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俺は死んだらしい

俺は死んだそうだ。通り魔に刺されて意識を失って気がついたらここにいた。
辺りが真っ白で暖かい場所だ。
で、目の前には極上の女がいた。
少しウェーブがかかったブロンド。おっとりした顔つきに豊かな肉体。
全身から優しさといやらしさがにじみ出てる。
そしてその女が言うには
「お気の毒ですが…あなたは亡くなってしまいました」
と、いうことらしい。
ここは天国かと訊けばそういうわけでもなく、死者を天国と地獄に選別する場所なんだそうだ。
そしてその選別する方法がこの女とヤルこと。
なるべくイカないように一回女をイカせれば良いらしい。
一回イカせたらすぐにやめなきゃならんそうだ。
この空間じゃ誰もが一回イクごとに魂が穢れて穢れがひどくなると自動的に地獄に堕ちるんだと。
で、この女は天使様で天国に帰った直後だから魂は穢れない綺麗な純白で輝きに満ちてるそうだ。
俺は生きてる間いろんなことを我慢してきたかいもあってかほとんど穢れがない。
そのおかげでこんないい女を好きに犯せるんだから死ぬのも悪くないな。
イキたいだけイッて女を楽しんでから女をイカせりゃ良いんだ。
どうせ天国に行ったら浄化されんだからな。
早速俺は女を抱き寄せた。
女が小さな悲鳴をあげる。
でもそんことは知ったことじゃない。
唇を奪って体を撫で回す。
天使様の口の中を思う存分味わってやる。
背中に指を這わせると女の体が震えた。
なかなか敏感みたいだな。
そのまま片方の手は形の良い尻にまわして撫でたりこねくりまわしてやる。
もう片方の手で大きめのバストに円を描くようになぞる。そして乳首の周辺で焦らすように何度も円を描く。
俺は天使様の唇を充分に味わって開放してやる。
女の口から小さく喘ぎ声が漏れた。
「あなたも…気持ちよくなってください…」
冷たい手が俺の熱いペニスにまとわりついてきた。いやらしい天使め。
この女の手は驚くほど気持ちがよかった。
細い指が脈打つ血管をなぞってペニスを行ったり来たりする。
すべすべした手はすぐに俺の我慢汁でヌルヌルになっていた。
指で輪を作って締めたり扱いたり…なぞったり撫でたり鈴口に円を描いたり。
人間の女の手や自分の手じゃこんなに気持ちよくなるのは無理だ。
全身の体液が精液になって一物に集まっていくような気がする。
これじゃ地獄に堕ちてもかまわない気になるわな。
俺は負けずに女を責めた。
延々と乳首周辺で円を描いていた手で乳首をこねくり回す。
指の腹に硬くなった乳首の感触を感じて俺は満足する。
両手で天使の胸を責めてやる。
胸を揉んで手のひらで乳首を刺激する。
女が感じやすいようにゆっくりと胸全体を揉んでやる。
肌は上気して何度も小さい喘ぎをもらす。
このいやらしい仕事を請け負ってる天使はなんとも恥ずかしそうに快楽に喘ぐのだ。
それが俺を余計に高ぶらせた。
もう限界だった。いくら女の胸を責めても明らかに俺が先に達するだろう。
女の手も俺のペニスも大量の我慢汁で濡れていた。
そしてこの女も愛液を太ももまで垂れ流していた。
この状況ですっかり興奮してしまっているのだ穢れなき魂をもつ天使様は。
まったく素晴らしい。この純白を全て穢れさせてしまいたい。
この天使様が地獄に堕ちたくない、許してくれと哀願しながら快楽に溺れて達するのを見てみたい。
そのときの嬌声がどんなに俺を幸せにしてくれるかわからない。
そのことを考えながら俺は天使の手の中に大量の精液を放った。
全身が快感で震えた。手だけでなく天使の体に精液がはじけ飛ぶ。
天使様の体を俺の精液がデコレーションしていく。
この女を俺のものにしたい。
このとき確かに俺は自分の魂が穢れたのを感じた。
だけどまだ余裕がある。
いやらしい天使様は自分につけられた精液を集めて舐めとっていく。
美味しそうに音を立てて飲み込む。
俺の精液が天使の体内に染み込んでいく。
…素晴らしい。
俺は天使を押し倒していた。
そのまま秘所を責めたてる。
ぐちょぐちょに濡れたそこを優しく指で撫で上げる。
すぐにはクリに触らずに性器の粘膜につーっと指先を滑らす。
どんどん愛液が湧き出してくる。
天使の喘ぎ声が甘ったるく俺の脳を桃色に染める。
勃起したクリトリスに愛液をたっぷりからめて上下に撫でる。
天使の喘ぎが切迫した、それでいてもの欲しげなものに変わっていく。
そんな声を聞くだけで俺は達してしまいそうになる。
俺は迷わず秘所をペニスで貫いた。
ペニスが締め付けられて奥へ吸い込まれる。
快感に貫かれる。
当然のように俺は天使の子宮に精液を噴出した。
また俺が穢れていく。快感が俺を焦がす。
「まだ穢れは深刻化してません…大丈夫……動いてください……さぁ…」
はは…動いて欲しいなら動いてやろうじゃないか。
俺は気が狂いそうな快感を受けながらも腰を動かす。
膣の中全てにペニスを擦り付けるみたいに膣の中でペニスを動かしてやる。
可愛らしい嬌声をあげる天使。
このまま穢してやる。
リズムよく腰を動かして胸も同時に責めてやる。
女が高みにのぼっていく。
俺はひたすら射精を耐えて女を責めることに集中する。
快感で正常な思考は出来なくなっていた。
天使が絶頂に近づく。
彼女の耳元で俺は囁いた。
「何度も何度もイカせて穢して穢して地獄に堕としてやるよ」
絶叫。
天使は全身を震わせて達した。天使の真っ白な魂に穢れが入った。
だが俺は動きを止めない。
そのまま絶頂から戻らせてやらない。
どんどん天使の魂が穢れていく。
女の体が仰け反ってそっきよりずっと俺を気持ちよくする。
俺は再び天使の膣に大量の精液を噴出した。
その快感で俺の動きが鈍った。
そこで天使は俺を睨み付けて、言った。
「くぅっ…あぁっ……違反しましたねっ……容赦っ…しません…あなたをっ…地獄へっ……っ!!」
ははっ、本性出しやがったかこの女め。
自分が地獄に堕ちないためなら天国にいけるはずの俺を地獄に堕とすのも厭わないかい?
根は俺と同類じゃないか。それとも穢れってやつのせいで考え方まで穢れたか?
それなら真っ黒になるまで穢してやろうじゃないか。
純白の天使に甘い快楽を教えてやって地獄へ叩き落してやろう。
だが仕事にしてるだけあってまったくこの天使はえろいことが上手かった。
俺の動きに合わせて腰を動かし始めた。
ペニスがヌチャヌチャと一方的に快感を与えられる。
天使の膣に租借されてペニスからは精液が溢れかける。
欲しくないのに欲してしまい強い快楽を求めてペニスを天使の中に乱暴に突きこんでしまう。
すぐに俺は射精した。今まで一番大きな射精だった。
また死んでしまうんじゃないかと思うぐらい大量の精液が俺からあふれ出した。
俺の魂はまた穢れた。今ので相当穢れがひどくなった気がする。
天使は俺の腰に脚を回して逃げられないようにしてきた。
そして俺のペニスを膣の中に閉じ込める。
快楽の海に沈められた。
すぐにイキそうになる。
なんとか耐える。
相手を押さえつけて微妙に腰を動かす。
脚が少し緩んだ。
天使を抱きしめて恥部を圧迫する。
そのまま腰だけ動かして天使に快楽を叩き込んでやる。これは効いた。
耳元でたくさんいやらしい言葉を囁いてやる。
天使様が堕ちるのが楽しみだと言ってやる。
女は達した。俺は今度こそ天使を絶頂させ続ける。
「あぁぁぁっ!!!やっ!!やめっ!!っあ、やだっ!!!!」
馬鹿みたいに拒絶の言葉を繰り返す。
だけど気持ちよくて気持ちよくて絶頂から戻れない。
天使の魂は穢れていく。
彼女の意に反して穢れていく。
俺は満足感と大きな喜びを感じながら天使様を堕落させる。
終わらない快楽が魂を蝕んでいく。
最高だ…最高だ…!!
天使の魂がすっかり穢れきる。
俺は待ちわびたかのように我慢をやめて射精した。
精液が穢れた天使の子宮を蹂躙し美しいからだのあちこちに降り注いだ。
天使は絶頂の余韻のなかで穢れきって地獄へ堕ちる絶望を感じていた。
優しいおっとりした雰囲気は消失した。
虚ろな目をした穢れた天使様…素晴らしいじゃないか。
そしてすぐに天使は消えた。地獄に転送されたんだろう。
自分も穢れきってしまうかと思ったが、まだ大丈夫らしかった。
こんなひどいことをしても天国に行けるとは全く素晴らしい。
その瞬間に俺はこの空間から消えた。






天国には…行けなかった。
天使を無理矢理堕落させた罪で地獄に堕ちた。
で、おしまい。
おしまいなんだよ。
あぁあんなことしなければよかった。
苦しい。
永遠に地獄の悪魔どもに寸止めされ続けてる。
淫らな裸体が俺の体と魂に甘味な刺激を与え続ける。
俺は動くことも出来ずよがり続ける。
天使よりもひどい最高の悪魔の快楽を与えられ続ける。
たくさんの美しい悪魔が俺の体を蹂躙する。
濡れた底なしの快楽が俺の全てを包み込む。
でもいけない。
封印がかけられて射精出来ない。
永遠に蓄積する快楽が俺の中で蓄積され続ける。
壊れてしまいたい。慣れてしまいたい。射精したい。楽になりたい。
でも出来ない。ここは地獄だから。
貴方は死にましたと同じ世界の別の話です。
あっちを先に読んでいただいた方が分かりやすいと思います。
思いつきですぐに仕上げたので短くてひどく粗いです。一番出来が悪いかもしれません。
皆様は貴方は死にましたと俺は死んだらしいのどちらがお好みでしょうか?
こっちの方がBFしてるとは思います。天使を堕落させるのも大好きです…なんですが上手く書けませんでした。
あっちはBF度が低いかもしれません。もう少し改善すべきところもあります。でもエロく出来た気もします。
手間がかかったのは間違いなくあっちです。
ご意見、ご感想ありましたらお願いします。励みになりますので。

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