俺は素早くクレア先輩の上に覆い被さると、唇を奪った。
舌で強引にこじ開けるまでもなく、先輩の口の中を嘗め回す。
「・・・ぅ・・・・・・んっ・・・」
抵抗しない、というのは本当らしい。
俺は舌を絡みつかせ、一方的に責め立てる。
先輩の頬が赤く染まっているのが見えた。眼もとろんとしてきている。
勝機の見えてきた俺は、柔らかく、甘酸っぱい唇を貪りながら、先輩の胸へと手をのばす。
少しずつ力を加えてやると、柔肉は思うように手の中で形を変えた。
「ん・・・む、ぅ、ぅん・・・・・・ぁん・・・」
塞がれた唇から明らかな嬌声がくぐもって聞こえてきた。
「ぅぶ・・・・・・ん、ん、ん・・・ぅ、むぅ・・・」
いけるぞ。俺の愛撫に先輩は感じている。
自信を強めた俺は、唇を離すと、乳房を揉みながら乳首に吸い付いた。
固く勃った乳首を舌で転がし、乳輪に軽く歯を立てる。
赤ん坊が母親の乳房を吸うような感じで、俺は先輩の美しい乳房をしゃぶり続けた。
「んっ!・・・はぁん!あん、ぁんっ、ひゃぁん!・・・・・・」
クレア先輩の身体が跳ねる。
ひょっとすると、乳首が弱点だったのかもしれない。
しゃぶってない方の乳房も、指でクリクリと乳首を弄り始める。
「・・・あぁん・・・もっとぉ・・・アソコも、オマ○コも・・・やってぇ・・・ぁんっ!」
驚いた。あの、上品そうなクレア先輩が、「オマ○コ」なんて。
先輩はもう俺の愛撫にメロメロみたいだ。
バトルファックということも忘れてるんじゃなかろうか。
それならそれで希望は聞いてやらないとな。
俺は先輩の股の間に移動すると、愛液でたっぷり濡れた陰部に顔を近づける。
「・・・・・・え〜っと、どこをどう舐めればいいんですかね?せっかくの機会ですから、先輩に指導
していただきたいのですが・・・」
完全に勝利を確信した俺は、わざと焦らすように言ってみせた。
「いいよぉ!どこでも、おねがいっ!はやくぅ!!」
「本当にいいんですか?これはバトルファックですよね?イッたら負けですよ。一年間、俺より
訓練していた先輩が負けるなんてありえないっすよ」
「おねがい!意地悪いしないでぇ!もう、もう我慢できないの!」
「・・・仕方ないですね・・・・・・・・・わかりました」
やる気のない口調で言いながら、淫らに濡れたクレア先輩のヴァギナに舌をのばす。
「っ・・・ん、くぅ・・・・・・あぁん!ぁんっ、はぁん!!」
先輩の太股をつかんで抑えつけながら、肉ビラの間に舌を挿入する。
掻き回すように舌を動かしつつ、時にはクリトリスを舐めしゃぶった。
クレア先輩は面白いように喘ぎ、悶え乱れてくれる。
先輩の感じる快楽は全て俺が支配している。
このまま、反撃する暇もなく、先輩の威厳も捨てて、イッてしまうのだ。
「だめぇ・・・い、イッちゃうぅ・・・あぁんっ、マ、マルスくん・・・!」
もはや悲鳴に近い先輩の嬌声を聞きながら、俺は一層激しくクンニを続けた。
バトルが始まってから、どれくらい経ったのだろうか。
あっという間のような気もするし、かなり長い時間が経ったような気もする。
クレア先輩はまだイッていなかった。
あと少し、という感じなのだが、最後の一押しが足りないようなのだ。
「・・・・・・ぁ・・・ん・・・・・・ふぁ・・・ぅ・・・」
喘ぎ続けていた先輩はさすがに疲れてきたのか声が小さい。
一方の俺も、体力・精力を注ぎこんだ全力の責めを続けてきたために疲労の色が見えていた。
そろそろ、挿入れるか・・・・・・?
この状況を打開するにはそれしかない。
反撃を受ける危険性は高いが、今の先輩なら大丈夫だろう。
俺は先輩の陰部から口を離して、呼吸を整えた。
「ん?もう、終わり?じゃあ、そろそろ私も責めよっかな・・・」
「え・・・・・・?」
クレア先輩がゆっくり身体を起こす。
俺は自分の目と耳を信じられなかった。
そこにいるのは、さっきまで乱れていた先輩ではない。
「10分だけ待とうと思ってたんだけど、あんまりマルス君が頑張ってるから、20分もあげ
ちゃった」
「・・・そ、そんな・・・・・・」
「筋は悪くなかったかな。うちの男子より見込みあると思うよ」
にっこり微笑みながら、先輩が迫ってくる。
俺はあまりの事態に呆然となって動けなかった。
頬を赤らめ、喘いでいたあの痴態が全て演技だったなんて・・・・・・。
あれだけ責めて、全然感じていなかったなんて・・・・・・。
「・・・!・・・・・・ぅ・・・」
あっさり押し倒され、マウントポジションをとられてしまう。
「どうしたの?ふふ・・・まだ、バトルは続いてるんだよ?」
「・・・ゃ・・・ぁ・・・ちょっと、ま・・・待って、ください・・・・・・」
動けない。絶望と同時に、必死で責めた分の疲れが身体にのしかかってくる。
そんな俺を見下ろして、クレア先輩はやさしく、悪戯っぽく笑う。
「だ〜め♪いつまで経ってもイカせてくれないマルス君が悪いんだよ?今度は、私がイジめる
番だからね。ふふふ・・・・・・」
俺は、そのとき初めて、先輩の可憐な笑顔に恐怖を感じた・・・。
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