1989年の秋の北海道


期間:1989年10月7日〜11日

 このときは北海道に行き始めて5回目の渡道。周遊券を手に出発。
 
10月7日(土)
 仕事を終え、水戸線の下館21:42の列車で小山へ。22:45の『急行八甲田』で翌朝9:08青森へ。

10月8日(日)
 青森駅でおにぎりを買って9:17の『海峡』で11:59に函館へ。12:20発の特急『北斗』に乗り換え札幌に到着するのが15:56。16:00発の『ライラック』に乗り旭川を目指した。旭川から18:06発の『ラベンダー』に乗り、19:08にやっとこの日の宿泊地の『富良野』に到着。宿は『富良野ユースホステル』、1泊1970円。長い移動のせいか頭痛がして最悪の状態。この夜は早く寝た。

10月9日(月)
 朝起きたのが6:30。素早く着替え、6:40にはチェックアウト。歩いてやや離れた富良野の駅へ向かい、7:24の列車にどうにか間に合った。
 車窓を見ていると雲が切れてきて、晴れ間が見えたのでラッキーと思って『美瑛』で降りた。
 美瑛の駅前で『レンタバイク』(4時間3,000円)を借りて、周辺を観光。でも雨が降っていて散々。今ではすごい人だかりの前田真三さんの『拓真館』などを見てまわったが、何もかもビジョビジョ。お店で借りたスキーウェアと雨カッパで寒さが防げた。でも、何が楽しくてこんなことしているのかなと思った。
 13:27美瑛駅から旭川へ。旭川で14:53発の普通列車に乗り北見を目指した。天気が悪いのが残念だが途中の石北峠の紅(黄)葉がとってもきれいだった。
 17:52北見到着。18:06の列車で今夜の宿泊地、浜小清水へ。ペアレントさんに迎えに来てもらい『小清水ユースホステル』へ。到着が遅かったため夕飯はとれないので1泊朝食付きで2427円。
 のんびりして2階の部屋からすぐそばにあるトーフツ湖を見ると澄んだ空にある丸い月からの光が道をつくっていて、きれいだった。

10月10日(火)
 4:30に目を覚ました。朝焼けがとても美しかったので、海岸を歩いた。海岸には竿を立ててサケを釣っている人がいた。朝日が上がってくると波が朝日で光ってきれいだった。
  
 すごく人なつこいキタキツネが2匹いた。どんどん歩いて、サケがあがる『止別川』まで行ってしまったが背びれは見えたがウヨウヨいるという感じではなかった。
 7:40宿に戻ると朝食が始まっていた。
 9:02小清水駅から網走へ。そこからバスでサンゴ草で有名な『卯原内』へ。サンゴ草には遅かったようで、所々赤く見えているがほとんど茶色くなっていた。ここからユースまで大学生の車に乗せてもらった。途中で『網走刑務所』に寄ってくれた。
 ユースに戻り、お茶着けのお昼をごちそうになった。その後、レンタサイクルでトーフツ湖沿いに『北浜』まで行った。『麦藁帽子』というケーキ屋さんに行ったが休みだった。フィルムがなくなったのでユースに戻ると昨夜一緒だった車で来ていた人が『止別川』まで乗せてくれた。
 またユースに戻り、荷物を持って列車で、16:02浜小清水から18:03『弟子屈』へ。今夜は『摩周ユースホステル』(夕食付で1泊2780円)。夕食はすごく豪華でステーキ、スパゲッティ、大根と人参の煮物、シチュー、牛乳かんなど。

10月11日(水)
 3:00に起き、同室の人と摩周湖に朝日を見に約6kmの道を歩いた。まだ澄んだ空には星がきれいだった。
 第1展望台で見ていると、昨夜ユースに泊まった人の車が来て、第3展望台まで乗せてくれた。朝日の昇ってくる摩周湖も美しかったけど、硫黄山や阿寒富士もきれいに見えたので感激。
 ユースに戻り、ヘルパーさんを起こして駅まで送ってもらう。
 6:52の弟子屈から釧路行きの列車に乗り、9:00発の『特急おおぞら』で札幌方向へ。12:55千歳空港で降り、函館行きの『特急北斗』に乗り換え、16:40に函館着。走って土産を買い、17:20発の『海峡』で19:49青森へ。上野行きの夜行列車『八甲田』で、翌朝5:30小山へ。6:06小山から6:27下館へ。
 自宅へ戻り、着替えて職場へ。



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