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ラブ&ピーク 第六話「5号店との決闘・前編」

「ようこそ、ラブ&ピーク5号店へ。」

僕は罠と知りつつもネオンのきらめく建物へと入っていった。



2日前・・・

「支配人さん!大変です!」

慌てた様子の浅岸さんが現れた。手には何やら封筒らしきものを持っている。

「どうしたの?何かあったの?」

「勝負を申し込まれました!」

「なんだって!?」

僕は浅岸さんの持ってきた手紙を見る。封は破られていた。

「浅岸さん、見たの?」

「ええ。私宛でもありましたから・・・」

確かに僕の名前と浅岸さんの名前、そして佐々木さんの名前も書いてあった。まあ、それはいいとして

とりあえず中身を確認だ。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

それはラブ&ピーク5号店支配人から僕への挑戦状だった。賭の対象は浅岸さんと佐々木さん、いつか

くるとは思っていたが、ついに元5号店の看板ペアを取り返しに来たのだ。さらにこんな事も書いてあ

った。2日後1人で5号店へ来るようにと・・・

「これは・・」

「罠です。確実に・・」

「お〜い、どうしたのっ?」

と、そこへタイミング良く佐々木さんが現れた。

「実は・・・」


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

「ふむふむ・・・ってえぇっ!? 嫌だよあたし。こっちの方が雰囲気いいもん。」

「ですが勝負を仕掛けられた以上・・・」

そう、勝負を仕掛けられた側は従業員人数が20人に満たない場合を除いて断ることが出来ないのだ。

16号店は約30人、断れるわけがなかった。

「しかも、支配人くん1人でだって。こんなの無茶に決まってるよ。だってまだ誰にも勝ててないじゃ

ん。」

「一応勝ったんだけど・・・」

「え?誰に?橘さんにだってリベンジされたでしょ?」

「・・・誰にも勝っていないよ。」

僕は精神的に大ダメージを受けた。事実だから仕方ないけど。

「とにかく・・こうやって条件付きで勝負を仕掛けられた今、断れないのですから諦めましょう。」

「諦めるって・・・」

それはつまり僕を全く信頼していないということなのだろうか?

「いえ、勝負は諦めてはいけません。ですがこのままでは勝てないかも知れませんね。」

「じゃあ?」

「今日と明日でたっぷりしごいてあげます。」

「なるほどね。じゃあ、支配人くん早速修行しよ。」


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

あれからずっと2人に様々なテクをしこんでもらった。あとは2人がいたときの5号店従業員の情報、

得意技を教えてもらい、頭に詰め込んだのであった。あと必要なのは僕の能力だけだった。

店にはいると受付がある。受付のカウンターの前には1人に女性が立っていた。最初の刺客だろうか?

浅岸さんに教えてもらった中に確かいたような気はするけど名前までは覚えてはいなかった。

「ようこそ、いらっしゃいませ。」

ぺこりと90度頭を下げた。警戒していただけにちょっと拍子抜け。

「説明をさせていただきますね。あなたには5つの部屋で戦ってもらいます。順番はすでに決まってお

りますので後に案内させていただきます。そしてそれぞれの部屋での勝負に勝てば次の部屋へと案内さ

せていただきます。」

「で、負けたらそこでお終いってわけなのか?」

「いいえ。負けはございません。」

「はぁ?」

負けがないなら勝負の意味が無いじゃないか。

「ただし、3時間以内に5つ目の部屋までたどり着けなかった場合や5つ目の部屋でイかされればあな

たの負けとなります。」

3時間・・長く感じるけど相手が設定した時間だけに逆に危険さを感じる。一体何をするつもりなのだ

ろう。

「ちなみに部屋に入っている時間のみがカウントされますのでご安心してください。」

「これ以外のルールは特にありません。ただ、ラブ&ピークの勝負におけるルールは守ってください。

説明は終わりましたが、質問はありませんか?」

「5つ目の部屋で3時間越えたら?3時間以内に5つ目の部屋に着けばいいっていうのなら大丈夫って

ことだよね?」

「その通りでございます。・・他に質問はございませんか?」

「いやないよ。ありがとう。」

つまり、4つの部屋を3時間以内に終わらせて5つ目の部屋で勝てばいいというわけか。しかし、気に

なる。一体部屋ごとに何が待っているのか・・

「では、案内致します。」

案内人の女の子は僕に背を向けて歩き出したので僕は女の子についていった。しかし、幼さの残る顔立

ちの割には落ち着いている女の子だなぁ。



「ここが第一の部屋でございます。入ったと同時に時間を計りますので覚悟が決まりましたらどうぞお

入りください。」

「君は?」

「わたしはここでお待ちしております。」

なるほど。ということは審判は中の女の子が行うわけだな。

「ふぅ〜、よし!」

僕は深く呼吸すると第一の部屋の扉を開いて中へ入った。


「あらぁ、いらっしゃぁい。あなたがぁ、16号店の支配人ですかぁ?」

「はぁ。」

いやにのんびりとした口調の女の子だ。ずれたメガネがよく似合っている。

「じゃあ、そこに座ってくださいねぇ。」

その女の子は部屋の中のソファーを指さした。ソファーの上にはどうみても縄、手錠のような物体がお

いてあった。まさか・・

「どうしたんですかぁ?早くしないとぉ、時間がどんどん過ぎていっちゃいますよぉ?」

そうだった。部屋にいる間は時間がカウントされていくんだった。あと3時間程度とはいえのんびり

する余裕はないんだ。・・・というわけで僕は女の子のいわれるままにソファーへと座った。もちろん

縄や手錠を床にさりげなく置いて。

「ではぁ、じっとしてくださいねぇ。」

女の子は僕が床に置いた手錠を拾った。

「ちょ、ちょっと。それはずるいんじゃないのか?」

「そんなことありませんよぉ。あなたが耐え切れたら外しますよぉ。」

「・・・耐え切れたら?」

「そうですぅ。・・あ、言い忘れてましたねぇ。この部屋ではぁ、わたしの攻めを10分耐え切れたら

あなたの勝ちになるんですよぉ。」

・・なるほど。第一の試練で行ったようなやつか。ただ耐えるだけとはいえ、一方的に攻められるから

イかせあいよりもキツい所もある。

「でも、手錠は必要ないんじゃ・・」

「抵抗されたらぁ、わたしの実力が発揮できないんですよぉ。」

「そう。わかったよ・・」

言い合ったら余計に時間を食うので僕は観念して両手を差し出した。

「あ、違いますよぉ。手は後ろに回してくださいぃ。」

まあ、邪魔になるものな。僕は後ろに手を回して女の子に手錠で両手を縛られることになった。


「それではぁ、始めますねぇ。」

「どうぞ。」

結局僕はソファーに座ったあと、ズボンをトランクスごと脱がされた。上半身はさらに縄で縛られた。

・・いくら何でも縄はないだろ縄は。でも、言い合いになると面倒なので放っておいた。

「ではぁ、最初はこれで攻めますねぇ。」

女の子は着ている服のポケットからオナホールを出してきた。男性のオナニー用に作られた道具だ。(

イメージのわかない人は検索を。)

「それって・・・ 自分の体で攻めないの?」

「わたしはぁ、S M 専門なんですよ。近場では癒し系女王様として有名なんです。」

癒し系女王様・・新鮮な感じだけど女王様としてそれはOKなのか?とても疑問に思った。

「でもぉ、あまり指名が多くないんですよねぇ。他の女王様と比べるとぉ・・・」

やっぱり女王様としてはNGらしい。とても納得した。


「でもぉ、道具の扱いは自分でも結構なものだと思いますよぉ。・・ほらぁっ。」

ちゅぼぉっ!

「はうっ!?」

思わず情けない声が出てしまった。女の子が突然オナホールをペニスにはめてきたからだ。思ったより

気持ちいいな、これ。オナホールの中は濡れていて、柔らかく、女のアソコを割と再現している。でも

今まで味わった本物よりも劣っているのは確かだった。これなら耐えられるかも知れない。

「そしてぇ、これからがわたしのテクの真骨頂なんですよぉ♪」

ちゅぶちゅぶちゅびちゅば・・・!

女の子はオナホールを掴むと猛烈にしごいてきた。

「うっ!こ、これはあぁ・・・!」

実際に女の子とやるのでは女の子の動きに制限があったり、人体の構造的に不可能な動きがあったりす

るのだが、この女の子のアソコを割と再現しているオナホールにおいては手でもって動かすので猛烈に

上下することができ、実際にやるのとは違う圧力でペニスが攻められるのだ。

「どうですかぁ?いいでしょぉ?このオナホール稲垣版で攻められた男の方に10分と耐え切れた方は

いないんですよぉ。」

これの名前などどうでもいいけどこの気持ちよさはどうでもよくない。未だ味わったことのない快楽に

よって僕は既に射精を堪えなければならない状態にまで高められていた。

「ふふ・・我慢なんてしちゃってぇかわいいですねぇ。でも、無理ですよぉ。」

女の子の腕の動きが小刻みに上下する。それに従ってオナホール(稲垣版)も小刻みに上下して精液を

絞り取ろうとしてくる。そして僕は耐えきれずにイってしまった。

「くそぉ・・・」

射精と共に体から力が抜けていく。ただの道具にイかされたというのに僕の体は満足していた。だが、

心までは屈していない。ここのルールでは何度イこうとも5つ目の部屋まで3時間以内に行けばいいの

だ。そして今、新鮮な快楽に体は屈してしまったが、次こそは10分耐えきってみせる。


「あ、出ましたねぇ。ふふ、でもこれからまた10分耐えてくださいねぇ。まぁ、無理ですけどぉ。」

女の子は一度も腕を止めることなくオナホールを上下させ続けてきた。射精したばかりで敏感なペニス

には厳しすぎる快楽が襲ってくる。

「ちょ、ちょっと・・!やす、休まないの!?」

「休む暇は与えませんよぉ。だって急いでるんでしょぉ?」

ちゅぶちゅばちゅびちゅぶ・・!

オナホールの穴からは先ほど出した精液が溢れ出ている。そしてこの精液がローション代わりとなって

ペニスにまとわりついた。それが穴の中を余計にぬめぬめにして気持ちよくさせるのであった。でも・・・


ちゅぶちゅぶぐちちゅば・・!

「なかなか耐えていますねぇ。これで5分ですよぉ。」

僕だって1ヶ月近く16号店で鍛えられたんだ。いくらこのオナホール(稲垣版)が気持ちよかろうと

も所詮は道具、本物には遠く及ばない。

「そろそろイったらどうですかぁ?」

女の子はどきどきオナホール(稲垣版)を持つ手を変えて激しくしごいてきたが、さすがに疲れてきた

ようだ。まあ、女の子だものな。とにかく疲れてくれたおかげで女の子の手の動きは鈍り、上下だけの

単調なものになった。これなら耐えられそうだ。


ちゅぶ、ちゅび、ちゅば・・・!

「あと1分だけど?」

「ま、まだまだですぅ。」

女の子はほとんど意地で攻めてきていた。だが、一定の締め付け、細かなテクニックのない動きでは僕

に大ダメージはなかった。そして・・・


「・・・負け、ですねぇ。」

「うん。」

「さすがあの総支配人様の息子さんですねぇ。」

・・・息子?

「いや、弟だけど。姉貴まだ24だし。」

「あ、そうでしたかぁ。ごめんなさいぃ。」

「別にいいけど・・早く手錠を解いてくれないかな?」

「あ、そうでしたねぇ。」

女の子の手によって僕の手に掛かっていた手錠が外された。手首は手錠のせいで赤くなっていた。

「じゃあ、僕は行くから。」

「はい、がんばってくださいねぇ。」

女の子の応援を背に僕は第一の部屋を去った。


「試合時間は18分でした。お疲れさまでした。早速第二の部屋までご案内いたします。」

案内人の女の子は僕が部屋を出たと同時に言うと僕に背を向けて歩き出した。さて、次はどんな女の子

が出てくるのだろうか。








・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

「ここが第二の部屋でございます。では、覚悟が決まりましたらどうぞお入りください。」

僕はとっくに覚悟は決まっている。僕は勇み足で第二の部屋へと入った。


「いらっしゃいませー!」「い、いらっしゃいませ〜・・」

「・・・・・・どうも。」

第二の部屋には何故か2人の女の子がいた。活発そうな女の子とおどおどした女の子だ。でも、顔も体

型もよく似ている。双子だろうか?浅岸さんに教えてもらった中にはいない子たちだった。

「あ、分かると思うけどわたしたち双子だから。」

「やっぱり。」

「で、勝負の方法はイかせあいだから。」

「なるほど。それでどっちが戦うの?」

「どっちも。」

「・・・マジですか?」

思わず敬語になってしまった。16号店においても1人相手でいっぱいいっぱいなのに2人なんてあま

りにも無謀すぎる。

「そ、マジ。ほらだってわたしたち双子だからさ。2人で1人ってやつなのよ。」

「・・・何か違うよサキ。」

活発な方はサキというらしい。妹に突っ込まれて眉毛がぴくっと動いた。

「ってこら、何であんたが相手の味方をしてるのよ。だってこいつ、総支配人の弟なのよ。」

「だ、だってぇ・・・」

見てて可愛い姉妹だな。しかし、この2人が口論してると無駄に時間を食ってしまうんだった。

「いや、もう、2対1でいいよ。」

「あ、ほら。こいつもそういってるし。」

「う、うん。・・そういうことなら。」

「決まったなら早く勝負しようよ。時間がないんだ。」

「あ、そだったわね。あんたがイっても負けじゃないんだったっけ。知ってたマキ?」

サキが妹、マキというらしいがそのマキに聞いた。

「あ、朝支配人さんに聞いたでしょ?」

僕に聞こえないよう小声で言ったらしいがばっちし聞こえてたりする。

「そだっけ?ま、いいじゃない。要はこいつを足止めすればいいんでしょ?」

「う、うん。そういう・・ことだよ。」

「あの、早く勝負しないか・・」

結局無駄な時間を食っている気がする。


「それもそうね。じゃ、始め。」

サキはいきなり始めの合図を告げると近づいてきた。マキは性格からか、こっちを見ているだけだった。

「ちょ、ちょっと。いきなりすぎやしないか?」

「いいじゃない、別に。男の子なんだからそんなこと気にしないの。」

「くっ・・」

そういわれると何も言い返せない。悔しいけど今はそんなどころではなかった。サキは僕の正面へ来る

と抱きついてキスしてきた。柔らかい女の子の唇が僕の唇に当たった。何か甘い味がした。

「わたしも・・」

今度はマキが近づいてキスを求めてきた。サキが退いたのでキスを待っているマキを抱き寄せてキスを

した。双子でも微妙に唇の感触は違うようだ。マキの方が弾力があった。

「ほら、ベットに座りなよ。」

サキがベットをたたいて誘ってきた。僕は言われるままにベットの上に座った。

「ところで僕はどうしたら勝ちなの?どっちもイかせたら?」

「そ。2人イかせることができたらね。」

サキはベットの上の僕の後ろ側へ移動する。

「そ、その・・安心してくださいね。復活はありませんから。」

マキは僕の正面で四つん這いで僕に顔を寄せて言う。顔が近づきすぎてドキドキした。

「復活?」

「そ。復活はなし。つまりイかされた方はもう1人の勝負を見るしかないって事。」

なるほど、ということは1人1人イかせていっても先にイったほうが邪魔することは無いわけだ。

「さ、攻めを開始するから。」

と、僕が意識しないうちに後ろへ回っていたサキが僕の胴に脚を巻き付け、両手で僕の両手首を掴んだ。

「しまった。」

僕は逃げようと力を込める。しかし、力のない僕にとってそれは大変なことだった。

「逃がさないから。」

ふぅ〜っと耳にサキの甘い息がかかる。うぅ、力が抜けちゃう。

「マキ、早く攻めなさいよ。」

「う、うん。でも・・」

マキは僕の股間を見ると顔を真っ赤にして俯いた。でも、目線はずっと僕の股間に向いていた。

「何を恥ずかしがっているのよ。とにかくそれを早く掴みなさいよ。」

「う、うん・・」

ぎゅっとマキの暖かく柔らかい手がペニスを掴んだ。半勃起だったペニスは握られたことでどんどん大

きくなっていった。くそ、若すぎるぞ僕。あまりにも反応の早いそれを見ながら思った。

「いいこと教えてあげる。マキはね、男のそれを触ると・・・性格が変わるの。」

「へ?そんな馬鹿な。」

そんな二重人格がいるものか。僕はペニスを握ったまま俯いているマキを見下ろしながら思った。


と、マキが顔を上げてこっちを見た。基本的に何も変わっていないのだが、目つきが違った。さっきま

では目をそらし気味な感じだったのだが今は獲物を狙うような鋭い目つきに変わっていた。ま、まさか

本当に性格が変わったのか?

「たくさん抜いてあげますね。うふふふふ・・・」

マキは両手で僕のペニスを撫でるように愛撫してきた。直接的な快感は無いが、じらし効果は抜群です

ぐにペニスは激しい快楽を求めてぴくぴくと動いた。

「ふふっ、ぴくぴくしちゃって・・・可愛い。」

マキは手での愛撫をやめて今度はペニスに顔を近づける。そして亀頭を口に含んだ。と思ったら吸いな

がら口を離す。そしてまた亀頭に口を含んで吸いながら口を離す。

「や、やめて・・・」

でも、マキはやめてくれない。こういうふうにヒット&アウェイでじらされると気が狂いそうだった。

早く攻めて欲しい・・そんな欲求が頭に渦巻いてきた。多分そういわせるのが相手の目的だ。これは勝

負だ。そういうわけにはいかない。でも、マキのじらし攻撃は僕のそんな理性すら支配しようとしてい

た。

「すごいでしょマキ。この子にじらすテクを使わせたらどんな男も屈服したのよ。ほら、あなたも勝負

を忘れるのよ。そしたら楽になれるから。」

「だ、誰かそんな・・・」

残る理性で何とかそうは言ったもののマキのじらしテクニックに僕はもう屈してしまいそうだった。


「お、お願いだ。イかせてくれ・・」

僕は心の底からわき出る欲求についに耐えきれなくなってマキに屈した。別にイっても負けじゃないん

だと適当な理由をつけて僕は屈したのであった。

「うふふ・・どうしましょう?イかせて欲しいのですか?」

ペニスへの愛撫を手での愛撫に変えてマキは聞いてきた。

「お願いだから・・イかせてよ。」

「頼む態度じゃないですよ?うふふ・・」

マキの手がペニスをぎゅっと一瞬だけ強く握った。その強い快楽がペニスにじんじんと残る・・・

「イ、イかせてください!もう我慢できないんだ!」


「わかりました。うふふ・・」

「最初からそうすればよかったのよ。」

後ろからサキの声が聞こえた。だが、僕はマキの攻めによって実際聞こえてはいなかった。

「すごい先走りですよ。ふふっ、手がもうべたべたです。」

マキは普通ラストスパートと言われるぐらいのスピードでペニスを手コキしている。自分でも信じられ

ないぐらいに先走りが出ていた。マジかよ、ぴゅっぴゅって我慢汁が飛んでる・・・

さんざんじらされたせいがすぐに射精感が込み上げてきた。僕は今、我慢する気なんてなかった。とに

かくイきたかったのだ。そして・・・

「ほら、出してくださいね。ふふ・・」

マキの手の動きがいっそう激しくなった。亀頭が一瞬ふくらんだような気がして、そのあとすぐ精液が

ペニスから飛び出した。第一撃はマキの顔にかかってあとはどくどくと溢れ出ている。マキの手もすぐ

に白く染まった。


「はぁ・・はぁ・・・」

イってまもなくして僕は冷静さを取り戻した。それと同時に自己嫌悪に陥った。くそっ、心まで相手の

与える快楽に屈するだなんて。次まではそうはいかない、いってたまるものか・・

「さ、2発目いきましょ、マキ。」

「そうですね、サキ。うふふ・・」

だがそんなことを考えてもまずサキから逃げなければ反撃もできないし、マキはまだ淫乱モードに入っ

ているしまだまだ本気を出しているようには思えない。

そんなことを考えているうちにマキは舌でペニスをソフトクリームを舐めるかのようにべろーっと舐め

てきた。今度もゆっくり攻めてじらす作戦らしい。くっ、今度は屈してたまるものか。

「次はいつまで耐えられるか楽しみね。」

サキが耳元に甘い声で囁く。そうだ、まずはサキから解放されないといけない。少なくとも手を自由に

しないと何も出来ない。だから僕は手をひねって僕の手首を掴むサキの手から解放しようと試みた。

「あ、こら。何するのよ。」

手首を親指側にひねれば割と簡単に相手の手をはずせる。さっきまで思いつかなかったのが馬鹿みたい

だ。ともかくこれで手は自由となったが早く攻めに転じないとまた捕まりかねない。そこで僕は目の前

にいるマキに狙いを付けた。狙いは胸だ。僕はマキの両脇の間から手を差し込んでマキの手の平に収ま

る大きさの胸を掴んで揉み始めた。


「あっ・・・や、やらせませんよ。」

マキは僕の腰を掴むとペニスを根元までくわえた。そして舌で亀頭を嬲りながら激しいバキュームフェ

ラで僕を攻め立てた。さすがに上手い・・けど如月さんに比べればまだまだだし、じらし以外のテクは

そこまででもないようだ。だからひるむことなく胸を揉み続けた。

「・・・・・・あ、こら。やめなさいよ。」

呆けに取られていたサキが僕の攻めを止めようと腕を掴んできた。だが、それでも胸を揉む手首から上

の動きは止められなかった。

「んっ、んん〜!」

マキは感じながらも必死でペニスを攻め続ける。

「うっ、イくよ・・・」

僕はまだ攻めながら射精を我慢するほど器用なことはできない。僕はマキの胸をぎゅうっと掴みながら

マキの口の中へと精液を放った。その時脱力してサキに手を胸から放されそうになったが何とか持ちこ

たえて攻めを再開した。

「あ・・わ、わたしもイっちゃいます!」

マキは僕のペニスから口を離すと体を震わせベットに沈んだ。深く荒い息をついていた。

「ま、まさかマキが胸だけで・・・」

サキの声が震えている。まあ、普通は胸でイかないらしいし・・・

「さあ、次は君だけだ。」

サキの脚による胴締めが緩くなったので抜け出してサキの方へ向き直った。でも、なんか青ざめてる。

「こ、降参するわ。」

「え?何で?」

「そりゃだって胸だけで女の子をイかせられる男なんて考えられないわよ。」

「でも、それだと君の出番が・・・」

「何の出番よ。とにかくわたしは降参するわ。・・ほら、さっさと出てってよ。」


結局、追い出されてしまった。楽に済んだのだから良しとしよう。・・・でも、何か複雑な気分。

「試合時間は20分でした。なかなかやりますね。では、第三の部屋へご案内いたします。」

案内人の女の子は僕に背を向けて歩き出した。で、また僕は案内人の後ろをついていった。今までは浅

岸さんに教えてもらった情報にない女の子、つまり新人だった。だが、そろそろ新人ではないプロの女

の子が出てきてもおかしくはない。僕はそう思って気をさらに引き締めた。

「ここが第三の部屋です。覚悟が決まりましたらどうぞお入りください。」

もちろん覚悟の決まっている僕は躊躇無く第三の部屋へと入っていった・・・

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