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淫魔の洞窟 第七章

「ふふ、体はもう動かないわよ。」
「何で!?」
「体を見てみなさい。」
体を見ると、羽が大量に体に付いている。
「その羽には多少魔力があるんですよ。」
前には何時の間にか、フェリスが居た。僕を抱いて、上空に飛んだ。
「ここから落ちたら、間違いなく死にますね。私が貴方を放すだけで、」
フェリスは僕を放そうとした。僕は慌てて彼女に抱きつき落ちるのを免れることができた。
「そんなに強く抱きついて、よっぽど私が好きなのですね。」
「違うよ!」
「正直に言いなさいよ。姉さんの事が好きだって。」
何時の間にか、フェリアが背中に胸を押し付けていた。前と後から、胸に挟まれてとても気持ちいい、振りほどきたいが下手に暴れて落ちたら、元も子も無いので、二人に身を任せるしかなかった。
「こんなに大きくしちゃって・・入れてあげますね。」
僕のペニスは、フェリスの性器にあっけなく食べられてしまった。体は女体に挟まれて動かないので、抵抗もできない、フェリアが時々こんな事を言ってくる。
「我慢しないで、出しちゃえばいいのよ。出したら姉さんも貴方の事好きになるわよ。どうせこのまま任務を達成しても、端お金しか貰えないわよ。ならいっその事ここで楽になっちゃえばいいのよ。」
さっきからずっと悪魔のよう囁きをして、悪い方へと引き込もうとする。僕は耳を塞ぎたかったが、腕も動かすことができない。
突然フェリアの声が聞こえなくなった。何かと思い後を向いたら、キスをしてきた。舌を絡めて、内側から頬を舐めたりしてきた。
「どう気持ちよかった?姉さんのキスは、もっと気持ちいいわよ。」
「・・・私とキスしたかったら、中に出して下さい。」
僕は顔を赤くして、黙って頷いた。
「ああっ・・出すよ!!出ちゃうよ!!!!」
「そのまま出して下さい。私の膣に沢山・・」
「うわあ!!」
僕はフェリスの膣に精を出した。フェリスが顔を近づけて来て、唇を奪ってきた。キスされると脱力感を感じた。
「暫く眠りなさい。もう一人の子が、虜になったら・・先に進ませてあげます。」
















「ジーニアスは大丈夫かな??」
僕はそのまま先に進むと、大部屋にでた。中央付近に杖を持った緑色の長い髪をした、女性が一人だけいた。
「狭間の者が共に来るとは、思いもしませんでした。」
「狭間??・・・!、ジーニアスも僕と同じなの!?」
「いえ、彼はエルフと人の間に生まれました。貴方はまた違う種族でしょう。」
「そうか・・まあいいや、僕は貴方を倒して進むだけだ。」
「愚かですね・・貴方など・・私の相手にはなりません。」
彼女は一瞬で僕の目の前に来て、僕をぎゅっと強く抱き締めた。とても暖かい、抵抗する気になれない・・ずっとこの人に抱き締められたい・・などと考えてしまう。
「だから言ったでしょう・・貴方など相手にならないと・・さあ止めです。」
彼女は僕の頬に手を当て、上を向かせてきた。顔を近づけて、とても優しいキスをしてきた。キスされただけなのに、ペニスがビクビクしている。暫くして彼女は僕の背中に手を回し、再び強く抱き締めてきた。
(暖かくて・・気持ちいい・・もう限界だ・・)
僕はキスだけで、数回分の射精をしてしまった。
「ふふ・・少しは楽しめましたよ。」
「貴方は・・一体何者・・なの・・」
「私はですか・・・かつて女神と呼ばれていた者ですよ。・・さあゆっくり休みなさい。私が抱いていてあげるから。」
僕はその言葉を最後に聞くと眠ってしまった。

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