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淫魔の洞窟 第十五章

僕はセルシウスを倒し、下の階に進んだ。まだ体が冷たい・・服もないから余計に寒く感じる。何か暖かい物が欲しい。・・やっと下の階に着いた。5分程歩いたので、体温は平熱に戻っていた。
この部屋は色んな所に天使の像が建てられている。誰が相手なんだろう?奥に行くためのドアには鍵がかかってるし、僕が部屋の真ん中に座り込むと、天井から光が差し込んできた。上からピンク色の服を着て、背中に6枚の翼を生やした女性が降りてきた。
「よくぞ此処まで来たな・・我はレム、光の大晶霊だ。セルシウスを倒すとは見事だしかし貴様の人生もここまでだ。」
女性は僕に近づいて来る、この人はセルシウスより強いんだろうな、迂闊に突っ込むと、また反撃されかも知れないし・・って悩んでる場合じゃない!先手必勝こっちから仕掛けよう!
僕はレムがこちらに、後数歩という所で突撃した。しかし突然レムの体が光りだした。凄く眩しくて、僕は思わず目を瞑って、手で顔を覆った。光が収まった頃には僕はレムに抱き締められていた。
「我等、光の精霊の最大の力は、相手の脱力させる事で、責める事も、我慢に徹する事も不可能にし、さらに通常の何倍も感じさせる事ができる。」
レムがそう言うと僕は6枚の翼に包み込まれた。
「んああ!」
抱かれただけなのに僕は挿入された時より感じてしまい、イきそうになった。
「幾ら弱体化しているとはいえ、感じすぎだ。この分だと貴様に勝ち目は無いな。それでは面白くない・・・・ふむ、ではこうしようか。私の責めに5分間射精しなかったら、貴様の勝ち、出したら負けだ。それでいいか?」
僕は黙って頷いた。このまま闘えば、100%僕が負ける。でも耐えるだけなら勝てるかもしれない。これから5分間耐えてやる。
「では、始めるか。」
レムは僕を抱き寄せて、顔を胸に押し付けた。それほど大きくないけど、何時もより感じやすいから、遂甘えてしまう。ペニスは凄く大きく、固くなっていた。レムは僕のペニスを見て、笑みを浮かべると手でペニス握った。
そして上下に動かして、手コキを始めた。手コキは慣れていないうえ、何時もより感じてしまうので、思わず射精しそうになったが何とか堪えた。レムは惜しい顔をすると、更に手コキの速度を上げた。それだけじゃなく、もう片方の手で玉袋を揉み始めた。亀頭からは既に我慢汁が出ていた。
その体勢が暫く続いた。目を瞑って、快楽を耐える事に必死にだった。
(五分ってこんなに長かったけ?もうとっくに過ぎてる気がする。)
レムはそろそろ、時間だと思っているようだ。少し焦っている。3秒程考えこむと、またレム体から光が放たれた。目を開けるとレムは裸になっていた。そしてキスをしてきた。突然の事に対応できず、かなり犯されてしまった。唇を離すと、ペニスを掴んで、自分の性器に挿入した。
「うわあああ!!!」
ドビュルルルルル!!ビュビュ!
僕は遂に限界がきて、イってしてしまった。レムは笑みを浮かべて、僕を見ていた。
「出してしまったな。このまま続きをしようか。」
まだペニスは固いままだった。レムはその事に気付いたようだが、ペニスを抜いた。っと思ったら、また挿れられた。さっきイったばかりだから、射精する事はなかった。そのまま淫らに腰を激しく振り始めた。僕が声を出せないよう、彼女の乳房に顔を押し付けられた。
「うむう!!!」
ビュルルルルル!!
僕は二回目の射精をしてしまった。レムは満足そうな顔をしている。一方僕は泣きそうな顔だ。
「ふむ。まあこんな物でいいか、先に進んでいいぞ。」
「えっ??」
「お前がイった時にはもう5分経過していたのだ。即ちお前の勝ちだ。ほらさっさと行け。それとも私にこのまま精を提供したいのか??」
僕は首をぶんぶん横に振った。レムは少し残念そうな顔をすると、僕を解放してくれた。僕はレムに別れを告げて先に進んだ。
「・・・本当は4分58秒だったんだが、まあいいか、あの分だと次の奴には到底勝てないだろう。」












次の階に着いた。だけどそこには大きなベット以外何も無かった。僕はベットに少しづつ近づいて、覗き込んでみた。そしたら、女性が一人寝ていた。何処かで見た事あるような・・・
(金髪で長い髪・・あれ、何だろこれ?三日月かな??)
僕は三日月という言葉でこの女性が誰なのか思い出した。光の精霊ルナだ!僕は闘わずに済むかなと思い、先の階に行くためのドアを開けようとしたけど、やっぱり開かなかった。仕方なくルナを起こそうとしたけど、幾ら揺すっても起きてくれなかった。
・・何だか僕も眠くなってきた。仕方ないので、壁に凭れ掛かって寝ることにした。起きる頃にはルナも起きてると思うし・・

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