このまま責めれば―勝てる。
俺はとどめを刺すべく淫魔の秘所に指を突き入れる。
「ふああああっ!?」
ずぶり、と中指を突き入れられて嬌声を上げさせられたのは―俺の方だった。
淫魔は俺よりも一瞬早く、俺のアナルに細い指を潜り込ませていたのだ。
「ふふ…お尻の穴、犯しちゃった」
淫魔はうっとりと言って、指を更に奥へと進ませる。
強烈な異物感が込み上げてくる。
「あ…ここね、はっけん」
発見?何を―まさか。
ぐりっ。
「うああっ!」
少女の指は、俺の前立腺を捉えていた。
男にとって、最大の急所。ここを責められては―どんな防御も無意味。
強制的に高められ、精を搾り取られる。
「うっ!あっ!おっ!」
少女がぐりぐりと指を動かすたびに、精液が尿道を上ってくる。
「一気に、とどめいくわよっ!」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅうーーーーーーーーーっ…
右手で前立腺責め、左手で竿をしごき、亀頭へのバキュームフェラ。
「あ、あーーーーーーーーーーっ!」
俺は耐え切れずに精を漏らしてしまった。
「! んっ、じゅるっ、ぢゅうううぅううぅううぅう…」
口内に吐き出された俺の精液を、淫魔は吸引を緩めることなく吸い取っていく。
「あっあっ、あうぅぅぅ…」
尿道に残った精液まで貪欲に全て吸い上げ、
淫魔はようやくちゅぽん、と音を立てて俺のペニスを解放した。
「はぁ、はぁ…勝ったぁ〜」
勝利宣言をしてから、指もアナルから引き抜く。
そのときの快楽で、萎え切ったペニスがまたピクン、と反応した。
少女は俺の方に向き直り、俺の腹に腰を下ろす。
「かなりあぶなかったけど、これでお兄さんは私のドレイね」
俺の顔を見下ろして、歌うように口にする美しい少女。
そうか、俺はもう、奴隷、なんだ…
「ねえ、約束どおり、名前きかせてよ。」
名前…?ああ、そういえば、そんな約束、したような気がする。
「…マシロ。ヒイラギ=マシロ」
「マシロ?マシロ、マシロかぁ…ふふ」
少女は俺の名前を、噛み締めるように何度も繰り返す。
「…そういえば…君の、名前は?」
少女はそんな俺の言葉を聞くとにまぁっ…と意地悪そうに笑い、言う。
「ダメよ、約束忘れたの?えっちドレイのマシロには教えてあげなーい♪
どうしても呼びたいなら…ご主人さま、って呼びなさい」
こんな、幼い少女をご主人様と呼ぶ…?普通なら、屈辱でしかない、その想像に、
俺のペニスは、勃起していた。
「うふふ…じゃあ、しぼるね」
彼女はそう言うと、俺の両足を持ち、上半身の方向に倒す。
いわゆる、ちんぐり返しの体勢―
「あはは、はずかしい所が丸見えよ?」
「!」
俺は恥辱に頬を染める。少女は俺のその反応に満足したらしく、唇の端を吊り上げる。
「じゃあ、とびっきりはずかしいイかせかたしてあげるっ」
そう言うと淫魔は再び俺のアヌスに指を突き入れてきた。
「あっ、ぐ…んんんんんっ」
「んふふ…ここ、だよね?」
「あっ!あ、はぁああぁぁ…」
先ほどよりも早く前立腺に到達する。そして…
ぐりぐりぐりぐりっ!
「ふやぁああああぁーーーーーーー!」
彼女の責めが始まった。
「ふふ、今度は手もお口も使ってあげない。お尻だけでイっちゃえ」
「あ…そんな…あっ」
男というのはそんな風に出来ていない。どんなに強い快感を受けても、
ペニスを直接刺激されなければ射精には至らないのだ。つまり―
ぐりっ!ぐりっ!ぐりっ!
「うあっ!ひっ!あんっ!」
この強烈な快感を受け続けて、生殺し―
ずぬっ!ずぬっ!ずにゅっ!
「あ、あ、あ、あ、あ…」
少女は前立腺責めだけでなく、手全体をピストンしたり、
ぐりぃ〜〜〜〜っ
「ひあああああぁぁっ!」
手を回転させて腸の内壁全体を引っ掻いたりする。
俺のペニスは大量の我慢汁を垂れ流し、それがポタポタと俺の顔にかかる。
ペニスも玉も痛いほどに膨張し、今にも破裂してしまいそうだが、しかし…
「…なかなかイかないね?」
少女は不思議そうに呟き、いったん手を止める。
「ね、マシロ。ひょっとしてお尻だけじゃイけないの?」
俺が頷くと、少女はまたあの意地悪そうな笑みを浮かべる。
「そっかぁ…イかせてほしい?」
イきたい。度重なる寸止めで俺の精神は完全に堕ちてしまっていた。
「イかせて…」
「イかせてくださいご主人さま、でしょ?」
「イかせて…ください、ご主人さま…」
屈辱的なセリフを吐かされる。
しかし、どこかにそれを快感に感じる俺がいた。
「ふふ、よくできました。じゃあ、指一本でいかせてあげる♪」
そう言うと、彼女は俺の亀頭を、空いている手の指で、
ぴしっ、と、弾いた。
それだけで十分だった。
「うわ…ああああああああああああああああ!」
ビューーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
「あはっ!マシロお尻ほじくられて、指一本でいかされちゃった!
はずかしーね〜?」
彼女は俺を罵りながら、ぴしっ、ぴしっ、と亀頭を弾き続ける。
それだけで、俺のペニスは絶頂し続けた。
「あ…ご主人さま、ご主人さまぁ…」
びゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
びゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
びゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…
「あはは、止まらなくなっちゃった。このまま全部ださせてあげる」
俺は壮絶な快楽と服従する幸福感の中、意識を失った。
DEAD END
Please don't use this texts&images without permission of いろは.