なんとか反撃しなくちゃいけない。
このままいかされちゃ明日の受験に響くし、金も危なくなってくる。
でも反撃できなかった。
耐え難い快楽になすすべも無かった。
ただ、女性に覆いかぶさられひたすら責められた。
我慢しようとすることしか出来なかった。
すると女性は僕を抱きしめて耳元で囁いた。
「最終的に私をいかせればタダなんですから、いくらいってもいいじゃないですか」
ペニスだけじゃなくて全身も女性に絡みとられるような気がした。
我慢しようとする意志が急速に削がれた。
精液と愛液が満ちた膣内にまた精液が放たれた。
「3回目…まだまだ出せますよね?」
腰の動きが8の字を書くようなものにかわる。
今までと少し違う快感にペニス全体がさらされる。
もう我慢することは出来なかった。
最後にこの女の人をいかせれば良いんだから。
すぐに精液がペニスから溢れた。強い快感を感じたが疲れも感じていた。
だけどペニスはそれでも硬くそそり立っていた。
「4回目…もう疲れてきたんですか?
駄目ですよ、まだ出してください」
もちろんだ。疲れてきたけど、もっと気持ちよくなりたい。
膣がきゅっと締められた。そして腰の動きがひねりのある上下のものに変わった。
頭の中でスパークが起きた。無理やり精液を搾り取られるような感覚だった。
「こんなに気持が良いのは初めてですか?
すぐに射精して精液がとまらなくなりますよ」
女性は心から嬉しそうに口を悪魔的に歪めた。
叩き込まれる激しい快感に飲まれ、僕は達した。
5回目にもかかわらず1回目より大量の精液がペニスから噴出すのを感じた。
全身の細胞が精液となって溶け出してしまうような感覚がした。
こんなに気持ちよくなれるなら死んでも良いと思えた。
「5回目…私にはまったら癖になってすぐにいっちゃうようになりますよ。
オナニーなんかじゃいけなくなりますけど」
腰が艶かしく動き僕の神経を焦がす。いくことしか考えられない。
立て続けに精液を放った。
「6回目…この量で出してるともうそろそろ打ち止めでしょうか」
女性は腰の動きを止めてしまった。女性は僕の耳元で囁く。
「お客様の体も心配ですし、このあたりでやめておきましょう」
そうかもしれない。でも…もっといきたい。他のことはどうでもいい。
女性の声には僕が我慢できないのをわかってるような響きがあった。
僕は女性に抱きついて一心不乱に下から腰を突き上げた。
僕はこの女性が与えてくれる快楽に溺れきっていた。
「あらあら…そんなにいきたいなら仕方がありませんね。
どうぞね好きなだけいってください」
言われるまま僕は達した。そしてまた達した。信じられないほどの精液を放出し、
結合部から流れ出ていた。そして最後にまた精液を搾り出して僕の意識は闇に沈んだ。
タイマーの音で目を覚ました。ひどく体がだるかった。
とてもいやらしい夢を見ていた気がする。僕は夢精してないか確かめようとして、凍りついた。
ペニスを昨日の女性がしゃぶっていた。僕のペニスは昨日あれだけいったのに痛いぐらいはりつめている。
女性がペニスを吸い上げた。快感が僕の全身をかけめぐった。
でも女性はそこでやめてしまった。ペニスはイク直前でヒクヒクと震える。
「おはようございます。お客様は今のところ11回いきました。
まだ続けますか?」
昨日の記憶が鮮やかに蘇る。基本料金が……4000円…いくごとに倍々していくから……
考えがまとまらない。計算が出来ない。快感を求めることばかり考えてしまいそうになる。
「現時点でのお客様のお支払いは8192000円になります」
蒼ざめていくのを感じた。そんな大金はどこにもない。
女性は電卓で計算するとこを見せてくれたが確かにその額だった。
「そ、そんな大金は持ってません…」
「支払いが出来ないのなら体で払ってもらうことになりますね」
「…どういうことですか?」
「まぁ今日は何か用事があるのでしょう?
それを済ましたら持ってこれるでけの代金をもって戻ってきてください。そのとき説明します」
忘れていた。今日は受験なのだ。急いで試験場にいかなくてはならない。
僕は急いで服を着て試験場に向かった。が、結果は散々だった。
どの問題をとくにしても頭が働かなかった。それどころかあの女性と淫らなことをすることしか考えられなかった。
試験の間、僕はずっと勃起していた。それもいく直前まで焦らされたままヒクヒクと震えていた
解答用紙は空欄だった。受験番号すら正しくかくことが出来なかった。
僕は廃人のようになっていた。
僕は銀行で自分の貯金を全ておろして、あのカプセルホテルに戻った。
逃げてしまうことも出来たのに僕はそこに戻った。
異常な快感が僕を壊してしまっていた。
ロビーに昨日の女性がたっていた。女性に持ってきたお金を全部払う。
「やっぱり全然足りませんね。こちらへどうぞ」
奥の部屋へと連れて行かれる。そこにはこの女性と同じシルクのガウンを羽織った女の人がたくさんいた。
「今日からお客様…いえ、君にはみんなの練習台としてここで生活してもらうことになります」
僕に女の人達が群がってくる。体のあちこちが撫で回される。後ろから抱きしめられて耳を舐められる。
指を一生懸命舐めている女の子がいる。ペニスは大きな胸に挟み込まれている。陰嚢を転がしている人もいる。
アナルに舌がつっこまれる。ペニスに唾液が垂らされパイズリがペニスの芯まで快感を刷り込む。
「あ、言い忘れました。衰弱して亡くなった場合は適当に捨てさせてもらいますので。
練習台にならざるをえなくなる男性はたくさんいますから」
僕は達した。豊かな胸の谷間を大量の白濁液が白く汚した。
捨てられるまでそう時間はかからない気がした。
エンドC 廃人
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