4126

淫魔の復讐 第二十二話 BAD END

「貴方の名前は?」
「人に名前を訪ねる時は自分から言うものじゃないの?」
「自分の立場が分かってるんですか?まあいいでしょう、私はパラミティース、この教会いえ神殿の警備をしている者です。さあ私は自己紹介をしました。次は貴方の番です。」
「ミトス・・」
頭に浮かんだ名前を適当に言った。
「じゃあミトス君・・貴方は何故ここに入ってきたのですか?」
「・・・・・」
「なにも言わなくては分からないでしょう。」
暫く尋問されていたが、シスターがやって来てパラミティースに報告書のような物を渡した。僕は嫌な予感がした、そして見事に的中した。
「貴方、最近淫魔を倒すために城を探している男の子と顔が似てるますね?名前は違うようけど・・」
「顔が似てる人なんて沢山いるよ・・(ここで目的がばれたら多分殺される。なんとか隙を見て脱出しないと・・)」
脱出の機会を伺っていたら、イゼルナ部屋に入って来た。そしてパラミティースの横にある椅子に座った。
「あら?・・賊が入り込んだと聞いたのですが・・」
「シスターイゼルナこの子を知ってるの?」
「ええ、山賊に襲われてるのを助けてくれたんです。名前はジーニアス・セイジです。」
「そう・・・貴方、偽名まで使ったってことは、この報告書の人物に間違いないですね?」
「うっ・・(こうなったら二人を倒して強行突破だ!)・・イラプション!!」
「「!」」
「・・・ふう〜、とりあえず一安心かな・・」
僕は部屋を出ようとした。だが後からイゼルナに抱き締められた。
「敵を目の前にして安心するなんて、愚かですね。」
「会って間もない女性に魔法を使うなんて、お仕置きが必要ですね。」
「何で・・魔法を受けて無傷なの??・・」
「私達も魔法を使えるんですよ。貴方程度の魔力ならどんな魔法を使っても、痛くも痒くもありませんよ。」
パラミティースは剣を抜き僕を斬った。・・いや正確に言えば服だけ斬ったのだ。全ての服を斬られ僕は丸裸にされた。そしてイゼルナが一旦僕から離れ、服を脱ぎ緑色の瓶を取り出し、自分の体にかけた。
パラミティースは右手にピンク色の瓶を持っている。中の薬を無理矢理僕に飲ませてきた。抵抗しても力じゃ敵わなかった。
「二人だと結果は見えてるので、一人で相手をしますね。」
「うわあああ!!」
イゼルナは僕に抱かれた。体がさっきの薬のせいかヌルッとしている。恐らくローションだろう。パラミティースは椅子に座り様子を見ている。
「体が冷たいですね・・セフィル草原で風邪でも引いたんですか?・・でも大丈夫ですよ、私が暖めて治してあげますからね。」
「いいよ!ほっといても治るから!」
「ダメです!風邪は万病の元ですよ。早く治さないと横になってください」
僕は仰向けに寝かされた。イゼルナは腰を少しずつ落としてきた。
「・・・ここにペニスをいれると体温が非常に高まりますよ。」
自分の性器を指差し、指で広げペニスを包み込んだ。
「あっ・・くうっ・・」
「大丈夫です。私が導いてあげますから、楽にしていて下さい。」
そのまま腰を動かし、軽いキスをしてきた。僕は乳首を咥え舌先でコロコロ動かした。
「うんっ!・・ああ・・上手ですよ・・もっとやって下さい・・私も・・頑張りますね。」
腰の速度をあげ、僕の後頭部に手を回し胸に抱き寄せた。なによりイゼルナの膣は非常に狭い、僕のペニスが入り切らない程である、それを無理矢理入れられ強く締め付けられ、快楽の波が押し寄せてきた。五分もこの体勢を続けいてる・・もう逝きそうになった。
「ああ・・イゼルナ・・どいて・・でちゃうよ・・」
「外じゃなくて、私の膣にだせばいいのですよ。」
このままじゃ逝っちゃう・・僕は腰を突き出しペニスを激しく上下に動かした。ペニスはイゼルナの奥の部分まで届いていた。
「あんっ・・そんなに激しくしないで・・私も堪えられません・・」
僕は構わず腰を動かした。動くたびにイゼルナの体浮いていた。力は僕より弱いようだ・・僕は状態起こし、イゼルナを押し倒した。
「か弱いシスターに乱暴なことをするのは良くありませんよ。」
パラミティースが僕をイゼルナから引き離した。
「気が変わりました。私も参加させて貰います。」
パラミティースは身に付けているものを全て脱ぎ、僕に背後から抱きついた。イゼルナも前から抱き着いてきた。サンドイッチにされてしまい、脱出することが不可能になった。二人の胸が丁度僕の頭の辺りにある。二人とも胸を僕に押し付けている。
イゼルナは挿れると不利になるので、胸を押し付けてきた。二の腕を僕の頭に絡めて、離れないようにする。後頭部にはパラミティースの胸が押し付けられてる。体に力が入らなくて、抵抗する事ができない。ペニスはパラミティースの手で可愛がられている。
「あうう・・んあ!」
「そろそろいいですね。シスターイゼルナ、中に出してもらいなさい。」
「はい、分かりました。・・今度こそ出して下さいね。私の中に・・」
イゼルナは僕のペニスを一気に挿入した。逆転を狙おうと思い腰を突き出そうとするけど、パラミティースがイゼルナの腕を掴んで、引き寄せている。イゼルナも同じ事をしている。互いに腕を掴んで、引き寄せあっているので、間に居る僕を強く挟んでくる。とても腰を突き出すことなんてできない。無駄な抵抗だと分かってるけど、最後は両足をバタバタ動かすことぐらいしか、できなかった。
ドビュルルル!ビュルルル!!
「あっ、熱い!!・・出てるんですね。貴方の精液が・・」
僕はイってしまった。余韻に浸っていたが、暫くしたらサンドイッチから解放され、椅子に座らされた。少しして、向かいにイゼルナが座った。ローブを着ていたようだ。隣りにはパラミティースが座った。同じく服を着ていた。5分程して正面にいる。イゼルナが非常に気になった。
「薬が効いてきましたね。貴方に飲ませた。薬ですが、中に出してしまった人の事しか考えられなくなる、薬なんですよ。効く確立は50%なんですけどね。」
パラミティースに薬の効果を言われると、ますますイゼルナの事が気になって来た。イゼルナは僕に微笑みかけてくる。遂に性欲を抑えきれなくなったのを見計らって、イゼルナがこっちに来た。
「薬の効果は約一日です。それまでに貴方を連行するサキュバスが来るでしょう。ふふ、楽しみにしていて下さいね。では」
パラミティースは報告書を纏めて、僕にキスすると、部屋から出て行った。イゼルナと二人きりになった。チャンスだ。これで逃げられるかもしれない、僕は前を見るとイゼルナが目の前に居た。イゼルナは僕の脚の上に座り、抱き付いてきた。
「さあ明日までに、私の中を貴方の精で満たして下さいね。」
イゼルナは服を脱ぎ捨てて、僕のペニスを挿入した。突然挿入されたので、我慢できず僕は直に出してしまった。射精を終えると、イゼルナは僕のペニスを抜いた。
「もう出してしまったのですか??このままだと直に失神しそうですね・・・入れるのは後にしてあげますね。まずはキスからにしましょう。」
イゼルナは僕にキスをしてきた。とても優しいキスだ。二の腕を首に回して、僕が逃げないようしている。舌は入れられて無いけど、唇が触れ合うだけでも、気持ちよかった。僕はイゼルナを引き離そうとするが、キスされてるせいで体に上手く力が入らない。
「うむぅ・ううん・・はぁ・・」
10分程キスされて、漸く解放された。息を大きく吸う。
「ふふ、まだです。まだ続けますよ。」
再び、唇を押し付けられる。しかも今度は舌が侵入してきた。舌絡み合い、唾液が口の中に流し込まれる。僕はイゼルナの舌何とか追い出そうとする。そして何とか追い出す事ができた、っと思った。
僕は追撃する為、イゼルナの舌を追った。しかしこれは罠だった。イゼルナの目的は僕の舌を、自分の口内に引き込む事だった。再び舌が絡められる。僕は慌てて、逃げようとしたが、イゼルナは許してくれなかった。また唾液が流し込まれ、僕の唾液を飲んでいる。結局、数分間、キスで犯されて解放された。
「私のキスから逃げられませんよ。覚悟して下さい。魔法を使われると大変ですので、魔力も吸い取ってあげますね。ふふ・・」
また、キスをされた。舌は入れられてないけど、さっきのディープキスで、抵抗する力がまったく入らない。さらに妙に脱力感がある。イゼルナがチュチュと音を立てながら、魔力を吸い取っているようだ。抵抗するにも力が入らなくて、何もできない。半分以上魔力を吸われて、長いキスが終わった。
「まだ魔力は残っていますね。今度こそ全部吸って上げますね。」
「や、止めて!!」
魔力を全て吸われたら、それこそ何もできなくなって、精を搾り取られてしまう。僕は最後の力を振り絞って、イゼルナの肩を押し、キスから逃れようとする。それでも徐々に顔を近づけてきている。
イゼルナの顔を見てると、何だか力が抜けてきた。どうやらパラミティースに飲まされた薬が効き始めてきたようだ。それでも何とか抵抗を続ける。しかし、イゼルナの澄んだ青い瞳を見てしまったのが、ダメだった。好きな女性に、じぃ〜と見つめられていると思うと、全身の力が一瞬抜けてしまった。
その一瞬をイゼルナは見逃さなかった。僕を抱き寄せて、とても優しいキスをしてくれた。さっきと同じで、舌は入れられなくて、音を立てながら魔力を吸い取られていく・・
「んっ・うう・・んあっ!」
「はぁはぁ・・ふふ全部、吸って差し上げましたよ。無駄な抵抗などしないで下さい。先程も言いましたよ、私のキスからは逃げられないと。」
「ふあ・・」
「もう聞こえてませんか。じゃあこれで止めです。」
イゼルナは僕のペニスを掴み、一気に挿入した。僕は我に帰ったけど遅かった。腰を淫らに振り、優しく微笑んで僕を見下ろしている。僕はイゼルナの背中に手を回し、胸に顔を沈めて快楽の悲鳴を上げて、絶頂した。意識が朦朧としていく・・もう・・ダ・・メ・・








翌日、サキュバスが5,6人来て、僕を城まで連行した。城に着くと僕はある個室に連れて行かれ、そこで正装に着替えさせられた。そして大きい部屋に連れ行かれると、そこには沢山の人間の女性、そしてサキュバスが居た。真ん中の道に誰も居なくて、奥にはイゼルナが居る。
但し花嫁衣装で、何と此処は結婚式場だった。そして僕とイゼルナの結婚式が行なわれようとしていた。僕はもうイゼルナの虜にされていたので、迷いも無くイゼルナの元に歩いていった。そこで誓いの立てて、キスをした。締めくくりはイゼルナの中で射精する事だった。
「幸せ暮らしましょう。貴方・・」
「うん・・ずっと幸せに・・」
僕はこれからこの人の夫として生きていくんだ。それもいい、凄く幸せな毎日が僕とイゼルナを待っている。








BAD END
イゼルナのBADEND作ってみました。良ければ感想を聞かせて下さい。多分今まで一番長いです。

[mente]

作品の感想を投稿、閲覧する -> [reply]