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スライムバスター 十戦目 その3

僕が淫魔ふたりに嬲られている間に、神官長ミサは意識を取り戻していた。
(ウィルさん、わたしが・・・援護します・・・!)

「あはっ、ウィルのペニスをようやく絞ってあげられるわ!」
くにゅ・・・ズプププ・・・ 
僕のペニスはライムの膣に完全に飲み込まれる寸前だった。
そのとき、僕の体を青白い光が包んだ。回復魔法のような魔力。
「な、なんですのっ!?」 異変に振り向く少女の瞳に、ミサが懸命に呪文を詠唱している姿が映った。

「しっかりトドメを刺しておくべきでしたわね・・・ライムのリベンジを邪魔させませんよ!」
チッ、と小さくしたうちをした少女が、素早くミサに近づき、魔力を乗せた光る指先でミサの膣内をかきまぜる。
くりゅぐりゅくりゅっ!!・・・プシャアアァァ
ミサの膣内から大量の愛液が流れ落ちる。
「きゃあああああああ!!! ウ、ウィルさん! かまわず彼女の中に射精してください! あぁぁっ・・・!!」
神官長ミサが懸命に僕に叫ぶが、僕は言われるまでもなくライムの膣に大量の精液を放出していた。

すると、僕を包みこんでいた青白い光がライムの中に飲み込まれていく!
「うぅ、こ・・・これは! ウィル、一体何をしたの!? ああぁ・・・」
僕の射精を受けたライムが頭を抱えて僕に倒れこむ。

一方、少女の指技によって絶頂に達したミサは満足そうにつぶやいた。
「・・・やりましたわ。 ウィルさん、ライムの精神は私の『浄化の呪文』で抑え込んであります。あとは、その少女をどうか・・・倒してください・・・ね・・・。」
ミサはその言葉を言い残すと、ガクリと脱力して失神してしまった。

「どうやら、とんだ邪魔が入ったようですわね。とても不愉快です・・・」
少女の瞳が赤く染まり、僕をにらみつける。
「しかし、ライムがいてもいなくてもあなたが私に勝てないということには変わりありませんわ!」
不敵に笑う少女には、先ほどまでの幼さは微塵もない。
いよいよ本気モードといったところか・・・
その時、僕の心に聞きなれた声が響く。

(ウィル、あたし! メタリカだよっ・・・神官の呪文と、魔方陣の影響で、今なら私たち三人の力をあなたが使いこなせるはずだよ!!)
意識に語りかける声を素直に信じて、僕はルルとミリアの能力「自分に起こりうる未来」を先読みしてみた!



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僕がまったく反応できないほど素早く、少女が近づいてくる。
その左手が僕の左肩を掴み、そのまま僕を軸にしてクルリと背後に回ってから右手でペニスを掴み高速手コキでイカされる映像・・・
これが僕の頭の中に浮かんだ未来だった。
このままでは確実に負けてしまう!

僕はすかさず体を反転させた。
ちょうど真後ろを向いたとき、少女の驚く顔が視界に入る。

「なっ・・・! なぜ私の動きを!!」
驚く少女の左耳に、僕は舌をねじこんだ。
これは初めて使う技だ。
僕の中に生きるスライム・ルルは相手の耳をキスすることで、相手の弱点がわかるんだ。

ニュル・・・
耳の中に舌を伸ばした瞬間、少女がどういった責めを苦手とするのかがわかっただけでなく、色々な情報が頭に浮かんできた。これは便利だ・・・

「今までたっぷり遊んでくれてありがとう、レベッカ。」
「!・・・ なぜ、私の名を知っている!」
僕の言葉に驚く少女。
彼女の名前はレベッカ。
守護淫魔の家系に生まれたおじょうさまだった。
しかしその生い立ちは決して恵まれたものではなく、彼女が幼いとき(今から100年程度前)当時の優秀なハンターによって彼女以外は皆殺しにされた・・・そんな情報が一瞬で僕の頭を駆け巡る。

「気にしないでいいよ。兄さんがいっぱい抱きしめてあげるから。」
僕は優しく彼女を抱きしめると、耳元でささやいた。
「に、兄さま・・・? ウィルに乗り移ったの!?  あぁ・・・うれしいわ。」
ルルの能力を知らない少女は、神官の魔法の影響で僕に自分の兄が憑依したと勘違いしている。

彼女を感じさせるためには、彼女が求めている家族愛に近いものを愛撫に織り込む必要がある。
でもこれは僕にとっては得意の展開だった。
今までのスライムたちも、みんなどこか寂しい過去があって、それを満たしてあげることで僕の味方にしてきたんだ。
僕はしばらく少女を強く抱きしめてから、今度は四つんばいにさせた。
「はずかしがらなくていいよ、レベッカ。今から僕が君の心をきれいに溶かしてあげる。」

「え・・・そんな・・・はずかしぃょ、兄さま・・・」
すっかりおねだりモードのレベッカの小さなお尻に、僕は顔を近づける。
そして、うっすらとしたヘアをかきわけ、クリからアナルまでを丁寧に舐めまわした。
「きゃううううぅぅ!! 気持ちいいよ、兄さまぁ・・・♪」
もっともっと感じさせてあげよう。
彼女の過去を知った僕は、素直にそう思っていた。
僕の舌が何回も彼女の感じるところを往復したせいで、すっかりマンコがヌルヌルになってしまった。
「じゃあ・・・入れるよ、レベッカ・・・」
僕は少女のきついマンコに自分のペニスをつきたてる。
しかし何の抵抗もなく飲み込まれていく、と同時に極上の締め付けが僕を襲う!
気を抜いたら一気に射精してしまいそうだ。

「・・・・っ! き、きもちいい? 兄さま・・・」
レベッカが膣内をうにょうにょと動かしながら問いかけてくる。
頭が弾けとぶほどの快感なのだが、ここは兄さま役に徹しよう。
「ああ、最高だよ。 お礼に、いいことしてあげるよ!」

僕はペニスを一番奥まで突き刺したまま、ピストンをせずにクリを押しつぶすように全体重をかけた!
「ああああああぁぁん!! 子宮が、グリグリされて・・・これすごく気持ちいいよ、兄さま!!」
レベッカが求めていたのは「愛情」であり「密着度」だった。
僕はしつこくこの責めを繰り返した。

段々と僕に抱きつく少女の力が弱くなってきた。
グリグリと腰を動かしながら、少女の耳にキスをする。
「ぼ、ぼくも限界だ・・・中で出すよ? いい??」
「き、きてっ! 思いっきり中で〜〜〜!!」
レベッカの許しを聞くと同時に、僕は盛大に射精した。

たっぷり愛撫されて敏感になった膣内で射精された少女は、何度も何度も痙攣をしてから意識を失った。
僕はなんとかこの強敵に勝つことが出来た!


「ふふ・・・負けちゃいましたわね。」
しばらくして少女が意識を取りもどし、僕に語りかける。
「今回は私たちの負けですわ。悔しいですけど、最後のあなたの責めになら・・・負けても仕方ありませんわ。 ありがとう、ウィル・・・」
少女の言葉が終わると同時に、少女を淫魔界に連れ戻す光が彼女を包み込んだ。
勝たせました(笑)

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