〜いきなり簡単ダイジェスト〜
意外っ!まさか案内人だけで終わると思われていたかもしれない女の子が第四の部屋の相手だったなん
て!
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「では、まずはベットの上へどうぞ。」
女の子は僕の脇を通るとベットの上に座った。僕も続けてベットの上へ。
「さあ、いつでもどうぞ。かかってきてください。」
女の子はベットに仰向けに寝そべるとこっちを見て攻めるのを待っている。一体どういうつもりだろう
か?何か策でもあるのか?
「・・ねえ?これってイかせあいだよね?」
「ええ、その通りです。これはイかせあいですよ。」
「何か企んでいるの?」
「・・・よいのですか?こうして離しているうちにどんどん時間は過ぎていってしまわれますよ?」
「むっ・・」
そうだ。あと50分弱しか時間は残されていないんだった。相手の本質が分からない以上、攻められる
うちに攻めてしまおう。罠だとしても十分警戒していけば何とかなるはずだ。僕は警戒しながら女の子
に近づいていくと左右のオッパイをそれぞれ掴んで揉み始めた。
もみもみ・・・もみもみ・・・もみもみ?・・・もみもみもみ・・・もみもみもみ・・・もみもみ?
揉んでも揉んでも手応えがない。オッパイ自体には手応えはあるが女の子自体は攻めたという手応えが
ない。胸は感じないのだろうか?僕は右手を女の子のアソコへと持っていって愛撫し始めた。
アソコを指で擦ったり、指を挿入して上下したり・・・クリを摘み上げてもみた。だがいくら攻めても
手応えがなかった。ならば、と僕はアソコに顔を寄せた。するともちろん女の子のアソコが僕の目の前
に現れる。これだけ近くで見るのは初めてだった。僕は軽い感動のようなものを感じながらもアソコに
舌を這わせた。出来る限りの舌技でアソコを舐め回した。始めてこの技を使ったが血の影響のためか、
自然に舌が動き、普通の女の子なら感じるはずの場所を徹底的に攻め立てた・・・。
「どうしましたか?舌の動きが止まりましたよ。」
おかしい。いくら何でもまったく感じないのはおかしかった。
「一体何なんだ君は・・・?」
「さすがに気が付きましたようですね。そうでございます。わたしは“不感”なんです。」
不感・・・それであれだけ僕の攻めを受けても何も感じなかったというのか。
「この体質・・とでもいいましょうか。わたしはこの体質のおかげでイかせあいにおいて負けたことが
ないのです。それはもちろん、総支配人も例外ではございません。」
「姉貴も勝てなかった・・・?」
「そうでございます。」
16号店のみんなが口をそろえて“最強”と呼ばれていたあの姉貴が負けたっていうのか。なんてこっ
た。そんなの僕が勝てるわけないじゃないか。だって最強と呼ばれる姉貴の攻めが通じなかったんだか
ら僕の攻めなんかが通用するわけがない・・・
「わかりましたか?あなた様はどれだけ早くこの部屋まで来たとしてもわたしによって負けるというわ
けなのです。それでは時間まであと約45分、気持ちよくして差し上げますね。」
女の子は膝立ちのまま呆然とする僕のペニスに顔を寄せてぱくっとくわえてきた。そして女の子は腰を
抱いて引き寄せるようにしてペニスを根元まで飲み込んでいった。
「うっ・・」
女の子はいやらしい音を立てながら顔を激しく前後してくる。滴る唾液によって濡れた玉も熟練した手
つきで揉まれている。それはまるで精液を底から絞り出そうとしているようでもあった。僕はというと
我慢もせず、ただただ快楽を受け入れていた。余計な抵抗をしても無駄だから、余計な抵抗が無駄だと
身を持って知らされたからだ。
ちゅばちゅばちゅばちゅば・・・
「うっ・・で、出るっ!」
我慢をしなかったのだから射精感を感じてからすぐに射精をしてしまった。女の子は特に苦しむ感じも
なく精液を飲んでいく。
「んぐんぐ・・・ごくん。続けて攻めさせていただきますね。」
女の子はペニスから口を離すと今度はオッパイでペニスを挟んできた。唾液が潤滑油の役割を果たすの
でローションは必要なかった。圧倒的なボリュームとまではいかないがペニスにぴったりと張り付くも
ちもちとした感触のオッパイはパイズリに適していて、挟まれただけでも十分気持ちよかった。
「動きますね?」
女の子は身体を上下させることでパイズリしてきた。射精したばかりの敏感なペニスに与えられた快楽
は体を震わせて、僕は思わず女の子の肩を掴んだ。
「どうでしょう?もっと激しく致しましょうか?」
「ああ・・もう好きにしていいよ。」
「承知いたしました。」
女の子は愛らしい顔で微笑むと左右のオッパイを交互に上下させながら身体を今まで通りに上下させて
きた。左右のオッパイを交互に上下されると普通のパイズリとは違った何とも言えない感触がペニスに
伝わってくる。新鮮なだけにとても気持ちよかった。
「イきたくなりましたらいつでもおかけくださいね。」
「うん・・でも、もっと味わいたいなぁ。」
「わかりました。」
僕はもう諦めていた・・・
にちゅにちゅにちゃにちゅ・・・
女の子は時折唾液を谷間に垂らしながらパイズリしてきた。そして巧みな胸捌きで僕に我慢しなくては
ならない一歩手前の快楽を与え続けてきた。
「そろそろイきますか?」
「ああ、うん。そろそろイきたくなってきた。」
「では・・」
女の子は射精させようと激しく身体と手を動かしてペニスを攻め立てた。準備の完了されていたペニス
はその一定以上の激しい快楽を受けて、すぐに射精を開始した。
「うぅ・・・出てる。」
精巣の奥から汲み上げてきたかのような射精。店に入ってから何度も出したというのにたくさん出てい
た。
「たくさん出ておりますね。それにまだまだ濃い様子で・・」
女の子はオッパイでペニスを圧迫しながら上下して最後まで精液を絞り出してくれた・・・
「あと10分残っております。最後はここに出して終わりにしませんか?」
女の子は四つん這いになるとアソコを見せつけてきた。そんなHな様子に僕は節操もなく再び勃起して
しまう。僕は女の子に近づくと一気に奥まで挿入した。
「あっ!?え・・あっ・・・な、なに・・・これはっ!?」
女の子が明らかにうろたえ・・・そして感じていた。まさか挿入されると弱いのか?
「あは・・ぁ。そんな・・・何でこの方だけぇ・・・あふぅ・・・・」
まさか・・・。僕は橘さん(第五話参照)のアソコには一方的に相性が良くて僕は挿入するとすぐにイ
ってしまいそうになる。もしやこれはその逆で女の子は僕のペニスに一方的に相性がいいのではないだ
ろうか。
「うぅ・・このままでは・・・イってしまいますぅ・・」
女の子はペニスを引き抜いて逃げようとする。
「そうはさせないから。」
僕は女の子の腰を掴むと思いっきり腰を動かした。真実はどうあれ、これが感じるのならこれで攻めて
やる。諦めていた僕の心に火がついた。16号店のみんな、特に浅岸さんと佐々木さん一時でも諦めて
ごめん。でも、勝ってみせるから諦めたことは無かったことにしてくれ。
パンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!
「あっ、うっ、いやっ・・か、感じちゃいます!や、やめてぇっ!」
女の子は顔を必死で振り回して感じまいとしている。だが、そんなのは焼け石に水で女の子のアソコか
らは愛液がどんどん溢れているのが見えた。
「もう、ああっ!!だ、だめぇ!イっちゃいますうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
女の子のアソコがぎゅぅっと締め付けてくる。女の子は音叉のように体を震わせると・・ベットに沈ん
た。気絶したようだ。
僕はペニスを引き抜くと自分でしごいて出そうだったものを出しておいた。次の勝負のためである。
「さて・・」
残りは5分程度だ。案内人の女の子に最後の部屋へと案内してもらおう。って気絶させてしまったんだ
った! 見ると完全に気絶していて5分程度じゃ起きそうにない。こうなったら1人で行くとしようか
な。どうせ部屋の外では時間のカウントは無いわけだし。僕は部屋を出ると5号店支配人のいる部屋を
探してラブ&ピーク5号店をしばらくさまよった。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
5号店支配人の部屋は5号店最上階の最奥部にあった。ラブ&ピーク4番目の大きさを誇る店だけにそ
こへたどり着くまで10分以上かかった。迷わなければ2,3分で着いただろうけど・・・
5号店支配人の部屋は床一面がスプリングのベットでどこでもできるようになっていた。そうでないと
ころは事務用のスペースだけだった。そして今、僕は5号店支配人・中島さんと対峙していた。眠そう
な瞳だが美人顔。小さいというよりも無い胸。なのに大人の色香が出ていた。何というかアンバランス
な人だ。
「な〜んか、失礼なこと考えてる気がする。」
「き、気のせいじゃないかな?」
「そう?まあいいけど。でも君、本当にあの子に勝てたっていうの?」
部屋に入ったときから実はもう3回も聞かれている。そりゃ無敗だった女の子に勝ったのだから疑われ
てもおかしくは無いにしてもしつこすぎる。
「だから、相手に僕のが相性よかったんだって。」
「そう?まあいいけど。」
さっきもそう言った。何だこの人は。
「それにしてもここまで来れる人始めて見たなぁ。いつもは4つ目までで終わるって言うのに・・面倒
くさいな。」
「なら、降参すれば・・」
「それはプライドが許さないの。」
さっきもそう言った。何だこの人は。そうならさっさと勝負したらいいのに。
「なら早く勝負しないか?」
「う〜ん、面倒だけどしょうがないか。うん、勝負しよう。」
中島さんはそういうとすぐに服を脱ぎ始めた。事を決めたら行動が早いなこの人は。僕も続いて服を脱
いだ。
「さ、始めましょ。手コキ100人抜きを果たした私の力を見せてあげる。」
「て、手コキ100人抜き・・?」
「説明しようか?要は男100人を60分以内に全員イかせられたらいいのよ。」
60分で100人?つまり1人え〜と・・約35秒でイかせたってことなのか!?人技じゃない・・・
「あ、ちなみに君のお姉さんは30分以内で全員イかせたから。」
・・・姉貴は人間ではなかったようだ。一体どんな技術を持ってたらそんなことできるというのか。
「ま、とにかくそういうわけだから私の手コキには気を付けることね。だってイったら君は負けなんで
しょ?」
「そうだよ・・・ってあなたが決めたんじゃなかったの?」
「んなわけないじゃないの。久美子・・あぁ4つ目の部屋の女の子ね。久美子にまかせてたから私が知
るわけないでしょ。」
支配人のくせに適当な人だなぁ。やる気あるのか疑ってしまう。
「む?何か失礼なこと考えた?」
「い、いや全く。」
「そう?まあいいけど。とにかく勝負しましょ。話してたらなんか君をイかせたくなっちゃった。」
中島さんはずいっと近づいてきた。
「あの、始めは・・?」
一応ルールでイかせあいの始めの合図は必要なのだ。
「じゃあ、始め。イったら負けね。」
適当な人だなぁ。まあいいか。とにかくこの人の話が本当なら手コキには気を付けないといけないな。
僕は中島さんの両手の動きに注目した。
「両手の動きばっかに気を取られてると足下を掬われるよ?」
「そんなこと言って、も!?」
どだーーん!!
「ぎゃっ!」
何が起こったのかわからなかった。気が付いたら倒れて床に頭をぶつけていた。
「言ったでしょ?足下を掬われるって。」
そうか。中島さんに足払いをされたのか!ともかく受け身の取れなかった僕はいくら床一面がスプリン
グのベットであっても倒れた衝撃で体が上手く動かなかった。くそ・・動かないと・・・!
「はい、つ・か・み・ま・し・た♪」
中島さんは僕が倒れるとすぐに足の間に座ってペニスを両手で掴んできた。うっ、掴まれただけでも気
持ちがいい。掴み方が違うのか?
「いつでもイってもいいからね。」
中島さんの手コキが開始された。先端と根元/玉を分担して攻めてくる。大抵の女の子ならただそれだけ
だ。しかし中島さんのは手つきもリズムもその全てが大抵の女の子とは違った。
「あ・あ・・うっ・・・なんだ・・・これぇ!?」
その気持ちよさは今までの手コキとは比べものにならないものだった。ペニスを擦られるたびにペニス
は射精しているかのように打ち震え、玉を揉まれれば精液が込み上がってくるのが感じられた。
やばい!
僕は恐怖にも似た危機感を覚えた。実際ここまで気持ちいいと逆に恐ろしかった。多分今までの勝負が
無くて一度もイっていない状態だったらすでにイってしまったかもしれないかった。
「イ、イってたまるかぁ!」
僕は後ろに飛び退いて中島さんの魔手から逃れた。中島さんもペニスを掴んだりしてそれを阻止しよう
とはしなかったようだった。
「あ〜あ、逃げられちゃった。まあいいけど。次、私に掴ませたら終わりだと思ってね。」
次掴まれたら終わり・・ペニスからは大量に我慢汁が溢れているのが見えるし、ぴくぴくと快楽を求め
て動いているのも見える。確かに次掴まれたらイかされてしまいそうだった。
しかし、どうやってあの手を封じるべきか・・・ 人間の手は大抵の所に届くし機動性も精密な動きも
ある。縛らない限りは封じることは出来ないだろう。でも、この部屋に何かあるかは分からないし、見
回したところで都合良く縄なんて無い。
「さあ、どうしたの?このままだと浅岸さんと佐々木さんは5号店に戻ってきてもらうことになるけど
ね。」
く、そうだ。浅岸さんと佐々木さんのためでもあるんだ。絶対に負けられない。
「君に私の手を封じることは出来ないよ。ほら、来ないならこっちから行くね。」
中島さんが向かってきた。僕は距離を詰められないように後ろへ下がりながら考えた。・・・駄目だ!
手を封じる方法が見つからない!どうすれば・・いや待てよ。アレなら・・・
「ほらほら、もう諦めたら?男の子なんだから最後くらいかかってきなさいよ。」
「ああ、そうだね。」
僕は中島さんに向かって勢いよく近づく。そして、押し倒した。
「きゃっ・・もう。慌てん坊ね。」
中島さんはそういいながら両手を僕のペニスへと向けてくる。しかし僕はすでに行動を起こしていた。
「え?まさか・・・」
僕は中島さんのアソコへペニスを挿入したのだ。これなら少なくとも手コキはされない。今、僕が出来
る最後の策だった。ただし、もちろん諸刃の刃ではあるが・・
「なかなか考えたじゃない。ちょっと見直したかも。」
見直されたらしい。ともかく動かないことには攻めたことにはならず、むしろ自分が気持ちよくなるだ
けなので僕は中島さんと手の指と指を絡ませあうと腰を前後に動かし始めた。
「んっ、なかなかいいもの持ってるじゃない。気に入ったわ。でもいつまで持つかなぁ?」
長く持ちそうにはなかった。さっきの手コキ攻撃によって僕はイきそうになっていたのもあるし、中島
さんのアソコの締め付けが素晴らしいのもあって僕は早速射精するのを我慢しながら腰を振る必要があ
った。
パンパンパンパンパン!
僕の体と中島さんの豊満なヒップが当たる音だ。腰をゆっくり動かしたのでは意味がないので僕は射精
を覚悟で激しく動かしていた。そのおかげなのか、中島さんはさっきから喘いでばかりだった。
「あ・あぁんっ・・・ね、ねえ・・ふわっ・・まだ・・んっ・・イかないの・・?はぅんっ・・・」
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・・・」
気を緩めたらイってしまいそうだった。もう尿道が痛いぐらいに射精を堪えていた。
「あはぁうっ・・・イきそ・・あう・・・でも・・・はぁあ・・・・ただではイかないからぁ・・・」
僕が前後に腰を振っているところを中島さんは腰を左右に揺すってきた。中島さんのアソコがうねって
僕に致命的とも言える快楽を与えてくる。
「・・・!ぬぅ・ああぁ・・・!!」
駄目だ!もう・・出てしまう!僕はどうせ我慢できないので一矢報いようと腰が壊れるぐらいに振りま
くった。
「あ・あ・あ・・・イ、イっちゃうの!だ、駄目ぇっ!ふわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
どくどくどくどく・・・!!
中島さんが絶頂を感じ始め、身体を震わせたときにはもう射精してしまった。射精と共に体が力が抜け
てぐったりとした中島さんの上に倒れ込んで・・そのまま眠りについた。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「あ、起きたみたいね。どう調子は?」
「大丈夫。だけど・・・」
あの勝負、どっちが先にイったかと言えば僕が先にイってしまっていた。腰が壊れるほど腰を振ったと
きには放出していたのだ。
「負けたのが残念だ。」
「ん?あれは君の勝ちだよ?」
「いや、中島さんがイく前にはイってしま・・」
中島さんが人差し指を僕の唇に当てた。
「何言ってるの。私が君の勝ちって言ったなら君の勝ちよ。」
「え、でも・・」
「だから君の勝ちだって言ってるでしょ。私は十分満足したからこれでいいの。」
「でもルールには・・」
「む〜・・」
ぽかっ!中島さんは拳骨をしてきた。
「痛っ。な、何をするんだよ!」
「もう、真面目だなぁ。そんなに負けがいいの?」
「それは嫌だけど・・」
そうじゃなかったらとっくに勝負は諦めていたし。
「ならいいじゃない。それにね、あの2人も君の元がいいだろうから。」
「そう・・かな?」
「多分。」
また適当な・・・
「ほら、もう行きなさい。勝負は君の勝ちで終わったんだから報告をしにね。」
「うん・・でも、そのありがとう。」
「礼を言う必要はないって。あ、でもまた暇があったら会いに来てね。最優先でお姉さんがいいことし
てあげるから。あとこれ・・いつでもいいから。」
お姉さんって・・・年齢的には22で同い年なんだけどね。まあいいか。僕は携帯番号入りの名刺をも
らうと部屋を出た。いつでもいいって、それはその、アレをしようってことだよな。何か妙に気恥ずか
しい。
僕は今日勝負した女の子達に挨拶してから店を出てまっすぐ16号店へと帰った。しかし今日は大変な
一日だった。勝てたのが嘘のように思えるほど強く、くせのある女の子達との勝負。この5号店との決
闘で自分でも色々と成長できたような気がした。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「あ、帰ってきたよ!」
店の前で待っていた佐々木さんが出迎えてくれた。今日はラブ&ピークの定休日なので他には誰もいな
い。浅岸さんは店の中で待っていた。
「その、どうでした?」
「勝ったよ。」
「え?」「本当!?」
2人は顔を見合わせ、表情をぱっと輝かせた。そして2人抱き合ってきゃーきゃーと16号店に残れる
と喜び合っていた。
その様子を見て思った。勝って良かった、と。最後のはお情けだけどここでは伏せておくとしよう。せ
っかく僕が勝ったことにも喜んでいるところに水を差すのも悪いし。
その後僕は2人と飲みあい、5号店との決闘で起きたことを話したりしながら楽しい時を過ごした。ま
あ中島さんにもらった名刺(裏にはキスマーク付き)を見つかったときは多少気まずかったけど・・・
とにかくこれで15号店に続いて5号店との勝負に勝ったことになった。このことが後にさらに大変な
ことを引き起こすことになろうとは今の僕には予想も出来ずにいた・・・
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