1309

【石田×織姫】

いつからだろうか…
いつも目の端に君が映るようになったのは…。

「いっしだくーんっ!おはよー」
後ろから元気な声が飛んできた。
「おはよう、井上さん」
挨拶をいつものように君と交わす。
たぶん、僕が一番幸せな時間だ。
だけど…眩しいくらい笑顔の君の前では僕は冷静でいられない時がある。
「たつきちゃん、黒崎くん〜おはよ〜」
挨拶だけすると去って行ってしまう君。
有沢さんや浅野や小島もいるのに…どうしてだろう。
君はいつも黒崎を見ている気がするんだ。
僕の嫌いな死神の黒崎…。
クィンシーの僕…。
黒崎にだけは負けたくない…。
いや、取られたくない。

午前中の授業は何も手につかなかった。
勉強も休み時間に作る作品にもいま一つ身が入らない。
「石田君、具合悪いの?」
急に目の前に井上さんが現れた。
額にピトッっと手をあてがい、熱を計る仕草。
僕の身体は触れられた額から発熱…。
「いや、大丈夫だよ、熱はない」
「ううん、あるよ!だって、顔だって赤いし、熱いもん!様子もおかしいし…」
「それは…。」
 君のせいだよ…。
「保健室、いこ?」
行かないと泣きそうな感じもするのでとりあえず井上さんに従うことにした。
熱はないにしろ、保健室のベッドの上で寝ている方が今日は幾分かましかもしれない。
「たつきちゃーん、ちょっと石田君具合悪いっていうから保健室連れて行ってくるねー」
廊下に出てからも心配そうに顔を覗き込む井上さんに僕の心臓の音が聞こえそうなくらいドキドキしていた。

「あっれ〜…先生いないね〜」
鍵の掛けられた保健室の戸をガチャガチャしながら井上さんが困った顔をした。
「先生、呼んでくるね〜」
身をひるがえして職員室に向かおうとする井上さんの手を咄嗟に掴んでしまった。
「待って…、大丈夫だから。僕は被服室で休ませてもらうから」
もともと被服室を使う授業自体が少ないの上にクラブ活動で良く使うという理由から教師を丸めこんで作った被服室のスペアキーが
左のポケットから出てくる。
「そう…?石田君がいいならそれならいいけど…」
「井上さんは教室に戻るといい。僕なら一人で大丈夫だから」
さすがに井上さんにまで授業をさぼらせるわけにはいかない。
まだ少し心配そうな顔をしていたが「それじゃぁ、教室行くね」と言って歩いて行った。


誰もいない被服室は静かで、ひんやりとしていた。
とりあえず、横になるために準備室を漁って、この間作った枕カバーに適当に布を詰めて枕にした。
さすがに床に寝るのもアレなので、広い机の上に横になる。
「ま…今日はクラブもないし、ゆっくりして帰るか…」
目を閉じると意識がなにかに引き込まれるように意識が遠のく。
いろいろと考えたいこともあったのだけれど、そのまま闇に落ちることにした。


どのくらい時間がたったのだろう。
意識の端に人の気配を感じた。
敵意もないので目をあけるのが億劫でそのままにしていたら、体の上にふわっと何かが乗せられた。
目をあけると心配そうにのぞきこむ井上さんの顔があった。
「…ごめん、起こしちゃったね。被服室じゃ何も上に掛けるものがないと思って上着とってきたの。
でも、鍵もかかってなくて不用心だったよ〜。今はちゃんとかかってるから安心してね。」
胸の上には今かけてくれた上着が乗っていた。
「あ…りがと。……でも、井上さん授業は…?」
「あはは〜。気にしない気にしない。早く元気になるといいね〜」
井上さんは机の横にある椅子に腰かけた。
「まぁ…そこまで具合が悪いわけじゃないから大丈夫だよ」
身体を起こすとそのまま机から降りた。
「ほんと〜?石田君は無理しそうだから心配だよ〜。朽木さんも無理するけど黒崎君がいるからなぁ」
……クロサキ…か。
「……きが好きなの?」
「え?ごめん石田君、聞こえなかったよ」
「井上さんは黒崎が好きなの…?って聞いたんだよ」
「好きだよ〜。たつきちゃんも朽木さんもみ〜んな好き」
いつものポヤポヤした井上さんの発言に僕はイライラした。
聞きたいのはそうじゃない。
そういうことじゃないんだ!
「僕は井上さんが好きだ」
そして、そのまま井上さんを抱き寄せた。
「い…しだ君?」
「僕は男として君が好きなんだ」
そしてそのままキスをした。
「…んっ…」
甘い声が漏れる。
その声にもう理性では押さえつけられないものが爆発した。
僕は井上さんの口をふさいだままブラウスのボタンに手をかけた。
「石田君…だめぇっ」
「…なにがだめなの?こんなに身体の力がぬけてしまっているのに…嫌なら抵抗すればいい、僕は黒崎よりも力がないからね」
そういうと力の抜けてしまった井上さんの体制をゆっくりと横にしてブラのホックをはずした。
ブラを上にずりあげると豊満なバストがこぼれおちた。


「んっ…。ぃゃ…」
「キスだけでこんなにツンってしてるんだね。井上さんはやっぱりかわいいよ」
唇で乳首にふれると井上さんはピクンと身体を反応させ、そのまま口の中で転がすと自然と井上さんの両手が僕の頭を抱える形に抱きしめてきた。
「やぁぁ…んっ…はぁ…んんっ…」
「気持ちいい?…井上さんのして欲しいことちゃんと言ってくれたらなんでもしてあげるよ…」
本当は早く井上さんの大切な処に触れたいのに、胸をいじりながら少しいじめてみたくなって耳元で囁いた。
「あんっ…石田くん…っいじわるしないで…んっっ…お願い…」
「石田君じゃなくて、雨竜っていってごらん?」
「い…しだくん…んんっ…だめぇ…っ」
乳首をぎゅっときつくつねりあげた。
「はぅぅんっ…だめぇっ…うりゅ…くん…っ」
「井上さん…いや、織姫はいい子だね…。少し痛かったかな…?」
すこし涙をためている井上さんのおでこに軽くキスをして手を井上さんのスカートの下に入れた。
「ひぁ…っ…うりゅ・・・くん、そこは…そこはダメ…っ」
下着の上からなであげるとすでに湿った手触りがする。
「もう濡れてるんだね…いけない子だ…」
「んぁ……うりゅ…く…ん。あぁっ…!」
下着をずらして濡れたそこに触れると、身体をこわばらせた。
「織姫、こんなにして…気持ちいいの?」
入り口を撫であげるたびにヒクヒクとうごめく花弁。
「んんっ…あふぅ…あぁぁん…」
指が花弁を撫で擦るたびにいやらしい音を立てて、それに反応するかのように井上さんが背中にまわした手に力が入る。
「織姫、気持ちいいならきちんと言わないとわからないよ…?」
小さな子がイヤイヤするように首を左右に振る。
「そう…。織姫が気持ち良くないならやめてしまおうか…。ねぇ?」
軽くつぼみに触れただけで跳ね上がる身体。
「ちゃんと、言ってごらん。そうしたら続けてあげるよ」
「っ!…ん…くっ…はぁ…きも…ちい…はぁんっ…」
「良く言えたね。いい子だ。ご褒美をあげなくちゃね…」
パンティーを脱がしてまた花弁に触れると気持ち良さそうに身体を震わせる。
そんな井上さんの顔を見ているとめちゃくちゃに壊してしまいたい衝動に駆られる。
もっと淫乱に…それも僕の手で…。
「んぁ…あっ…はぁぁんっ…うりゅ…くん…きもちぃぃよ…」
「井上さんはここが好きなんだね。じゃぁ、ここをどうしてほしいの?」
もうすでに理性のかけらもないくらい堕ちている井上さん。
「んっ…うりゅくん…もっと……んっ…して…」
「このまま触ってて欲しいの?それとも指をいれてほしいの?」
「あっ…んんっ…れて……いれ…てほしいの…んっ」
その甘い声が僕の脳を刺激した。
「んっっ!はぁぁんんんっ」
良く潤った花弁は指を拒むこともなくするすると迎え入れた。
一本だけ入れた指を締め付ける。
「あんっ…動かしちゃ…んっ…だめっ…おかしく…なっちゃう…っ!」
「こんなに締め付けて…織姫の中はざらざらしてて気持ち良さそうだよ…」
ゆっくりと動かすと動きに合わせて何かを絞りだすかのようにぎゅっと締めつけてくる。
「んぁぁぁっ…うりゅ…く…だめっ…おかしくなっちゃうよっ…んっっ」
「おかしくなってしまえばいいよ。見てるのは僕だけだ…こんな可愛い織姫は誰にも見せたくないね」
「……ぁぅんっ…んっ…うりゅくん…!抜いちゃ…やぁ…っ」
花弁から指を引き抜くと懇願するように求めてくる井上さん。
「抜いちゃ嫌なの?……そう、ならもっとしてあげるよ」
激しく花弁をこするとクチュクチュと音を立てる。
考えることすら出来なくなった井上さんは声を殺すことも忘れていた。


「…ひあぁぁぁぁっっ…!」
「さすがにこんなに可愛い声で鳴かれると、人に気付かれちゃうかもしれないよ?」
「んっ…ふぁぁぁぁっ……んっ」
「織姫は仕方のない子だね…。そんな口は塞いでしまうよ」
「…っ…んふっ…んんっ」
 声が出ないように塞いで、さらに激しく指を動かす。
「んっっっ!ふぅんっ…んんんっ!」
絶頂が近いのか背中に爪が立つ。
さらに指を動かし続けるとのけ反るように身体が動いた。
「…しょうがない子だね。こんなに濡らして…。僕の手がベトベトですよ」
ぐったりする井上さん。
白い肌がうっすらと紅潮してとても色っぽい。
「ごめんな…さい…。雨竜くん…ごめんなさい…」
蜜で濡れた手を井上さんに見せつけるようにしてから唇ですくい取った。
「美味しいよ…井上さんの…」
「…や…だっ…」
恥ずかしそうに目をそらした。
「今日は、ここでおしまい。続きは織姫の気持ちが僕の方を向いたらしよう」
「雨竜くん…」
「理性が途中でなくなってしまったから、申し訳なかったね…」
そうはいうものの制服のズボンを持ち上げている僕はなかなか収まりそうにはなかったけれど…。

下着を着て、きちんと制服を整えると井上さんはうつむきながら言った。
「少しだけ…抱いてもらってていいかな…。」
「…いいよ」
本能の産物がみっともなく主張している中、身体をを引き寄せた。
「……。なんか、今は頭が混乱してるから返事できないけど…でも、ちゃんと答えだすから…」
「ありがとう…今日は傷つけてごめん…」


チャイムの音とともに、廊下に喧噪があふれ出した。
しばらくするとガチャガチャと扉をあけるような音がして、扉の向こうから黒崎と有沢さんの声がした。
「さすがにもういねぇって。井上だって鞄持って出てったんだからとっとと帰ってるさ」
「ん〜、まぁね〜。石田くんは織姫にいたずらするような人じゃないと思うし…。一護と違って、ね〜」
「んじゃ、帰るとすっか」
足音が遠のいていく。
とてもばつが悪い言葉。
「あはは〜…鍵かけておいてよかったね〜。」
「そう…だね」

お互いの気持ちが落ち着いた頃にはもう日は傾いていた。
換気に少しだけ窓を開けて二人で被服室を出た。
二人で並んで帰るのが恥ずかしいけれど、少しだけ幸せだった。

やらずのヘタレですいません…。
精進します…。

[mente]

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