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淫魔の洞窟 第五章

「ところで・・この洞窟って、何か危険魔物とか居たりする。人食い箱とか?」
「大丈夫だよ。人を食べるような奴はいないよ・・でも女性に気を付けてね。下手したら体の精全部搾り取られるから・・」
「分かった・・」
地下5階までは何も無かったので楽だった。地下6階には転送装置で行くようになっていた。
「何でこんな物で?」
「さあ?」
とりあえず6階に向かった。そこは海だった。
「なんでいきなり・・海なの・・」
「さあ?あっち進めばいいみたいだね。」
僕は「進路」と書いてある。看板を見つけた。しかしその先は海だ。
「ジーニアス、手分けして船を捜そう。」
「わかった。」
僕らは二手に別れたニルスは西の砂浜、僕は東の方を探していた。距離は200mぐらいだ。



「ニルスはもう見つけたかな?・・とりあえず探そう・」
「ねえ坊や・・」
「誰!?」
振り向くと、水色のショートヘアーで水着姿の女性がいた。
「そんなに恐い顔しないで、サンオイル塗って欲しいの。」
「やだ!」
僕はキッパリと断った。
「お願い。いいこと教えてあげるから。」
女性は僕に抱きつき、胸に頬擦りしてきた。
「少しだけなら・・」
「ありがとう。」
日陰に行き背中にサンオイルを塗り終えた。
「じゃあ僕は行くから・・」
「こら!前がまだでしょう。」
「えっ!前は自分で塗ってよ。」
「塗りなさい。」
しぶしぶ腕やお腹にオイルを塗っていく。最終的に胸まで、塗らされた。
「ご苦労様、じゃあこれお礼ね♪んっ」
「うん!!」
女性は僕の頬に手を当てキスをしてきた。首を横に振って、離れようとするが顔は固定されていた。
「ふふっ、ありがとうお陰で、友達との約束に間に合いそうだわ、じゃあね。」
女性は去っていった。何だったんだろ・・
「ジーニアス〜!船見つかったよ。」
「・・本当良かった。」
運良く筏があったので海を渡れる。僕たちは大海原へ進むのだった。

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