周りの歓声、悲鳴が遠い…遠のきそうになる意識を必死に繋ぎ止め反撃の機会をうかがう。
太腿に手を掛けたまま鼻息を荒げる、呼吸が整わない。
口で息が出来ればとは思うが俺の口は陰唇にベッタリと覆われ、今もなお嬲られ続けている。
舌も膣の中でネットリとした粘膜に締め上げられ、苦痛寸前の快感を受け涎が止まらない…。
そして呼吸が整わない最大の原因は俺のペニスを貪る新入生の足指による搾精だった。
―――――――――――――新入生歓迎式典 第二話―――――――――――――――――
「くっ……うっ……うぅ……」
「うわぁ…♪ 凄いですねぇ、こんなにたくさん出るなんて思いませんでした。
さすが鍛えている人は違いますね、うん主席だって言うだけの事ありますよ。」
言いながら足指は亀頭を嬲り続ける、そのせいでなかなか射精が収まらずビュ、ビュと噴出してしまう。
たった一回の射精でこれほどの量を出したのは去年、現役戦士との模擬戦で焦らしに焦らされた上での
パイズリフェラを受けて失神させられた時以来ではないだろうか。
(つまりこいつの力は現役戦士クラスってことだ…)
冷静に事実を受け止め、対策を練る。
舌を包むこのマンコ、異常な粘りと愛液の粘着力からして挿入は自殺行為。
会心のクンニもダメージにならなかった事から指での愛撫も効果はあるまい。
胸も論外、揉んでるほうが一方的に感じさせられる極上品、話に聞く乳魔を思わせる。
そこではっと思い出す、奴の乳首を捻り上げたとき奴は悲鳴ではなく嬌声を上げた。
おそらく頻繁に性行為を続けたためにかなり強い行為でなければ感じなくなっているのではないか?
それはどれほどの頻度であったのか、戦士候補生主席の愛撫を笑い飛ばすほどの経験値。
これほどの美女、肉体、そこに絶え間ない荒淫と素質が重なり現役戦士並の強さを彼女に与えたのだろう。
ならば俺はそれを乗り越える、今は負けた、だが終わった訳ではない。
歓迎式典はどちらかが意識を失うまで続けるルールだ。
本来は新入生のためのルール、このまま俺が気を失うようなことになれば…。
そこで思考を切り替える、負けたときのことなど考えるな。
激しい愛撫で攻める、反撃を許さぬ体位は…ない、おそらくどんな姿勢からも攻撃を受けるだろう。
それは無視するしかない、防御が無駄なら受け止めるまで。
何度もイかされるだろう、だが決して攻め手を緩めず勝利を掴むのだ!
「あん…射精、止まっちゃった。 ふふ、次は先輩の番ですよ、それとも主席って呼んだほうがいいですか?」
いままで舌に吸い付き引きずり込んでいた膣が奥からキュッと締まり、舌が弾き出された。
ぢゅぽんっ!と膣圧の高さをうかがわせる粘着音と共に唇ごと開放された。
「っ! ぷはぁっ、はぁっ、はぁっ、はあ―――っ。」
深呼吸に入り数呼吸で息を整える、同時に油断無く立ち上がり奴の後ろに回りこむ。
「でも、これは真剣勝負だし先輩達の胸を借りるつもりでドーンとぶつかって来いって先生も言ってましたね。」
奴の後ろから乳首をつまみ捻りあげようとしていた手がからぶった。
目の前を綺麗な黒髪がふわりと舞い、沈む。
反転した奴の目が笑み、巨乳が揺れる。
トンと胸を押され再び尻餅をついてしまった、先ほどの射精の影響で腰に力が入らない…だと。
奴に勝つことに意識を割き過ぎた! 自分の状態を正確に把握しそこなうとは―――。
反射的に両手でペニスをかばい、そのまま後転して離れようとして…尻穴が上を向いた状態で止められた。
「いい反応ですねぇ、パイズリし損ねちゃいました。
代わりと言っては何ですが主席さんのアナル…いただいちゃいますね♪」
がっしりと俺の胴体に奴の両腕が回され固定される、身体を捻ろうとペニスから離した両手がベッドに触れたところで
奴の両足に踏まれ押さえ込まれた。
バトルファックの教本に載せたくなるほどの見事な押さえ込みだった。
それを新入生が最上級生の主席に掛けた、まるで立場が逆だった。
どんなに足を振り回しても押さえ込みは解けない。
そして―――。
「くそっ…この、「ちゅっ、れろん、れるん♪」…あ、あああ」
奴の唇が、舌が丁寧にアナルの皺を伸ばしジワジワと侵入してくる。
膣同様にネットリとした舌がアナルを犯していく、どんなに締めても止められない。
足を振り回す力をアナルに回すが今度はペニスに奴の右手が伸び亀頭をくすぐりたてる。
意識の防御が分散されどちらに対しても有効に成り得ない。
「う…う…くぅっ!?」
深く侵入した舌が俺の前立腺にたどり着いた、ペニスから先走りがほとばしり下にある俺の顔に降り注ぐ。
「くすくす♪ 主席さんったら、顔射をお望みみたいですねぇ?」
いったいどうやっているのか俺の前立腺をクリクリと刺激しながらすらすらと喋っている。
俺は答える余裕も無く、何とか脱出の機会をうかがい耐え続ける。
「ふーん、そういう態度なんだ。 可愛い後輩の質問にちゃんと答えない悪い先輩はこうです♪」
亀頭を握り締められ、前立腺が舌にエグられる!!
「ぐっあ――――っっ!! あっ!! あっ!! あああ―――っっ!!」
前兆も無いいきなりの絶頂、耐えるとかそんなことをすっ飛ばして絶頂を叩き込まれた。
俺の顔が精液に濡れていく、目も開けられないほど大量の射精。
「あははは♪ やっぱり顔射したかったんですね。 嫌だったら我慢すればイイだけだもの♪」
ペニスを激しく扱きたて前立腺をエグって更に精液を搾り出しながら新入生は笑い続けた―――。
――――――――――――――――――――つづく――――――――――――――――――――――――
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