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淫魔の洞窟 第二章

音が天井からしたので騎士は上を見た。そして天井から、水が落ちてきた。
女騎士『うっ・・』
ジーニアス『大丈夫?』
僕は慌てて彼女に駆け寄った。あの水が毒でも含んでいない限り大丈夫だろう。
女騎士『坊や・・私から早く離れて・・』
ジーニアス『なっ!何言ってるんだよ。もし今淫魔が来たら終わりじゃないか。』
女騎士『いいのよ・・早く・・もう限界・・』
騎士は鎧を脱ぎ始める。僕は何だろうと思ったが、彼女の行動で大体あの水が何だったのか分かった。騎士は鎧を脱ぎ捨てると、剣を取り僕の首に向けた。
女騎士『絶対に逃げないで!』
ジーニアス『はっ、はい。』
騎士は服も脱ぐと下着姿になった。鎧を着ていたので、気付かなかったけど・・胸は大きい方だ。騎士は僕の方に来て、服のボタンをはずす。
ジーニアス『わっ、わっ!何すのさ!』
女騎士『体が言うことを聞かないの・・少しだけだから・・付き合って。』
全部のボタンをはずしシャツを脱がされ、次にズボンをパンツごと脱がされた。騎士は剣を捨て、僕に抱き着き顔を近づけてくる。
女騎士『んっ・・ううん・・・』
ジーニアス『うう〜〜〜ん!!・・ぷはっ!・・・一体何なのさ?』
女騎士『さっきの水・・あれは媚薬だったのよ・・即効性で、肌から染み込むの・・でも大丈夫よ。効き目は余り長くないの・・一度中に出してもらえれば、効き目は無くなると思うわ・・』
ジーニアス『そんな・・んむっ!』
僕は胸に抱き寄せられ、足を股間に挟まれた。僕は少しずつペニスが大きくなっていくのが分かった。固く大きくなったのを見計らって、騎士は下の口でペニスを食べた。立ったままやるのは初めてだ。身長差があったので僕の体を持ち上げられていた。
女騎士『やっぱり・・坊やのはまだ小さいわね・・でも射精ができれば十分よ。』
ジーニアス『・・抜いてよ・・』
女騎士『い・や。このまま私の膣に射精しなさい。
僕は腰を振っていると騎士もそれに合わせてきた。後頭部に手を回されキスしたり、胸に抱き寄せられたりして、窒息しかけた。
女騎士『もう限界ね。さあ沢山だして・・貴方の濃い精液を・・・私の膣に・・』
ジーニアス『う・・くう・・』
僕のペニスから勢いよく精液が飛び出し、彼女の膣がそれを飲み込んでいく。
女騎士『・・沢山出たわね・・ありがと、お陰で媚薬の効き目が切れたみたい・・私は先に城に戻るわ、貴方も早く帰った方がいいわよ。夜になると、サキュバスは下の階から、ここまで上がって来るから。』
騎士はそう言うと行ってしまった。辛うじて体は動くので僕も帰ることにしよう。洞窟を出て、森に入った。城に戻るためには、この森を抜けなくてはならない。
ジーニアス『もう日が沈みかけてる、急いで帰ろう。』
僕は走って、森を抜けた。森自体はそんなに広くないので、十分位で出られた。






城に戻り、今日手に入った素材を売ったが、大した金にはならなかった。そして店員からこんな事を言ってくる。
店員『お客さん、見たところこの街の人じゃないね。だったら気をつけなよ、最近淫魔が侵入してる、って噂が多いんだ、街の中でも安心できないからな。』
ジーニアス『は〜い。』
適当な返事をして、家に向かう。家といっても、実家じゃない。皇帝がこの街に住むなら、空家があるからそこに住むといいと言われ、住んでいる。家にに着くと、部屋にテパの村長がいた。
村長『遅かったの。』
ジーニアス『何で村長が?』
村長『お前の身の回りの世話ぐらい、してやろうと思ってな、ワシ等の為に闘っているのに、何もしない訳にはいくまい。』
ジーニアス『そうか・・』
村長『そうそう、兵士が来てお前にこれを渡してくれと、頼まれたよ。』
村長から手紙を受け取り、中を見た。


今日渡した、手紙に書くのを忘れていたので、これに書いておきます。

一・時々色んな所で、陛下は勿論、大名、民などが依頼があります。決められた日までにやればいいので、慌てないで下さい。ちなみに絶対に淫魔を倒せなどとの内容とは限りません。山賊や盗賊の討伐もしてもらいます。成功すれば、報酬を貰えます。

                 以上です。また何かあったらお伝えします。

追伸・これは私が依頼してる事なんですが、明日から、七日後までに、洞窟がある森とは反対方向にある森で、アルラウネを倒して下さい。



貴方は既にご存知だと思いますが、念の為・・・・洞窟以外の場所で淫魔が発見された場合、その場所に結界を張り、移動をしないようにしますが、淫魔の強さによって、結界を破る時間が違います。アルラウネは長くて10日、短くて6日なので、早めにお願いしますね。
後、結界が張ってある場所には人間も入れませんので、入る際には結界を解きます。即ち、淫魔が外に出ることが可能になります。淫魔を逃してしまったら、大問題になることもありますから、気を付けて下さい。貴方が負け、淫魔が街に来ても大変ですから、頑張って下さい。


ジーニアス『アルラウネって、あの花の?』
村長『そうみたいじゃ、大半の淫魔はあの洞窟を根城にしとるが、外に居る者もいるじゃろう。明日早速倒してきたらどうじゃ、腕試しには丁度良いじゃろう。』
ジーニアス『分かった。ふあ〜あ・・僕そろそろ寝るね。』
村長『うむ。ゆっくり休め。』  
変なところがありましたら、言ってください。

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