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淫魔の復讐 第二十四話 宿から城へ

宿に入るとサキュバスの視線が一斉に集まった。そして隅でジュースを飲んでいるサキュバスに言った。
「貴方、最近精を吸ってないでしょ?この子を好きにしていいわよ。」
「いえ、結構です。私なんか胸が大きいだけで、他に取り得がない・・・落ちこぼれですから・・他の人にあげて下さい。」
「そんな気が小さいから、獲物を横取りされるのよ。これは命令です、早く精を吸ってきなさい。」
「・・良いんですか?こんな可愛い子。」
「ええっ、でも殺しちゃダメよ。」
僕を捕まえたサキュバスは外に出て行った。ロビーに居るサキュバスは、僕の方に寄ってくる。
「・・・部屋に行きましょうか。」


「・・狭い部屋ですけど、我慢して下さいね。」
「ねぇ、良ければ名前教えてよ?」
「名前ですか?・・ティリアです。」
部屋に着くと身に着けている物を全て脱いだ。そして僕をベットの端に座らせ、足を下ろし、開いて欲しいと言われた。僕は両足を開くと、ティリアはペニスを少し舐め、口に咥えた。僕はフェラはされることが少なかったので、より感じてしまった。
「うわあああ!!」
「・・可愛い声ですね、もっと聞かせてください。」
そのままフェラは続けられた。同時にパイズリまでされたので、我慢していたが結局、射精してしまった。僕の精液をティリアは、ゴクゴクと音を立てながら飲んでいる。射精が終わっても、ペニスを握り締め、精液を搾り取られた。ティリアがようやくペニスから顔を離した。僕はベットに寝かせられた、そしてティリアが唇を重ねてきた。離れようにも力が入らず、舌の侵入を許してしまう。
「ううん・・んくっ・・」
「むう・・ふむう・・ぷはっ」
5分程して解放されたが、僕の上に覆い被さるように乗り、ペニスが膣に挿れられ思いっきり抱き締められた。胸を体に押し付けられた。
「・・せっかくですから、私の力を言っておきます。私は膣にペニスを入れたら、その人は、私の奴隷になります。どんな命令でも聞いてしまいますよ。貴方はもう私の忠実な僕です。」
「ふざけるな、あんたの命令なんか絶対に聞くもんか!!」
「抵抗しても無駄ですよ。じゃあ、最初の命令です・・私にキスをしなさい!」
そう言われると、両手でティリアの顔を引き寄せた。抵抗しても体が勝手に動いてしまう。唇を重ねると舌が入ってきて、口の中で暴れ回る。唾液も飲ませれた。10分間ずっとディープキスをされた。
「分かりましたか?私の命令は絶対に聞いてしまいますよ。さあ、私を抱きなさい!それと私と話をする時は、敬語を使いなさい。」
「はい、承知しました。」
僕はティリアの背中に手を回した。
「いい子ね。もっと気持ちよくしてあげる。」
「ティリア様・・もう止めてください・・」
「まだ抵抗する気なの?無駄なことを考えずに、私を気持ちよくさせなさい!」
「・・嫌です・・もう・・嫌です・・」
「悪い子ね、お仕置きよ!」
「うわああああ!!」
膣でペニスを締め付け、胸で顔を挟み込んだ。
「うああ・・」
「射精したくなったら、我慢しないで逝きなさい。」
「あう・・」
僕はティリアの膣に精液を流し込んだ。勢いは増していき、止まる様子はなかった。
「ああ!・・もっと!・・もっと!出して下さい!・・私の膣を・・貴方の精で・・・満たして下さい!!」
「・・・ぅぁぁ・・」
もうダメだ・・僕はこの人の奴隷として、生きていくしかないんだろうか・・意識が薄れていく・・



暫くして意識が戻った宿に居たはずなのに、何処か違う部屋のベットの上に居た。何所かで見たことがある場所だ。確か半年前・・シェンナに負けた後だった気が・・・
「目が覚めましたか?」
「!!・・クリス・・」
「貴方がこちらに来たと報告があったので、捕らえようと思い、街にマリア達を使いに出したのですが、もう捕まっていたようですね。」
「何で僕を連れてきたの?」
「前にも言いましたが、できるだけ早くこの戦争を終わらしたいんですよ。一番早く終わらせるには、大将同士が戦うのが最も終戦への近道です。」
「何が言いたいの?」
「分かりませんか?今ここでどちらかが倒れれば、そこで戦争は終わります。つまりここで貴方を倒そうと私は考えているんです。」
「僕は倒すためじゃなくて、説得しに来たの!!」
「では、こうしましょう。私が勝てば、貴方は私達に毎日、休むことなく、精を提供しなさい。貴方が勝てば貴方の望みを聞きましょう。・・宜しいですか?」
「・・分かったよ。」
「では始めましょう。この戦争の勝者と敗者を決める戦いを・・」

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