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淫魔の洞窟 第十四章

森を抜けると、今度は遺跡のような場所に着いた。入り口付近には何も無かったが、暫く進むと、大きな部屋に出た。奥には階段があった。そして中央には懐かしい人がいた。
「やあ、久しぶりだね。ジーニアス。」
「し、しいな!!何でこんな所に!?」
「あたしもこの組織一人さ、それであんたを倒すように言われたのさ。」
「そうか・・」
僕は少し嫌になった。かつて旅をした。仲間と対決するのは少し気が引けた。ところが向こうはそんな事は無いらしい。顔色一つ変えてない、寧ろ嬉しいように思えた。
でも、僕だってここで負ける訳にはいかないんだ。絶対にニルスを助けないと、僕が身構えると、しいなが落ち着け言わんばかりに話し始めた。
「言っとくけど、あたし一人じゃないよ。あたしは奥であんたが来るのを待ってるよ。それまで精霊に相手をしてもらう、シルヴァラントとテセアラだけの精霊じゃないよ。とある世界の精霊とも契約できたんだ。そんな訳だから、精々頑張りな。」
しいなはそう言うと、階段を下りて行った。僕は少し間、他の世界の精霊って誰だろうと考えたが、会えば分かると思い、階段を降りることにした。





次の階のドアを開けると、そこは辺り一面氷などで覆われていた。まるで部屋全体が冷蔵庫のようだった。氷の精霊、多分セルシウスが相手だろう。部屋に一人だけぽつんと立っている人がいる。ただそのセルシウスは僕が知っているセルシウスと違った。
「私はセルシウス。見て分かると思うけど、氷の精霊よ。この氷の部屋で貴方を虜にしてあげる。」
僕が知っているセルシウスは、冷静沈着で髪も短かったが、僕の前にいる精霊は髪は背中位まであり、胸も少しだが大きいし、普通の女性のような性格だった。そういえば精霊も人間と同じように感じるのかな?
なんて事を考えてる場合じゃなかった。セルシウスは少しずつ僕に近づいて来た。どんな攻撃をしてくるか分からないけど、先手を取られると不利だ。僕は服を脱がし、胸を愛撫でて、様子を見ることにした。
僕は近づいて来たセルシウスの服を脱がす事はできたが、胸に触ったのが失敗だった。
「ひゃあ!」
セルシウスの体は非常に冷たくて、とても愛撫でどころか、触れる事もできない。凍るような冷たさだったので反射的に離れようとしたが、それより早くセルシウスが僕を押し倒した。抵抗したが両手両足を使って、僕の四肢を抑えつけた。
30秒程、セルシウスは僕をじぃ〜と見つめていた。その間も四肢を抑える力を弱める事はなかった。突然、手と足の感覚が無くなってきた変だなと思ったので、顔を左に向けたら、僕の左手が氷に覆われていてまったく動かない。右手と両足も同じだった。
「これで抵抗できないでしょ。さあたっぷり犯してあげる♪」
「やめ、むぐっ!」
言い終わる前にセルシウスは僕の唇を奪った。口内に侵入してきた冷たい舌を、追い出そうとするが、散々弄ばれた。さらにセルシウスの唾液も吐息も凄く凍りつきそうな位冷たかった。体温が凄く下がったせいか、僕が体を動かすことができないと分かると、無理矢理口を開かせて、顔面騎乗してきた。
「ん〜、体は動かないのに、ここは元気なのね。」
体の感覚がないから、よく分からないけどペニスはかなり元気みたいだ。セルシウスは僕のペニスを鷲掴みして、顔を近づける。亀頭を舌で舐め始めた。体は動かなくても、感じてしまうようだ。シックスナインの体勢になったけど、舌が動かないから責められる一方だ。暫く亀頭を舐められてたけど、僕だって経験を積んで来たから、そう簡単に射精しなかった。
何分かしたら、少しずつだけど舌が動くようになって来た。セルシウスはそれに気付いたのかな?僕のペニスを口に含んで、指で玉袋揉み始めた。冷たい感覚がペニス全体に襲い掛かる。ペニスが冷たい物に覆われる事は無かったから、イきそうになったけど、なんとか堪えた。僕はその感覚に堪えながらも、舌でセルシウスの性器を舐めている。
口の中にセルシウスの愛液が流し込まれてる。何時の間にかセルシウスの性器は濡れていた。流れてくる愛液を飲みたくなかったけど、体が勝手に飲み込んでいった。しかしセルシウスは感じているようだ。段々声が荒くなってる。このままいけば勝てると思った。けど舌がまた突然動かなくなってきた。セルシウスがペニスを口から出して話し掛けてきた。
「ふふ、キスした時に、凍りつくような感覚に襲われたでしょう?私の愛液にも唾液と同じ効果はあるわ、それを一杯飲んだんだから当分体は動かないわよ。」
そう言ってフェラを続けた。また責められるだけになっちゃった。ずっと我慢してたけど、ペニスが射精したくてビクビクしている。もう限界だ。
ビュビュ!!ドビュルルルル!!!!
セルシウスは僕の精液を音を立てて飲み干していく、出している時もペニスを舐めたり、玉袋も揉み続けた。射精が終わっても、ペニスを手で締め付けて、残っている精液を搾り出してた。少ししたらセルシウスは、満面の笑顔を浮かべて、口からペニスを解放してくてれた。
「ふふ、沢山でたわね。」
「ふえ・・」
「辛そうね、でもまだよ、今度はこっちに出してね。」
セルシウスは立ち上がって、僕に性器指で広げて見せつけた。そして狙いを定めると少しずつ、腰を落としてくる。先が触れて分かったけど、体や口の中は冷たいけど、膣の中は暖かった。根本まで入ると、腰を淫らにふり、微笑みながら僕を見つめていた。
そしてそのまま倒れてきて、胸を僕の顔に押し付けた。離れようとしたけど、暴れたら後頭部に手を回されて、首を振ることもできなくなった。
「好きよ・・ねぇこのまま一緒に暮らしましょう。気持ちいいことを、ずっとしてあげるから・・ねぇお願い・・」
セルシウスが誘惑してくる・・僕は僅かに残っている理性で、誘惑に負けないよう耐えていたけど、胸の柔らかさと、膣の締め付けが、理性を壊していく・・僕は遂に我慢できなくなって、顔に押し付けられている。セルシウスの乳頭の先を舌で舐めた。
「あ!・・ダメよ・・・胸を舐めちゃ・・ああん!!」
どうやら感じているようだ、胸を舐められたり、吸われたりするのは、苦手みたいだ。僕はそのまま胸を吸っていた。母乳は出ないみたいだ。
「あ、ダメ!吸っちゃ、ひゃん!!」
セルシウスは僕を胸から放そうとするが、僕は胸に吸い付いたままで、放れなかった。気が付いたら、四肢以外殆ど動けるようになっていた。僕はセルシウスの注意が胸にむいている間に、手薄な膣を責めた、腰を突き出した。セルシウスの体が上下に激しく揺れていた。
「そんな・・そんなに激しくされると・・・我慢できない・・」
セルシウスは絶頂に達した。そのまま脱力して、僕に倒れかかった。僕は暫くして異変に気付いた。時間が経っても消えない。なんでだろう?僕は離れようとしたら、許さないと言わんばかりに抱き締められた。
「まだダメ。」
「何で・・何で消えないの?」
「ああ、言ってなかったわね。私達は召喚されただけだから、幾らイっても消えないの。大丈夫よ私の負けだから、ちゃんと先に進ませてあげる。・・但し・・」
「??・・何?」
「私が満足するまで、中に出すの。さあ続きをするわよ。」
「そんな・・」
結局この後五回も射精させられ、名残惜しそうに僕を解放した。僕はかなり疲れきっていたけど、ここで休んでると、また犯されそうだから先に進む事にした。
何かあれば遠慮なく申し上げてください。

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