2340

【京楽×七緒】

書類を確認するふりをして、ちらちらと彼女の方を伺う。
異常なし。
少し残念。

先日、ボクのかわいい七緒ちゃんが最近昼も夜もつれないのだと卯ノ花隊長に愚痴ったところ、怪しげな薬を素敵な笑顔で渡された。
さっきの休憩時間に彼女のお茶に入れておいたのだけど。やっぱり媚薬なんてないのかねえ。
彼女は至極真面目な表情で書類を片付けている。
ときどき眼鏡を外して目頭をおさえたり、頬を軽く叩いて気を入れたりしている。
なにやら厄介な仕事なのか、こめかみに手をやり、眉をしかめている。
もう片方の手の指は神経質なリズムでトントンと机を叩いている。
集中できない様子でため息をついている。
…彼女が暑くも無い部屋の中で額ににじむ汗をぬぐったとき、やっと気付いた。
薬は効いてる。確実に。
あと必要なのは…スイッチだ。

「七緒ちゃん、ちょっと来て」
「……なんでしょうか」
不機嫌な声の色っぽいこと。頬は桜色、ボクに近づく足取りも危うい。
「もっと近くに来てよ」
手招きすれば不審そうな視線を投げかけながらも寄って来る。警戒心も薄れてるのかね。
内緒の話だからと言えばすんなり顔を近づけてくれた。
彼女の首の後ろと腰を掴み、一気に引き寄せた。
「ちょっ…んん…!!」
抗議のために彼女が口を開いたのも好都合。
じゅるりと舌を差し込んで、吸い付く。
彼女の体はこわばった。
舌の根が抜けそうなほどきつく吸い上げる。
細い四肢がボクから逃れようともがいた。
上あごと歯の間を優しくなぞる。
七緒ちゃんはびくんと痙攣した。
舌を舌でくすぐる。
彼女はもう抵抗しなかった。
そのまま何分も何分もありとあらゆる角度で粘膜を犯した。
頬の内側、舌の裏側、上下の唇・・・
唾液が混じりあい、じゅるじゅるぴちゃぴちゃと卑猥な音をたてる。
口腔を蹂躙し尽くし、最後の仕上げに幾度か唇をついばんで顔を離す。
「……」
七緒ちゃんは膝からずるずると崩れ落ちた。
息を荒げ、顔中真っ赤にして、とろんとした目でこちらをみる。スイッチ・オン。
完璧に薬は作用してる。ありがとう卯ノ花隊長。ありがとう医学の進歩。
力の抜けきった体を再度抱き上げ、膝に乗せた。そのまま彼女の帯に手をかける。
「たっ…たいちょ…う…ん…む…!」
服を脱がされかけてさすがに焦ったのか、てらてらと光る唇は制止の声を上げるが、
ボクがすかさず指を咥えこませたので最後までは言えなかった。
言えたとしても止まらないけど。
袴をずり下ろす。真っ白な美脚がまぶしい。
吸い付くような肌のふとももを撫でさすりながらじわじわと目的の場所に近づく。

「ふぅ…っん…!」
じっとりと熟れた性器全体を手で覆い柔らかい皮膚を指先でくすぐると、
七緒ちゃんの理性はすっかりなりを潜めてしまった。鼻にかかった甘ったるい声をあげ、ボクの手を止めようともしない。
浅いところをくちゅくちゅとかき回してあげると、声を抑えるためか、彼女は咥えさせられたボクの指に吸い付いた。
ボクが指を出し入れするごとにちゅうちゅうと吸いあげる。
蜜壺から指を引き抜き周辺をなでたりこすったりと愛撫すると、彼女はボクの指先をぺろぺろと舐め始めた。
意識してかせずにかはわからないけど、ボクの愛撫を繰り返すような仕草だ。
…たまんない。
指なんかじゃなくて、もっと…
「…七緒ちゃん、気持ちいい?」
「き…もち、いい…です」
「もっとしてほしい?」
「あ…は、い。もっと…」
「…でもさぁ、ボクも七緒ちゃんに気持ちいいことしてほしいんだよね」
わかるでしょ?と囁くと濡れた瞳がこちらを見上げた。
「前に教えてあげたこと覚えてる?」
「はい…」
「じゃあ、出来るね?」
「…・・・はい…」
小さな声で返事して、七緒ちゃんはためらいがちにボクの帯に手をかけた。

たまんない。本当にたまんない。
普段ボクを叱りつけてくる口が、ボクの先端を咥えてる。
細い指で幹を懸命にしごき上げながら、ぬるぬるした唇が先走りの液体ごとじゅるじゅる雁首を吸い上げる。
精一杯舌を伸ばして表から裏からぺろぺろと舐め上げる。
時折口を離し、ボクの様子を上目遣いに伺いながら乱れた呼吸を整える。
・・・かわいい。たまんなくかわいい。
あの七緒ちゃんが、慣れない仕草で、ボクが教えた通りに、必死に、真剣に、いやらしいことをしてる。
その事実にひどく興奮した。目の奥で何かが弾けそうだ。
頭を優しく撫でてあげると、彼女は再びボクのものをほおばった。
ぢゅうっと音を立てながら、リズミカルに頭を上下させる。
時には喉の奥に当たりそうなほど深く、時には亀頭だけを口に含むほど浅く。
狭い口の中で粘膜に圧迫される。限界が近い。
「ん・・・もう、離していいよ。」
声をかけても、彼女は動きを止めなかった。むしろ愛撫は激しくなった。
どうしようもなくて、七緒ちゃんの唇に包まれたまま、思い切り精を吐き出す。
「んぅ・・・」
「大丈夫・・・?」
まさか、飲んでくれると思わなかった。
すべてを嚥下して、もじもじと太股をこすり合せながら荒い息でこちらを見上げる。
ボクの機嫌を伺うような自信なさげな表情に狂おしいほど愛しさをおぼえた。
さあ、今度はボクの番だよ、かわいい七緒ちゃん。

すっかり無抵抗になった七緒ちゃんだけど、机に座らせ足首を掴み限界まで足を開かせるとさすがに恥ずかしかったのか、
「い、やぁ・・・」
頬を真っ赤にし、顔を手で覆って、いやいやと首を振った。
・・・だめだ。そんな姿見せられたら、
・・・いじめたくなってしまう。
「いやなの?さっき、もっとして欲しいって言わなかった?」
「そ、れは・・・」
「いやならしょうがないねぇ。やめようか?」
「・・・」
唇をかんで何も言えずにうつむく彼女。かわいいねぇ。
「・・・でも、こっちはやめて欲しくなさそうだね」
「え・・・あっ・・・!」
こっち。それはとろとろの蜜壺。
指摘されて、恥ずかしさのあまり泣きそうになる七緒ちゃん。
焦らすように、下腹部や足の付け根をゆっくりなで、敏感なところには触らずふうっと息を吹きかける。
「ひ・・・あぁ・・・っ・・・」
もどかしさのあまり彼女は声をあげ、腰を揺らす。
「七緒ちゃんは、気持ちいいのが嫌い?」
「ふ・・・ぅ・・・き、らいじゃ、ないです・・・」
「好き?」
「は・・・ぃ、すき・・・ああっ!?」
素直に言ったご褒美に、亀裂に沿ってひと舐めしてあげる。
「気持ちいいのが好きな七緒ちゃんは、ここが好きかな?」
そうっと核に触れると、しなやかな体がびくっと揺れた。
莢を押し上げ、プクリとかわいく膨らんだ蕾を露わにし、親指を近づける。
「ここ、どうして欲しい?」
「・・・あ・・・い、いつもみたいに・・・っ」
「いつもって、どうしてたかなあ。忘れちゃったよ。教えてくれる?」
「・・・さ、触って・・・ください・・・」
プライドの高い彼女におねだりされて、ボクの熱はいやが上にも上昇する。
けどまだ許してあげない。
「もう触ってるよ。これだけでいいの?」
「ん・・・や、ぁ・・・」
「じゃあ、どうするの?」
「・・・ゆ、指と・・・指で、つまんで・・・ゃああっ!?」
言われたとおり、親指と中指で摘むと彼女は嬌声をあげて体をこわばらせた。
「それから?次は?」
「あっ・・・ああ・・・そ、のままぁ・・・こすって・・・やあっ!だめ・・・っ!だめですっ・・・たいちょ・・・あああっ!!」
クリクリと擦ると七緒ちゃんは快感に耐えるように頭を振る。
「ふぅ・・・っ・・・あっ…あ…っ・・・だめぇ・・・!」
「うそばっかり・・・」
彼女の中にほんの少し残った理性を崩すため、指に力を込め、きゅうぅっと摘み上げ、こすり続けながら
ひっぱったり押しつぶしたり人差し指で弾いたりを繰り返す。
「ああああっ!?ああっ!あん!あアッ・・・!!」
「気持ちいい?」
「あっ・・・き・・・もち・・・いい・・・!」
「もっと?」
「あっ・・・もっと・・・たいちょ・・・っ、もっとぉ・・・!ああっ!!ああああっ!!!」
蕾をきゅぷきゅぷとこねまわして激しく責めると、白い足がボクの体を挟み込んで締め付けるようにぴんと伸びた。
足が何度か痙攣し、とろりとした液体が溢れ出してボクの机を濡らす。
震えた唇が、はあっと大きく息を吐いた。

獣のような浅い呼吸が二人分、執務室に響く。
卑猥な水音と七緒ちゃんの喘ぐ声がそれに混じる。
ボクは椅子に座ったまま彼女を突き上げ、彼女はボクにしがみつき自分から腰を揺らしていた。
「ああっ・・・たいちょ・・・隊長・・・!」
「・・・七緒ちゃん、すごくえっちな顔してる・・・」
「ち・・・違・・・うそ・・・っ!」
「うそじゃないよ。キスだけで濡れて、ボクのを舐めて感じて、自分からおねだりして、七緒ちゃんはすっごくえっちだ」
「ちが・・・違いますっ!あんっ!」
必死に否定するけど、やはり腰は揺れるし声は漏れる。それが恥ずかしくて恥ずかしくて、彼女はとうとう泣き出してしまった。
「ひ・・・っく・・・ち、がいます・・・ちがう・・・っ!」
「ああ・・・よしよし、泣かないで・・・えっちな七緒ちゃんも、かわいくてボクは好きだよ」
いじめすぎたかな、と後悔してやさしく声をかけ背中を撫でると、彼女の中がボクをきゅっと締め付ける。
「かわいいよ、七緒ちゃん。大好き」
甘く耳元で囁くたび、きゅううっと締まる。
気持ちいい。かわいい。いとしい。大好き。
繰り返すごとに欲望は大きく膨らむ。
もう我慢できなくて、思いきり突き上げた。
「!ああっ!」
粘膜と粘膜がこすれあう。体液と体液が混じりあう。熱と熱が互いを責めたててゆく。
「あっ!あっ!あっ!たっ、い、ちょうっ!もうっ・・・もうっ・・・!!あああアアアッ・・・!!!!」
細く切れ切れな声をあげ、彼女は達した。
恐ろしいぐらい強い力で締め付けられ、ボクも彼女の中に白濁を注ぎ込んだ。


書類を確認するふりをして、ちらちらと彼女の方を伺う。
常と変わらぬ冷然とした表情で黙々と仕事をさばいていく姿はさっきまでとは大違いで、どことなく鬼気迫るものがある。
ボクの方など見向きもしない。沈黙と、換気のために開けた窓から吹き込む夜風が身に染みる。
仕事中に執務室でことにおよんだ罰として平手の五発くらいは覚悟してたのに、彼女は文句の一つも言わなかった。
怒ってるんだろうなあ。ボクでなく、自分に対して。
仕事中に執務室であんな痴態をみせたことで。
・・・ボクのせいなんだけどね。
せめて媚薬を盛ったことを自白して、彼女の心の重荷を少しでも減らそうと思う。
平手どころか拳で殴られるかもしれないけど我慢しよう。

「あのね、七緒ちゃん・・・」




以上です
初めてで勝手がわからないので直すところがあれば教えていただきたいです

[mente]

作品の感想を投稿、閲覧する -> [reply]