きょうは自分のレベルチェックのために神殿に足を運んだ。
最近の戦闘のおかげで、僕の「すばやさ」が少しあがったみたいだ。
でも、もっともっと精進せねば・・・。
いろいろ考え事をしながらの帰り道、森の中に見慣れない石碑を見つけた。
近づいて見ると普通の石ではなく、鉱石のようだった。鈍く光っているような感じがする。
軽くポコポコと叩いてみた。おもったより鈍い音がするなぁ。
「いたたっ」
その時、石碑がうめいた。
「えっ!?」さすがの僕もこれにはちょっと驚いた。
石碑に見えたのは、鎧を着たまま居眠りをしていた150センチくらいの女の子だった。
肌の色は白っぽくて、赤い髪をしている。
「ふにゅ・・・」まだ寝ぼけているらしく、こっちを見てニカっと笑いかけてきた。
「あたし、メタリカ! おはよー!!」
メタリカっていうのか・・・こんなに小さいのに重そうな鎧を着てたいへんだなぁ。
それに底抜けに明るい少女だな・・・なんて笑いそうになったとき、僕は重大なことに気づいた。
こいつはどうやらメタルスライムだ。ゴクリと僕は息を呑んだ。
長い旅をしているパーティーでさえ滅多にお目にかかれないレアスライムだ。
もちろん僕にとっては初めての経験だ。
しかもスライム狩人の僕を見ても逃げようともせずに笑いかけてくる。
もしも逃がさずにここで倒せたら・・・大幅レベルアップのチャンスだ!!
メタリカは先ほどよりも少し引きつった僕の表情を見て、何かを感じ取ったようだ。
「あー!あたしのことを見て『レベルアップできるぞ』とかおもったでしょ!でしょでしょ!!」
ムム〜っとした顔で僕を見るメタリカ。ちょっと怒った顔もかわいいな。
「そ、そんなことないさっ」僕は自分の心を見透かされて、ちょっと動揺してしまう。
「そんなことあるもん!」彼女は少しほっぺたを膨らませると、僕の周りをパタパタとまわり始めた。
たまに僕の背中とか腰の辺りをクンクン、と匂いを嗅いでくる。
「く、くすぐったいな・・・」
しばらくチョコチョコと動き回っていた彼女が僕の正面で立ち止まった。
「おにいちゃんってスライムバスター? ちょっと違うみたいだね??」
僕は何も言わずにメタリカの大きな目をジーっと見ている。
「あー! 何も言わない気だな〜〜・・・よし!試してあげちゃうんだから!!」
そう言いながら彼女はその身にまとっていた服(鎧?)を脱ぎ始めた。
「ボクはいつもこの服を着てるんだけど、重くてしょうがないんだ。これを外すとほんとに身軽になれるんだよ〜」
彼女に言われるまでもなく、メタルスライムのすばやさは人間の非じゃない。
たいていの冒険者は彼女たちを倒す前に逃げられてしまうんだ。
メタルスライムと戦う場合は、自分のダメージは無視してよいと養成学校でも教わった。
「どれくらい身軽になれるかというとね、ほらこんな感じ!」
メタリカはものすごいスピードで僕の周りを回った。
「僕のことを目で追えないでしょう?」前後から声がする。メタリカは音より速く動いている!?
「ねえ、おにいちゃん?ボクとバトルしよう! 最近エッチしてないから、逃げずに相手してあげるからさ・・・それとも、ボクが怖いの?」
敵からの挑戦状を受けないわけにはいかない。
「・・・望むところだ」
僕は心の中で、ニヤリと微笑んだ。
自分から逃げないといっているし、こいつを倒して必ずレベルアップしてやる!
「すばやさだけじゃ、僕には勝てないよ?」
メタルスライムに対して軽い挑発をしつつ、僕も服を脱ぎ終えた。
「へぇ〜、あたしにそんなこといってきた人はおにいちゃんが初めてだよ!」
彼女は怒った風でもなく、僕のことを面白そうに見ている。
実際のところ、メタルスライムとの戦闘が初めての僕に余裕などないのだが。
「じゃあ、軽くはじめてみよっか? すぐに感じさせてあげるからね!」
身軽になったメタリカが、かわいい踊りを舞うようなステップを踏む。
今のところ、音速(?)では動いていない。
「えっとね、 あたしたちはこういう技が得意なんだよ〜〜」
そう言いながらメタリカは僕の周りを回りつつ、性感ポイントをチョンチョンとつついてくる。
周囲を回るスピードがどんどん上がってくる・・・
つまり、一瞬のうちにたくさんの性感帯を刺激することができるってことか!
腰骨の上、背中、わきの下、膝の裏、耳たぶ・・・と、いろんなところを触られる。
僕は軽くよろめきながらメタリカの攻撃をしのいだ。
いきなり射精にいたるような強い刺激ではないが、このすばやさは脅威だ!
「おにいちゃんって、けっこう性感がコントロールできてる人だね! 今の攻撃はおにいちゃんの身体チェックだったんだよ〜 ふふっ」
彼女の1ターン目は僕のウィークチェックだったらしい。
それに、正直なところ僕は彼女の攻撃力を舐めきっていたのだが、それは改めなくてはいけないかもしれない。
軽い攻撃でも、同じところに一瞬で何十回も食らったら即アウトだ。
「今度は僕の番だな。」気を取り直して彼女の前に進む僕。
「うん、いっぱいさわって♪」
メタリカは僕の前でジーっとしている。触って欲しくてたまらないといった表情だ。
彼女を優しく抱きしめてみる・・・ひんやりする。
スライム特有の感触とメタルのひんやり感はなかなか気持ちいい。
彼女の髪をなでながら、背中をさすってみる。特に反応はない。
今度はそれほど大きくない胸をもんでみる。これも反応はない。
両手をお尻のほうにまわして、後ろからワレメをなぞってみる。ここもあんまり感じないようだ・・・。
そこまで彼女の体を触ってから、ふと僕は手を止めた。なんで無抵抗なんだろう?
メタリカの顔を見る。
さっきと同じような表情だが、まったく呼吸をしていない!!
メタリカは自分から不感症になれるようだ。
つまり今の攻撃は彼女にとってはノーダメージだったのだ。
「ば、ばかな・・・」
軽い徒労感に襲われている僕を見て、彼女がペロリと舌を出す。
「ごめん、気づいちゃった? 怒らないでね、おにいちゃん。お詫びにいっぱい気持ちよくしてあげる〜」
メタリカはすばやく僕の後ろに回りこむと、その可愛らしい手で僕のものを掴んだ。
亀頭と玉袋の両方をやわらかくニギニギしてくる。
「お兄ちゃん、もうこんなに期待してくれてるの? これからが本番なのに〜」
手コキが得意なのかな?と考えているところへ、彼女の手がしなやかに上下し始める・・・しかもかなりうまい。
メタリカの小さな手に包み込まれた亀頭は、我慢汁を絞り出されては鈴口まわりをますます刺激されてしまう。。
玉袋から棹にかけて上下していた彼女のもう片方の手は、僕の一番感じやすいポイントを見つけたのか、そこだけをピンポイントでつついてくる。
ヤバイ! と瞬時に下半身の防御に力を入れようとしたら、今度は乳首をサラサラとやさしく触ってくる。
時折、メタリカはその小さな爪でカリカリと僕の乳首の周りをひっかいてくる。
痛みをまったく伴わず快感だけ送り込んでくるメタリカのテクニックは見た目の幼さからは判断できない!
もちろん先ほどからの手コキはされたままなのに、同時責めをされている。
まさか腕の数が増えている??
メタリカは手コキ、乳首へのタッチ、どちらもかなりうまい・・・これがさっきのウィークチェックのせいだとしたら、僕の苦戦は必至だ。
乳首とペニスの同時攻撃に耐えていると、今度は力の入っていない首筋を舐められた。
「うぅ・・・んはぁっ!!」
レロ〜〜〜〜っと舐めまわす彼女の舌技に、思わず声を出してしまう。
「おにいちゃんって、すっごいかわいい〜〜〜 もっといろいろしてあげちゃうんだから!」
ますます加速するメタリカの攻撃の隙を見つけようと必至な僕だが、なかなかすばしっこいので捕まえられない!
「まるであたしの腕がいっぱいあるみたいでしょ? さっきお兄ちゃんは、『すばやさだけじゃ勝てない』って言ってたけどぉ・・・勝てそうだね? うふふ」
「な、なまいきなっ・・・!」
予想外の苦戦に、あせる僕。
しかもすばやさだけじゃなく、他にも隠された能力があるというのか!?
僕はメタルスライムについて不勉強だったことを後悔した。
「ねえ、おにいちゃん・・・もっとがんばるところ見せて♪」
首筋と乳首の攻撃が引いて、かわりに彼女の全ての指が高速で僕のペニスを這い回る!
ただでさえ敏感にされているペニスに、3箇所責めをされていた時の全ての快感が送り込まれる。
あまりの快感に、僕は体をくの字に折り曲げようとするが・・・
ふいにメタリカが僕の両手を掴んで、両手首の周りをペロペロとすばやく舐めた。
「今、ガードしようとした〜〜 だめでしょ、動いちゃ!! えいっ」
まるで手錠をするように、丸い金属のようなリングが僕の両手に浮かび上がる!
そのリングは僕の両手を背中の後ろにおいやって、ガチッとくっついた。
強い磁力を帯びているのか、まったく動かせない。これで体を前に倒すことはできなくなった。
「これでホントに動けなくなっちゃったね?おにいちゃん こんな状態になっても、あたしに勝てると思う? もっとがんばってね♪ ふふっ」
バトルの序盤を制したことで、余裕たっぷりなメタリカが僕に向かってささやいてくる。
「ねえ、おにいちゃんにキスしてい〜い?」
ちょこんと首を傾げて微笑みながら、メタリカは唇を寄せてくる。
メタルスライムの手錠で拘束されている僕は、回避行動が取れない。
彼女は、もそもそと抵抗している僕の顔を、小さな両手ではさみこんで固定する。
「うごかないで・・・ね?」 プチュ♪
軽いキスで僕を魅了した後、ちゅるる〜と彼女の舌が僕の口の中に入り込んでくる。
彼女の舌は思ったより長くて、僕の口の中全てを舐め尽くす・・・歯の裏側や歯茎を丁寧に舐めあげてくる。
あたまがボーっとする快感と共に、メタリカの甘い唾液がどんどん流し込まれてくる。
コクコクと唾液を飲まされる・・・メタリカのキス攻撃は、僕の抵抗しようとする力をどんどん奪っていく。
少しうつろになった僕の目の色を覗いながら、メタリカはいったん顔を離す。
そして僕を近くの草むらに押し倒すと、やさしく微笑みかけてきた。
「ねえねえ、今度はおにいちゃんのお口の汁を飲ませてね・・・♪」
メタリカは先ほどとは一転して、ちゅーちゅーと僕の口を吸いまくる。
吸い上げられた中には、流し込まれた彼女の唾液も混じっているのだろうなー・・・なんて考えていたらますます興奮してきた。
けっこう長い時間僕の口の中を荒らしまわっていたメタリカは、ちゅぽっという音と共に僕の唇を解放した。
後ろ手に縛られているような状態で、しかも長時間キスをされていたために力が全く入らない・・・
すでにハァハァと息を荒げる僕を、メタリカはいたずらっぽい目で見つめていた。
「今からお兄ちゃん好みの女の人になってあげるからね・・・・ クスクス」
彼女がパチンと指を鳴らすと、バトルの前に脱ぎ捨てられた鎧がむくむくと動き出した。
鎧はその形を直径30センチくらいのボールのようなものに変化させた。
「この技をやるとね、あたしさっきみたいに素早く動けなくなっちゃうけど〜 お兄ちゃんのこと、もうじゅうぶん動けなくしてあるからいいよね〜? 」
メタリカの言葉が終わるのと同時くらいに、鎧から変化した金属のボールがメタリカの背中に向かって飛んできた!
ぱしーん、という音が彼女の背中で鳴り響く。
「ぅ、んん〜〜〜〜!!」 ちょっと苦しそうなメタリカ。
数秒後、何事も無かったかのように金属のボールは彼女の体に吸収されていった。
フゥーっと一息つくメタリカ。
「ごめんね、待たせちゃって・・・でもきっと今からお兄ちゃん驚くよ〜〜」
メタリカの声は先ほどまでと違って、少し艶を帯びていた。
そして僕の目の前で彼女の顔立ちが少しずつ変化していく。
もともと小学生くらいにしか見えなかったのに、今は丸かった顎のあたりがシャープになって女子高生くらいにまで変化している。
髪の長さはそれほど変わっていないが、胸の部分は少しずつ膨らんできている。
それに伴って、腰のあたりははっきりとくびれてお尻の形も丸みを増した。
「あなたって、あんまり巨乳は好きじゃないんだよね・・・これくらいで胸はとめておくわね」
メタリカのバストは、ちょうど僕の好きなお椀型の大きさにまとまってきた。
あまりの美しさに、彼女のバストに目がくぎ付けになる。
「次は足の長さね・・・さっきのキスで色々わかっちゃったから、あなたにとってはこれからが天国よ? ふふっ」
そうか! 彼女は僕が倒したルルと同じような能力を持っているんだ。
ルルは耳の中に唾液を流し込んで、ぼく好みの女性(記憶の中の先輩)に変化したことがある。
きっとメタリカはキスすることで、相手の好みがわかるんだ・・・これはヤバイかも・・・
僕がそう気づいたときにはすでに遅かった。
赤かった髪の毛は、濃いブラウンに・・・肌の色はさっきよりも健康的に白く。
身長は僕より小さいけど、6.5頭身を保ち・・・年齢は19歳くらい。
金属のボールを服に変化させたのか、黒い上下のスーツを着ている。スカートはミニのフレアスカートだ。
少し勝気な目じりと、小さく笑みを浮かべた口元・・・メタリカは僕好みの女性に変貌していた。
「なかなか動きやすい体ね・・・この体で、あなたをたっぷり犯してあげるわ」
メタリカの妖しい笑顔を見て、不覚にも僕の股間はピクンと反応してしまう。
僕は自分の目をギュッとつぶり、彼女の姿を見ないようにした。
そんな僕を見て暗闇で笑うメタリカの声・・・
「あら〜? いいのかなぁ? 視覚を遮断すると、他の部分が敏感になっちゃうよ?」
そうだ!そのほうがまずいかもしれない。
僕は薄目を開けて、自分の足元を見るようにした。
メタリカのしなやかな指先がぼんやり見える・・・
「まあいいわ・・・自分から目を開けたくなるようにしてあげるからね ふふっ♪」
メタリカは僕のペニスを左手でつかむと、右手で鈴口のあたりをクルクルし始めた。
異常に滑らかに動くのは、彼女が指先からローションを出しているからだろう・・・
彼女の指先が奏でる快感に耐えるのに精一杯な僕。また、拘束されている屈辱感が快感を上乗せさせているのかもしれない。
快感に悶絶しそうな僕を見て、彼女が心配そうに語りかけてくる。
「そんなガマンしちゃって・・・かわいそうね 少し手加減してあげようか? きゃは♪」
言葉とは逆に、彼女の責めはますます激しさを増している。両手責めだ。
左手の親指で尿道のあたりをクリクリしながら、彼女の右手は僕のペニスをドアノブを回すように愛撫する。
「うぅっ・・・くそっ」
頭をぶんぶん振って耐える僕とは対照的に、クールな瞳のメタリカ。
時々その美しい膝で、僕の玉袋をグリグリと刺激してくる。
そのたびにドクン、と射精感が股間に訪れる。
「そういえば、足コキも好きみたいね? 3回くらい足で抜いてあげようかしら?」
「な・・! だ、だれがっ・・・」顔を赤くして拒絶する僕。
「うふ、かわいい〜〜〜」
自分の言葉責めにもろに反応してしまう僕を見て彼女は楽しそうに笑っている。
「いいこと考えちゃった♪ ガマン強くなるように、あなたのあそこを強化してあげるね」
すると、彼女の指先からツルツルと流れ出たローションが、まるで貞操帯のように僕のペニスをがっちりと包み込んだ。
見た感じは黒く鈍い輝きを放っている。
「これでもうガマンしなくてもいいんだよ〜 」
僕のペニスは、彼女の指から出た粘液でコーティングされてしまった。
たしかにこれなら、射精してしまうことはなさそうだが・・・これって、イきたくてもイけないってことじゃないのか!?!?
「あなたのあそこ、もう我慢したくてもできないようになっちゃったよ。私の手コキで何回もイっちゃいなさい!」
メタリカは手コキを再開した。
ただし今度はさっきまでと違って、ダイレクトにペニスの芯をつんつんと刺激されているようだ。
な、なぜ!?
「外から見るとわかりにくいけど〜 あなたの尿道には私の体液が細長く入り込んでいるの。だから、内部からもたくさん刺激してあげられるし・・・射精しそうになってもフタをしてあげられるのよ!」
きつすぎる刺激の正体は、彼女が流し込んだ微量の体液だった!
「まずは一回目ね・・・イく時にかわいいお顔、見せてね♪ そしたら何回もイかせてあげるから・・・」
僕の目の前でひらひらと右手を見せつけるメタリカ。
そして彼女はフィニッシュとばかりに、僕のペニスを両手でシゴきあげる。
はじめの少女姿の時の小さな手ではなく、細くしなやかに伸びたその指先で僕は一度目の絶頂を迎えた。
しかし、いつものような射精感はない。
ドクドクとした射精は訪れず、ただ僕の心臓が早鐘を打つばかり・・・こんな激しい寸止めは今までになかったかもしれない。
背中をのけぞらせ、声にならない声を出そうと口をあける僕を見ながら、メタリカはクスクスと笑っている。
「ふふふっ 実際に射精はしないから、どんどんイけるよ? ほら、もう一回・・・・・・しよ?」
射精(したつもりの)後の僕のペニスをつかみ、再び魔性の指技を開始するメタリカ。
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