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ネタ【三番隊執務室】

昨日は心身共に酷い目にあった。
愛染隊長からは聞き捨てならない事きいちゃったし
(雛森君、まだ君の純潔は守られているよね!?ねっ!僕は一晩眠れなかったよ!)
仕事もしないで鬱々としてる僕に市丸隊長の「射殺せ…」神槍が
「いい加減仕事せえやっ!」と真横をかっ飛んでいった。
僕の後ろの窓ガラスは業者さんがくるまでガムテープで補強してある。
まだ春遠い今の時期、すきま風が寒い…。

そう、僕がいけないんだ。アイコラは仕事場に持ち込んじゃいけない
サイドビジネスとして自宅オンリーでやればよかった事なんだ。
受注が凄い数になったのでついデータを仕事場に持ってきちゃった僕がうかつだった。
今日は仕事場のデータ破棄しよう……ってなんだこのもの凄く冷たく重〜い霊圧は?
い、市丸隊長なのか?まさか市丸隊長にまでバレてしまったのか!?
酷いですよ、愛染隊長。僕は今日生きて家に帰れるんだろうか
でもエロ本までくれた市丸隊長がこれほど機嫌が悪いのはどうしてなんだろう
僕のパソコンには強力なプロテクトかけてあるのに……
あ、しまった!
僕はある事に気づいて決死の覚悟で三番隊執務室に入った。


う、朝だというのに部屋が薄暗い!
そして空気がウイ○ーinゼリーみたいに冷たくて前に進めない。
そして僕の眼に飛び込んできた光景は、僕の机の前に立って
僕の業務用パソコンを操作する市丸隊長の姿だった。

「おお、おはようさん、イヅル。仕事で調べた事あったから
 お前の端末使わせてもろたで。わるかったな、はよ座り」

案外、穏やか?いつも通り市丸隊長の顔から感情は読み取れない
しかし背後にゆらゆら立ち上っている霊圧は何が原因なんだろう。
僕の机の端末は仕事だったら差し支えない筈だ。
アイコラのデータは巧妙に隠してプロテクトしてあるから、市丸隊長でも……

「ときにイヅル、お前の仕事用の端末なあ、仕事以外のデータで
 面白いもんがぎょうさん入ってたで、なんやあれ」

ああああーーーーっ!!やっぱり!
市丸隊長は普段へらへらしているが実は強いだけじゃなくて
もの凄く頭がいい。前に「ボクは主席入学、卒業や」と言ってたので
実技だけだろうと資料を盗み見したら、実技も筆記もずば抜けて優秀な成績だった。
市丸隊長にしてみれば、僕の仕掛けたファイアーウォール破るなんて
簡単だったのだ。
当初、流魂街出身と聞いて甘く考えていたが、字も達筆だった。
これは別に関係ないけど、次は次は何を言われるんだろう……。
卒倒出来るなら卒倒したい!

「いえ、あれは…友達に頼まれちゃって……」

「ふ〜ん、でも仕事場はあかんやろ、いくらアイコラの神言われててもなあ」

ああ、知られてたんだ!神!僕は神なのか!?

「でもまあ、お前も色気づく歳やろし、女の人の裸の千や二千
 仕事場の端末に入っとった事は許したる。内々に収めとくから感謝し」

寛大な処置だ。市丸隊長は自分の机で仕事しながらの、でも僕の顔は見ない。
下向いて頬杖をついている。あのぐぉぉぉっと音しそうな霊圧の理由は今だわからない。



「お咎めは無しやがアイコラのデータはここの端末から消しとき。
 まあ女子の裸やら胸やら局部やらを朝っぱらから見せられたのは別にええねん。
 問題は十番隊副隊長さんの顔したもんが仰山あった事や」

ああーっ、やっぱりあれかあ!お父さんお母さん僕は泣きたいです。
隊長の顔が怖くて見られません!えっ!?
いつの間にか市丸隊長は気配さえ無いお得意の瞬歩で僕の机の前に立っていた。

「イヅル、顔あげ」

は、はい…。隊長の表情はいつもの通りですお母さん。
でも開眼して眼が、眼が全然笑ってません!お父さん!
背後からものすごい霊圧が解放されているのが感じられます!

「十番副隊長さんのデータな、勝手してすまんかったが全部消去しておいたわ。
 けっこう顧客おんねんなあ、あのくそチビまで毛えも生えそろっとらんのに
 色気付きおって。僕なあ同期やさかい、とても見過ごせなかったんや。
 十番副隊長さんのアイコラ注文した奴にはキャンセルせえ。
 ブツブツ文句言う奴おったら、三番隊長市丸ギンが直々に相手したる、そう伝え。
 他のは別にええねん。でもなあ今度乱菊のアイコラ造りおったら
 三番隊副隊長さんの首はすげかえやねえ。よ〜く、おぼえとき」

「はい…」

「よう聞こえんで?」

「はいっ!」

「約束やぶったら命無いで?ほんまやで?」

「はいっ!」

檜佐木先輩から文句はきそうだけど、僕は死ぬ様な目にあったんだ。
文句がなんだ、僕はちょっと玉が縮み上がったあげく、ちょっとちびった。
エロくないから骨休めに読んでね〜

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