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淫魔の復讐 第十九話 海から雪原へ

このままじゃ射精しちゃう、とにかくこの包囲から抜け出さないと・・
「何も考えないで、ただ感じてれば天国に行けるわよ。」
セリアが腰を激しく左右に振った。僕はキスで反撃しようとしたが、避けられてしまった。
「キスしたいなら、「したいって」頼めばいいのに・・」
「じゃあ三人でキスしてあげるわ。この先でも滅多にされることはないわよ。」
左右の頬に一人ずつもう一人唇にキスをしてきた。僕は逃げ道がないのでそのまま終わるまで待つしかないと思ったが。手はそれぞれセリカと、フィルの性器に当てられていることに気付いた。僕は手を膣に入れた。
「「ひゃん!」」
二人とも感じてしまった。僕はそのまま指を動かしたり曲げたりした。そしてセリアも感じさせるため、腰を前後に動かした。
「ああん・・」
「いいわ・・もっと・・やって・・・気持ちいいわ」
「あんっ!もうダメ・・逝っちゃう!!」
三人はほぼ同時に逝った。意識を失ってそのまま水面に浮かんでいった。僕は船を無くしてしまったので、諦めて泳ぐしかないと思い泳ぎ始めた。
「水が濁ってて見え難いな・・」
「そこの貴方、待ちなさい!」
僕は慌てて後を向いたピンクの長い髪をした人魚がいた。頭に冠がある。
「やっぱり淫魔の間で指名手配になっている子ね。覚悟しなさい!」
「ちょっ・・んっ!!」
人魚にいきなりキスをされた。そしてそのまま泳いで、ドンドン潜っていった。海面が見えないほど、潜った辺りで大きな貝があった。そして貝の中に入ると、口が閉まり閉じ込められた。
「皆集まって!」
辺りから、二十人ぐらい人魚が現れた。そして少しずつこちらに近寄ってきた。
「あんた何者だよ!」
「私はレーン人魚の女王です。この者達は皆私の部下です。さあパーティを始めましょう。」
そう言うと一斉に人魚達が僕に襲い掛かってきた。何人かは、キスしてきたり、何人かは歌を歌ったり、僕は何時間も弄ばれ、何度も射精させられた。
「美味しい〜この子精液絶品よ!」
「もっと出して、この貝の中真っ白にするぐらい出して!!」
「唇も美味しい、もっとキスさせて!!」
歌のせいで抵抗力がでず、快楽に身を任せるしかなかった。半日位経っただろうかとうとう意識を失ってしまった。
「楽しいパーティでしたね。またこの海に来たら、私達の所に遊びに来てくださいね。」




気が付いたら僕は浜辺に流されていた。この寒い時季に漂流なんかしたらから風邪を引くかと思った。ここはどうやらセルフィ草原のようだ。今は雪が積もっていたりして寒い。
しかも僕の服装は半袖半ズボンだ。凍えて死ぬかもしれないと思ったが、夜になるとさらに寒くなる。はやく雪原を抜けないと。
「寒いな・・ファイアボール!」
僕はあんまりにも寒かったので、火を出した少しは暖かい。吹雪でも吹かないことを祈りながら、先に進んだ。
セルフィ草原そんなに広くはないのですぐ終わるかもしれません。

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