達の顔にかかった。そして天使達は自分の顔に着いた精液を、指で拭き取り、舐め始めた。
「美味しい・・もっと・・出して」
「嫌だ・・放してよ。」
天使達は僕の言葉を無視して、ペニスに顔を寄せた。四人がかりで、ペニスを舐めている。他の天使達は、僕の顔に胸を押し付けた。僕の顔に六つの乳房が押し付けられ、その内の一つを口に含まされ、一人の天使が、ペニスを挿入した。僕は母乳を飲まされながら、精を彼女たちに吸われた。何回か射精したら、意識を失ってしまった。








「うう・・」
「気がつきました?」
僕は台座の上に、仰向けに寝かされていた。体を起こすと、純白のローブを着ていて、膝まである長い金髪の天使がいた。今までの天使と違って翼が六枚ある。なにより僕が一番目を奪われたのは、やっぱり胸だった。Fカップはあると思う。ローブの上からでも、大きいのが分かった。そして長と思われる天子の横に二人天使がいた。
一人は髪が短く胸もあまり大きくない。多分Cカップぐらいだと思う。もう一人は髪は背中まであって、胸も少し大きめEカップだと思う・・
「まずはこの二人が貴方の相手をします。二人を倒せたのなら、私がお相手しましょう。」
二人の天使が僕に近づいて来た。髪の短いお姉さんが僕のペニスを挿入して、僕を足の上に乗せて、対面座位で犯してきた。もう一人の天使は僕の背中から抱き付いてきた。柔らかい感触が背中に・・
正面のお姉さんが腰を動かし始めた。僕も腰を動かそうとしたけど、後のお姉さんが僕をガッチリ捕まえていて、腰を動かすことができない。正面の天使は捨て身のような行動に出ていた。
腰を激しくグラインドさせて、僕を感じさせているけど、天使のほうはそれ以上に感じている。もうイク寸前だ。僕は彼女の絶頂を促すため、乳首を舐めた。すると彼女は僕を思いっきり抱き締めて、絶頂に達した。
すぐに二人目の天使が前に回りこんで来て、ペニスを挿入した。でもこの人もさっきの天使同様、わざと自分が感じやすい攻撃をしてくる。何がしたいんだろう?・・考えても仕方ないやとりあえずこの人をイカせてしまおう。
僕は腰を突き出して、両手で胸を揉み、胸の谷間に顔を埋めて、上目遣いで天使の顔を見上げた。僕の視線が嬉しいと言わんばかりに、腰の動きを激しくして絶頂に達した。
二人とも倒せた。あとは長を倒すだけ、でもさっきまで近くに居たのに、周りを探しても誰もいない・・後を見ると、扉があった。僕は体を起こして、扉を開けた。
意見があれば是非・・

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