ライムのねっとりとした丁寧な乳首責めとキスに、ぼくは耐えつづけている。
僕の上半身は、はやくもローションだらけになってしまった。かなり不利な状況。
「うふふ・・・ずいぶんがんばるのね。でも、これならどうかな?」
ライムはいったん僕を解放した。
痛くなる直前までもてあそばれ、感度を極限まで高められた僕の乳首をコリコリしながら、ライムの唇がツツツーっとおなかの方へ下がっていく・・・。
それだけでもかなり気持ちいい・・・今の僕はその快感にただ悶え続けるしかない。
「うふっ あなたのかわいい乳首は、いったん許してあげる。でも、下でヒクヒクしてるこの子は・・・今からたっぷりとかわいがってあげるわ」
とうとう僕の股間に、ライムの舌が到達した。ペニスに彼女の息がかかる。
それだけでもあえがされてしまいそうなのに、ライムは上目遣いでいきなり亀頭をペロペロしはじめた。
リップスというその職業のとおり、彼女の唇と舌は凶器だ。
その凶器が、今僕のペニスに快感をを好き放題に刷り込んでいる。
彼女の舌は一枚しかないはずなのに、なめられた後の感触が消えないので無数に感じる。
彼女が僕をなめあげるたび絶叫しそうなくらいの刺激が亀頭を蝕む。
この刺激は、腰を動かさずに耐えるのは不可能だ!
「んっ んっ♪ ぅん・・・なかなかおいしいわ。でも、まだくわえてないのに、ちょっと感じすぎじゃない?」
くわえないでもこの威力・・・リップスにとって、男から精液を搾り取るなんて難しくないことなのだろう。
増してや彼女はスライムの技も持ち合わせているのだ。
「安心して、唇の技は手加減してあげるから。あなたを調教するのに、私の唇なんて必要ないもの。」
僕の全身を快楽で縛りつけたまま、ライムは思いついたように立ち上がった。
身動きできない僕を、ライムがクスクス笑いながらゆったりと見下ろす。
「こういうのはお好きかしら?」
ライムは僕に問いかけると、その美しい足先で僕のペニスを強めにしごき始めた。
快感にしびれて身動きできない僕は、彼女の責めを受け流すことができない。
「んんんぅ・・・」
見下ろされつつ、足でもてあそばれる・・・屈辱的な光景が、僕にさらなる快感を植え付ける。
そんな僕の心を見透かして、ライムが僕を責める。
「わたしの足先でいじられて気持ちいいの? 感じちゃうの? あなたってホントに変態さんね! ほらほらほらぁ!」ごしゅこしゅこしゅっ
手コキよりも荒々しいはずなのに、彼女の足の指は手と同じくらい的確に僕のペニスに快感を送り込んでくる。その刺激に僕は手足に力をこめて、全力で耐える。
しかもライムの足先は絶妙な力加減で、僕に休む間を与えない。
これでは防戦一方にならざるを得ない。
ふいにライムが足の力を緩めた。
全身に力を入れて耐えていた僕は肩透かしを食らう。
「うふふっ やめてもらえるとおもった?」
少し間を置いて、ライムの責めは再開した。
しかも先ほどまでの荒々しい愛撫ではなく、やさしい布がまとわりつくような足責めに変化した!
強い刺激には耐えやすいが、こういうやわらかい刺激は確実にスタミナを削られる。
「ぅんんんん・・・!!!」
思わず腰がガクガクと震えだしてしまう僕を見て、ライムが邪悪に微笑む。
「こういう責めもできるのよ? さっきとは違ってやさしい責めでしょう? これなら耐え切れるかしら? うふふっ」
何度も何度も同じところを往復する美脚に、いつしか僕は目が離せなくなっていた。
「でもね、私の足ってすごく気持ちいいみたい。もうガマンできないの? ほぉら・・もっとスリスリしてあげるね。うふふ」
今度はぴったりと添い寝して、体を密着させて弾力のあるふとももでこすりあげてくる。
僕はそんな趣味ないのに、と思いつつ敏感に感じてしまう自分が恥ずかしい。
と、とにかく今はこらえるしかないんだ! じきに体が動くようになったら反撃してや・・・うぁぁ・・・
「我慢しきれると思ってるのかしら? うふふふ」クニュクニュクニュッ・・・
この場面で僕が感じている声を絶対に出してはいけない。
ライムを調子付かせることになるからだ。
しかしライムは涼しげな瞳で、僕を心を覗き込む。
「ねえ、ウィル? これって生殺し状態よねぇ? でもごめんね。もうちょっと遊んであげる」
今度は立ち上がると、足先で亀頭だけ摘み上げて円を描くようにもてあそんでくる。
くりゅくりゅ・・・・・・ますますエスカレートするライムの足責めに、僕の鼓動はどんどん早まる!
しかし、なんて丁寧な責めなんだろう・・・僕のガマンは確実に限界に近づいていた。
ライムは自分の武器である美脚を存分に利用して、僕を快感漬けにする。
「あはぁあああ!!!!」とうとう声をあげてしまった。
フフン、と笑いながら僕に向かってライムがつぶやく。
「他愛無いわね・・・しかも足責めって、あたしはノーダメージで相手を喜ばせられるからいいよね。それに器用に動くでしょ?私の足指・・・しかもスライムのローションまでにじませてるから、スムーズに快感だけをあなたに与えられるのよ! あはははっ」
くちゅくちゅくちゅくちゅ・・・美しい足があざ笑いながら僕のペニスを極限状態でじらしている。
気持ちいいけど、このままじゃイけない程度の刺激。
自然に腰が動きそうになるのを必死で耐える僕をみて、ライムが僕の顔に唇を寄せる。
ヤバイ! 今、耳の穴にあの舌を入れられたら・・・あの舌で耳の中を愛撫されたら・・・
必死で防御体制を取ろうと、さらに体をこわばらせる。
そんな僕に余裕の表情でライムが耳元でささやく。
「イきたくなったら、ちゃんというのよ。それであなたは私の虜よ・・・♪」
耳の穴責めではなく言葉責めだった。顔を赤くして、即座に言い返す僕。
「だ、だれがいうかっ!!」
「うふっ もちろんあなたがいうのよ、私の足先で転がされて喜んでるスライム狩人さん?」
畜生っ! 畜生っ! くやしいけど思考が鈍くなって反論できない。
それほどまでに今の僕の体はライムに支配されているのだ。
足先責めが開始されてかなりの時間がたった。
もはや自力で耐えているのか、ライムに生かされているのかわからない状態だった。
朦朧としている僕の顔を見ながら、ライムがやさしくささやく。
「ふふっ、もう耐えるのもつらいでしょう? あなたのかわいい顔、私に 見・せ・て」
これでとどめよ、とばかりにライムは足の指で僕の亀頭をこすりあげる。
今までにない快感を強烈にピンポイントで与え続ける彼女に、とうとう僕は屈した。
「うわぁぁああああああ!!!!で、出るっ!」どぷどぷどぷどぴゅ〜〜〜〜
徹底的にじらされた上、足先責めの快感までこの体に刻み込まれた・・・・・・。
長い射精の間、満足げな顔でライムは微笑んでいた。
そして、僕が落ち着くとチュッとやさしいキスをした。
「はい、これで足フェチ奴隷さんのできあがりねっ」満足そうに微笑むライム・・・
くそ、かわいい・・・彼女に搾り取られたい・・・
これは魅了の呪縛が効きはじめている証拠だ。
だめだ、と思いながらも彼女のことで胸がいっぱいになってゆく。
「お兄ちゃん、がんばって!!」そのとき、ルルの声が頭に響く。
そうだ、こんなところで立ち止まっている場合じゃないんだ。
その瞬間、ライムの呪縛がとけた!
「まだ・・・こんなところでぼくは負けられないんだ!」
僕の心に、ひとかけらの気力がよみがえる。
次の瞬間、僕は立ち上がるとライムに立位で挿入した。
そして、彼女を押し倒して腰をつかんで180度回転させた。
「え!?ちょ、ちょっとま・・・・・・あぁぁぁ!!!」ペニスをねじ込まれたまま膣内で回転させられたライムは、その快感を受け入れざるを得ない。
彼女の防御力は人間のそれと変わらないようだ。
逆に僕のほうはライムに何回分も抜かれているので、感度が鈍っていたのが幸いした。
「ライム、いっぱい感じさせてあげるよ。古典的だけど、僕はこういう責めが得意なんだよね・・・」
そういいながら僕は、ライムをひざ立ちにさせる。
そしてライムの首筋に舌を這わせながら、左手で胸をもむ。
右手はクリ攻めだ・・・相手が人間ベースなら、4点攻めは有効だとおもった。
「ねぇ、ライム・・・きみのここ・・・すごいことになってるよ」
言葉による責めも加えると、ライムの体が今まで以上に感度が跳ね上がっているのがわかる。
「な、生意気よ!・・・さっきまでヒィヒィいってたくせに・・・あぁん」
もう一押しだ!!
僕は彼女をひざ立ちの状態からバックにすると、彼女の両手を背中で組み合わせて拘束した。
「今からキミがトロトロになるまで突いてあげる。さっきまでのお礼に、ゆっくりゆっくり突いてあげるから、いっぱい感じていいよ・・・」
その言葉どおり、僕はゆっくりと腰を動かし始めた。
「何回まで耐えられるか数えてあげようか?」
スライムをピストンするときは、ゆっくりやるに限る。
これも僕がスライム狩人としての戦いの中で修得した技能のひとつだ。
遅すぎるんじゃないかなってくらいがちょうどいい。
僕は腰を動かしながら、ライムをじっくりと言葉攻めする。
「はぁぁ!だめっ、溶けちゃう・・・どこにこんな力を隠してたの??」
頭の中で600回目のピストンを数えたあたりで、突然ライムの体が硬直してた。
そのあと彼女は、糸が切れた操り人形のようにぐったりとした。
勝った!ようやくライムを絶頂に導くことができた。
でも僕も限界だったので、ライムがぐったりしている中に精液を放出してしまった。「!!!!」それがライムにとって追い討ちとなり、彼女は連続で絶頂に達した。
「はぁ、はぁっ・・・し、信じられない! あの状態から反撃できるなんて、想像以上だわ♪」
うっとりとした表情のまま、ライムは僕のほうを見据えた。
イかされたばかりだというのに、その唇にはまだまだ余裕が伺える。
僕はギリギリでの勝利だったので、ライムに追加攻撃を加えることができない。
今は自分の体力回復に精一杯だ。
そんな僕を見ながら、ライムは微笑む。
「あなたの中にもう一人いるのね・・・その子に戦いの中であなたが励まされたのを感じたわ」
きっとルルのことなのだろう。僕は本能的にそう感じた。
確かにあの時、ルルの言葉を思い出さなければライムがつむぎ出す快楽におぼれていたことだろう。
考え込む姿の僕を見ながら、ライムは立ち上がった。
「でも覚えておきなさい、ウィル。この先にはあなたが思うよりも数段手ごわい敵がいるわ。今回はこの辺で見逃してあげる。また会いましょう ふふっ♪」
そういい残して、ライムは立ちあがった。人間ベースだから、イかせても消えないんだな。
それにどうやら最初に話していたように本当に様子見だったようだ。
彼女にとっては遊びだったのかもしれないけど、おかげで僕はレベルアップできた気がする。
近くの岩に腰をおろして一休みした。
呼吸を整えた僕は、ようやく村の入り口にたどり着いたようだ。
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