MG-100ST | MG-1200ST |
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ラベルの違い、こちらは角型ラベル各種HPの記事によるとこの角型が谷村さんの使用しているMG-300Sと同じラベルのようです。
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こちらは丸型ラベル新生モリダイラの作り出したMGの復活でどんな音に仕上がってるんでしょうか?
聞いた話ですが、この1200STはモリダイラ工場での生産ではなく委託でどっかの会社が作っていたようです。
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サドル(駒)の厚みが違いました、こちらの方が薄いです。各種アウトラインも成らしてあり、刺々しくないです。
材質もなんか違うように見えます、真偽は不明。
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見比べてどうでしょう?やはり厚いですよね?角がはっきりしており刺々しく見えます。アウトライン処理まで
手が回らなかったのか、あえて刺々しく作ったのか・・・
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サドル(駒)エンド部の処理です、トップ材にしっかり振動を伝えるため薄く且つしっかりエンドピンと駒そのものを
固定するためでしょうか?厚い所と薄い所をうま〜く使い分けているようですね当時の高級モデルらしくいい仕事してます
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こちらの方は駒のセンター部と同じくらいの厚さでコーナーこそ削ってありますが平均してRを取ってないように見えます
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ペグはあまり変わらないようでシャーラータイプのモーリスブランドを使用しているようです。
ただ、留め螺子の位置がこちらは若干上でギアキャビの横についてます。
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こちらのペグはちょっと下側に留め螺子が付いてますね、大して変わらないと言えばそれまでですが・・・
当たり前ですが、谷村さんのモデルはシャーラーを使用しているようです。
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バックのセンターバインディングは明らかに違いますね、どっちが谷村さんモデルに使用されているんでしょうか?
知っている方がお見えでしたら教えてください。
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どちらかというとこちらの方が凝った作りをしているような気がします、大和マークさ〜んどっちが難しいんでしょう?
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サウンドホール周りに違い発見、ピックガードがメキシコ貝を隠してます。
昔のモリダイラは他のモデルでも隠してたよ〜な気がします。
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まぁ、せっかくバインディングに貝(もちろんメキシコ貝ね)を入れたのだからわざわざ隠さなくても・・・と、
貧乏くさい発言をするのは私だけでしょうか?こちらの方が個人的には見せてた方が好きなんですが
300Sは隠れてたっけ?
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さて、肝心の音に関わる違いです、こちらはスプルース材の単板を使ってます、良くあるギターの音って感じですね
モーリスらしい万人受けする、耳への負担の少ない音になってます、誰が弾いても上手く聞こえる
モーリスマジックが施されている感じです。
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変わってこちらのモデルではエゾ松の単板を使用しています、はっきりしたトーンでありながら何か昔ながらの
甘さを感じる音に仕上がってます、ただ両モデルの年の差が20年以上も離れているだけにこちらを否定することも
できませんけどね。
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弦長は655mm(実測値)
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弦長は653mm(実測値)
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