｢敵は彼女だけではないですよ。｣
キスが終わると、手を握られ胸を触らせられた。
｢胸が好きなんでしょう？好きなだけ揉みなさい。私はこのまま貴方の大事なものを貰いますから・・｣
パラミティースは性器で僕のペニスを食べた。激しく腰を動かし、倒れこんできた。その時髪の毛から女性のいい匂いがした。僕は彼女の乳首を舌で転がしたり、吸ったりした。
｢報告通り、胸が好きですね。｣
｢うるさい！このまま逝かせてやる！｣
僕は腰を突き出した。しかしパラミティースをあまり感じさせることはできなかった。それどころか感じてるのは僕の方だった。只でさえイゼルナとしたばかりで逝きそうなのに、追い討ちをかけるみたいにペニスを締め付けられた。
突き出すのを止めようとするが腰の動きが止まらない、気持ちいい・・このままだしたい・・パラミティースは僕が逝きそうなのを悟ったのか甘い誘惑をしてきた。
｢我慢する必要などありません・・我慢すれば、苦痛しかありませんよ。しかし射精すれば快楽が待っていますよ。｣
｢うっうるさい・・｣
誘惑に負けてしまわないよう必死に我慢した。パラミティースも少しずつ感じてきていることは、確かだこのままだと持久戦になるが、今体勢を変えれば確実に射精してしまう・・それだけは避けたい。パラミティースはまだ甘い誘惑をしてくる。僕は耳を塞ごうとするが、手を握られ再び胸を揉まされた。さらに不意にキスをされた、それが気持ちよくて誘惑に打ち勝つことができなかった。
｢ううっ！・・・｣
｢出ましたね・・先程までの強気な少年が、今は女性の誘惑に負けた。哀れな少年ですね。｣
｢うるさい！！｣
僕はその言葉に熱くなってしまい、腰を激しく動かした。ペニスはまだ固かったし、パラミティースも少し感じている。｢この人を逝かせてみせる｣と心で叫んだ。腰を左右に振り、乳首を抓んだり、お尻に指を入れたりした。それでもまだパラミティースは堪えていた。なんて忍耐力なんだ・・彼女はまた僕にキスをしてきた。さっきまで普通のキスだったが今回は軽くキスしては離れ、また軽くキスの繰り返しだった。息が荒くなっている。もうすぐ逝きそうなんだ・・勝利は目前一気に勝負を決めてしまおう。・・でも僕も逝きそうだ・・だけどここで腰を止めたら、勝機を逃してしまう、ここは賭けに出るしかない！
｢んっ・・いいですよ・・私ももう限界です・・先に出して下さい。｣
｢嫌だよ・・僕は後に出すから・・先に逝って。｣
｢あっ！お尻はダメです！そこは感じやすくて・・うんっ！！｣
パラミティースは絶頂を迎えた。しかし僕もその直後に射精してしまった。意識は朦朧としているが、女性ほど疲労はないので何とか歩けた。パラミティースとイゼルナに服を被せ、転送装置のある部屋に向かった。服は滅多切りにされたため裸のままだった。しかし上に服を買いに行ってたら二人が目覚めてるかもしれない。危険だが裸で、それも疲れたまま転送装置を使った。
転送された先は、小さな小屋だった。外に出るとそこは森で、かなり暗く少し遠くに城が見える。しかし何故転送装置使う必要があるのかな？と疑問に思っていたが、空を見上げて分かった。結界のような物がドーム状に張ってあり。外からはサキュバスだろうが人間だろうが、侵入するどころか、発見すらできないようだ。
とりあえずここにいると不味いと思ったので、城に向かって歩き出した。ここから敵はサキュバスが多くなる。人間と違って手強いし、精を全て奪われ殺される恐れもある。さらに僕はサキュバスの間では英雄の子孫で顔も良く知られてるし、恨みを持ってる人もいる。慎重に進まないと・・少し進むと大きな街が見えてきた。サキュバスが上空を飛んでいる。茂みに隠れ街を通らず、森このまま進む事にした。しかし・・
ピィーーー！！ピィーーーー！！！！！
突然笛の音が聞こえた。空を見上げるとサキュバスが三人程こちらに近づいてくる。見つかってしまった！僕は走って逃げたが慌てて走ってると、小石に躓き転んでしまった。起き上がる頃にはサキュバスが目の前にいた。
｢可愛い子ね、家出でもしたの？｣
｢だったら街に来なさいよ。街に来ればお姉さん達が、いい事してあげるわ。｣
否応なしに、三人の内の一人に抱かれ、結局そのまま街まで連行された。
街に着くと辺りはサキュバスだらけだった。まるで鬼の首でも取ってきたかの如く、視線が集まっていた。
｢見て！人間の男の子よ！｣
｢可愛い！！食べちゃいたい！｣
｢あの子確か、手配書に載ってたわよ。｣
｢つまり、あの悪魔の子孫！？｣
｢そうなるわね！｣
辺りではこんな話ばかり聞こえてきた。そしてある所に着いた、宿だった。
｢何でこんな所に？｣
｢いいから入るの。｣
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