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スライムバスター 番外編 2

今日の彼女はワインレッドの下着を身につけていた。
少しざらざらとした生地で、肩紐はなく首の後ろで布を交差させて胸だけをうっすらと覆い隠している。
背中のほうがどうやって結ばれているのかはわからないけど、パンティにあたる部分も同じ布が使われている。
そしてチャイナドレスのように前掛けというか・・・腰布がついている。

思いっきり僕好みの衣装だ。ライムにはお姉さん系の衣装が良く似合う。
「なぁに?ウィル。 そんなに見つめないでよ。恥ずかしいわ」
僕のわかりやすい反応に満足そうな彼女。
下着の視覚効果で僕を高めて、イカせやすくしようというのか。すでに僕と彼女のバトルは始まっているのだ。
ライムの言葉に思わずハッとする僕。気を取り直して彼女と向き合い、身構える。

しかし彼女、こんなにエロい服をいつの間に手に入れていたんだろ・・・?
「さっそくはじめようか、ライム」
「やる気はじゅうぶんみたいね。 すぐにとろとろにしてあげるわ。 ・・・いくわよ♪」
いきなりライムが低い位置から僕に飛び掛ってきた。

飛び込んでくる彼女を迎え撃つために素早く腰を落とそうとした僕だが、体がまったく動かせない!
次の瞬間、なんと彼女はすでに僕の背後に回りこんでいた。
そして右腕を僕の腰に腕を巻きつけ、左手を僕のわきの下に通していた。
僕はライムにがっちりと固定されている。動けないはずだ・・・

「うふっ、おどろいた? メタリカの能力を少し借りたの。実際にタックルしたように見えたでしょう? でもそれは残像・・・」
僕は彼女に先制攻撃を許してしまう。 うぅっ、彼女の下着の感触が気持ちいいや。
「立ったままで気持ちよくしてあげる。」
ライムは僕が倒れないように右足で僕のお尻を支えたまま、胸板や腰周りを愛撫し始める。
うっすらと手にローションをにじませながら、おへその中をクリクリしたり、乳首の周辺を円を描きながら撫で回す。

「うっく・・くあぁぁぁっ!! ずるい、ずるいぞライム〜〜」
思わず身もだえする僕を、さらに激しく指先で責め立てる彼女。
彼女の指がしっとりしてくるに連れて、僕の快感もどんどん跳ね上がる。
「バトルに卑怯もなにもないわ。勝てばいいのよ! 悔しかったら反撃してご覧なさいよ。」
そ、そうだ・・・力が入る今のうちに、後ろから伸びる彼女の手から逃れなくては!
身体をひねって僕が拘束から逃れようとしたその時、お尻を支えていた彼女の膝が外された。

つま先立ちだったところに支えを失い、カクンと膝からベッドに崩れ落ちる僕。
「甘いわ・・・あなたが逃げようとするのはわかってるもん。膝立ちにさせるのが目的だったの♪」
ライムも僕と一緒に腰を落とし、背中から僕を抱きしめたまま今度は膝立ちの体勢で愛撫を再開する。後ろからの抱きしめは、ジワリジワリと相手の抵抗力を奪う効果がある。
続いて彼女は自分のあごを僕の右肩に乗せて、左手はわきの下を通したまま乳首をなでる・・・そして、とうとう彼女の右手が僕のペニスを捕らえた!

「ねえ、ウィル? 思い出せるかしら・・・いつかあなたが私にしてくれた『4点責め』の体位を!」
彼女が耳元で甘くささやきながら、乳首とペニスをすべすべと指先でもてあそぶ。
ライムの左右の手が交互に僕の感じるところを責めて、時折両手で僕のペニスを包んで絞り上げる。
尿道の先の辺りを細かくチョンチョンされたり、裏筋をなめらかな人差し指で弾かれるたびに前に倒れそうになるほどの快感が僕を襲う!
「うっ・・・!」 情けなく小さくうめいてしまう僕。

そして僕の背中には、彼女の形のいいバストがぴたりと押し当てられている。
生地の上からでも彼女の乳首の感触をたまに感じる・・・うあぁっ、彼女にコリコリってされるたびに僕の背中に小さな穴があけられているようだ。
「背中もかんじちゃうでしょう? あなたって、ホントやらしいのね。 ふふっ♪」
前のめりになりそうな僕を再び引き起こし、背中の密着度を高める彼女。
特に教えたわけではないのに、4点責めのツボを心得ているから恐ろしい。

チュ♪・・・プチュ、ピチュ、レロ〜〜〜 ちゅちゅちゅっ!!
さらに彼女は、僕の肩から首筋・耳を激しくキスしてくる。
リップスとして舌技を極めた彼女の愛撫は、僕なんかと比較にならないような攻撃力があるんだ。
「そ、そこっ・・・! あああああああぁっ、やばいっ!!」
僕の首筋や喉元を彼女が舐めまわすと同時に、彼女の柔らかい髪が僕の体を包むように撫でまわす。思わぬ追加攻撃もあって、ぼくはどんどん高められていく。

「そろそろ一番絞りをしてあげようかしら?」
僕の両腕がだらん、と脱力しているのを見て彼女が4点責めを止める。
そして僕の前に回り、膝立ちのまま僕と向き合う。
「ウィル・・・んんっ♪」
ライムは左手で僕の後頭部を抑え、右手は全ての指をペニスに絡みつかせる。小指で亀頭をなでなでしながら、僕の口の中に自分の舌を滑り込ませる!
「くすっ♪  もっと感じてね。 ・・・うふっ♪・・・ちゅる・・・んっ、ぅんっ♪」
ライムの舌が僕の口の中をクチュクチュと荒らし、僕の思考力を麻痺させる。
脳みそまで痺れさせるような甘く長いキスのあと、彼女はベッドの外へ手を伸ばす。
近くにあったタオルで僕の両手を背中に回して縛った。
彼女に向かって膝立ちのまま腰を突き出したような格好の僕・・・こんな体勢、やばすぎる。

「さぁて・・・と♪」
彼女の両手が正面からふんわりと僕のペニスを包み込む。
「じゃあ、私の全力の指技でイカせてあげるわね。噴水みたいに射精しちゃいなさいっ」
グシュッ、クリュクリュ・・・シュッシュッシュ・・・くにくにくにっ!!
彼女の指が根元から亀頭に向かって、踊るように僕の快感ポイントを刺激する。
特にカリの付近で彼女の指がくるんくるん、と巻きついてくる感触が僕を喜ばせた

「うわっ、ちょ・・・まって!!!!」
ライムの容赦ない愛撫に、ぼくの脱力していた腕にも力が入る。しかし両手は動かせない!
しかも腰を引こうとして前のめりになっても彼女の手が追いかけてくる!!
そのうち腰も動かせないくらい、僕のガマンする力が彼女に削り取られていく。
だめだっ、逃げられない・・・

「うわあああああああああああ!!!!」
僕のペニスが今までにないくらいパンパンになり、絶頂が近いことを彼女に知らせる。
いつもならここから寸止めされたり、意地悪をされるんだが・・・今日の彼女は違った。
迷わずにトドメの言葉を僕にささやいた。

「好きよ、ウィル♪ 」
「うわっ、だめ! でちゃうよ〜〜〜っ!!」
きゅうううううう・・・っと、ライムの指先が僕のペニスを一気に絞り上げる。
どぴゅぴゅぴゅ、ぶぴゅぴゅ〜〜〜〜〜〜・・・・
耳元でのささやきと、激しい手コキに僕は完敗してしまった。
「弱いわね、ウィル。 まずは一回戦は私の勝ちね、うふふっ」
ライムは盛大に敗北の証を吹き上げる僕をしばらく抱きしめていた。

いつもは言わないライムからの愛の言葉を聞いて、僕のガマンは一瞬で決壊した。
脳内を駆け巡るあまりの快感に、ベッドにそのままバタンと倒れこんでしまう。
あんなの反則だよ。耐えられるわけないじゃん!!
くそぅ・・・でも、このままじゃ終わらないぞ。僕のイキっぷりをみてコロコロと笑っている彼女を見ながら、僕は反撃を決意した!

「なぁに?その悔しそうな目は。 まだまだやる気みたいね? いいわ、何回でも吐き出させてあげる。あなたの敗北の証をね! うふふふっ」
僕の目に闘志を感じたライムが挑発してくる。
次は、僕の番だ!!


つづく
う〜む、勝てなかったか。

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