1985

告白【一護×織姫】

「私、黒崎君が好き」
「は?」
突然の告白に、一護はびっくりして織姫の方を振り返った。
織姫は一護の視線に、頬を真っ赤に染めて恥ずかしそうに一瞬俯いたが
すぐに顔を上げ、しっかりともう一度言い直した。
「私は、黒崎君が大好きです」
「井上…」
一護も織姫の自分に対する気持ちに、まったく気がついていなかったと
言えば嘘になる。だがまさか、告白されるとは思わなかった。
織姫は別段大人しい感じはしないが、どこか奥手な印象があったのだ。
何と答えたものか、いやもちろん好意はあるが、それが織姫が自分に向
けている様ないわゆる「恋愛感情」なのか、今ひとつ自信がない一護は
困ってしまい、視線を外して俯いてしまった。
織姫は黙って見つめていたが、やがて意を決した様にきり、と口元を引
き締めると一護の右手をゆるく両手で包み、自分の胸へと導いた。
一護の手のひらに布ごしにもはっきりとわかる柔らかな感触と暖かさが
伝わり、ぎょっとしてまた視線を織姫に戻した。
織姫は一護の視線にわずかに怯えたように瞳をゆらめかせたが、今度は
俯かずにまっすぐ見返した。
「わた…私、黒崎君になら恥ずかしい事されても平気」
言って、一護の手を抱きしめる。

緊張のあまり、わずかに震えているのが手から伝わる。
高揚を伝える赤い頬、唇。潤んだ瞳はどこか艶っぽく感じる。
柔らかく確かな質感の胸も体温の高まりを伝えてくる。
一護は耐えきれず、右手を動かして胸のカタチを確かめる様になぞると、
左手を腰にまわして織姫を引き寄せた。
織姫はまったく抵抗する事なく、一護の腕の中に収まった。黙ったまま
一護の鎖骨辺りに額を押しつけて、もう決心しているのだろう、される
ままになっている。
このまま何も言わずコトに及ぶのは酷いと分かっていたが、一護は言葉
にできる程自分の気持ちに確証はもてなかった。が、腕の中の感触に耐
えられる程ストイックにも大人にもなれない。
自分の腕の中で震える、織姫の身体をゆっくりと愛撫し始める。
織姫は自分の身体を撫で回す一護の手に、時々くすぐったそうに身をよ
じったり、小さく「あ」「っん」と声を上げたりするが、やはり嫌がる
そぶりはない。
むしろ気持ち良さそうにクスクスと笑って擦り寄ってくる。
「くろ、さき、くん」
うっとりと自分の名を呼び、見上げてくる織姫の、誘う様に薄く開いて
いる唇に、一護は口づける為にゆっくりと近づいて…

「グッモォーッニンッ!イッチゴ!!」

ガゴーン!と激しく扉を開ける…というか蹴破る勢いの音と共に、安眠
を一発で吹き飛ばす大音量の野太い声が、一護の自室に響き渡った。
間髪入れずに飛びかかってくるでかくて堅くて鬱陶しい物体を、一護は
懇親の力を込めて蹴り飛ばした。
「ぐっ…腕を上げたな一護。このスーパースペシャ…」
一護の蹴りでエジプトの壁画よろしくゴガシャ、と壁に貼付いてもすぐ
に復活し、口上を続けようとする親父を、もう一度無言で部屋の外へ蹴
り出し、怒りもあらわに一護は扉を閉めた。
時刻は7:00、いつもと変わらぬ朝である。

一護は一度天井を仰ぎ、ベットに視線を向け、窓の外を数秒ぼんやりと
眺めた後、深々とため息をついた。
「何もできなかった…」
以上です。
しょうもないギャグな上に微エロで申し訳ない。
相変わらず名前欄にへんな文字入るのはなぜなんだろう…。すみません。
神作品の前の暇つぶしにでもなれば幸いです。

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