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夜一の逡巡【喜助×夜一】

破面が人間界へ本格的に降りて来る。今回は成体の破面がたった二人だった。
しかし井上や茶渡は重症を負い、そして夜一も無傷では済まされなかった。
これからどう凌いでいけば良いのか…。たった二人であそこまで強いとは…
そんなことが頭をもたげる。食事を終え、
どんぶりを置くと、音も無く部屋の障子が開け放たれた。
喜助は呑気そうな口調とは裏腹に、鋭い眼光で夜一を見据えた。
「戻ったみたいっすね…腕の調子」
投薬や休息、そして大量の食事で腕の傷は癒えていく。それでも
指や腕を曲げ延ばすと、鈍痛が身体を襲う。
「まァの 手も足も一応日常生活に支障は無い」
「戦闘には」
破れ帽の向こうから、じろりと夜一の顔を睨む目が光る。
「喜助…奴らは手強いぞ」
温い茶を飲み干した湯のみを床に置くと、ぐらりと傾いで畳に転がった。
まだ腕が言うことを聞かない。
「少なくとも儂やおぬしの予想よりは遥かにの」
夜一は頭を自分の腕に埋め、目を瞑った。
「喜助…。わしらは無事でいられると思うか」
くぐもった不安そうな声に喜助は、ため息をついた。
「わかんないっすよ…。ただやられるだけじゃぁつまらない」
喜助は足音たてず、静かに夜一の傍らに腰を降ろした。
腕に顔を埋めた夜一は、瞬神と恐れられるには、あまりにも小さくか弱い。
「そんなこと言うなんて、夜一さんらしくないっすよ。」
喜助が夜一の小さく丸い肩に手を置くと、夜一は顔を上げた。
「無事ではすまんかもしれない…」
小さな唇を引き結び、眉の根をひそめる夜一。薬の作用か、褐色の頬は
赤みを増し、瞳は妖しく濡れている。
「気弱な言葉は、切っ先を鈍らせますよ。考えるから夜一さんは駄目なんです」
喜助はそう言うと、夜一を床に押し倒した。

「な、何を!」
夜一はあわてて、喜助を押し戻そうと傷付いた腕で喜助の肩を掴んだ
「つぅっっ!」
痛々しい包帯の巻かれた手では抵抗は出来なかった。喜助は帽子を横に置き、
たわわなな夜一の胸をもみしだき始めた。
「ほら無理するからっすよ、ここは一つあたしに任せるってことで」
喜助はそう言うと、夜一の唇を自らの口でふさいだ。頭を降って唇をかわそうとする
夜一の唇に舌を無理矢理滑り込ませる。
「う、ふぅっ!」
夜一の口の中は、喜助の舌でかき回され次第に意識はもうろうとしてきた。
にちゃにちゃと、舌の絡む音が床の間に響く。喜助は夜一の口中を堪能すると
引き締まった太ももの付け根に手を延ばし、もう一方の手で胸の先端を弄りはじめる。
「考える隙間を無くせば、そんな気弱なことも言えなくなるでしょう」
そう言うと、喜助の秘部に指を差し入れ、胸の先端を口にふくんだ
「止めろ。止めないかぁ!」
夜一は、朦朧とした意識の中で必死に抵抗をこころみたが、血が逆流したように
身体は火照り、次第に秘部は濡れそぼっていく
「抵抗なんてムダっすよ。夜一さんの服用している薬は良く効くんすけど、
一晩は身体が言うことを効かない仕様なんで」
喜助はいじわるく夜一に笑いかけると、熱く滾る肉芽をつまんだ。
「っ…!!」
夜一の鍛え抜かれたからだは、しなうように仰け反った。喜助は夜一の胸の蕾を
ちろちろと舌で転がすように遊びながら、肉芽を指で執拗に転がす。すると、
小さな肉芽はどんどん熱を帯び、やがて固く大きく膨らんでいく。
「…っあ、あぁっ」
「夜一さんは強いだけじゃなくて、感度もいいんすねぇ」
肉芽を弄るだけ弄ると夜一の太ももに、てらてらと滑る愛液がこぼれ
畳にシミを作っていった。喜助は夜一の中に指を差し込み乱暴にかき回し始めた。
「や、止めっ…あぁあああ」
びくびくと夜一の身体は震え、目にはうっすらと涙が浮かぶ。恨めしそうで
苦げな顔をしながら、夜一の顔には恍惚の目で喜助を見つめる。

「もう、何も考えられないようにしてあげますよ」
喜助はそう言うと、夜一の太ももの間に顔を埋め、肉芽をじゅるじゅると
音を立てて吸い、舌で肉芽を弄んだ。
「ぁあああっーーー!!」
夜一は腰を捻り、喜助の舌から逃れようとするが、がっちりと太ももを捕まれ身動き
できなくなっていた。喜助の顔は夜一の愛液でしとどに濡れ、べたべたと
イヤらしく光っている。
「そろそろいいっすね」
喜助はそう言うと、顔をあげ下履きからそそり立つ肉棒を出してあぐらをかいた。
「夜一さん…。しっかり首に手をまわして下さいね」
瞳にうっすらと涙を浮かべた夜一を器用に抱き上げ、腰を掴むと
秘部に肉棒を差し入れ下から突き上げた。
「……っ喜助!!!」
夜一は喜助の首に痛んだ腕をまわした。痛んだ腕から痛みを感じる前に、身体の芯から
うずくような快感がかけ登ってくる。
「夜一さん、凄い締め付けて…ますよ!!」
喜助が下から突き上げるリズムに合わせ、夜一は腕の痛みも忘れ上から打ち付けるように
腰を叩きつけた。夜一の愛液でてらてらと光る喜助の顔がにやりと歪む。その顔を見ると
夜一は喜助の髪の毛を掴み、快感に任せ後ろに仰け反った。
「ふぅっ!!あぁぁああぁああぁっ!い、逝くっーーーっ!」
夜一は痛みも何もかも忘れ、意識が白濁していくにまかせた。意識がとぎれる寸前、
喜助の慈しむような笑顔が見えた気がした。

「ふうっ」
喜助はため息をつくと、顔を着物の袖でぬぐい夜一に服を着せた。押し入れから
布団を取り出し、意識の無い夜一をそっと運んで布団に寝かせた。
「考えすぎては駄目ですよ。あたしが何があっても護ってさしあげますから」
喜助はそう言うと、帽子を手に夜一の頭を撫で、部屋を後にした。

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