「ウルキオラ、君、やる気はあるのかな?」
やる気も何もヘチマも無い。なぜ自分がこんなことを?彼は自身に降り注いだこの理不尽さに、抗議したい気持ちが込み上げてきたが逆らえばどうなるか分からないし、そもそも彼にはこの男に逆らう権限も無い。
「あ、いいこと考えたよウルキオラ。直視するのが恥ずかしいなら目玉だけ置けばいいじゃないか」
「やー藍染隊長さん、それはちょっと気持ち悪いですわ」
「でも緑の目玉だなんてインテリアにはいいんじゃないかな」
「恐れながら藍染様。貴方ならば覗きのような真似しなくともあんな女一人位…」
「ウルキオラ、君はお堅いなぁ。覗きはロマンなのさ」
小さな穴があれば覗きたい。
見るなと言われれば覗きたい。
女湯も更衣室も自室も覗きたい。それがロマンだと熱く語る男を後目に、ウルキオラは朝食を運びに…そして朝のラジオ体操の為に右足を前に出した。
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