「覚えててくれたのね、嬉しいわ。」
マリアは、僕の後頭部に手を回し、胸元に抱き寄せた。
「ん〜〜!!」
「ふふっ・・さっきクリス様から、街を離れるようにって、言われて少し変だなと、思ったけど、坊やが居たからね。」
「ぷはっ!・・マリアは、何しに来たの?」
僕は顔を上に上げ胸から逃れた。
「何って、男の精を吸いに来たの、運がいいわ、坊やの精を貰えるなんて。」
そう言った次の瞬間、マリアは僕の顔を両手でしっかり固定した。
「私の力、覚えてる?」
僕は初めて、マリアに、会った時の事を思い出す。そうだ!マリアは、吐息や、唾液で、相手の性欲を、高まらせることができるんだ。
暴れて脱出を計るが、相変わらず、力では敵わなかった。
「相変わらず非力で、暴れん坊ね・・ふふっ、半年前みたいに、手加減すると思わない事ね。・・フゥー」
今吐きかけられた、吐息は、半年前よりずっと濃い、ピンク色だった。色が、濃ければ濃いほど、強力なようだ。
「ゲホッゲホッ・・・あれ力が・・入らない・・」
「私の吐息は、媚薬の効果と、相手が抵抗できないよう、力も奪う性質があるの。さあ、これでゆっくり、楽しく精を吸えるわ。」
僕はマリアに、押し倒された。そして口からピンク色の、液体が出ている。僕はまずいと思ったが、既に顔は動かないように、両手で押え付けられていた。
「マリア、止め・・んっ!!」
「ん〜〜〜〜♪♪・・ぷはっ!」
キスが終わると、さっきまで口から出ていた、液体が消えていた。そして僕の口内に液体があり、見事にそれを飲んでしまった。言うまでもそれは、マリアの唾液だった。
「半年前から、まったく変わらないわね。」
そして服を脱がされ、あっという間に全裸にされた。そしてマリアも服を脱いでいて裸になっていた。そのままペニスを掴み、自分の秘部にいれていった。
「どう?気持ちいい?」
「あうっ!」
僕は首を横に振り、否定したが、マリアは気にせず腰を上下に振っていた。
「エッチな子ね・・胸の谷間に、顔を埋めるなんて・・」
「違っ!!・・んっ!」
「違わないわ、どう見ても、エッチな子にしか見えないわ。・・エッチじゃないと、言いたかったら、私を逝かせてみなさい。」
マリアに、顔を胸に押しつけられ、最後まで喋ることができなかった。マリアは腰の動きを早めた。僕も腰を振ったり、胸を揉んだりした。しかし媚薬のせいで、もう射精しそうだった。
「ほら、早く射精して・・」
「うわあ!マリア止めてよ・・イクッ!いっちゃうよ!」
ビュルル!ビュルル!ビュビュ!
「ふふっもう射精しちゃったの?・・あの悪魔の血を、引いてるなんて、本当かしら?」
僕はそう言われ一瞬我を忘れた。
「・・うるさい!!僕は、正真正銘あのリース子孫だ!!」
僕は体を起こし、そのままマリアを押し倒した。マリアも、突然の事だったので、反応できなかったようだ。
僕はそのまま腰を振り、乳首を軽く噛んだり、両手で揉んだりした。
「あん!ちょっ・・坊や・・卑怯よ・・いきなり・・本気だすなんて・・ああん!・・・上手よ、もっと腰を動かして!」
「子供と思って、なめないでよね。このまま逝かせる!!」
「あん・・ダメ、止めて!ああっ・・・逝っちゃう!!」
マリアが大声で叫ぶと、逝ってしまった。
「流石ね・・坊や・・やっぱりあのリースの子孫ね・・」
僕は暫く何が起こったのか、分からなくて、放心状態だったが、すぐに正気に戻った。マリアは意識を失っていた。いや寝てるのかな?
「勝ったの?・・・とっとにかく!サキュバスハウスに連れて行こう。」
僕はマリアを担ぎサキュバスハウスに向かった。
行く途中、幸せそうな顔をして、うるさい鼾ををたて、口から涎を垂らされて服を汚されたり、散々だった。
10分程して、サキュバスハウスに着き、マリアを看守の小父さんに預けた。小父さんから「凄いな坊主、よくサキュバスに勝てたな。お前位の歳の奴が、捕まえて来たのは初めてだよ。」と言われた。僕は報酬金を受け取り、宿に向かった。
「疲れた・・早く宿で休もう・・」
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