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淫魔召喚 第4話前編「タフネス特訓」

 ルーティの部屋に戻る頃にはすっかり日が暮れていた。帰り道々でスタンは
オーブ集めをする決心をつけていた。
「さて、これから先オーブがありそうなところなんだけどね…」
自分も行く気満々でルーティは地図を広げる。
「なあ、やっぱついてくる気か?」
あの場に居合わせたルーティも無関係と言うわけではない。しかし世界中を旅
するということはそれなりに危険が生じる。オーブを集める義務があるのは自
分だけなわけで彼女まで危険にあわせる必要はないと思ったのだ。
「行くわよ。フェラだけで軽くイッちゃうような早漏戦士さんに世界の命運な
んて任せてらんないしね。説明が終わったら特訓だから。で、」
スタンの反論は聞く耳持たんと一方的に言い切るとすぐに説明に入る。ルーテ
ィが指し示したのはこの街からそう遠くない場所にある塔だ。
「ここはマーリンが弟子の修行に使ったと言われてる場所よ。明日とりあえず
ここに行ってみましょ。」
マーリンの縁の地と知られている場所はそう多くない。しかしそれでも20近く
ある。近くからしらみつぶしにするしかない。ルートなどを細かく話し合って
決めた。
「さて、じゃあ特訓始めましょうか。」
説明に区切りがつくと、ルーティはそう言い、おもむろに服を脱ぎ始めた。
「特訓って何するんだよ。模擬戦じゃないのか?」
戦士にとって1番の訓練は実戦経験をつむこと。模擬戦が1番成長できると言わ
れている。
「あんたの攻めはそれなりよ。これは実戦こなしてるうちにどうとでもなると
思うからいいわ。それにあんたには他に誰にもないこの反則的な剣があるんだ
し挿入まで持ち込めれたら中級クラスまで耐え切れると思うわ。けどあんたに
は耐久力ってものが欠けてるのよね。いくら最強の剣を持っていても挿入前に
イッちゃって経験読み取られたらそのまま挿入なしでイキ殺されかねないと思
う。」
旧知の仲で何度も肌を重ねたから言える説得力のある言葉にうなった。そんな
スタンを話しながらルーティはいすに誘導して後ろ手に縛り付ける。
「うぇ!?」
予想しなかった事態にスタンは驚きの声を上げた。しかしそんな声を無視して
ルーティはスタンの足もいすに縛り付ける。
「だからあんたに与える特訓は昔なつかしであんたが苦手だったの耐久力強化
よ。今から私が本気であんたを攻めるから耐える。時間10分につき1分のインタ
ーバルで3セットよ。イッた数だけ特訓終了後私の目の前でオナニー発射ね。」
育成学校時代スタンはこの訓練が1番苦手だった。30分につき5分のインターバ
ルで最大20回イカされた苦い経験の持ち主だ。ルーティの出した条件は簡単そ
うに聞こえるが、訓練生は技量がまだ未熟なため30分なのである。技術のある
戦士に10分しかも休憩は1分しか与えられないと言うのはかなり過酷である。
「さてそれじゃはじめるわよ?スタート。」
スパーリングのタイマーをセットしてルーティはスタンの足元に跪いた。時間
は限られているのだ攻めるのはモノの1点集中がベストだ。服から攻めるのでは
なく直接モノを刺激するためいきなりズボンをずり下げた。
「双子の女の子に入れたチンコ、私がきれいにしてあげるからね。」
そう宣言してまだ小さいままのスタンのモノを根元まで一気に咥えこんだ。舌
で弄ぶように弾くだけで徐々に硬さが増していく。
「んふふ…もう立ってきたね。そろそろいいかな?」
半立ち状態になったところでフェラをやめるとルーティはスペルを刻み始めた。
ルーティは簡単な魔術を扱うことが出来る。と言っても小さな火を出したり冷
たい風を吹かせたり程度であまり対淫魔に役には立たないものばかりだ。ルー
ティが唱えたのは冷風の呪文でルーティの片手の手首唐崎を急激に冷やす。ル
ーティがいったい何をするつもりなんだとスタンは眉をひそめた。
「はむ。」
冷やした手をそのままにルーティはスタンの亀頭にかぶりつくと、チュルチュ
ルと音を立てて尿道に吸い付く。そしてさらに、
ヒヤ…
冷風によって冷やされた手で竿を扱き始めた。冷たさに萎えるかと思ったスタ
ンだが、その冷たさが手の動きを意識させ、逆にただの手コキを何倍もの威力
に変化させる。
「くあぁ!」
予想外の快感に思わず声を上げてしまう。亀頭を包む口内の暖かさとしごかれ
ているというのに冷えるいっぽうの竿の温度差のギャップが一気に限界まで突
き上げる。意識を反らす意味も込めて時計を確認する。まだ2分と経っていない。
「んちゅ…雑魚淫魔ならこれだけでイッちゃうけど中々耐えるわね。じゃあこ
れはどう?はむ。」
言うだけ言うと再び亀頭を咥え、今度は竿ではなく袋のほうをもみ始める。力
使いが絶妙だ。さらに
「ふぉ!」
臀部への刺激に思わずスタンは仰け反った。ルーティの逆の手がスタンの尻の
穴を指で揉み解している。奥に突き刺すのではなく穴の部分を解すむずがゆい
刺激に思わず力が抜けていく。スタンは完全に袋と亀頭を襲う強烈な刺激への
対抗を尻への刺激で緩和されもはやイク寸前まで高められていた。
(あと…2分…)
必死に8分耐えている。後2分耐えれば1分休める。しかし本能は亀頭を咥えるル
ーティの口内に精液を吐き出したいらしく快感を求めて腰が浮いてしまう。尻
の穴もきつく締まったり緩んだりを繰り返し、ルーティの細い人差し指の第1関
節まで飲み込んでしまっている。
ピリリリリリ!
その時鳴り響いた10分経過を知らせるアラームに体がびくつき最後の緊張の糸
が切れてしまった。
「ふぁ!」
ビュルル!ビュル!ビュル!
音と同時に亀頭から口を離したルーティの顔に精液が襲い掛かる。
「はぁ…はぁ…」
脱力感と我慢に息を止めていたのかスタンの息が荒れる。
「アラームと同時だけどおまけでセーフにしといてあげるわ。私の3点攻めに耐
え切るなんてなかなかやるじゃない。」
至近距離でぶっかけられた精液を拭きながらルーティは微笑んだ。しかしスタ
ンには返事する余裕もない。
ピリリリリリ!
休憩終了のアラームが鳴り、ルーティーはとりあえずモノについた精液を拭い
取るため再びモノを咥えこんだ。まだ収まりきっていない余韻に新たな刺激が
加えられ、すぐにモノの硬さが戻る。
「まだ敏感みたいね。今度はここで気持ちよくしてあげるわ。」
完全に立ち上がったモノを見ながらそう言うとルーティは上着を脱ぎ捨てて股
の間に滑り込んだ。そして決して大きいわけではないが挟むには十分あるその
谷間にモノを挟み込んだ。
ニュチュ!ニュチュ!
フェラによる唾液と既に出始めている我慢汁でいやらしい音が響く。さらに口
からわざと糸を引くようによだれを自分の谷間に垂らし、潤滑力を高める。
「さっきの術はこういうのにも応用できるのよ?」
パイズリをしながらそう言うと先程と同じスペルを刻み始めた。冷風の呪文に
よってルーティの片方の乳の温度が急激に下がる。冷やされた片乳に一瞬鳥肌
が立ち射精感を押さえるが、それも一瞬だった。先程の手コキと同じく冷やさ
れることにより否応なしにモノへの感触を意識してしまい、倍の威力になった
パイズリにすべりを良くする意味も含めて視覚的にいやらしく谷間に垂らされ
るよだれ。さらにルーティはそのよだれまみれのモノに息を吹きかけ始めた。
冷たい乳に冷やされる部分に当たる吐息はぞくりと刺すような刺激を与え、パ
イズリによって汗ばむ逆の乳の部分に当たる吐息はこそばゆい。手コキとは比
べ物にならない快感にもうスタンはぎりぎりの状態まで追い詰められていた。
「ふふ、今度は時間いっぱいまで耐えさせないから。」
そう言うと、ルーティはうつむき舌を伸ばし始めた。胸の大きさが足らず。自
らの胸に顔をうずめてフェラすることは出来ないが、少し長めの舌で尿道を刺
激することは出来る。吐息で十分に高められたスタンには耐え切れない刺激だ。
「うあぁ!!」
ビュル!ビュルル!
舌を通してルーティの口内と顔に精液が放出される。時間はまだ5分程度残って
いる。
「やっとイッた。じゃあどんどん出してもらおうかしら?」
口の中に出された精液は飲み干し、顔にかかった精液を手で拭いとって自分の
胸に塗り広げると、イッたばかりのモノを再び挟み込む。そしてイク前と同じ
く精液でさらにすべりがよくなった胸でモノを扱く。イッたばかりのモノに温
度差のギャップの刺激と尿道を舐められる刺激は強すぎる。
「く…くうぅ!」
我慢しきれず2発目を発射。あれからまだ2分ほどしか経っていない。
「うふふ〜、私の胸で何発出すのかな〜?」
精液を飲みながらそう言うと再び同じ事を繰り返す。残り2分ほどしかないので
はじめから動きが激しい。
(くぅ…けど少しずつ慣れてきた…)
パイズリの威力は精液が塗りつけられるたびに増大しているが、温度差には慣
れてきた。温度差をなくせばそう耐え切れないものでもない。
「くぅ!ハァハァ…」
しかしイッた後休みなく攻められる事による刺激もきつい。後2分は正直きわど
いところだ。
ピリリリリ!
 10分経過のアラームが響く。耐え切れた達成感に安堵の息が漏れた。
「むぅ…スカタンの癖に案外耐えるわね。」
思った以上に手ごわいスタンにルーティは毒ついた。普段のスタンならもう10
回はイッてるはずである。今回のスタンがこれほど耐えれているのには理由が
あった。それは簡単なことで、ただ単にメンタル的にどうしてもたかまりきれ
ないのだ。理由はスタンの現在の状況である。スタンにはMっ気がないわけでは
ないが、あまり縛り付けられるのは好きではなかった。スタンは淫魔戦におい
てもシチュエーションを重視しないとどうもたかまりきれない部分があった。
よって現状のいすに縛り付けられて一方的にと言う状況では耐久力が著しく上
がっているのである。育成学校時代に20回イッた時は相手であった下級生に、
『お兄ちゃん』と呼ばれて義理の兄妹というシチュエーションを想像してしま
ったのが原因であったりする。
「椅子じゃ攻めにくいわね。」
スタンのそういう状況を理解したかしないか不明だが、ルーティはそう言うと、
スタンの足の拘束を解き、仰向けに寝転がらせる。
「今度は寝技でイカせてあげるんだから。」
ピリリリリ!
 ルーティの宣言と同時に休憩終了のアラームが響く。スタンはどうにか2回に
わたる射精の高揚感を抑え込んだ。
「挿入には確かに強いチンポだけど…これに耐えられるかしら?」
そう言うとルーティは全裸になり、全身にローションを垂らせ、スタンの体に
自身をこすり付ける。ローションでぬめぬめと光る体が妙にいやらしい。そし
てぬめった状態でスタンのモノを股に挟むと上下に擦り始めた。
「どう?入れなきゃあんたのおちんちんはただの雑魚ってことを教えてあげる
わ。」
自信満々に言うルーティだが先程のパイズリやフェラに比べてかなりぎこちな
い。
「ルーティ…お前相変わらずローション素股は苦手なのな?」
すっかり高揚感が醒めきったスタンはあきれた風に言う。学生時代の頃からル
ーティは妙にこの素股という技を苦手にしていた。どうしても攻撃手段になれ
るほどの技術が身につかない。一般人を相手するには十分な技だがこれでは淫
魔を相手は出来ないと常に教官に言われていたほどである。流石のスタンもこ
れには耐え切れる自信があった。
「うう…じゃ…じゃあ!」
悔しいがそれは認めるしかなかったルーティは体を反転させると、69の体勢で
フェラを始めた。しかし前2回の攻めでスタンはすっかりルーティの口攻めに耐
性がついている。加えて先程の素股で完全に萎え切っているモノをもう1度立ち
上げてイカせるのに10分は短すぎる。
ピリリリリ!
結局1度もイカせきれずに終了のアラームが響いた。スタンに対する耐久力の特
訓のはずだったのにルーティには敗北感でいっぱいだった。
「け…けど3回はイッたんだから目の前で3回出るまでオナニーしてよね!」
「1回目は無効だから2回だろ?」
言いながら立ち上がるスタンの言葉にうぅとうめき声のようなものをルーティ
はあげた。
「んうぅ!」
とりあえず最後のフェラで高められた状態からモノを扱き1発目をルーティの顔
にかける。
「ふぅ…なあ、流石にネタなしじゃオナニーできねえよ。」
イッてすぐ萎えない様にスタンは自分のモノを擦り続けているが、流石に勃起
状態を保つ以上は無理であった。
「しょうがないわねぇ…」
そんなスタンにそう言うとルーティは顔にかかった精液を自分の胸に塗りつけ
円を描くようにもみ始めた。スタンもそれを見ながら先程のパイズリを想像し
て2発目をルーティの胸に発射する。
「はい、悔しいけど罰ゲームも終了ね。」
胸にかけられた精液を見ながらそう言い、ルーティは立ち上がろうとしたが、
スタンに強引に座らせられる。
「ルーティ、口あけて」
スタンの言葉に戸惑うルーティを無視して半開きの口の中にスタンは自分のモ
ノを突っ込み、
ビュル!ビュルル!
3発目を発射する。
「ゲホ!ゲホ!!何するのよ!」
勢い良く吐き出された精液に思わずルーティは咳き込んだ。
「へへ、アラーム直後はロスタイムだから3発目さ。けどまだ出し切らないんだ
よ。今度は我慢せずにルーティにいっぱい出したいんだけど…」
我慢ばかりで物足りないと言う意味だと言うのはルーティもわかっていたが、
恋人が相手にエッチをせがむような台詞に嬉しくなったルーティは、
「しょうがないわね…けど私も攻めてばっかりで疲れたわ。ね、今度はあなた
が私をいっぱい気持ちよく…して?」
と上目遣いで言い、仰向けに倒れこんだ。スタンもそれに無言で頷くと仰向け
の彼女に覆いかぶさった。
少し日が開きましたが4話前編です。
前話宣言どおり4話はエロいっぱいの予定です

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