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風邪ネタ【石田×織姫】

「ごめん……井上さん」
「いいから、石田くんはちゃんと寝てて」
「でも、せっかく約束してたのに……」
「あは……これじゃあいつもと逆だね」
慣れた手つきでタオルを絞り、そっと額に乗せる。
織姫の手が離れる間際に、雨竜の前髪をそっと撫でた。
「こういうときはほら、お互い様なんだから」
「そうは言っても……」
「もう、黙ってー」
そう言って、水で少し濡れた柔らかい手が、そっと目隠しする。
ひんやりと頭の奥まで染みるようで心地良い。
「寝ちゃってね」
雨竜がおとなしく目を閉じていると、織姫もしばらくじっと口をつぐむ。
片手で子どもをあやすように、雨竜の前髪の流れを整える。
(簡単に触れないで欲しい……)
体温を感じるだけで熱が上がりそうだ。
買出しの約束が急な風邪で不履行となったものの、これは役得と言えるのではないだろうか。
おじやでも作ると申し出た織姫を止めることに苦労はしたが。
何度も雨竜のまぶたが震え、織姫はやっと額の熱を吸った手のひらを引いた。
ごっこ遊びの人形よろしく、雨竜が目を細く開き眉根を寄せると、
「もー、寝なきゃ治らないよ」
「寝られると思う? こんな状況で」
織姫はふわふわと広がる薄いスカートと首周りがすっきりしたカットソーで、ベッドサイドに膝をついている。
さっきから、雨竜の顔を覗き込んだり布団をかけなおすたびに、その大きく開いた胸元から、重力で大きさを増したかのように見える白い肌が眼前に迫るのだから。
「だって……寝なきゃいけないんだけどなあ。じゃあ、汗でも拭こうか」
「拭こうかって……井上さん、まさか」
「うん、すぐタオル用意してくるから。丁度さっきお湯が沸いたし」
返事をする間もなく、織姫は立ち上がってぱたぱたと台所へ駆け去ってしまう。
引きとめようとした手がやり場もなく泳いで、雨竜は大きく息を吐いて自室の天井を眺めた。

「大丈夫? 熱くない?」
「うん、気持ちいいよ。ちょうどベタベタしてたから」
「そっかぁ」
つい背が丸まってしまう雨竜に頓着する様子もなく、織姫は丁寧に背中を拭き清めていく。
熱いタオルがすっとして、疲れも一緒に拭われていくようだった。
「……汗臭くない?」
「え? 大丈夫大丈夫、ぜーんぜん」
そう言うと、耳元にふわっと温かい空気の感触がした。
「ちょ……井上さん!?」
「ね? くっついても大丈夫だし、ちゃんと拭いてるから大丈夫」
「大丈夫って……」
背後から耳元に顔を寄せられ、すん、と小さな鼻が鳴るのが聞こえた。
羞恥と焦りで耳が赤くなるのを見られはしなかったろうか。
雨竜が思わず肩を跳ね上げて押しのけるような形になっても、織姫は裸の肩を抱いたまま、そっと身体を寄せていた。
拭かれたばかりの背中に、薄いコットンの生地越しの豊満な乳肉が押し付けられる。
「ね?」
「う……ん」
ごく、と喉が鳴るのをごまかして、雨竜は意識的にそれを無視するように努めた。
つい声のトーンが落ちてしまったのか、織姫が慌てて、
「あ、ごめんね、早く拭かないと身体冷えちゃう……すぐ終わるから」
「いや、そういうつもりじゃ……ごめん」
んーん、と明るく続けて織姫は雨竜の首をタオルで包むように拭き、腕を持ち上げるように指示して脇から二の腕までも熱いタオルで拭っていく。
時折タオルを湯で絞る、その間が妙に気恥ずかしい。
織姫は身を乗り上げ、ベッドの上に片膝で乗る形になった。
「次、前拭くね」
「い、いや……いいよ、前は自分でできるから……っ!?」
最後まで雨竜が言うのを待たずに、織姫が後ろから羽交い絞めにするように頭を抱える。
「だめでーす。石田くんは風邪ひきですからー」
「ちょっ……いい、いいから本当に」
「うーん、やだったらお終いにするけど」
「やだとかじゃなくて」
墓穴を掘った。
その言葉に、意気揚々と織姫がにじり寄る。
胸に押し付けていた頭を解放し、ベッドをぎしぎしきしませながら、雨竜の前に回りこんでまたがったまま腰を下ろす形になった。
「じゃ、さっとね」
「……うん」
まずい。
雨竜は常の癖で、眼鏡を押し上げるつもりで鼻を掻く。顔を見られながらなんて、照れと羞恥がここまでの比ではない。
動揺を押し殺せずにいる雨竜に比べて、織姫は余裕綽々で見上げて手を伸ばし、頬に手を添えるような仕草でタオルをあてた。
「井上さん……慣れてるね」
「そうかなあ。どっちかっていうと、される側だったんだけど」
「それは……」
お兄さん? と尋ねそうになる雨竜を押しとどめるように、正面から織姫がにっこりと微笑む。
そしてそろそろぬるくなってきたタオルで鎖骨を丹念に拭き、胸板にとりかかった。
ぺた、と片手で肩を押さえ、軽く擦ると、思わず雨竜が身を引きそうになる。
(……まずい、今……)
荒いタオル地が乳首を無造作に擦ったかと思うと、柔らかい指がそれをかすめる。
ぺたぺたと無遠慮に身体を撫で回され続けて、いつの間にか身体の奥で熱が燻っていた。
(今は……まずい。鎮まってくれ……)
その間も、織姫は小さく鼻歌さえ歌いながら、雨竜の身体を支えてタオルで熱心に拭いている。
鎖骨から胸、腹、さらにはへその周りまで撫で回され、時折指先がそっと触れてくすぐっていく。
頭が近づくたびに、ふわっと甘いシャンプーの匂いが鼻に届く。
伸ばした足の上に、布団越しにそっとかけられた織姫の体重さえ、妙に雨竜の男を挑発していた。
無意識に前のめりに身体を倒していたのだろう、突然ぐっと押し戻される。
「石田くん、拭きにくいよー。身体つらい?」
「いや……ちょっと」
「そっか……じゃあ足だけやって終わりにしようか。膝から下ね」
「え……あ、待っ……」
パンツは後で自分で換えてね、と言いながら、織姫が無遠慮にばっと布団を持ち上げた。

「……」
「……ごめん」
額に手を当てて、思わず雨竜は呟く。
「えっ……やだな、謝ることないよ! 石田くん、ちょっとだるそうだったし、ほら、疲れてるときとか、それにお兄ちゃんだってお風呂とか一緒に入るのは小学校までだって言って」
しどろもどろになりながら、フォローのつもりで男の生理について知っている限りのことを言い立てようとする織姫。
しかし雨竜が沈黙していると、それも徐々にトーンダウンし、ついには唇の動きも停止した。
「ごめん」
「だ……そんな、気にすること」
「井上さんの厚意を……ごめん」
そんな、と織姫の唇が形を作り、そのまま閉じられてしまう。
目の前に押し上げられたパジャマのズボンを挟んで、二人の視線は自然とそこにぶつかった。
落ち込みながらも、雨竜が気恥ずかしさに布団を戻そうと身体をもぞつかせると、それと同時に織姫の手も動く。
ぱた、とタオルを落として、雨竜の股間を押さえるように両手で包んでいた。
「!?」
「い、いしだくん」
「な、井上さん、何を……」
「く……苦しいよねっ」
出したいよね、と言って顔をぐっと近づける。
目には涙が浮かび、その重みでまつげらふるふると揺れている。
細い指を絡めるようにぎゅっと肉棒を握り締め、食いつかんばかりの勢いで顔を赤くした織姫が迫った。
「ごめんね、気付かなくって」
「ち、ちが……これは勝手に」
「……し……ぁげるから……」
「……え?」
「風邪の……間、してあげるから……ね?」
語尾は涙声で震え、かすれて妙に艶めいて聞こえた。
雨竜が硬直していると、もぞもぞと勃起した肉棒を手の中でいじりながら織姫が続ける。
「そ、その……溜まる、ことってあるんだよね。あんまり雑誌とか買わなくて、ピンと来なかったけど……風邪の間、してあげるから」
「そ、んな」
あまりにも甘美な誘いに、ぐらりと目の前が崩れそうになる。
今にも口付けられそうな距離から感じる織姫の吐息、髪が震えるたびに香る女性独特の清潔感ある香り、いつの間にか見下ろすと谷間がくっきりと見える胸元から立ち上る、甘ったるい体臭……。
どれも雨竜のなけなしの理性を打ち崩すには充分だった。
「するって……それは……井上さんが?」
震えかどうかわからないほど、かすかに首が縦に振られる。
「……僕の……それに、処理を……?」
「……ぅん……く、口とか……」
具体的なことを呟かれ、また握られた陰茎が質量を増した。
「ちょ……ちょっとびっくりしたけど……石田くん、この間も良いって言ってくれたよね。あれ、頑張るから」
「そんなこと……してもらうわけには……」
もう断りの言葉にも勢いなどない。
そのまま雨竜が黙り込むと、決心したように織姫はズボンに手をかけ、ゴムのそれを一気に引き下ろした。

ぶるん、と屹立したそれが顔に当たりそうになり、「きゃっ」と小さな悲鳴をあげて織姫が身を引く。
半分顔を出した亀頭は赤黒く、蒸れて汗の匂いがしていた。
「や、やっぱり……井上さん、まだ洗ってないから……」
「じゃあ……綺麗にするから」
「綺麗にって、ちょっ……あっ」
ぐっと茎を捕らえられると、まだ半勃起のそれを一気に口腔に含まれた。
腰が跳ねそうになる刺激に、思わず雨竜がうめき声をあげる。
「いふぃぁくん、ちゃんとぅわぎきて」
「わ、わかった、から……しゃべるとっ……」
慌てて肌蹴たままだった上着を羽織り、上のボタンのいくつかを留めると、身体の中心からちゅうちゅうと唇が肉を吸う音が響いた。
「んっ……ん……ぱあ」
軽く先端を舐めまわして、織姫が口を話す。
吟味するように片手で指の輪を作り、上下にゆっくりと扱いた。
「ちょっと……しょっぱい……今日、もう石田くんのとしかキスできないね……えへへ」
照れ笑いしながら昂ぶりを攻め、今度はそっと口付けるように、ちゅぅうう……と亀頭を呑み込んでいく。
皮の剥けきらないそれを舌で転がし、顔を覗かせた敏感な器官を舌先でくすぐった。
「……っく……ぁあ……」
思わず雨竜の鼻から息が漏れる。
ベッドに身体を起こした自分の股間に顔を寄せ、四つん這いを崩して肘をつき、下腹に額をつけながら、織姫は頭を上下させ奉仕を開始した。
「ふぁ……んぅ…んふ……じゅ…ちゅる……ちゅ……」
姿勢が苦しいのか、鼻から息が漏れて喘ぎのように雨竜を聴覚から挑発し、巧く咥えきれずに唇の端からこぼれた唾液が肉茎を伝って落ちる感触がわかる。
「んふぁ……ん…ふぁぷ……ちゅぅう……ちゅっ……」
「ぃ……のうえさ、そこ……」
反応を見て、狙って皮の剥けて覗いた亀頭を舌が責めたてる。
尖った舌の先端で尿道を突付き、ほじるように弾いて鈴口を刺激したと思うと、にゅるりにゅるりと柔らかく撫で回す。
天井を仰いで下半身の感覚に集中する。
血が集まってきたグロテスクな肉棒を、片手で支えて、もう片方の手で睾丸を包み唾液とカウパーを塗りつける。
不意に舌が皮と亀頭の隙間にもぐりこんだと思うと、織姫の小さな舌が皮の中で亀頭をぐるぐると舐め回す。
「ぐっ……ぁ……!」
一瞬とてつもない射精感に襲われ、腰が浮きかけた雨竜の身体を押さえて、織姫が口を離す。
その表紙に剥けて丸出しになった亀頭を見つめ、カリを人差し指でなぞり、皮をぷにぷにと弄んだ。
はぁ……と息をついた唇からはひと筋の淫液がペニスとの間に橋をかけていた。
一瞬ちろっと見えた赤い舌に、雨竜はどうしようもなく情欲を煽られる。

「いしだくんの……これ、おもしろいよね……皮……」
「……っ」
煽られているのか、意味がわかっていないのか、本来なら屈辱を煽られるはずなのに、いとおしげに呟かれ、ただ身体を震わせることしかできない。
「剥いたら……綺麗になったよ……んん…ちゅ……ぷちゅ……ちゅく……」
今度はそっと口腔に腫れあがった男性器を誘い、舌に乗せると温かく包み込む。
そのまま顔を上下させて、緩慢で蕩けるような感触にペニスを包み込んだ。
「んっ……んっ……ちゅっ……」
一定のリズムでゆっくりと首を振り、呑み込んでは肉棒が引き出され、唇に扱かれてまた口腔に戻っていく。
勢いで射精まで押し上げられる強い快感ではないが、理性を蕩かせて一生この快楽に身を委ねてしまいたくなるような刺激を続けられる。
ときおり思い出したように睾丸を揉まれ、指先が蟻の戸渡りを撫でていく。
そっと織姫の頭を包むように添えられていた手に無意識に力が入り、微かに腰を揺らして、まるで性交を果たしているかのような錯覚に陥らせた。
強いタッチで裏筋やカリに舌が絡み、腰が抜けるような優しさと甘さで包まれて、熱い唇の奥に肉棒が呑み込まれていく。
「いの、うぇさん……もう……っ」
「ん……」
了解の合図にずるぅ、と喉の奥までペニスが呑み込まれ、ビクビクと震える。
その途端、睾丸やら根元やらをさまよっていた織姫の指が、不意にもぐりこんで、その奥の菊座に触れた。
「っな……」
動揺する間もなく、強い吸い付きでストローからタピオカでも吸い上げるように、織姫がカウパーに喉を鳴らしながら肉棒を吸った。
「ひ……」
まともな言葉を発するよりも先に、輸精管から精液が駆け上がり、尿道から勢いよく排出され織姫の喉を叩く。
その間ももぐりこむ隙を探して、白く柔らかい指の腹がアナルを突付いて皺まで探るように撫でている。
「ぁ……がっ……」
どっ、どっと塊のような精子を吐き出し、勢いが弱まったところで強く精液を吸いだされる。
射精中の強い刺激に身もだえしそうになりながら、雨竜は奥歯を噛み締めて快感に耐えた。
ぢゅー……としばらく執着して、精液を口に含んだまま、織姫が顔を離す。
片手で口元を押さえて、こく……こく、とゆっくり数分かけて嚥下していった。
濃厚なそれを飲みにくそうに何度かにわけて味わって飲み下している間も、指は雨竜のペニスを支えるように、持ち上げるように撫でまわしている。
肉と肉に絡む淫液の音がひと段落して、雨竜はゆっくりと仰向けにベッドに倒れこんだ。
まだ萎えない肉棒を織姫にいじられたまま、大の字になって肩で息をする。
「はぁ……は……井上、さん……すご……」
「んん……あと、2回、くらい……?」
「………………え?」
「この間……そのくらい、してたよね……」
「い、いや……もう、これで充分……」
「だって、まだ小さくなってないもん。まだ出てるから、ちゅーってしちゃうね……」
ちゅー……
摩擦のしすぎでいつもに増して少し赤くなった唇が、再び股間に吸い付いて、残滓を舐めとっていく。
「ぅぁ……あっ……」
「いしだくん、ちゃんと寝ててね……その間に、おちんちん吸っててあげるから……」
「せ、せめて……一度萎えてから……っ」
「さっき、この間言った前立腺触ってないのにいっちゃったもんね。今度はそこ、くりくりしながら飲めるから……」


結局もう一度身体を拭くことになり、雨竜の熱はあがった。
そして下の世話までしてくれる彼女にくすくすと笑われながら、結局下着を含む洗濯までしてもらうはめになった。
さらに、痺れるように下半身に残る快感にぼんやりしているうちに、織姫が特製病人食を作ることを止められなかったのだった。
空気読まずに風邪ネタ投下してみます。
ウル織イイ!! と思ってたのに、また石田M路線で織姫和姦になってしまいました。ぉ ゃ?
色々詰め込みすぎて常にワンパタですみません

石織的なネタとかが話題になるとつい出没してしまいがちですが、
ウル織陵辱で誰か衆人環視シチュとか実は楽しみにしてたりして

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